PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

ラレーCR-AのDi2化計画

ここ最近、Vaast bikeというマグネシウムフレームのオールロードバイクが欲しかったんだけど、4月納車予定が4月から作り始めるという話になって、それもどのモデルが日本に届くか全くわからないという不明瞭な感じになってしまったので、今回はとりあえずキャンセルすることにした。

結構マジで気に入ってたんだけど、今回は縁がなかったと言うことで。
やっぱりクロモリが好きなので、新しい自転車を買うんだったらケルビムかLEVELかmacchiあたりで作ってもらうのがいいかもしれない。

にしても、3月から4月にかけて過労死ラインを大幅に上回る時間外労働で懐はかなり暖かい。
ぶっちゃけて言うと、AEROADのTOKYO EDITIONを軽く買えるくらいは余裕がある。
www.canyon.com
(この謎のアニメ絵が、ちゃんと初音ミクだったらうっかり衝動買いしてたと思う)

でもまあ無駄に自転車を増やしても体が二つあるわけじゃないし、せっかくだからラレーちゃんのコンポを新しくしようかな、と考えた。
ラレーちゃんのコンポはSORAなので2×9速。
いままではこれで不自由は感じてなかったんだけど、ロスなく高速巡航しようとすると足に合うギアが無いとしんどいなあ、と思い始めた。

さらにやっぱり電動シフトはいい。
VAAST bikeを試乗した時にちょっとだけSRAMのeTapを触っただけだけど、ボタンでポチポチ変速できるのはめちゃくちゃ快適だった。
何百キロも走って疲れてくると変速するのも面倒になるし(手も痛いし)、それで合わないギアで走って余計疲れたりするのもあるあるである。

あとはリアディレイラーの調整が楽だというのも嬉しい。
ワイヤー引きだと輪行した後でずれてしまってしんどいことがままある。
追い風400の時はスマートトレーナーから外したばかりと言うのもあるし、変則が不調なうえに直すのも面倒で、実質3速で完走したのだった。
Di2だと調整も自動でできるのでめちゃ楽。

PBPで空輸するときはバラせるだけバラして箱詰めした後で、到着後に自分で組み立てる必要があるので、調整が少ないのは非常に助かる。

Di2の問題点は

電動シフトは当然ながらバッテリーで動作するので、充電は必要になる。
でも満充電で1,000km以上走れるというからPBPでもどこかで1回やればいいだけだし、モバイルバッテリーも使えるからなんとかなりそうな気もする。
バッテリーはシートポストに入れる形にするので、取り外して手荷物で持ち込めばOKなようだ。
どうせシートポストも外して箱に入れるので大した手間ではない。

問題はケーブルの取りまわしで、内装するにはフレームへの穴あけ加工が必要だとのこと。
ただこれもショップの方で簡単にやってくれそうなのと、ケーブルが新しく細くなったのであまり目立たず加工ができそうだった。

コンポの組み合わせ

ラレーちゃんはリムブレーキなので必然的にアルテグラDi2となるのだけど、新型105とのミックスにした方が安く仕上がりそうだとのことで、ディレイラーは105にすることにした。

フル105に比べた利点は、STIレバーがアルテなので増設スイッチがあること。
変速レバーじゃなくて上部のボタンで変速ができるようになるうえに、もしなんだったらスイッチを増やしてDHバーを握ったまま変速できるようにもなる。

あと、クランクについては剛性が高いと評判のアルテグラにしてみた。

(ロゴがババーンと目立つからというのもあるw)
せっかくなのでクランク長も165mmに短くしてみたけれど、これが吉と出るか凶と出るか。

スプロケットは噂の11-36Tに。

スプロケットが大きいほどに坂が楽になるので、32Tは乙女ギア、34Tは姫ギアとも呼ばれているけどそれを超える36Tってどんなもんじゃい、というのを試してみたかった。
そんな感じで、費用的には結構かかるんだけど、新車を買うよりは安いしね。

心配しているのがPBPで空輸している間に壊れたら泣けるなということなんだけど、そこはもう運を天に任せるしかない。
逆に
「新型コンポなら完走できてたのに」
と後悔しても遅いし、替えてダメだったら自分の責任だし。
(実際のところ、急に新車をを買おうと思い立ったのも空輸中にラレーちゃんがぶっ壊れてしまったときの予備という思いがあった)

いまのところの予定では6月中旬くらいに換装して、函館300がお披露目になりそうだ。
ひとまずそれを楽しみにしつつ、目先のブルベを頑張って完走しないとなあ。