PikaCycling

Raleigh CR-Aでブルベに出たり、GIANT XTC SLRで雪山を走ったり。「ゆるポタで行こう」はすべて詐欺です!

汐首山MTBライド

MTBを手に入れてまず行きたいところといえば、近所にある汐首山です。
yamap.com
ここには野生の馬がいて積雪時には徒歩でハイキングをしていたんですが、基本的に林道なので自転車でも登りやすい、はず。
とはいえ勾配は急で舗装も相当荒れているのでロードでは行きたくないところです。
Stravaで見てみると結構登っている人もいるので、初心者にはちょうど良さそうでした。

というわけでリュックにニンジンを詰めて出発。
山までは家から片道20km弱ほど離れているのですが、バーセンターバーのおかげで快調な漕ぎだし。
MTBは基本的にアップライトな姿勢になりますが、肘を中に入れて空気抵抗を減らすだけでかなり走りやすくなることがわかりました。

途中の駐車帯で後部にキャリアをつけた自動車を見つけたので(もしや?)と思いながら登山口に向かうと、3人組のMTBerがちょうど山から下りてくるところでした。
ほかにも登っている人がいると気分も楽になりますね。
明るくあいさつを交わしてから、自分も登坂に挑んでみることにしました。

林道なので10%程度の登りが延々と続くんですが、ギア比がめちゃくちゃ軽いので全然余裕です。
ジャイアントのXTC SLRはシマノのSLX 12速を積んでおり、クランク32Tにスプロケットが51Tなのでギア比は驚異の0.62!!!

ラレーには105のドデカスプロケットを積んでいるんですがそれでも36T、クランクも36Tなのでどうにか1:1。

MTBの登りやすさは段違いです。
ニセコHANAZONOヒルクライム、来年はMTB枠で出ようかな……。
pikacycling.hateblo.jp

その代わり、ギアを一番重くしても前32T:後11Tなのでギア比は2.9。
ロードバイクだと52T:11Tだからギア比が4.7ということで、トップスピードは全然違いますね。
105のスプロケットが11-12-13-14-15-17-19-21-24-28-32-36Tなので、ロードバイクで17Tの時と同じくらいのギア比がMTBのトップスピードということになります。
ただし、ブルベなんかでよく使っているギアは21Tか24Tなので(Di2だと統計が取れて便利)、巡航速度までなら十分間に合っている感じでした。
タイヤの周長がロードバイクより大きいので、トップギアでケイデンスを80出せば32km/hは出せます。
これくらいなら踏み切ることはないかな、貧脚だし。

そんな感じで標高290mくらいを登ってみたんですが、タイムを考えないで登るだけなら完全にノー疲労です。
歩いて登るよりも全然楽。
ほかの登山客を追い越すのも余裕で、楽だし速いしまさにヒルクライムマシン。
(速く登れるとは言ってない)

逆にギアが軽すぎてバランスを崩しそうになったりもしたので、ある程度踏んでタイヤを地面に押し付けていたほうが安定しますね。

おにぎりと温かいお茶で一休みした後は、野生馬とのふれあいタイム。

この日は風が強いせいで3頭ほどしか出会えませんでした。

帰りは急こう配の下りになるんですが、油圧ディスクブレーキのおかげで全く苦労することなく安全に降りられました。
山に入るのならやっぱりディスクブレーキ一択なんですねえ。

今回上り下り平坦と長距離を走ってみて思ったのは、「フロントシングル、結構いいじゃん」ということでした。
12速もあれば必要なギア比はカバーできているし、そして何よりFDの変速がいらないのはめちゃくちゃ楽です。
フロントディレイラーは紐引きだと左手に力を入れてぐっと大きく動かさないといけないのが嫌で、特にロングライドで手のしびれが出ているときは結構つらいんですね。
(左手の親指を脱臼してから痛みが出やすくなっている)
ラレーのほうはそれが嫌でDi2にして、しかもシンクロシフトにして完全にFDの存在を亡き者にしています。

一方のMTBはフロントシングルなので片手で変速ができるし、SLXのシフターのラピッドファイヤープラスが優秀でストレスなくギアを変えられるのが好印象でした。
特にギアを落とすときにバンバンバンと3つ続けて落とせるので、アップダウンが続くときに便利でした。
これならあえてDi2にすることもないし、将来的にメインバイクもグラベルロードにするとしたら、フロントシングルで組んでみるのもありなのかな~、と思いました。
クランクをもう1サイズ大きくすればちょうどいいかも。


帰りにいつもの「あ月の花」に寄ってみると、先ほどすれ違った3人組のMTBerもここに和菓子を買いにきて、しかも女子だらけだったというのでびっくりしました。
(MTBに乗ってる人って、髭を生やしたおっさんなイメージがあるw)


そんな感じで、MTBの初乗りは楽しく走ることができました。
汐首山の頂上からは分岐があって違うルートにも抜けられるようなので、次回以降はさらに探索の幅を広げてみようと思います。