PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

NOBRM911八雲200km

新型コロナウイルスの猛威はブルベ界にも着実に魔の手を伸ばしてきており、9月に予定されていたブルベは軒並み中止または延期という事態に陥ってしまった。
個人的にはライブなんかに比べたらブルベの感染危険度なんてゼロに等しいレベルだと思うんだけど、集団で参加して密で走ったり終了後に打ち上げするような人もいるというので、延期の判断もやむを得ないと思われる。

撮り鉄にしてもラブライバーにしても9割の人たちはマナーよく参加していても一部のはねっかえりのせいで全体が悪く見られてしまう。
ただでさえ他のサイクリストからランドヌールは「常識では考えられない距離を無闇に走りたがるおかしな連中」と思われている*1ので、延期の判断は英断だろう。

しかし心残りはBRM100周年を祝う記念ブルベが延期になってしまったことだ。
www.audax-japan.org

100周年と言ってもブルベ自体の歴史はもう少し長いんだけど、今のルールによるブルベが始まったのが1921年9月11日らしい。
(いろいろ内紛とか分裂とかがあったらしい)

オリンピックでさえ1年延期したのだから仕方ないことではあるけれど、100周年という節目のイベントを祝えないのは残念だ。
するとAJ広島のスタッフさんが、こんな粋なことを言い出した。


こうして日本中のランドヌールたちが、911記念ジャージを着て思い思いに走り出すという、ブルベの枠組みを大きく超えた一大ムーブメントが巻き起こったのだった!

これはもはや、スタンドアローンコンプレックスそのものじゃないか。

スタンドアローンコンプレックスとは
電脳技術という新たな情報ネットワークにより、独立した個人が、結果的に集団的総意に基づく行動を見せる社会現象を指し、孤立した個人(スタンドアローン)でありながらも全体として集団的な行動(コンプレックス)を取ることを意味する。

自主ブルベのコースを作ってみた

自分も駆け出しのランドヌールとして何かイベントを盛り上げるすべは無いだろうとか考えた結果、いつも走っている八雲のあたりで200kmのブルベを設定できないか、と思いついた。
普段は150kmくらいのゆるポタディスタンスでしか走っていないのだけど、それらをうまく組み合わせた結果、なんとか200kmのコースが出来上がった。
ridewithgps.com

まず遊楽部公園をスタートして、そこから雲石峠へ。
その後は海岸線を北上して奇岩景勝を眺めながら太田山神社の脇を通り、北檜山町をかすめて再び山の中に。
そこから「全サイクリスト道道793行け」でおなじみの旭台今金線を通って今金町に入り、美利河ダムへ。
最後は白樺並木で有名な噴火湾パノラマパーク沿いを通って、ミルクロードを抜けて戻ってくるというコース。

これはなかなか楽しそうだぞ、というわけで早速走ってみることにした。

運命の9月11日

当日は幸いなことに晴れ時々くもりのサイクリング日和で、秋口なだけあって気温もそこそこ低く、長袖の911ジャージにはピッタリの日だった。
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とりあえず雲石峠を超えて最初のローソンをPC1としたけれど、スタート地点から30kmと距離が近すぎるので、これは大成町のセイコーマートあたりまで離したほうがいいかもしれない。
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奇岩親子熊石を通り過ぎたあたりにあるマンモス岩は、いつもはキャンパーがいるのでスルーしていたけれど今日は無人だったので海岸まで降りてみた。


その後も海岸線を快調に飛ばしていつもの太田山神社へ。
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自主ブルベの最中でさえなければ本堂まで登ったのになあ(登る気はない

続いて到着したローソン北檜山店をPC2としていたけれど、
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ここもPC1を大成町に設定するなら近すぎるなあ、などと考えながら走っていると飽きることがない。

絶品ジェラートとの偶然の出会い

ここからは国道229号に入って再び山の中へ。
そのまま真っすぐ進んでしまうとまた大成町に戻ってしまうので、途中で道道42号八雲北檜山線に分岐する。
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延々と続く山道を心を無にしながら登っていると、ふと、真新しい看板が目についた。
牧場の山カフェ、第2第4土日のみ営業……?
dfw-setana.com

指折り数えるとたしかに今日は第2土曜日だし、看板だけでなくのぼりも揺れているということは今日が営業日である可能性は高い。
(これだけ営業日が少なければ、消耗が激しいのぼりは営業日以外には撤去するものだろう)

山カフェと言うからにはかなりの獲得標高を稼ぐことになりそうだったので無駄足が怖かったけれど、意を決して登ってみることにした。
気合で山を登りきると、大規模な農場の向かい側にはオーナー家族のものと思しき家があり、その敷地の一角に真新しい建物があった。

建物はこじんまりしていて内部はジェラートを作るキッチンとレジしかなくてイートインできるスペースは無し。
その代わり店の外にはベンチやらタープやらテントやらといったキャンプグッズがたくさん並べられていて、この日のような気持ちの良い日は外の風を感じながらジェラートを味わうことができた。
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注文はややややこしくて、左1列が「ノーマル」、中央列が「スペシャル」となっており、ダブルの場合はその組み合わせで料金が決まるというシステム。
せめてスペシャルは縁を金色にするなどすれば見やすくて良いのだが、黒丸の中に小さく「スペシャル」と書いてあるだけなのでわかりにくかった。
というわけでストロベリーとチョコチップのダブルを注文。
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これがめちゃくちゃに美味い。
下手したら今年食べたどのアイスクリームをも凌駕しかねないレベル。
特にストロベリーは果肉の存在感と、それに負けないミルクの風味が抜群に絡まって最高だった。

惜しむらくは「エクストリーム」なるピスタチオだけダブルの設定がなかったこと。
ダブルだと0.75杯×2で1.5人前の量だから選ばせないのかな、などと予想。
金に糸目をつけず、黙ってシングルを2つ頼んでおけばよかったなあ。
ここは標高も稼げるし、回り道を防げるので通過チェックポイントにしても良いかもしれない。

ジェラートを堪能した後は道道793号へ。
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晴れていればWindowsの壁紙みたいな写真が撮れたのになあ。

食の駅/レストランばろん/GRILL BARON/ホテルいまかね

次の今金町でランチと洒落込もうと思っていたんだけど、鈍脚のせいで予想より到着が遅れてしまった。
意外と飲食店はたくさんあるけれどどこも昼休みの時間をすぎると締めてしまい、完全な昼食難民に。

清く正しいブルベ民ならコンビニ食で済ませるのが礼儀なんだけど自分は薄汚れたグルメライド族なので「どこかで名産物を食べないと死ぬ」呪いに取り憑かれている。
とりあえず「1ランチ・1スイーツ」は地元のものを食べることを自らへの義務としているのだ。

空いている店を求めて町内をゾンビのように彷徨い続けるうちにもう諦めて、いつも今金町を通るたびに見かける「食の駅」なる謎の看板の指示に従ってみることにした。
というか、そもそも「食の駅」という響きだけでもう胡散臭いじゃないですか。
あからさまに道の駅のパクリだし、ということは道の駅以下な施設であることは確定じゃないですか。
というか、Googleマップで検索してもそんな店、出てこないしね。

それでも最悪は野菜の直売所だとしても、運が良ければ今金町特産のじゃがいもを使ったコロッケくらい食べられるだろう、と半ば諦めつつも看板通りに進んでいくと、そこにあったのはホテルいまかね。
www.hotel-imakane.com

ホテルが食の駅なのか? と思いながら建物を見ると、1階にあるレストランばろん(もしくはGRILL BARON)という店名の横に「食の駅」というステッカーが貼ってあった。
なんという分かりづらさ……。
普通に「レストランばろん」の案内だけでレストランだということはわかるし、なんでわざわざ謎の名称で誘導しようとしているのか謎だ。
しかしホテル付属のレストランだし、ハズレはないだろうと見込んで突入。

メニューは豊富で目移りしたので、とりあえず鉄板だろうと思われた生姜焼き定食を注文。
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これが期待以上のスマッシュヒット。
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肉は黒胡椒たっぷりでスパイシーだし、こんもり盛られたキャベツにかけられたドレッシングも美味しくてモリモリ食べられた。
接客も丁寧で好感度が高い。
次は名物のコロッケ定食でも狙ってみようかしらん。

その後に最後のPCにする予定だったセコマに寄ってみると、9月30日で閉店とのこと。
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ここは近くのローソンに変更しておくか。

それからは美利河ダムへ向かってヒルクライム
今回はだいたい3回くらい峠があって、そこそこ歯ごたえがあるコースだと思うのだが、自分で走っていてもなかなかに疲れた。
本当は美利河ダムの外周をぐるっと一周する予定だったんだけど、妥協して下の魚道で一休みした。

セコマ期間限定のごま大福が美味い。
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が、魚道は日が傾いているせいでほとんど見えず。

今回は5時30分スタートになってしまったのが悔やまれるなあ。
5時なら今金の飲食店が空いている時間に着けただろうし、それになによりこの時期は日が傾くのが早くてすでに夕方だった。

そんなわけでダウンヒル後は国道5号を脇目もふらずにひた走って、遊楽部公園まで戻ってきた。
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本来はもっと先まで進んでパノラマパークの白樺並木を楽しんでからミルクロードを通る予定だったのだけど、この前通ったばかりだし、自主ブルベなのでオミットしても問題ないのだった。

というわけで今回のRelive。

Relive 'NOBRM911八雲200km'


ゴール前でショートカットしたけれど194kmだったので、うまいことどこかで回り道させれば200kmオーバーにはできそうな気がする。
今後も都度都度改良して、いい感じのコースに仕上げていきたい。

せっかくの100周年が延期になってしまったのは寂しいけれど、その分普段一緒に走ることのない日本中のランドヌールが#BRM911のタグの元、一体感を持ってイベントを祝っているのを見るのは楽しかった。
次週の函館400kmも延期になってしまったけれど、コロナに負けずにコロナを避けつつ楽しもうと思っている。

*1:なおヒルクライマーは「無闇に坂を登りたがるおかしな連中」、MTBerは「無闇に崖から落ちたがるおかしな連中」などなど、互いにおかしな連中と認識しあっている模様

ニセコ蘭越大雨ライド

8月の中旬はお盆で色々忙しかったり、土日も仕事が入ったりしたのであまりロードバイクに乗る機会がなかった。
その代わり久しぶりにDAHON Routeを引っ張り出して通勤に使ったりしていたので、相変わらずの自転車生活ではあった。
pikacycling.hateblo.jp

9月になって暑さも落ち着いてきたので土曜日に出かける予定だったんだけど、仕事の予定が先方の都合でぶっ飛んでしまったせいで不貞寝しているうちに一日が終わってしまった。
日曜日はちょっと微妙な天気予報ではあったのだけど、それに怯んで家にこもっているようでは人生の損失だということで、思い切って出かけることにした。

目的地は定番のニセコ
前回走ったときにはまだ積雪で通行止めだった、岩内蘭越線を走ってみる予定で出発した。
pikacycling.hateblo.jp

9月上旬の北海道はすでに肌寒く、日焼け防止のために着ている冷感インナーも、もはや防風の意味合いしかなくなっていた。
今年もあと何回かしか実走できないと考えたら、ふて寝で一日潰したりなんかしている場合じゃないんだと反省。

坂を登り始めてしばらくして、いつも通り過ぎているだけの薬師温泉の看板が見えてきた。
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ここは随分昔に廃業になっており、いまは温泉の跡地のみが残っていると聞いていたため、急ぐ旅でもないし軽く寄ってみることにした。
幸いにして舗装はまだしっかり残っていて走りやすい。

林の中の坂を下っていくと谷底に駐車場や建物の基礎が残っていたけれど、笹藪は深いし水は濁っているし、とても入れそうな雰囲気でないのが残念だった。
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しかも、ここは谷底で抜けるためには登るしか無いので、万が一ヒグマに出くわしたらと思うと気が気でない。
普段のヒルクライムであれば上りで出くわしても最悪引き返せばダウンヒルで引き離せるけど、ここではどこにも逃げようがない。
必死で登って元の道に復帰した。
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逆に、この後で横を通り過ぎた新見温泉跡地には、立入禁止の柵が張られてしまっていたけどSUVが1台止まっていたので、もしかしたら再開発の目があるのかもしれない。
(不法侵入者かもしれないのでそそくさと立ち去った)

そのあとは漫然と岩蘭峠を目指すだけなんだけど、特に頑張ったわけでもないのにPRを取れてびっくり。
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やっぱり毎週走っているとなんだかんだでパワーアップしているものなんだなあ。

峠からのダウンヒルを楽しんだ後はパノラマラインを軽く登るのだけど、その際にリアディレイラーが変速しなくなってしまった。
勝手に軽いギアに戻るようになってしまったので、手元のアジャスターをゆるめてみるとうまく変速するようになった。
が、停車して確かめてみると、緩めていたのはFDのアジャスターだったことが判明。
フロントを調整したのにリアの不調が治ったのは謎だ。
(確かにフロントもインナーからアウターに戻せなくなっていた)
まあ、気が付かないうちに触っていただけかもしれないけれど。

神仙沼レストハウスに到着して待望のスイーツなんだけど、お目当てのコーヒーゼリーは終売。
ここはホットサンドにするか、ワッフルの他にホットコーヒーを頼もうか悩んだのだけど、あまりややこしいのを頼んでも大変そうなので素直に一番好きなコーヒーフロートを注文。
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実は珈琲の味とかよく分かんないんだけど、業務用のパックのコーヒーと味が違うのくらいは確実にわかる。
ソフトクリームもちょうどいい甘さで大満足。
しかし、ここは外で食べていても店員さんが持ってきてくれるので、持っていくことを考えないでややこしいメニューを頼んでも良かったかもしれない。
次回は紅葉の頃に来る予定なので、次に経験を活かしたいところだ。

コーヒーを飲んでいたらLOOKに乗った(ルック車ではない)超速そうなローディがやってきたのだけど、特に休むこともなくそのまま通り過ぎていった。
この日はやたらとガチなローディが多く、そういえば9月12日にニセコクラシックが開催されるという看板があちこちにあったので、その予行練習かもしれない。
と、その時は思ったのだけど、緊急事態宣言で中止になっていたので、単に足を持て余したロードレーサーたちが野良試合を繰り広げていただけかもしれない。

リスタートしてパノラマラインをゆるゆると登り始めると、遠くから「カーン、カーン」という音がする。
見ると櫓の足元から湯気が黙々と湧き上がっていたので、新しく温泉を掘っていたのかもしれない。
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かなり山奥だから、ここに直接入浴施設をつくるというよりは、麓の方まで温泉を引くためなのかな。f:id:PikaCycling:20210928212604p:plain

このあとのエコーラインの下りは最&高の極み。
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ダウンヒルの感覚はスキーに近いと思うんだけど、スキーと違ってヒルクライムも楽しめるところがロードバイクのいいところだなあ、と思う。

昔は冬になると毎週のようにニセコに来ていたけれど、リフトに乗っている時間が暇なんだよねえ。
上りは遅いけれど、頑張らなければだいたい登れてしまうので、実は嫌いじゃなかったりする。
単に下りが楽しすぎて上りの苦労を忘れているだけという説が濃厚だけど。

このあとはまっすぐ倶知安市街地に出ても良かったんだけど、なんとなく脇道に逸れてみた。
途中でSOMOZAという超高級イタリアンレストラン・カッフェーを見つけたけれど完全予約制だったので立ち寄りは断念。
somoza.jp
サイクリングの途中じゃない時にでも行ってみたい。

楽しい農道を抜けて国道5号に入ると、人間の背丈ほどもあるカートを推しながら歩いている人がいた。
背中には「キャンピングカートを押して日本一周」との文字が。
真っ黒に日焼けした爽やかな若者に
「こんにちわ~。頑張ってくださいね」
と声をかけて追い抜いて、その後は日本一周について考えていた。

まず、日本一周という人は本当に「一周」しているのか問題。
海岸線を全部回ると約12000キロあるというので、一日に30km歩いたとしても400日かかる。
自転車だったら5倍は走れるけれどそれでも80日、雨の日は休んだとしても半年くらいかかりそうだ。

日本縦断だと約3000キロなので一気にハードルは下がって100日とか一ヶ月とかの期間でクリア可能になる。
往路はいいけど復路はたぶんめんどくさいので、意外と「一周」とか言って縦断で済ませておいたり、最北端に到達した時点で「第一部完!」と宣言して終わっている可能性も高いような気がする。
まあ、レギュレーションがない個人的なトライアルだから何がゴールでも全然いいんだけど、一度日本一周チャレンジャー100人くらいにアンケートを撮ってみたいところではある。

みたいなくだらないことを考えていたらいきなりの豪雨。
予報では小雨くらいだったのでいけるかなと踏んでいたのだけど、まさかこれほどとは思っていなかったのでびっくりしつつ、進行方向が明るいのでダッシュで駆け抜けた。

豪雨地帯を抜け出てからお天気レーダーを見てみたら山の上だけ真っ赤な雨雲が表示されていたので、線状降水帯みたいなやつが急に現れたのかもしれない。
ここから当初の予定では昆布岳のまわりを一周する予定だったんだけど、天気が不安定すぎるのでまっすぐスタート地点に戻ることにした。
そうと決まればまずは腹ごしらえということで、倶知安町の「札幌ラーメン 大心」へ。

r.gnavi.co.jp

何が悲しくて倶知安町までやってきてチェーン店の札幌ラーメンを食わなきゃならんのかという気もするけれど、ひとまず緊急避難である。
店の中は激混みだったけれど、味の方はごく普通。
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チャーシューが冷たいのと、半チャーハンがないのが弱かった。

次に倶知安に来るときは、タージマハールのカレーあたりを狙ってみたい。
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このあとも雨が降ったりやんだりの国道5号をひた走り、どうにかこうにか幽泉閣に到着。
ずぶ濡れの体を温泉で暖めるぜ~、と思っていたら、「緊急事態宣言のため町民以外利用お断り」の文字が。
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ショックを受けつつ車に戻って近くの温泉を検索すると、すぐそばに黄金温泉なるローカルな温泉があるらしい。

地獄に仏だと喜び勇んで行ってみると、地元の農家さんが5~10月だけ経営しているというだけあって手作り感あふれる建物が見えてきた。
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入浴料は500円で、ロッカー代100円と合わせて実質600円。
ちょっとお高めだけど天然の炭酸泉の泉質は抜群に良かった。
温度はぬるめでいつまでも入っていられるし、コンパクトな壺湯は傘があって雨の中でも露天風呂を楽しめた。
残念ながらアンヌプリ雄大な姿は雲に隠れて見れなかったけれど、晴れた日に再訪する楽しみができたとも言える。
good-hokkaido.info
一日二十食限定の手打ちそばもいつか食べてみたいものだ。

そんなわけで今回のRelive。

Relive 'ニセコ蘭越大雨ライド'


豪雨のせいで100kmいかないショートライドになってしまったけれど、運良くパノラマラインは楽しめたし、良い温泉にも出会えたのでイーブンだと思う。
道内で自転車に乗れるのはもう2ヶ月位しか無いので、不貞寝などせず貪欲に乗っていきたいと決意を新たにしたのだった。

トラピスト濃厚ソフトライド

オリンピック開会式の四連休は知床に行くなどして華々しく過ごしたんだけど、やはりというか案の定というか、オリンピックで浮かれ騒いだ人たちが夜の街へとなだれ込んで医療崩壊が始まっていた。
自分はというと、それを見越して閉会式の三連休はおとなしく過ごすことに決めていた(前半戦で散財しすぎたというのもある)ので大した影響もなく、いつものとおり「屋外での運動や散歩など、生活や健康の維持のために必要なもの」として、近所でサイクリングを決め込むだけである。

8月頭の三連休初日の土曜日は絶対的晴れの予報だったんだけど、このところの猛暑もあって警戒して寝て過ごすことにしたら、函館で観測史上最高気温を観測する今世紀最大の猛暑日だったのでセーフ。
そうはいっても33℃くらいなので本州民からしたら屁の河童かもしれないけれど、自分ならまず焼け死んでいただろう。

翌日の日曜日は降水確率10%くらいの絶妙な曇模様だったので、久しぶりに厚沢部方面にでかけてみることにした。

渡島中山峠

車を置いてすぐに渡島中山峠に入る。
ここからきじひき高原へも入れるのだけど、ゲート3が閉じているため途中で引き返さざるを得ないためスルー。
標高350mだけどゆるーい登りがふにゃふにゃ続いているだけなので苦もなく登頂。
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その後はまったりとした下りを経て鶉ダムへ。
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最近の熱波でダムはほとんど渇水状態だった。
前日に偵察がてら途中にあるささき直売所までメロンとスイカを買いに来たのだけど、自動車で来るよりもロードバイクで来たほうが体感時間が短く感じた。
車を運転していると暇で暇でしょうがないけれど、自転車だと頭の中で色々考える分、時間が圧縮するのかもしれない。

途中のセコマで山わさびおにぎりを買って朝食とした。
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最近はTwitterやらブログに写真を乗せることを計算して、あえて道産食材を選ぶことが多い(あざとい)。
まあ、それが一番美味いというのもあるし、それはともかくとして山わさびの強烈な刺激で目が覚めた。

咸臨丸

江差町にたどり着いた頃はもう日が高くなっていたけれど絶妙な曇り具合で、それほど気温が高くならなさそうな予感がした。
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全然目的地を決めない旅だったのでこの先の上ノ国木古内にショートカットするか、そのまま松前まで直進してロングライドにするか少し迷ったのだけど、台風が迫ってきている影響で南からの向かい風が強いこともあり、日和ってポタリング距離に収めておくことに決めた。
そうなるとあとは淡々と江差木古内線を越えるだけの旅だ。

CAFE iroha

渡島中山峠に引き続きこちらの道道5号も、特に見るべきところのない坂道なので普段は足を止めることもないのだけど、見慣れたシンボルマークが急に目に入ってきたので思わず急ブレーキをかけてしまった。
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Stravaのスタート地点、だと!?
CAFE irohaというらしいけれど、TwitterアカウントもないしGoogleマップにも乗っていないし、謎が多い(タダなんだからやればいいのに)。
営業開始が午前11時と遅すぎるので寄る機会は限られそうだけど、函館200のブルベだったらどうにか立ち寄れるかもしれない。
その時は必ず食レポしてみたいと思う。
ちなみにここから始まる「YUNOTAI ATACK」のセグメントでは45/90という並脚ローディっぷりを披露。
登りでこれくらいならまあまあなんじゃないですかね。

道の駅 みそぎの郷きこない

そんな感じで木古内の道の駅に到着。
連休だけあって屋台が出ていたりして賑わっていたんだけど、主食になりそうなものがカレーパンしかなかったのでスルー。
ちょうど11時に開店したてでまだ人がいないどうなん'desに入ることにした。
kikonai.jp

今日は自転車だしパスタという気分でもなかったので、1,280円の「ひこま豚の豚丼」を注文。
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豚肉は薄めだけれど味付けが良くて、濃いタレの味と温泉卵のバランスも絶妙。
できたらもう200円くらい安いとコスパが釣り合うのになあ、とは思った。
でもまあ、まず何を頼んでも失敗がないという安定感は強い。

旅先でいつも道の駅ばかりに入ってつまらないのだけど、負ける割合が高いのに下手に冒険しても得がないので、つい安牌を選んでしまうのだった。
あとは、道の駅ならバイカーも使うし、多少汗まみれでも許されるんじゃないかという甘えもある。
地元民でいっぱいの店に得体のしれないピチピチジャージ男が闖入するとあからさまに不審な目つきで見られたりもするので、結果として地元にお金を落とさないことになってしまうのだった。

食後にガラナを飲んでエナジー回復。
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モンスターエナジーとかよりも心持ち体に良さそうな気がする。

トラピスト修道院

地元を全然走らないでいつも八雲方面に行っているのは、特に津軽海峡沿いの海岸線で「車の交通量が多い」「車の運転マナーが悪い」「舗装状態が悪い」の三重苦が揃っているからなんだけど、この日もご多分に漏れず最悪な感じだった。
舗装がgdgdな上から新しいアスファルトを敷き詰めたりもしているんだけど、路側帯のあたりが古い路面だったりするので、段差ギリギリのところを走らされて辛い。
その上道幅は狭いので自動車はギリギリをかすめていくし、連休だから観光客が来ており普段よりも交通量が多い。
やはりこのあたりは往路にして、午前中の朝早い時間に通るべきだった。

しばらく酷道を進んでいくと、トラピスト修道院への分岐を発見したので寄ってみることにした。
www.trappist.or.jp

途中の並木道で写真を撮ろうとしていたら、レンタカーが自分のすぐ前に停車し、車から降りて写真を撮り始めるという迷惑野郎だったので、写真を撮るのは諦めてその代わりにわざとゆっくりと坂道を登ってやるなどした。
ここでのお目当ては修道院特製のソフトクリーム。
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トラピスト修道院といえばトラピストバターが有名だけど、ほんと、バターが混ざってんじゃないかってくらい濃厚で凄い。
トラピスト修道院といえばトラピストクッキーも有名だけど、それが付け合せとしてソフトクリームに刺さっているという気遣いも神レベル。
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というわけで今回のRelive。

Relive 'トラピスト濃厚ソフトライド'


普段走りなれている道のそれほど距離も長くない何の変哲もないライドだったけれど、トラピストのソフトクリームを食べられただけで元を取れた気がした。
お盆が明けたら北海道はこの狂乱の暑さともおさらばだろうし、そしたらまたニセコ方面を走りに行こうと思っている。

海鮮丼熊の湯ライド

前の週に走りに行った新十津川200は距離こそ短かったけれど暑さが厳しくて、だいぶ体にダメージが残っているのを感じていた。
津軽半島に行って、知床に行って、それからブルベという過激な月間だったので、疲労が徐々に蓄積されたのかもしれない。

そんなわけでオリンピック閉会式の3連休は近場でポタリングくらいで済ませておこうかな、などと甘く考えていたんだけど、天気予報が日曜日の振替休日の月曜が雨だと言うからにわかに殺気立った。
(これは、平日のうちに走りに行かざるをえない……!)
不幸にしてコロナ禍のため旅行にできず、幸いにして夏休みがほぼ手つかずで残っていたため、お盆休みの前に軽くお休みを頂いて走ってくることにした。

行き先はいつもの八雲町で、熊の湯に入ったり海鮮丼を食べたりしつつ、この前崩落した乙部町の事故現場を見学してもいいかなと思いながら家を出た。
www.town.otobe.lg.jp
それでいつものパノラマパーク駐車場に停めようと思ったら、まさかのゲートクローズド。
パノラマ館のオープン時間である10時から18時しか利用できないようになっていた。
聞くところによると車中泊で使う人が増えており、トイレで顔を洗ったりゴミを投げ捨てていったりする問題が増えており、公的な駐車場は軒並み夜間停められないようにしているらしい。
マナーが悪い人のせいでどんどん世の中が不便になっていくなあ。

そんなわけで車は他に置いて、ルートも適当に変更。
八雲あたりは何度も来ているのでナビがなくとも困ることはないのだった。

八雲北檜山線を登ることになったので、いつも最高な道道793号八雲今金線に回り道しようと思っていたのに、この日はなんだか調子が良くて無闇矢鱈に走るのが楽しくなってしまい、知らないうちに分岐を通り過ぎてしまっていた。
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走りはじめの時間帯は太ももの付け根あたりに筋肉痛を感じていたので美味く走れないような気もしていたんだけど、それも動いているうちに消えてしまった。
北檜山のセコマで氷を購入し、日本海へ。
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この日も台風の影響か海沿いはずっと向かい風だったんだけど、新十津川のときとは違って風が湿気を帯びて涼しいため、ずっと走りやすい。
日昼部トンネルなどは前日の雨のせいでトンネル全体が霧がかっていた。
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ミストシャワー状態でめちゃくちゃ気持ちいい。
一般的なトンネルでこれだと後続車が怖いんだけど、せたなのここらへんは鬼のように車通りが少ないため、割合安心して走られる。

太田トンネルを抜けていつもの太田山神社。
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平日だというのに車が何台も止まっていて、本殿へのチャレンジャーがひっきりなしに訪れていることに驚く。
続いて大成のセコマで再び氷休憩。

ついでにいつもの北海道メロン大福を確保したかったんだけど、大人気で売れ切れ続出らしく、最近見かけなくなってしまった。
仕方ないのでずんだ大福を買ったけど、これはいまいちかな(甘い枝豆の味がする)。

その後は延々と追分ソーランラインを南下して、恒例のすし処かきたさんで海鮮丼キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
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最近は海鮮丼食べ歩きの旅と言っていいくらい各地で食べまくってきたけれど、税込1,500円というお値段でこのクオリティはまさに奇跡と言える。
1,600円の玉手箱も超絶美味いので、今後も交互に食べていきたい。
sushi-kakita.com

その後はすぐそばにある熊の湯を目指してヒルクライム
食休みも兼ねてのんびり行こうと思っていたら、あれよあれよという間にアブに囲まれてしまった。
やはりオニヤンマくんを買っておけばよかったかと思うも時既に遅し。

とりあえず分かったのは、奴らは時速20kmも出すと追いつけないらしいこと。
もしくは体感で風を感じるくらいのスピードでもいいので向かい風でもいいんだけど、内陸に入った途端にパタリとやんで無風になってしまった。
仕方なく必死に漕いで登ったためめちゃくちゃ疲れた。

熊の湯は平日で無人だったため、心置きなく全裸で浸かることができた。
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見上げると歩道から丸見えだし、休みの日には観光客が物見遊山で覗きに来るのでおちおち裸にもなっていられない。
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しかしこの日はアブがやたらめったら多くて往生した。
岸壁際に陣取って、川の水を引いているホースを振り回して追い払うも、次から次にやってくる。
いっそシュノーケルでも持ってきたほうが良かったかもしれない。
で、ここまで無傷できたのに上がってすぐに尻を刺されるという(泣)
アブがやってこない5月とか10月に来たほうがいいみたいね。

再び町に降りて最後の氷補給。
ヒルクライムに備えてエナジーをキメたかったんだけど、この日寄ったセコマは三軒ともにゴミ箱を設置しないタイプだったので買うのをやめた。
コロナ対策とか言ってるけれどゴミ箱を設置しているところは増えているので、単にゴミ収集代金をケチっているだけなんだろうな。
そーゆーこともあるので氷作戦はペットボトルに比べてゴミが少なくて捗る。

まあ、VAAMも普通に美味しいからいいのだ。

薄くても温くても美味しいけど、キンキンに冷えて濃いやつが一番好き。
一日に1本を目安に飲めって書いてあるけど、夏のライドでは普通に4本くらい飲んでしまうのだが大丈夫だろうか。

そして最後は雲石峠ヒルクライム
そしてここでもアブたちが大挙。
熊の湯までの登りと違って気合でダッシュできる距離ではないので、太ももを何箇所も刺されてしまった。
もう普通にアブよけスプレーを買おう……。

そんな感じで今回のRelive。

Relive '海鮮丼熊の湯ライド'


150kmをグロスで8時間45分なので、途中で風呂に入ったりしている割にはいいペースだった。
ブルベ途中でも風呂に入る余裕があるくらいにはパワーアップしたいと思っている。

というか、今回は暑かったし向かい風だし疲労も残っているしで万全の態勢とは程遠かったにも関わらず、3ヶ月前に同じコースを通ったときと比べてほぼ全編において速度で上回っていたことに驚いた。
もしかして、体重がその時よりも2kg落ちていたことが功を奏している……?

エントリークロモリロードに乗っているので「軽量化なんてしゃらくさいぜ」と斜に構えていたんだけど、ライダーの重さが変わるだけでもだいぶ違うのかもしれない。
ロードバイク自体の軽量化に取り組むのは、自分自身の体重を落としきった後にすべきだろうな。
もしくは好成績の要因はStravaの「Fitness&Freshness」が意外と正確なのかもしれない。
長距離ライドを重ねてFitness値が過去最高を記録しているので、普通に自分のパワーがアップしている可能性まであるのかしらん。
継続は力なりとはよく言ったものなので、8月も熱中症に気をつけながら距離を稼いでいきたいと思った。

BRM717北海道200km新十津川

いつかのブログで当丸コースター300に参加すると言ったな。
あれは嘘だ。
いや、正直な話エントリーはしたものの、獲得標高6,000メートルという途方も無い高さにビビってしまったのだ。

根室知床網走ライドで400kmほど走ったものの、獲得標高は2,000メートルのほぼ平坦路。
知床峠知床五湖以外は湿地帯や海外線を走るだけだったので楽勝だったのだが、その3倍の高さを3/4の距離で走るとなったらほとんど山じゃん!!!
最悪DNF覚悟でスタートする気ではいたんだけど、雲行きも怪しくなってきたし、登りで苦しいわ雨に降られるわ挙句の果てに完走できないわでは、ロードバイクが嫌いになってしまいそうだった。

そんなわけで天気を言い訳にしてDNSすることとしたのだが、職場の方に夏休みを取ると伝えていたのにどうしようか、という問題が出てきた。
前泊後泊で金曜日と月曜日にお休みを取っていたのに、近所をポタリングするのはもったいない。

そこで思い出したのが新十津川のN2BRMだった。

N2BRMは普通のブルベと違って無人で行われ、決められた期間の中で自由なタイミングで走っていいという特徴がある。
もともとは5月の予定でエントリーしていたのが、コロナの影響で7月に伸びてしまっていたのをすっかり忘れていた。
もともと7月は津軽半島一周→知床→当丸コースターというふうに予定を組んでいたので入る隙間が無かったんだけどね。

幸いなことに新十津川200は獲得標高600mの劇的平坦コースなので、まず確実に完走が見込まれる。
この前に函館200を走って以来のブルベだったので、ちょろっと挑戦してみることにした。
pikacycling.hateblo.jp

夏休みをとって金曜日の朝5時に出発することとし、木曜の仕事終わりに車にロードバイクを積み込んで家を出た。
夜中は車通りがスムーズで、爆走するトラックの後ろについてゆるゆると札幌に到着。
夜の11時からから朝4時位までしか滞在しないので、ホテルは取らずに快活クラブへと向かった。
弘前のブルベのときも快活クラブに滞在したけど、座席がフラットでシャワーも無料で使えてたいへん捗る。

あと、今年買ったスマートウォッチのMi band6は振動アラームが使えるので大変便利。

真夜中に目覚ましをかけても他の人の迷惑にならなくて済むので、漫画喫茶のみならずドミトリーに泊まるときなんかも便利だった。

無事に起床して準備を整えてさあスタート地点に行こうと思ったところでつまずいたのが駐車場の確保。
郊外だから公園でもどこでもなんとかなるだろうと甘く見ていたのだが、大都会札幌市は厳しくて閉園時間中はどこもしっかりと門を閉ざしていた。
しばらくウロウロしているうちに、24時間500円の駐車場を見つけたのでそこに停めることにした。
今後も札幌発着のブルベに参加する機会は多いだろうと思われるので、事前に調べておきたいところだ。

出発

スタート地点のローソンにたどりついて、まずは水と氷とゼリーを買って、レシートを忘れず確保して出発準備。
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今回はN2BRMなのでオンラインブルベカードを使用することになる。
レシートの写真を撮って、出発時間を記入して出走手続きを行うと、あとは好きな時間に出発してOK。
その後は通過チェックポイントの写真を撮影し、ゴール後にアップロードすればいいという手順になっている。

2週間も出走期間があって時間も自由、しかも平日なので絶対自分ひとりだろうと思っていたら、反射ベストを着た女性ローディがやってきた。
新十津川ですか?」
「今日は風が強そうですね」
くらいの軽い会話を交わしてお先に出発。

通過チェックポイント1

最初のチェックポイントである美唄市の旧桜井亭までは市街地と農村の中間みたいな感じで、整備されたまっすぐな道が長々と続いている割に信号が多く、スピードが乗ってきたところで赤信号で停まらされる微妙にストレスがたまる道。
道南とか知床とか津軽に比べると交通量も信号量もかなりに多い。
あと、eTrexのメモリをリセットするのを忘れていたので、走っている途中で頻繁にルートが表示されなくなって困った。
初めて走る道だから土地勘もなく、なんどかミスコースしたりスマホでキューシートを確認したりもして、結構なタイムロスとなった。
そんなこんなでCP1に到着。
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ここで7時なので57.3kmをだいたい2時間10分くらいのペース。
まだ涼しくて走りやすい時間の割に、あまりタイムを稼げなかったという印象。

通過チェックポイント2

今回のブルベは廃線となった札沼線を巡るのがテーマになっているので、先を急ぎつつも線路の様子を写真に撮ったりしながら進む。
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長閑で大変良い眺めなんだけど、このずっと先ではレールの撤去作業が急ピッチで進んでいた。
江差線などは廃線になったあともただ放置されているのに、工事費をかけてどんどん撤去するのはなにか理由があるのだろうかと思って調べると、どうやらこの線路が田んぼを分断して効率が悪いため、すぐに潰してしまって水田にしてしまうらしい。
サイクリングロードになったりしたら夢があって良いと思ったんだけど、利用先があるのなら売らないと損だしなあ。

そんな感じでCP2の新十津川駅(旧新十津川駅?)にたどり着くと、すでに駅舎は跡形もなく、
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ウンマップを背景に通過チェック写真を撮った。
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N2BRMが始まった当初は駅の撤去作業が始まっていて、徐々に取り壊されていき、最終日近くになるとただの更地になっているという、無くなっていく経緯が見られる不思議なポイントになっていたという。
自分よりあとに出発した方が到着したときには、タウンマップさえも撤去が始まっていたと言うから凄い。


途中で氷を買い足したりして到着時間は8時19分。
この時間になると朝まで空を覆っていた雲が一掃され、気温がバリバリと上がっていくことを予感させる日差しの強さに戦々恐々としていた。

ここでカニカマなどを食べて栄養補給。
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以前スポーツカニカマを買ったんだけど、最近はコンビニでもタンパク質を重視したカニカマが売られているので捗る。

通過チェックポイント3

折返しの石狩追分郵便局までには道の駅をいくつも通過するんだけど、まだ時間が早すぎて面白みがなさそうだったので全スルー。
観光ライドを楽しむのならばもっと出発時間を遅くしたほうが捗るんだけど、なにぶん暑さが厳しくなってきたので、5時出発でも結構厳しかった。
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101.4km地点にたどり着いたのは8時59分だったので3時間50分くらい。
平均25km/hなのでかなり速そうに思えるけれど、実は強烈な追い風のおかげだったので笑えない。

前日まで東北地方を襲っていた台風の影響で、南からの熱くて強い風が吹き付けてきていた。
ということはここからの復路は、死ぬほど真っ直ぐで平坦な道を延々と、ハイパー強力な向かい風に逆らって進まなければならないということを意味している。

無風ならこんなに美味しい道はないのだけど、今日に限っては下ハンを握って身を低くしても15km/hがやっとという苦行。
時折横風になるとふっと25km/hくらい出るので、けして自分が鈍いわけではないのだ(力強く断言)
こーゆー日はTTバーが欲しくなるなあ。

PC1 セブンイレブン砂川豊沼店

暑いし風が強いしですっかり疲労困憊していたので、途中のセコマで冷やしおろしそばを食べて休憩。
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本来ならPC1で休むところを、すっかりあきらめムードである。
それでもそばつゆの塩分でかなり元気が出てきたので、再びロードバイクに乗り込む。
今回はかなり熱中症の危険が高かった気がする。
VAAMは4本とも飲んだのでだいたい2リットル、その他にコンビニに停まるたびにアクエリアスを一気飲みしたのが4回だから2リットル、そのほかに氷水を2リットルくらい飲んだけれど、ライド中全然おしっこが出なかった。
出ても濃いのがちょろっとくらいで、摂取した水分が全部汗になって流れ出てしまったのかもしれない。

130km地点にあるPC1についた時間が11時4分だったので、6時間15分ほど経過。
行きの貯金をほとんど使い切った計算となる。
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風に負けないよう、翼を授けてもらって先を急ぐ。

通過チェックポイント4

ここまで平坦ばかりで向かい風に苦しめられていたところ、ここから急に山へと方向転換して農免道路ヒルクライムへ。
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逆に風が強い日は登りのほうが楽かもしれない。
平地よりもタイムロスが少ないし、向かい風で少しは涼しいし。

156km地点の樺戸林道入口に到着したのが12時46分だったので、だいたい8時間くらい。
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なんとか平均20km/hくらいで来ることができたので、残り5時間30分はゆるポタ観光ライドとすることにした。

観光ライド

まずは月形町にある樺戸集治監へ。
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先週に網走監獄に行ったばかりなので実績解除しておきたかった。
あとは三笠市標茶町帯広市の3箇所を回ればクリア。

その後は月形町名物の焼き鳥を食べに農協の直売店へ。


これがめちゃくちゃ美味い。
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ライド中の補給食といえば糖分ばかりに集中しがちだけど、肉の脂は「勇気・元気・やる気」を回復させてくれる気がした。
モツ串が「今日は小さいから5本で300円」というので断念して鳥と豚にしたけれど、全然ペロッと食べちゃってたかもしれない。

とどめは「かばと製麺所」でうどん。


営業時間が15時までだと言うので死ぬ気で頑張って14時45分にたどり着いたけれど、その苦労は完全に報われた。
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うどんはモチッとしているけれど決して固くなく、心地よい歯ごたえのコシがあって完璧だし、かけつゆも爽やかに美味い。
うっかり2玉頼んでしまって「ここまで170km走ってきてうどん2玉は食えないだろう」と後悔していたのだが、いつの間にかぺろりと平らげていた。

特筆すべきは天ぷらで、メニューボードには数え切れないくらいいろんな種類のタネが並んでいて、どれも揚げたてサクサクで届くのが嬉しい。
最初はかしわ天だけにしようと思っていたのを「ナスフェアだから」と勧められてマー坊ナスという謎の細長いナスも頼んでみたら非常に美味しかった。
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今回は「ぶっかけ」「かけ」「しょうゆ」の「かけ」にしたので、次回は「ぶっかけ」にチャレンジしてみたい。

そして〆はロイズふと美工場直売店のソフトクリーム。
www.royce.com

普段はバニラ一択の自分が、注文する際に脳内にピキューンと予感が走ってミックスを注文したのが大正義。
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チョコの風味が濃厚で脳にビリビリくるほど美味く、長時間耐えて走ってきた疲れが雲散霧消するようだった。
生チョコで有名なロイズなのだからチョコとのミックスを頼まなければ何のために食べに行ったのかわからないよね~。

その後は交通量がめちゃくちゃ多い札幌市内をのんびり流してゴール。
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16時39分にゴールで、Stravaによるとトータル11時間47分だったらしい。
後半遊んだ割にはまあまあのタイムだと思う。

弘前200のときは脇目もふらずに走って10時間30分だったので、逆にこうやって観光を加えて制限時間に余裕を持って走るほうが自分には向いている気がした。
そもそも記録を狙えるほどに早いわけではないし、せっかく遠出するのだから美味しいものを食べないとモチベーションも上がらないしなあ。

というわけで今回のRelive。

Relive 'BRM717新十津川200'


平坦だから楽だろうと思って参加してみたものの、思わぬ逆風(そのままの意味)に襲われて意外と大変だった。
そうは言っても200kmくらいなら全然無理なく走れることが確かめられたのは良かった。
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本当はもっと長い距離も挑戦してみたいんだけど、そうなると走行時間が長くなるので、行きと帰りのことを考えるとなかなか参加が難しかったりする。
北海道のブルベは大体札幌を中心に発着するので、道南住みだと毎回が遠征になってしまう。
そういう意味ではN2BRMがもっと増えて、日程に自由度が増してくれるととても嬉しいのだが。
どうせソロでとぼとぼ走るのだし、仲間同士でトレイン組んできゃっきゃうふふしながら走っているのを見たくないだけという説もあるw

一応、次のブルベ参加予定は9月11日のブルベ100周年記念イベントと、その翌週の函館400となる。
それまでにまだまだ長い距離を走っておいて、少しでも実力をつけておきたいところだ。

一万円未満で買える度付きスポーツサングラスはメガネローディの救世主になるか

ロードバイクに乗るときに身につける三種の神器といえば、ヘルメット、グローブ、そしてアイウェアだ。
メガネユーザーの自分はサングラスがかけられないので、バイザー一体型のヘルメットを使用している。

見た目は戦隊ヒーローものっぽくてアレだけど、風の巻き込みも雨の入り込みもなくて機能的には大変素晴らしいと感じている。
標準のクリアバイザーはスモークの具合が微妙でほとんど光を防いでくれないため、去年の9月ころにミラーVerのバイザーを買った。

1,2ヶ月使って冬の間は使わず、5月のブルベのときに出してきてみると、どうも視界がチカチカする。
よく見るとミラーのコーティングが剥がれて、まだらになってしまっていた。
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輪行にも持っていったから擦れることくらいはあるけれど、それにしてもたった半年で使い物にならなくなるなんてことありうる? と憤った。
他の色だと違うかもしれないけれど、半年ごとに8,000円もかかるような消耗品では困るんだよなあ。

仕方ないから夏前半までは標準のクリアバイザーを使っていた。

こちらは厚手で丈夫だし、夏の眩しい日差しを防ぐこと以外の役目は果たしてくれるので、使えないことはない。
ただ、ミラーと比べると顔が丸見えになるので、地元で走るにはどうかな、という気分でいた。

度付きサングラスは高い

そこで、度付きのサングラスを色々探してみたんだけど、やはり風の巻き込みを防ぐような、カーブした形状のものは非常に値段が高い。
JINSのSWITCHなんかはマグネットで手軽にサングラスにできて使いやすそうだし安いしなんだけど、
www.jins.com
レンズがフラットなので風が横から入ってきてしまうのが気になった。

格安の度付き(度入り?)サングラスがあった

諦めかけたその時、ものすごく安い度付きサングラスを見つけた。

仕組みとしては単純で、サングラスの内側に小さなインナーメガネが内蔵されているだけ。
普通の眼鏡の上からオーバーサングラスを掛けるとかなりオーバーなサイズになってしまうけど、メガネ自体を小さくして内蔵してしまえば普通のサングラスサイズになるという逆転の発想だった。

本体価格5,840円に、1.55か1.60の球面レンズまたは1.67の非球面レンズを組み合わせる組み合わせるシステムで、自分は度が強いので+2,940円の非球面レンズをチョイスしてみた。

中身はこんな感じで、度付きレンズ付きのフレームの他に、換えのレンズが5枚も入っていてお得な感じがする。
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VITT G-2の替えバイザーも、一万円近く出すんだから5枚セットにして欲しいものだ。

本体の見た目はこんな感じ。
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中のレンズが透けて見えるけれど、実際に顔に装着すれば内側が暗くなるので目立たない。

で、アウターレンズを外すとこんな感じ。
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実際に使ってみた感想としては、慣れるまで少しかかるけれど、ロードバイクに乗るとき用なら自然に使えた。
だいたい遠くを見て、たまに手元のナビを見るくらいの使い方なら大丈夫。

一番大事な見た目だけど、マジで普通のサングラスにしか見えないところが最高に気に入っている。
VITTのクリアバイザーだと顔が丸見えなので「おっさんがチャリ乗ってるわー」という感じだけど、これがサングラスになると途端に若くて強そうに見えるから素敵だ。

地味に気に入っているのは休憩中など、ヘルメットにサングラスをかけられるところ。
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(掛け方が合ってるかどうかは分からんw)

一応弱点は色々あって、レンズのサイズの小ささに起因するものだと思うんだけど、自動車の運転など、近いものと遠いもので頻繁に目線を行き来するようなときは厳しい(酔う)。
あと、コンビニなどで商品を取る際に、物体が小さく見えるせいで遠近感が測れずに戸惑った(慣れが必要)。

それと、これも当然の話なんだけど、度付きサングラスはメガネと一体になってしまっているのが地味に不便だ。
昼ごはんを食べに店に入るときなんか、コロナ対策のマスク&サングラス姿は完全に不審者のそれ。
かといってメガネを外すとなんにも見えないし、着席するくらいまでは大丈夫だけど肝心の食べ物がよく見えないという、あまり食欲をそそらない事態になっている。

トンネルくらいなら耐えられるけどナイトライドなどもってのほかだろうし、痛し痒しではある。
調光のアウターレンズがあれば欲しいんだけどなあ。
でもまあ、値段の割に見た目と性能が良くて大変満足しているので、ブルベの時以外はこいつを使っていこうと思っている。

乙部崩落迂回路ライド

メッセンジャーバッグでおなじみのCHROME社から「新作のサイクリングシューズのレビューをしていただきたい」という驚愕の依頼を受けて試していたんだけど、なんと全3回におけるロングレビューになってしまった。

まあ、「モノがいい」んだよね、これだけ書けるというのは。
送られてこなくても自分で買って感想を書いていたんじゃないかと思うくらいの代物なので、プロモーションとはいえ力が入ってしまう。

力が入ったついでにせっかくのSPDモデルだからと、わざわざクリートを新しく買ってKRUSK AW PROに装着してみることにした。

購入したのはシングルモードのクリート
こちらは足を外側に捻ることでビンディングから外すことができる。

一方、マルチモードという、上下左右どちらに動かしても外すことができるクリートもある。

立ちゴケ防止にもなるらしいんだけど既にシングルモードに慣れているし、遊びが大きいらしいので自分はマルチじゃなくていいかな。

いつも使っているのもSPDシューズなので、取り付け位置を似たような場所に合わせれば楽勝に取り付け完了。
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しかしSPD化できるとはいえ、本格的なシューズに比べたら落ちるだろうと予想されたのであまり遠出はせずに、いつも走り慣れている八雲の雲石峠を目指すことにした。
そういえばこの前乙部で崩落があったあと、迂回路を通るようになったというので試して見る価値はある。

当日は完全なる晴天で少し前なら生命の危機を予感させるくらいだったのだけど、お盆過ぎの北海道はすっかり秋の風が吹いており、さわやかさしか感じなかった。
しかしこういう川を見ると飛び込みたくなる。
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エキノコックスがいるので無理)

さてSPD化したKRUSK AW PROで雲石峠を登ってみての感想だけど、実はあまり芳しいものではない。
というのも、かかとがカパカパと浮いてしまうのだ。

普段27.5cmの靴を履いている自分には9.5インチが合っているのだけど、CHROME公式の通販サイトには「ハーフサイズ小さめを選べ」と書かれている通りに9インチにしてみたところ、普段履きにはちょうどいいフィット感だった。
これでも踵が浮いてしまうということは、やはり一般的なスニーカー形状だとホールドが甘くなるのだろう。
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昨日フラットペダルで履いたときには感じなかったので、つま先を固定された分の反動かもしれない。

ビンディングを付けると「ペダルを回す」ような動きになるのに対し、フラットペダルだと「ペダルを踏む」動きになる。
そのせいか、激坂で強く踏み込むときにはあまり気にならないけれど、緩斜面になって軽いギアで回そうとすると途端にパカパカしてしまう。
例えばサドルをもっと高くして爪先下がりのポジションで漕ぐようにすればKURSK AW PROでも乗れるようになりそうだけど、そのために姿勢をいじるまでの気にはならない。

雲石峠を超えて一息ついていると、モクモクと雲が湧いてきてさらに涼しくなってきた。
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写真には映えない天気だけどむしろこれが真のサイクリング日和だったりする。

写真を撮ったりしているうちに二人のローディに追い越されたのだけど、リスタートするや否や彼らを華麗にオーバーテイク
追い抜きざまにチラ見すると、どちらも初老の紳士たちでかなりの大荷物を装備していたので、もしかしたら北海道縦断などしていたのかもしれない。
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そういえば、この日は自転車日本縦断にチャレンジしている人ともすれ違った。
八雲のあたりの国道5号を走っていると通常のローディよりも頻繁に、日本一周チャレンジャーに遭遇する。
自転車日本縦断はブルベと違って何のレギュレーションもないので、時間とお金さえあれば誰でもできそうなものだけど、なぜか一般人から神聖化されていて謎。
肉体的な部分よりも、日本一周できるだけの長期の休みを取れる環境にあるかどうかが一番の課題だ。
働いているうちは無理だとしても、定年後にやりたくなるかどうかは分からないからなあ。

先程追い越した紳士たちのように、無理ない範囲で何泊かの自転車旅行を悠々自適に楽しむくらいはできるかもしれない(完全に妄想だけど)けれど、あえて苦しい目に会おうと思えるだろうかは分からない。
そーゆー意味ではチャレンジできる暇と元気がある若い人がやるのは大変いいことだとは思うが。

そんなこんなで通行止め地点に到着。
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崩落箇所はここからさらに先にあって見ること能わずだし、屈強な警備員ふたりが厳重に警戒しているので近づくことさえままならない。
仕方なく素直に左折して迂回路へと入った。

まずは乙部町生命の泉「こもないの水」にて水分補給。
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ここは湧水量が少ないのでイマイチ(ちょっとワイルドな味がする)。
乙部町の湧水は全部飲み比べてみたけれど、オススメは能登の水か、この先にあるといの水だ。

迂回路の方は通行止区間が1.8kmに対して17.4kmと10倍の長さがあるけれど、適度なアップダウンがあって走りごたえがあるし、ここまで海岸沿いを走ってきてからの山の中は新鮮な気分になれてむしろ快適。
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途中1kmくらい細い道があって注意が必要だけどもともと交通量が多い地域でもないし、通行止めがいつ解除になるかわからない状況にあって突貫工事で拡幅工事が行われていたので、いまにもっと通りやすくなりそう。

そんな感じで快調に漕いで館浦側の通行止め区間へ。
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鳥山側は通行止めの手前に迂回路への左折があって慌ただしい感じだったけれど、こちらは住宅地をだいぶ進んだ後の突き当りのため、よっぽど不注意なドライバーしかここまでたどり着かないため平和な雰囲気。
案内しようとする警備員さんに「だいじょうぶで~す」と声をかけて、割と近づいて写真を撮れたので良かった。

この後はいつもの「しおとんこつラーメン嶋」へ。
siotonkotu-sima.jimdofree.com
前日にも家系ラーメンを食べていたのにまたラーメンかよ! と突っ込みたくなる気持ちは分かるが、乙部町で何を食べるかと言ったら他の選択肢が浮かんでこないのでしょうがない。
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失われたカロリーを補うため、煮豚丼は当然のチョイス。

ロードバイクに乗り始めて良かったことは2000個くらいあるけれど、「食べたいものを我慢しなくて良い」というのはその最たるものだ。
カロリーは燃えてなくなるし、塩分は汗となって流れ落ちるし、ラーメンを腹いっぱい食べて体に一切悪いところがないというのは、実に素晴らしい。

これでだいたい旅の目的は果たしたので、あとはのんびり帰るだけ。
この日は気温が低くて水の消費量が少なかった上、湧き水で補給したので残量が十分に残っていたのでいつもの氷1kg作戦はおあずけ。
アクエリアスを500cc一気飲みして、ゼリーだけ買って八厚やまぶきラインを目指した。

前回走ったときはもう少しで頂上だというのに途中で諦めて休んでしまったので、今回はもっと麓にあるチェーン装着場で一休みして挑んだ。
自称「北海道で2番めに遅いローディ」なので記録は度外視なんだけども、いちおう自分との戦いというのは常に念頭に置いているのだった。

銀婚湯を下ってきたあたりにある山の露頭が凄い。
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ここらへんの川にはアンモナイトのモジュールなんか転がっていないんだろうか。

平和な山の中を抜けるとデスロード・国道5号が待っている。
死ぬほど交通量が多く平均時速は80km/hを超える無法地帯なので、一刻でも早く抜けるべく必死に漕いで、噴火湾パノラマパークを目指した。
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ここからミルクロードを走って八雲に抜けるのがジャスティス。

パノラマパークの向かいにあるハーベスター八雲あたりには何か美味しいものがあるだろうと坂を駆け上がると、牛のオブジェがある店に車が沢山駐車しているのが見えた。
motoyamabokujyou.com
これは当たりに違いない、とロードバイクを停めて入店。
ジェラートもソフトクリームもあって相当悩ましかったのだけど、ここは男らしくコーヒー牛乳とミルクのミックスソフトクリームを、ココア味のコーンでいただくことにした。
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これはいいね。
ココアの香りがほんのりビターでソフトクリームの甘さを引き立てている。
あと、うっかり写真を失念してしまったんだけど、一緒に注文した氷コーヒーが激ウマ。
コーヒーが溶け切らない牛乳段階でも美味いし、徐々にコーヒー分が溶け出していく変化も楽しい。
最終的に溶け残った氷は、ガムシロップをかけてガリガリと食べてしまうのが最高なのだった。

というわけで今回のRelive。

Relive '乙部崩落迂回路ライド'


この日は短距離走だったけれど、前日に90km走っているので2日通算で230km。
珍しく土日ともに天気が良くて、たくさん距離を走れてよかった。

しかしうーん、肝心のKURSK AW PROのSPD化はいまいちでしたね。
本格的なSPDシューズはベルクロやらBOAでかなりきっちりと固定するのでいいんだけど、紐のスニーカーだとどうしても緩みがあるのでカパカパしてしまう。
爪先を突っ込むようにして走れば走れないことはないけれど、やはり無理な動きになるので膝やら足の裏が痛くなってしまった。

もしかしたら、ミドルカットなSOUTHSIDE 3.0 PROならもう少しホールド感が高かったかもしれない。

でも普通にフラットペダル用のサイクリングシューズとしては全然アリ。
どう考えても見た目的にも本格的なレースやブルベで履くような靴ではないので、今回のテストは目的外使用だったかもしれない。
折りたたみ自転車だったりクロスバイクだったり、ロードバイクでも街乗りで颯爽と乗りたいときには、KURSK AWがベストだと感じた。

SPDなPROよりも、そうでないタイプの方がカラーリングも豊富でおしゃれ。

だけど結果的に今回は、SPDも試すことができて貴重な経験になってよかった。
我が家のKURSK AW PROは、フラットペダルに戻してDAHON Rounteの相棒として大事に使おうと思っている。