PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

恵山岩海苔だんだんライド

日本橋フレッシュから帰ってきて,帰宅直後は疲れていたのでロードバイクはとりあえず輪行袋から出した状態にしておいて,週末にでも組み立てよう,と放置していました。
しかし土曜日になって組み立ててみると,都心部を走って来ただけあって埃がものすごいので,まずは洗車をしてあげることに。

自分の洗車はかなり雑です。
チェーン周りだけはちゃんと外してチェーンクリーナーで洗っていますが,車体本体はバスマジックリンを使っています。

中性なのでパーツにも優しいし,値段も安いしこれでいいんじゃないかな。

吹き上げに洗車ワックスピカットシートを使うと,つやが出てきれいな仕上がりに。

最後はチェーンにオイルを挿した後のふき取りにも使って終了。
ちなみにチェーンオイルは無難にフィニッシュラインの赤を使用。雨の日だったり400km以上のブルベの時は長持ちする緑を使っています。

あ月の花

きれいになったところで近所までサイクリングということで,まずは旧戸井町にある「あ月の花」に寄りました。
ojamap.wixsite.com
ここは最近オープンした和菓子屋なんですが,函館市内でも過疎化が進んでいる地域にあるにも関わらず,連日売り切れが続出する人気店です。

今回はアンバターどら焼きをゲットし,しばらく走って旧恵山町の日浦海岸でいただきました。

道の駅 なとわえさん

というわけでいつもの道の駅に到着。
hokkaido-michinoeki.jp
以前は単管を組み合わせたサイクルスタンドがあったんだけど,いまは有志の方の寄附により木製のちゃんとしたものが用意されています。

(それでも少し低い)

隣接する菜の花に行き,いつもならラーメン一択なんですがこの日は気温も高かったので,1日10食限定の岩海苔だんだん弁当を選びました。

岩海苔は松前が有名ですが,恵山の前浜で手摘みされた天然の岩海苔もそれに負けず劣らず潮の香りが濃厚で美味い!
1枚あたり1,000円くらいする高級食材が,2段にわたって惜しげもなく敷き詰められていて贅沢です。
とはいえ海苔ご飯だけでは飽きてしまうかもなあ,と心配だったんですが,小鉢が3つもついてきたのでそれも杞憂でした。

おなかがいっぱいになったところで海岸線を1時間ほど戻って,ファミマで食後のコーヒータイム。

自分の自転車が見ていられるイートインこそ至高ですね。
(このときはまだKnog Scout導入前)

そんな感じでご近所サイクリングは終了。
北海道は5月からブルベだなんだで忙しくなるので,4月の内は近場を楽しんでいます。

【防犯アラーム】KNOG SCOUTを購入

最近Twitterのフォロワーさんでロードバイクを盗まれている人が続いているので、自分も何か対策をしなければ、と思い始めました。
うちのロードバイクはエントリークロモリロードなのでだいぶ油断してたんですが、うっかりDi2化してしまったのでパーツだけ狙われる危険性があります。

買ったばかりのころはABUSのチェーンロックを使っていました。

でもこれは500gくらいあってそこそこ重いし、しょせんはチェーンなので本気の窃盗団に狙われるとひとたまりもありません。
ということでこれは通勤用のDAHONちゃんで使用しています。

海外に行ったり自転車輪行をするときはU字ロックを持って行きます。

強度的にはこれが一番強いんですが、なにせかさばるので大型サドルバッグを持っていないと運べないのが弱点。

というわけで普段ロードバイクに乗るときは、「絶対使ってはいけない」と言われるワイヤーロックで済ませてしまっています。

これはもうほとんど「乗り逃げ防止」だけの目的ですね。
コンビニの軒下には防犯カメラもあるし、だいたいはこの程度で十分だろう、という軽い考えで軽い鍵を使っています。

ただしこれも、ニッパーで簡単に切れてしまうし、あまつさえ番号も3桁しかないのでやる気になれば誰でも外せてしまうのは辛いところ。
そんなわけで軽さと防犯性を両立させるため、KNOG SCOUTを導入することにしました。

KNOG SCOUTのよいところ

まず、重量が25gと、普通の鍵と比べ格段に軽いところがいいです。
さらには取付場所もボトルケージを利用できるので邪魔にならない。
ワイヤーを切ろうとロードバイクに振動を与えると85dbの大音量でアラームが鳴り響くので、素人の泥棒(ニッパーを持ってるレベル)だったらそれで逃げ出すだろう、という目論見です。

これまでツールボトルにAirTagを仕込んでいたんですが、これには防犯アラーム機能は無いし、さらにいうとiPhoneから「探す」を使っても音が小さくて聞こえにくいというのが残念でした。
KNOG SCOUTだと「探す」でも相当なボリュームで存在をアピールしてくれるので便利です。
PBPのときに自分のバイクを探して彷徨ったことを考えると、おおきなサイクルイベントに参加するときも役に立ちそうですね。

KNOG SCOUTの弱いところ

似たような製品にオルターロックがあります。

この2つには大きな違いがあり、オルターロックは月額課金が必要なかわり、盗まれた場合もGPSで位置情報を発信してくれるのがメリット。
一方でKNOG SCOUTはAppleのFind Myを使っているので月額無料ですが、まわりにiPhoneがないと位置情報が分からないという弱点があります。
盗まれた後のことを考えて年に3,960円払うか、その後のことは考えないようにするか、そこが難しい。

自分の場合はあくまで「窃盗団に狙われたら諦める」「ニッパーを持った素人がうっかり犯罪に手を染めようとするのを防げばいい」という考えでKNOG SCOUTを装着することにしました。
それと、オルターロックとの比較でいうと、オルターロックは日本国内の通信会社と契約しているらしく、海外に行くと使えないとのこと。
PBPはどうか分からないけど台湾にはまた自転車旅行に行きたいし、直行便が復活したら韓国も狙っているので、海外でもFind Myが使えるKNOG SCOUTのほうが自分には向いていそうな気がします。

KNOG SCOUTを装着してみた

充電を終えて、いよいよロードバイクに取り付けてみます。
本体はかなり薄いので、そのうえからボトルケージをとりつけても違和感がないのがいいですね。

特殊ネジを使って取り付けるので、アラームが鳴ってから取り外すのが難しい、というところも良いです。
本体横のボタンを押すか、アプリから警戒モードをオンにするとセット完了。

では実際に鳴らしてみます。


実際に揺らしてみると、これがめちゃくちゃうるさい!
85dBというのはトラックの走る音と同じくらいだというのですが、耳をつんざくような高い音が鳴るので、持ち主である自分でさえも逃げ出したくなるほどです。

さらにBluetoothの範囲内、Class2なのでだいたい10m以内にいるときはiPhone本体にもアラームが鳴るというおまけまで。
でも多分、これだけ警報音がうるさいので普通に聞こえるんじゃないかと思います(汗

家族と位置の共有ができる

そして、地味に便利なのがロードバイクの位置を家族と共有できること。

これまでブルベに行ったり、そうでなくても日の出とともに家を出て自転車で走っていることがあるので、
「どこにいるか分からないと、事故に遭ってのたれ死んでいた時に困る!」
と言われていました。
それでiPhoneの位置情報を共有したりしていたこともあるんですが、いちいちオンオフするのが面倒だったりします。
Strava Beaconもスマホでアプリを立ち上げている必要があり、バッテリーを消費するのでイマイチ(通勤時はVivosmart経由で使っていますが)

ところがKnog Scoutなら、スマホのバッテリーを気にせず位置情報を共有したままにしておけるので大変便利。
ロードバイクに乗ったままですすきのの繁華街に行くことはないですしね(爆

位置情報はこんな感じで、「自分の持ち物」「共有した持ち物」に分かれて表示されます(財布と通勤用のDAHONにはAirtagを仕込んでいます)

盗まれないようにするためのアイテムなんですが、それ以外の平常時でも安心安全のために役に立ってくれるのでコスパがいいと感じます。

というわけでKnog Scout、結構よさげです。

一番いいのは出番がないこと、なんですがね。

【AR日本橋】フレッシュ日本橋2024 後編

さて、日本橋Fleche参戦記も後半です。

ここまで5人で100kmほど走ってきましたが、やはりチーム戦は一人で走るのと結構違うな、と感じさせられました。
まず、ペースが違うのは当然で、軽量級のなかさん、石原さんはヒルクライムに入ると水を得た魚のようにひょいひょいと登ってしまって、自分などはツールドフランスの山岳コースで、ポガチャル選手の背中を眺めるペーター・サガンのような気持ちになれます。
一方で向かい風が強い時でも自分やMOTOさんみたいな重量級選手は、弱虫ペダルの田所先輩のようにガシガシと引っ張っていけるんですが、それはそれで後続を引き離してしまったりするのでペースを合わせるのが大変という問題がありました。
登りが得意な人も、平坦が得意な人も、それぞれの利点を殺して走らなくてはならない、ということですね。
人数がいるからと言ってドラフティングするほど近くを走れるわけではなく、あくまで先頭はペーサーとしての役割しかない、というのが厳しいでした。

そしてチーム戦だと休憩時間が長くなりがち、というのもありました。
まあ、単純にしゃべっているのが楽しくて長引きがちなだけなんですがw
ここの昼食スポットでも1時間ほど滞在したところで再スタートを切りました。

16:22 休憩 セブンイレブン勝浦興津店

昼食後、休憩スポットのセブンイレブンに入りました。
石原さんに痛みが出たとのことで、リーダーのMOTOさんがストレッチをしたりロードバイクのポジションを調整したりと縦横無尽の活躍を見せます。

ロードバイクのポジション、自分はあんまり気にしたことがないんですよ。
飛行機輪行をするたびにハンドルもサドルも外しちゃうから、年初にショップで調整してもらった意味も失われているはず。
テキトーに地面に並行にして、サドルは足が付きやすいよう少し低めにして、そのくらいの感じでポジションに体を合わせて走っています。

17:54 休憩 道の駅 鴨川オーシャンパーク

さらに20kmほど走って、日が落ちてきたタイミングで休憩に入りました。
www.kamogawaocean-park.com
前回の休憩ポイントのあたりで日が傾いてきたけれどまだまだ暑いかなと思っていたんですが、最低気温10℃の予報はさすがに正確で、ここでインナーをジオライン厚手に交換し、ジャージの袖も取り付けました。
さらに手袋は冬用のStingerに変更。

2月の冬ライドの経験を活かし、手袋の下にニトリル手袋を履くという二重構えが完璧で、指が冷えることなく走れました。
ただし長時間の着用だと手汗がびしゃびしゃにたまり、PCについて手袋を外すと汗がじゃばっとこぼれるほどになります。
そのせいで手の皮がふやけてしまうんですが、一晩くらいなら特に問題はありませんでした。
前に2月の追い風400を走った時はバーミッツを装着しましたが、あれはさすがにかさばるし、今後はニトリル重ね履き作戦を使うと思います。

ここでそろそろ走行距離が200kmになったので、ついでに後輪のエアも補充しておくことにしました。
台湾では最終日に後輪をパンクをしてしまったので、特にチーム戦では足を引っ張らないよう注意が必要だぞ、と思っていました。
はたして、後輪をもんでみると前輪に比べてあきらかに柔らかく、空気の抜けが早いことがわかりました。
重量物を積んでいるとエアの消費が激しくなるのでしょう。

今回はCYCPLUSを持ってきているので、補充もすぐ終わるので捗ります。

200kmに1回は補充してパンクを防いだほうが、結果的にタイムロスを少なくできて良さそうです。

19:35 PC3 セブンイレブン白浜滝口店(218.7km)

ここからはナイトライドになるので写真も動画も少なめです。
逆方向から反射ベストを着たサイクリストが何人も走ってきたので、逆回りで千葉県を走っているチームもあるのかなあ、などと思っていました。
しばらく走っていて信号待ちに引っかかって分断されたので、前にいた人に
「次、左だよね?」
と話しかけると
「いや、自分は宇都宮なので」
と返されたのでびっくり。
てっきりチームのメンバーだと思っていたので赤っ恥をかきました。

すっかり日が落ちた頃、ようやくPCにたどり着くとこの日は宇都宮で600kmブルベがあったとのことで、ランドヌールがたくさん休んでいます。
関東はブルベの参加者が多いので、こうやって交差することも日常茶飯事なのでしょう。

夕飯スポットには間に合いそうになかったので、ここではカレーヌードルを食べて体を温めました。
気温はそれほど低くないとは言え、ここまでずっと南風が吹き荒れており、向かい風で体が冷えていました。
だけどジャケットを羽織ると風が収まった時に暑そうだし、微妙な気温でだいぶ悩まされました。

ただ、ここまで約220kmを11時間で来ているので、想定内のいいペースです。
ここから北に向かえば今度は追い風に助けられるのでだいぶ楽になるはず、とこの時は思っていました。

21:13 PC4 フォトチェック ホテル洲の崎風の抄(234.3km))

PCを出て、房総半島の南西部を目指して進みます。
ここからは東西方向に進むので、横風にあおられて走るのがなかなか大変でした。
特に自分はどでかいサドルバッグを積んでいるので、平気で0.5車線くらい横に飛ばされるのでかなり注意が必要でした。
20時を過ぎて、車通りがほとんど無かったのは不幸中の幸いです。

海岸沿いのなにもない道をひたすら走っていくと、片側だけのバリゲートがあって「迂回路あり→」と書いてあります。
通行止めではないのでそのまま房総フラワーラインを走っていくと、目の前の道が半分砂で埋もれているー!!!
海岸の砂が強風であおられて道をふさいでしまうため、注意のための看板だったとあとから気が付きました。
しかし今はこの砂だらけの道を突っ切るしかありません。
ライトを強にして砂が少なそうな道を選んで突破しましたが、完全に砂嵐の中を走ったせいで口の中も髪の毛も砂だらけになってしまいました。

ほうほうの体でフォトチェックに到着し、ここではメンバー全員が入った写真を撮る必要があります。
が、あたりは暗く、ホテルの看板は煌々と輝いていて、なかなかうまく撮影できません。
とりあえず全員と(光って文字が読めない)看板を写したり、そのあとで看板と自転車を一緒に撮影したりと苦労しました。

今回、日本橋のフレッシュで良かったと感じたところは、フォトチェックにおける時間の証明が、スマホの撮影時刻で大丈夫だったことです。
時間が分かるように時計塔をバックに入れて撮影しなければならなかったり、通過ポイントの建物の人から証明書をもらったりしなければならないと聞いていたので、ここが相当に簡略化されていたのは助かりました。
(北海道はそうなるとは限らないので、自分のコースはすべてコンビニチェックにしましたが)

このあとはセブンイレブンでトイレ休憩をはさみ、さらに先にあるPC5を目指して走り続けます。

0:15 PC5 セブンイレブン富津岬店(292.2km)

22時に寄ったセブンイレブンまでは風が安定せず寒いし疲れるしでへとへとだったんですが、そのあとは安定して追い風になり、いいペースでPC5に到着することができました。

残りの距離が100kmを切ったので勝ち確ですわ、ということでレッドブルに翼を授けてもらいます。

1:57 休憩 ミニストップ袖ヶ浦福王台3丁目店

内房は外房に比べてだいぶ栄えており、信号も多いし大通りは陸橋もあって、コースは徐々に厳しさを増していきました。
これぞ関東ブルベだぞ、という雰囲気が増してきます。
そんな折、坂を上っている最中に段差をガンっと乗り越えた際、急にリアディレイラーが動かなくなってしまいました。
一番重いギアで固定されてしまい、急遽メンバーに助けを求めて、ちょうど坂の上にあったミニストップに入ることになりました。
(Di2のトラブル? もしかしてバッテリーが無くなった?)
いろんなことが脳裏をよぎってかなり焦りました。

そういえばワールドサイクルで「輪行時に勝手に変速を防ぐアイテムが紹介されていたしなあ」と思い出し、買っておけば良かったかなあ,と後悔したり。
ところがサイコンでバッテリー残量を表示させてみると普通に90%もあるうえ、停車しているうちに変速も直ってしまいました。
なかさんによると、Di2は強い衝撃があるとフリーズしてしまうこともあるようで。
もしかしたら輪行の際にRDをつけ外ししたときに、配線の差し込みが中途半端で衝撃で外れてしまったのかもしれません。

横着しないで、ちゃんと使おう専用工具。

ここでMOTOさんからカフェインの錠剤をいただいて飲んだところ、効果はてきめんでガリっと睡魔が吹き飛びました。

午前2時だというのに空が明るく見えてきて、もう夜明けが近いのかと錯覚したくらいでした。
多分瞳孔が開いて辺りが明るく見えたのでしょう。
オールナイトのブルベでは便利そうなので、帰宅してから早速ひと箱購入しました。

4:04 休憩 松屋幕張インター店(350kmくらい)

本格的に工業地帯に入ると、やたらと信号が多くなり、ストップアンドゴーで体力をかなり削られました。


ずーっと走っているならともかく、ゼロからの発進だとかなり筋力を使わされます。
ここらへんで「右足だけ足首が痛い」という人も出てきたんですが、発進時に右足に体重をかけちゃうとなりがちなんですよね。
自分もウナギ600の時に同じ症状になって、以来は左足で地面をキックしてから右足でペダルを回すようにしたら、だいぶ負担が減りました。

ここらで全員体力が限界に近いということもあり、22時間地点まで10kmを残して松屋で休憩することになりました。
pkg.navitime.co.jp
ここの松屋はまつのやもマイカレー工房もセットになった最強店舗!
しかし、牛丼もカツ丼もカレーも、350km走ってきた胃には重い(泣
ラーメンかうどんだったら食べられそうだけど、ご飯ものは厳しいなあ、と思いつつ、豚汁をメインにする作戦を選びました。
PBPの時も疲れ果てたら野菜スープでしのいでいたので、日本国内では豚汁がその代わりになるだろうとの読みです。

果たして牛めしは「牛脂の味がする米だ……」と感じながらちびちびとしか食べられませんでした。
だけど、豚汁でだいぶ休まったのでこの表情ですわw

22時間地点 PC6 ローソン・スリーエフ 市川田尻四丁目店(363.2km)

そんな感じで、後半は信号峠にやられて疲労困憊でしたが、なんとか22時間地点のローソンに到着。

あとはここで6時きっかりにレシートを取得し、残り25kmを2時間で突っ走れば完了となります。

ここから先はパンクしたらおいて行かれるので、再びエアーを補充。
やはり後輪は空気が減っていたので、ここで補充できて正解でした。
体重や装備が重い人はこまめに空気を入れるのがいいですね。

ダブルエスプレッソラテに砂糖をたっぷり入れてカフェインを補給しつつ(ウチカフェがあるからローソン推し)、キットカットとゼリーでゴールまでのエネルギーを蓄えます。

そしていよいよ運命の2時間が始まりました。

24時間地点 ゴール オリンピック記念青少年総合センター(387km)

フレッシュは22時間地点までが序章、ここから24時間地点までが本番と言っても過言ではありません。
なぜなら、この2時間で25㎞走らなければならないので、ひとつのミスもトラブルも許されない状況が始まるからです。
しかもここから先は大都会東京の中心部。
信号ごとにほぼ確実に止められてしまうので、ダッシュしてはその勢いをゼロにさせられ、まるでインターバル走を延々と続けているかのように消耗します。
黄色信号ギリギリで突っ込んでは後ろの人と分断されるため焦ることもできず、交通ルールを守りつつ必死で走るしかない時間帯が続きます。
車通りも多いし路上駐車も多いし逆走自転車もいるし平気な顔で追い越していく電動アシスト自転車もいるし、まさにカオスの極み。
台北の走りやすさが懐かしくなるほどでした。


よくよく考えれば、なにもこの最終盤の重要な部分を都心部にもってこなくても良かった気もします(汗
よそのチームのツイートを見ると、都心から数十km離れたあたりをゴールに設定し、スーパー銭湯でのんびりしてから改めてゴール地点に集合というパターンもあったようです。
そーゆー意味ではどこかで25km迂回して、22時間地点の市川あたりをゴールにするのが賢いのかなあ。
北海道フレッシュのコースは22~24時間区間は富良野市街地になるのでこんな目にはあわなさそうですが、とにもくにもコース設定において試されるのがフレッシュなのだなあ、と思いました。

苦しいながらもどうにか制限時間に間に合い、全員でオリンピックセンターの看板前に集まって記念撮影できました。

ゴール受付

8時スタートなのでゴールも8時。
ですが受付は10時スタートなのでわりかしのんびりです。
(そーゆー意味でも市川ゴールの方が理にかなっているかも)

ちょっと早めにリーダーのMOTOさん、予備で集合写真を撮っていたウエノさん、そしてInsta360で動画を取っていた自分の3人で受付に向かい、残りの二人には自転車の番をしてもらいました。

会場は10時少し前くらいに開場し、全員のブルベカードとレシートを提出して審判の時を待ちます。
ほかのチームが何度か修正のために呼び出されているのを聞きながらドキドキしていると、うちのチームのチェックが終了した旨のアナウンスがあり、ようやくここで完走となりました。

リムジンバスで羽田へGO

まだ午前中だし自走で帰るメンバーもいたので打ち上げという雰囲気でもなく、ここで三々五々解散となりました。
自分はというと、飛行機自体は夕方5時なので時間的には余裕があるものの、丸一日着ていたジャージのままで東京を観光するのにもはばかられたので、早々に羽田空港へと戻ることにしました。

しかし、日本橋から羽田まで、自走で行けないことはないけれど、日曜日の東京のあの混雑っぷりを見てしまうとちょっと微妙。
電車で輪行も考えましたが、渋谷のあたりから乗るのも混みすぎていて厳しそうでした。

だけどいまの自分には強い味方がありました。
それは、リムジンバス!
往路で自転車の運搬が確実にできることが分かっていたので、バスタ新宿から羽田まで行くことに決めました。

当然、輪行準備はハイパー人込みしている新宿駅前ですることになるのですが、都会の人は多少頭がおかしい人がいてもスルー力が高いのでお構いなしです。
リムジンバスで羽田に着いて、自転車を預けたらあとは自由行動。

羽田空港第3ターミナルの近くに新しく開業した羽田エアポートガーデンに行くことにしました。

飲食店はたくさんあったけどどこもインバウンド向けで微妙に高いので、庶民的にお好み焼き屋に入って一人打ち上げ。

続いては最上階にある天然温泉、泉天空の湯へ向かいます。
www.shopping-sumitomo-rd.com
羽田空港隣接なだけあって、利用料が4,800円とむちゃくちゃ高い(泣
しかも残念なのは眺めがリバービューで、飛行場が見えるわけではないこと、さらには屋上露天風呂も、風が強すぎてお湯のしぶきが常に舞い上がって目を開けていられないのはマイナス点。
あと、普通に全身入れ墨のヤクザの親分みたいな人と全身入れ墨の若頭みたいな人とワンポイント入れ墨の若い衆みたいなのがガッハッハしていて、龍が如くのごとくだな、と変な感心をしてしまいました。

逆にめちゃくちゃ良かったのは岩盤浴。
今回初めて利用してみたんですが、熱がじわーっと床から全身に伝わってきて癒されます。
内蔵が温まると体が一気に回復しますね。
サウナよりもずっと健康的で良さそう。

泉質はそんなに悪くないし、設備もきれいでゴージャス感はあります。
なんだかんだで3~4時間は滞在できて体も休まったので結果オーライでした。

というわけで羽田空港での〆はアカシアで決まり。

ビールと米に合うロールキャベツがたまらんわ~。
次はハヤシかカレーかメンチカツを食べようと思っててもたまにしか来ないから毎回ロールキャベツ2貫ににしてしまう悲しみ。

という感じで、無事に帰宅できました。

フレッシュまとめ

今回フレッシュに参加してみてまず思ったのは、
リーダーは大変!
ということでした。
準備段階ではコースの設定からリテイクへの修正、本番ではつまらないミスから失格にならないよう、ルールをしっかり読み込んでメンバーへ的確な指示を出す。
さらにはポジションがおかしな人がいれば修正し、腰が痛くなればマッサージをし、こーゆーことができるのはMotoさんだけだとは思いますが(笑)、まさに縦横無尽の働きで頭の下がる思いです。
特に最終盤、残り2時間の地獄の区間ではずっと先頭に立ってみんなを引っ張って見事全員完走という結果に導いていて、リーダーあってのチームたらふくだったなあ、と思いました。

はたして自分のチームがそこまでできるのか?
不安は尽きないけれどとりあえず頑張ってみるしかない!
北海道フレッシュも全員で完走できるよう、頑張っていこうと決意を新たにしました。

【AR日本橋】フレッシュ日本橋2024 前編

台湾から帰国して息つく暇なく翌週にはフレッシュに参加するため東京へ飛ぶことになりました。
どうしてこうなった……。
www.ar-nihonbashi.org

Flecheとは

フレッシュとは、3〜5人一組のチームで走るブルベのことで、制限時間は24時間、距離は360kmとなっています。
R5000の認定のためにはPBPに加えて、フレッシュの認定も必要になるため、なんとか今年中に走っておこうと考えていました。
しかし課題となるのが「チーム戦」の部分です。
いつもひとりぼっちで走っている自分のような人間に「5人」という限られたメンバーの中に加えてもらえるような人はなかなかいません。
参加者のほとんどは前の年のうちからメンバーの目星をつけているらしく、Twitterで多少絡みがある方に声をかけてみても後の祭りでした。

この年になって、修学旅行の班分け気分を味わうとは思わなかったぜ……。

しかし捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったもので、PBPで一緒に走ったMotoさんがチームリーダーとなり、メンバーに入れてもらうことができました。


他のメンバーはリンちゃんアイコンのなかさん、
それから石原さん、ウエノさん、そして自分の5名。
全員400km以上のブルベで完走経験がある、というのも参加のハードルが高いところだと思うんですが、今回は48チームが参加というのでそんな野郎がだいたい200名以上いると考えると恐ろしいものがありますw

コースは成田空港を出発して、房総半島をぐるっと回って日本橋のナイスプレイスを目指します。

獲得標高が少ないのは助かりますが、最終盤に都心を走るのが唯一の懸念材料でした。

出発

台湾一周でドロドロになった自転車を洗車して、ひさびさに縦型輪行袋に詰めました。

うーん、コンパクトだし、輪行箱と比べると作業が断然楽。
自分はRDを外す手間はあるけれど、それでも作業時間は20分かからないくらい。
クロモリだし、ANAの国内旅行ならこれで問題なしです。

重量は14.2kgとかなり軽量で済みました。
本番はボトルに飲み物を詰めるし、リュックに入れた家電製品を入れるからトータルで15~16kgくらいですかね。
PBPもこのくらいの重さで走っていたので、自分的には問題ないレベルです。

自転車を預けて、あとは空港内の五島軒でカレーをいただきます。

函館空港は2階でカレーか海鮮丼を食べるのがオススメ(1階のラーメンは……)。
gotoken1879.jp

リムジンバス輪行

羽田空港に到着し、ここから成田空港までの移動が最初の関門でした。
最初の案では羽田空港の中のファーストキャビンに泊って始発で成田に移動しようと思っていたんですが、朝5時に出ても7時過ぎに成田に到着のため、スタート時間の8時まで結構ギリギリです。

なのでそのまま成田に移動しようとしたんですが、それも結構難しい。
今回は函館を19:40発の最終便で出たため、到着は21:05。
リムジンバスの成田空港行きは最終が20:25なので直通は間に合いません。
エアポート快特は最終が21:48なのでギリギリ間に合いそうでしたが、今回が飛行機が遅れてしまったのでそれも無理でした。

そのため、まずは22時発のリムジンバスで京成津田沼まで移動し、そこから電車で成田に向かう作戦に切り替えました。
リムジンバスが自転車を積ませてくれるかどうかは確実な情報が無くて結構な賭けだったんですが、意外とすんなり対応してくれて、しかも積み下ろしまで係の人がやってくれたので全然安心でした。

京成津田沼に到着するとリムジンバスは21:44に羽田空港を出発した京急空港線快特に追いこしていて、無事に乗り換え完了。
間に合うのなら普通に電車を利用した方が楽かな……。
でも津田沼を過ぎてしばらくは車内がほぼ満員で、自転車を乗せるにもはばかられるほどだったので、羽田空港から成田空港に行く場合は普通にリムジンバスを使うのが一番良さそうです。

仮にまたPBPに出るとして、今度は安く済ませるために成田から出るというパターンも考えられるので、なにごとも経験ということにしておきましょうw

東横イン成田空港新館

成田空港ビルを出て輪行を解除し、ホテルへと向かいます。
成田は空港が陸上にあるので、自転車で脱出するのが楽で良かったです。
www.toyoko-inn.com
ホテルに着くとほぼ0時だというのに外国人のお客さんを山ほど乗せたバスが到着して、フロントはてんやわんやの大騒ぎでした。
東横インは自転車はそのままでは部屋に持ち込めない(輪行袋か自転車ソックスが必要)ので、係の人に
「朝まで入口の中に入れてていい?」
と聞いたところ、混乱のせいもあってかすんなりOKが出たので助かりました。

翌朝、朝ご飯を食べるために1階にむかうと衝撃の光景が。

ええー、パン、だけ?
いくら不況とは言えここまでサービスが低下しているとは……。
絶望のままにパンを2、3個もそもそもと食べていると、MotoさんからグループLINEで
「朝食会場にいるよ」
と連絡が入りました。
しかしパン食べ勢のなかにはそれらしい人はおらず、不思議に思ってあたりを見回すと、
「朝食会場は本館1階です」
との看板が。
騙されたー! というかこのパンはなんだったの!?

本館に向かうと当然のようににぎわっており、パンのせいで半分おなか一杯になっていたものの、かろうじて動物性たんぱく質を確保できました。


さて、ロードバイクに荷物を詰めなおして出発です。
当初は羽田に泊って空港内のロッカーに着替えやらリュックサックを預ける予定だったんですが、成田に泊ってしまうと全部持って行かざるを得ず、輪行袋も着替えも全部持っていくという大変な大荷物になってしまいました。
まあ、台湾の時もこのくらいの重量だったので大丈夫でしょう。
リュックサックのうえから反射ベストを着こんでスタート地点のコンビニに向かいます。

スタート

当日の気温は25℃と、北海道の夏並みの気温。
寒暖差を見越してカステリの3シーズン対応ジャージを着てきたので、袖を取り外して昼の間は半袖に。

インナーにはモンベルジオラインの薄手を着ることにしました。
webshop.montbell.jp
ちょっと暑さを感じることもありましたが、風が出ると結構冷えるのでこのくらいでちょうど良かったと思います。
ジオラインは汗の逃げが早いし、ジャージもゴアテックスで放湿性能が高いので、最高気温のピークが短い季節にはこれで良さそう。
アンダーはカステリのTUTTO NANO BIBTIGHTで、これは裏起毛ですが下半身は暑さを感じにくく、汗をかきにくいので昼夜ともにこれで十分でした。

さて、フレッシュで一番気を遣うのが、証憑の取得時間です。
チームで5分以上離れると「一緒に走っていない」とみなされ失格になることがあるというので、必ず並んで一斉に取得することに決めました。

以前に宇都宮のフレッシュに参加した方が、レジに並んでいるときにひとりがトイレに入ってしまったことに気づかず、レシートの時間が15分ずれてしまったせいで失格になったという事例を聞いて肝を冷やしました。
日本橋は毎年開催しているのでわりと鷹揚に判断されることが多い(時間が離れていても理由書の提出で許されるらしい)とのことですが、開催が少ない主催者の場合は厳しめにとられるおそれがあるとのことで、北海道でもかなり注意が必要だな、と感じました。

9:32 PC1 ミニストップ神栖知手店(36.6km)

8時過ぎに全員でレジに並んで、いよいよスタートです。
成田からPC1のまでは、千葉半島の頭をずーっと横切っていく感じのコースで、のどかな田舎道をのんのんと進んでいきます。


9時半ころに到着し、レシート取得後に保険のために全員で集合写真を撮影してリスタートしました。

10:53 PC2 セブンイレブン銚子犬吠埼店(62.2km)

PC1から先は、ずーっと南下してPC2へ。
本当は犬吠埼を通るコースにしたかったとのこと(行きたかった)ですが、フレッシュのルートは最短距離を通る必要があったので断念したとのこと。
(今後もこの最短距離の呪いに苦しめられることになります)

昼食スポットまでまだ50kmほどあるとのことで、ここではカップヌードルを食べて栄養補給します。

と、このコンビニで氷点下コカコーラの自販機を発見!

まだ飲んだことがないし、気温が高いのでちょっと試してみることにしました。

シャリシャリの絶妙なフリーズ感に期待は高まる! けれど、フタを開けると一気にあふれてきて内容量の1/3くらいを地面に飲ませてしまうという結果に(泣
どうやったら上手く飲めるというんだこんなの……

謎の集落に遭遇

フレッシュとBRMの大きな違いは、コース設定にあります。
チームでコースを作る、というのはその通りなんですが、その判定がやたらと厳しいんです。
たとえばA町からB市までバイパスが通っている場合、道幅が広くて路肩も整備されているバイパスを通るのが普通です。
しかしバイパスというのは込み合った市街地や路地を「迂回」するために設けられたもの。
つまり、最短距離ではないことが問題になってきます。
フレッシュは24時間で360km以上走る必要があるのですが、ショートカットができないよう最短距離を通るようにコースを作る必要があるため、立派な道があってそこを通ると遠回りでも早く走れる場合であっても、自転車が走れる最短距離があるのならそこを通ることは許されないという「最短距離の呪い」があるのです。
房総半島を走るブルベはたくさんあるのですが、フレッシュのコースではしばしば、ブルベでは通らない裏道を通らされることが多くて苦労しました。
人もあまり住んでいない集落の中を駆け抜け、木がうっそうと生い茂る山道を越え、さんざん苦労した揚げ句に結局もとのバイパスに復帰してため息、ということがままありました。

その最たるものがこの集落。


お気付きでしょうか。
集落を出るときにあった謎のしめ縄が。

拡大してみると、さらに謎は深まります。

サイコロと、タコのお化け?

こちらは何かをねじったものと、将棋の駒でしょうか。
ちなみに撮影しわすれていたけれど集落の入り口にも同じしめ縄がありました。
これはなにかの結界……?
とりあえず無事に抜け出すことができてほっとしました(汗

13:18 大漁亭(110km)

PC2以降は九十九里浜を通って海岸沿いを走る、んですが、意外と海は見えず、軽いアップダウンがある道路を延々と走っていく、という感じでした。
ほぼ平坦を良い感じのペースで走って昼食スポットの大漁亭に到着。
www.tairyoutei-kujyuukuri.com
海鮮丼もいいけど、ナマモノよりかはアジフライの方が(アジが特産だし)良いかもなあ、と迷いつつ、誘惑に勝てずに海鮮丼をチョイス。

アジフライにかじりついているウエノさんの姿を見てまた「やっぱりアジフライにしておけばよかったか」と後悔している自分ですw

というわけで前半部分はここまで。
果たして無事にゴールは、そして認定はいただけるのか、こうご期待!

【環島】2024台湾一周 DAY8・9 台北観光~帰国

最終日は予備日としており、無事に計画通り戻ってこられたので丸一日台北観光となりました。
まず向かったのは故宮博物院です。
www.npm.gov.tw
台北駅に着いて、まずはコンビニでイージーカードをゲット、

残っていた現金から400元をチャージします。

ここから台北捷運、MRTに乗って士林に向かいます。

ちなみにこのMRT、路線ごとにホームが分かれているので注意が必要です。
札幌の地下鉄は南北線と東西線、東豊線は改札のあとでつながっているのですが、その感覚でテキトーなホームに行ってしまったため、なかなか出られず大変な目にあいました。
間違って入ってしまったら改札を出た後で、窓口に行って解除してもらうまでMRTに乗れなくなるので気を付けましょう。

ちなみにこのMRT、要は地下鉄なんですが普通にロードバイクを乗せている人がいてびっくり。

休日に限られますが、台北駅などの混まない駅であればどこでも乗降可能というから感動しました。

士林駅を出たところでおなかがすいたのであたりを見回すと、家族経営の飯糰屋さんがあったので食べてみることにしました。

通常はフライドチキン屋さん、朝だけ間借りして飯糰屋さんなんですね。

ここでは人気だという日式壽喜牛(すき焼き)飯糰と、黒豆乳を注文。

基本の具材に干大根の漬物「菜脯」、揚げパンの「油條」、肉でんぶの「肉鬆」が入っており、そこにオプションですき焼きが足されているので相当食べ応えがあります。
台湾の朝ご飯のお供と言えば豆乳なんですが、日本に帰国してからだと全然飲みたくならないのが不思議。
黒松コーラもそうですが、やはり台湾の風土で飲むから良いのかもしれません。

さてここからはバスで故宮博物院に移動。
Googleマップはバスの番号まで案内してくれるのでラクチンですね。
支払いも悠遊卡まかせなので余裕でした。

入場券もイヤホンガイドも全部悠遊卡(EasyCard)で支払えるので、台北に限れば相当便利です。

さて、肝心の博物館の展示はというと、うーん……、まあまあですね。

古いものがある、という感じで、中国の歴史背景に詳しくないと面白みを感じにくいというか。

例の白菜や角煮は(混んでいたけど)実物を見られてよかったけど。

常設展はイマイチでしたが、特別展の「古代兵器攻略」はかなり楽しかったですね。

紀元前から鉾や刀のみならず、弩弓まで作っていたことに改めて驚きました。

近接系の武器なら石からだんだんと素材を固くしていくだけですが、金属を加工して機械部品を組み合わせるという発想がヤバいと思いました。

展示だけでなく、モーションセンサーを使った的あてゲームがあったのも良かったです。

そんな感じで1時間くらいで見学を終えたので、続いておみやげを仕入れるべく、松山へと向かいました。
たくさん有給休暇を取ったのでちゃんとしたものを職場に持って行こうと思い、有名なパイナップルケーキ屋さんを目指します。
www.chiate88.com.tw
バスを乗り継いで目当ての店の前にたどり着くと行列ができていました。

佳德鳳梨酥というお店で、お土産用の箱入り商品だけでなく、アソートでも買えるので便利でした。
パイナップルケーキも美味しかったんですが、オススメは蔥軋餅禮盒というネギのお菓子。
甘しょっぱくて生地が香ばしくてかなりクセになります。
職場でも好評だったので、つぎ行くときもここに来て、今度は違う味のも試してみたいと思いました。

並んでいる間におなかがすいてきたので、近くにあった鶏肉飯のお店にテキトーに入りました。
maps.app.goo.gl
ご飯とスープのセットが150元、ちょっと高いけどまあいいか、と注文してぼんやりしていると、でてきたのがコレ!

これは、ガチョウ肉じゃないですか!
よくみると店名は「蘭陽土鵝肉大王」だし、メニューも鵝肉飯+青菜湯だし、ガチョウ専門店だった!!!

実は自分は台湾のガチョウ肉が大好きで、ずーっと食べたいと思っていたのでした。
前回台北に来た時に行った阿城鵝肉のガチョウの味が忘れられなくて、また行こうと思いついて昨晩検索してみたのですが、たぶんミシュランに選ばれてしまったせいで何か月も予約が取れない状況になっており、悔しい思いをしていたのです。
maps.app.goo.gl
そんな、夢にまで見たガチョウ肉が不意に目の前に現れるとは!!!
そしてこれが期待通りに美味いからたまらない!!!
肉の量は少なめだけど脂がたっぷりなのがポイントで、ご飯との相性が異常に良いんです。
阿城鵝肉でも最強に美味かったのは、ガチョウの脂かけご飯だったしなあ。

ご飯を食べた後は同じく松山にあるサンダル屋さんに行きました。
ここでの狙いは台湾サンダル!

なんと、サンダルにもかかわらずフルマラソンを走れるくらいの快適性能があるのだとか。
今年からちょっと走ってみようと思っているので、試しに買ってみることにしました。

ホテルに帰って山のように買い込んだお土産を置いてから、サンダルに履き替えて再び出かけたのですが、とにかくもうサンダルと台湾の相性が良くて歩きやすかったです。
かかと部分があるのでパカパカしないし、底に厚みがあってクッション性があるのもGood。
ただし、裸足で履いているとやはり鼻緒の部分がこすれてくるので、走るなら5本指靴下を履いた方がいいかもしれません。


午後からは台北駅の西側にある西門へ向かいました。
歩く前にまず腹ごしらえだ、とばかりに豆花を食べに行きます。
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突入したのは本願寺のすぐ近くにある本願豆花店西門というお店。
メニューが豊富過ぎて目移りがします。

が、観光客でも注文しやすいよう工夫がしてあって助かりました。

Aセットに、タピオカが品切れだから芋圓と花生をトッピングしたような覚えがあります。
豆花は豆乳を石膏で固めたものなので、要するに柔らかい豆腐ですね。

それをうす甘い汁に浸して食べるスイーツ。
豆腐に甘みは日本人からすると違和感ですが、ところてんを辛くして食べるか、甘くして食べるか、みたいな違いでしょう。

かき氷も入ってキンキンに冷えており、黒糖のシロップは花の香りもして甘すぎずちょうどいい感じ。
これは夏に食べたいなあ。
日本の豆腐屋さんも作ればいいのに。


移動のためのカロリーが補給できたので、続いて剥皮寮という物騒な名前の観光スポットへ移動。

川のそばにあって、清朝のころは伐採してきた木の皮を剥く作業が行われていたのが由来だったかな(日本でいえば木場みたいな地名かな)。

当時の建物がリノベされて残っていて、特に目的もなくぶらりと観光するには良い場所でした。

気が付いたら龍山寺の近くまで来ていたので、予定ではなかったけど見て行くことにしました。

名物のおみくじをひくと、ものすごい良い運勢が。

解説サイトによるとこれは「上上」の運勢で、好きなことをやってそれで近しい人に迷惑をかけるかもしれませんが、最後には目上の人の協力で全てがうまくいくことを暗示しているというずいぶん身勝手な内容でしたw
観世音霊籤第十一首 - 第十五首 | 日本で作れる台湾料理
今後もずぶとく気の向くままに、楽しく自転車旅を続けていきたいなあ。

満足したのですぐ近くにあった、ガチョウ肉のお店へGO。
maps.app.goo.gl
台湾最後の晩餐になるので、ガチョウ料理をこれでもかとばかりに注文します。

モツがプリプリでくさみもなくて超美味い(腸だけに)
でもやっぱりメインはガチョウ肉ですよね。
鴨に近いけどそれよりも脂分がじゅわ~っとしていてたまりません。
結構高くて1皿300元 = 1,500円だったんですが、あまりの美味さにお土産でもう一皿頼んでしまうほどでした。

血糕湯はガチョウの血と米を固めて作ったお餅が入ったスープで、これも血生臭いところは無く、モチモチの食感で良かったです。


帰りに龍山駅に入ると、ちょうど象棋の大会が行われていたので軽くのぞいてみたりしました。

将棋は初段だけど、象棋はコマの動かし方が分かるくらいなのが残念。
こーゆーときに
「拙者はジャパニーズチェスのブラックベルトであるのでひとつお手合わせ願いたい」
とか言えるとカッコいいんですけどね。

というわけでホテルに戻り、台湾の夜景を眺めながらエビスで乾杯。

帰国

翌日は12時の便なので遅れないよう早朝から空港に向かい、余った時間は空港内で過ごす作戦にしました。
自転車を預けて、

保安検査場前でお粥をいただきます。

ゲートの後は包丁とかグリルが使えないので、食事は手前で取ってしまうのが吉です。

あとはビールを飲んでまったりしたり、

免税店でカバランを買ったり、
www.kavalanwhisky.com

空港内を歩いていたらおなかがすいたのでジーローハンを食べたりしました。

(これは予想通りあまり美味しくなかった)

予想外のスマッシュヒットだったのがWheel pieです。

日本のおやき・今川焼戦争に一石を投じそうな見た目ですが、ピーナッツクリームがめちゃくちゃ美味くて良かったです。

花蓮駅ではタロイモ入りのを食べましたが、中身を工夫するだけでまだまだ発展の余地がありますね。


搭乗口にはなぜか折りたたみ自転車が展示されてあって、「おりたたぶ 世界編」みたいな雰囲気を出していて良かったです。

というわけで飛行機に乗り込み、もう台湾を離れたので機内食はパスタとハイネケン。

自転車も無事に(無事か?)受け取り、帰国できました。

台湾一周まとめ

という感じで、8泊9日で台湾を思いっきり楽しんできました。
やはり3月の台湾は暑さも厳しくなくて、サイクリングをするにはちょうどいい季節ですね。

台湾は自転車道が整備されていてとにかく走りやすいし、人も親切だし、治安もいいし、海外を走るという点では一番いい国だと思いました。
とにかくご飯が美味くて安いのが最高でした。

お金を貯めて、また2、3年後に行ってみたいと考えています。
次は逆順で走るか、もしくはコースを変えて今回泊まらなかった台中、台南や台東を訪れてみたりするのもいいかなあ。

【環島】2024台湾一周 DAY7 大里~台北(155.7km)

台湾滞在もあと3日。
最終日は飛行機移動、その前の日は予備日なので、この日が自転車に乗る最後の日になります。
予定では台湾最東端を目指し、その後十分を経由してから基隆に出て、そこから台湾最北端を通って台北市街地に戻るというコース。
150kmを超えるうえにちょいとした峠もあるので体調が心配だったのですが、前の日に十分静養したおかげで目覚めもばっちり、かなり走れそうな予感がします。

せっかく最東端に行くんだから朝日を見よう、と思って宿を5時に出発します。
が、いきなりのパンク……。

ここまで毎朝タイヤを触って空気圧をチェックし、柔らかければエアを補充していたんですが、この日は日の出に間に合わせるよう焦って確認を怠ったのが原因です。
ブルベの時もそうですが、特に旅仕様でサドルバッグに大量の荷物を詰め、さらにリュックを背負ったりして後輪に重みがかかるときは、空気の抜けが早いような気がしています。

この翌週に行われた日本橋フレッシュでは、200km地点と22時間地点で2回エアを補充した結果、パンクせずにすみました。
どちらも後輪は前輪に比べて顕著に柔らかくなっていたので、「マメにエアを補充する」は結構大事です。
CYCPLUSがあると手軽に補充できるので、今後は「200kmに1回補給する」パターンで行こうと思っています。

とりあえず、パンク修理は手堅く完了。
アジリストDURO+TPUチューブでここまで900km近く走ってきましたが、乗り心地の良さとグリップ力、進みやすさにはかなり満足しています。
感覚的にはGP5000の25Cと遜色ないくらいですね。

そんなわけで日の出には間に合いませんでしたが、どちらにしても最東端はドン曇りだったので結果オーライ。

ここからは珍しく山越えルート。


前に台湾に旅行に来た時は千と千尋の神隠しのモデルになった九份に行ったので、今回はちょうちんで有名な十分を目指します。
しかし、頑張ってたどり着いたときには時刻はまだ8時で、当然どのお店もやっていません。

ちょうちん屋さんも、前の日に飛ばして回収してきたちょうちんを、洗って干しているだけという状態でした。

しかたがないのでもうひとつ有名な十分瀑布でも見てこようと、集落から激しくヒルクライムして向かってみたのですが、なんとこっちも営業開始は9時からとのこと。
滝なんて24時間流れ放題でしょ!?

せっかくここまで来たのに無駄足だったのでガッカリして、別の小さな滝を見たり、ファミマでカフェラテを飲んでいると、観光バスがやってきたりしてだんだんと周囲に人が増えてきました。
(これは、イケるか?)
そう思って再び十分駅前に戻ってみると、いつの間にやら大勢の観光客でごった返しています。

天燈とんでるー!

実は、さっき来たときはまだ営業してないこともあって「こんなのカンコーキャクがやることでしょ」と斜に構えてみていたんですが、実際に飛ばしているのを目の当たりにするといてもたってもいられなくなり、自分でもやってみることにしました。

料金(たしか200元くらい)を払うとちょうちんが台にセットされ、ここに墨を使って自由に願い事を書くことができるとのこと。
赤は健康運なのでベタに「健康第一」と書いたところ、係の女の人から「ジェンカンディーイー」と読まれたので個人的にちょっと盛り上がりました。

(漢字が書けると便利)
黄色は金運なので「宝くじが当たりますように」

このおじさんはちょうちんに火をつけて飛ばす方の係の人で、スマホを渡すとバシバシ写真を撮ってくれるので捗ります。

青は仕事運なので「有給休暇」ですねw


これをぶわーっと飛ばすシーンも動画で撮ってくれたので、1,000円払っても割安に感じました。
飛んで行った天燈は風に流されていくんですが、だいたい落ちるところは決まっていて、毎日そこに回収に行って再利用されるとのことでした。
ただ、ここらへんの道路には「天燈が落ちて来るから注意!」の看板があるので、車で行くときは気を付けた方がいいかもしれません。


十分を十分に楽しんだ後は、基隆に向かって快調に下っていきます。

ここらでだいたいお昼近くになっていたので何か食べておこうと思い飲食店を物色します。
ここでも威勢のいいおばちゃんから声をかけられたので、いざなわれるがままに店内に入りました。

天天来一口基隆店

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ここでは鶏肉飯と小籠包(半籠)を注文しました。

漬物はおばちゃんが「美味しいから食べて!」と出してくれたもので、これが辛いけれどめちゃくちゃ美味い。
小籠包にも自家製ラー油をだっぷりと付けて、辛さと美味さに身もだえながら完食しました。
店の人が暇そうだったら帰り際に「ヘンハオチー、シェシェ」と声掛けすると良いです。

さてここから先は至福の海岸線ライド。

台北の北側は交通量も少なく、風景も素晴らしくて本当に最高でした。
南に向かっているときは交通量が多いうえに海が全然見えない国道だったり、あまり整備の手が行き届いていないサイクリングロードを通るのでそれほど「海!」感が無かったんですよね。
最西端に行った時もサバヒーの養殖池の方が印象が強いし、海を満喫できたのは最南端の墾丁あたりくらいかな。
それに対して最北端の、基隆から石門、淡水のあたりはずーっと風景もいいし、それなりに食べ物屋さんもあるし、サイクリングを楽しむにはうってつけの場所でした。

というかわざわざ台湾を一周しなくても、サイクリングしたいだけなら台北から最北端を回るだけでも十分満足できそうです。
朝にホテルを発てば十分でちょうちんを揚げるのにちょうどいい時間に間に合うし、そこから最北端経由で戻れば200km未満なので、実はこのくらいが最適解なのかもしれないなあ、と思いました。

レンタルのロードバイクも安く借りられるし、手ぶらで台湾に行って一日だけ楽しむ、そういう遊び方もありかもしれませんね。

最北端に到着し、台北への帰りは淡水川・基隆川沿いのサイクリングロードを走れるのでかなり楽勝です。

途中でオシャレなカフェに寄って台湾紅茶とケーキをいただく余裕まで。

という感じで、無事にスタート地点に戻ってきました。

いやー、楽しかった!
台湾の主要都市を巡り、風景を愛で、いろんな食べ物を味わってこられたので充実の一週間でした。
惜しむらくはもう少し余裕のある日程だったらなあ、というところ。
1日150km程度なので距離的には無理がないものでしたが、それでも天候不順や体調不良などもあったので、7日で一周ではなくもう1、2日くらい余裕があればもっと楽しめたと思います。
今回は四極制覇も目指したせいで距離が伸びてしまっているので、次回挑戦するとしたらもう少しコンパクトにまとめていこうと思っています。

しかし、これで終わらないのが自転車旅のつらいところ。
まずは夕方の帰宅ラッシュで大混雑している市街地を抜けて、台北駅前のホテルを目指します。

チェックインしたらシャワーを浴びて洗濯をして、休む間もなく自転車を輪行箱へ詰める作業が待っています。

それにしてもこの粉塵の量、やばすぎますよね。
家に帰ってすぐ洗車したんですが、油でべっとりとこびりついてなかなかとれませんでした。
こんなものが大量に喉や鼻の中にこびりついていたらと思うと……。

一時間かけて箱に詰め直し、ホテルの近くにある麺のお店で夕食にしました。

初麺

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オススメの白湯豚肉麺というのを注文したんですが、スープが大根(カブ?)の出汁が香る薄味のもので、いわゆるパイタンとは別物だったため(さゆの方の白湯か?)と一瞬戸惑いました。

(具を全部入れたら美味しくなりました)

この店ではお酒を出しておらず、また、店内は冷蔵庫のように冷房がギンギンに効いていたため長居することもできず、コンビニでビールを買って、あとは出店でテキトーなものを揃えてホテルで食べるという正統派台湾スタイルで晩酌となりました。

ここでは豆干と米血糕、あとは手羽先と手羽元を買ったかな。

ついでに福州包を6個。

今回利用した宿はビルの10階と11階に部屋があり、11階は半分が屋外でランドリースペースとテラス席になっています。

ここで台湾の夜風を感じながら飲むビールは最高でした。

今回泊まったインキューブ台北駅前店は、駅から近くてアクセスもいいし、荷物も結構適当に預かってもらえるし、ロードバイクをエレベータで10階まで上げても鷹揚な対応だし、なかなか良かったです。
唯一の欠点は部屋の冷房が集中管理のため、知らないうちにギンギンに冷やされたりするところ。
この日部屋に入った時は凍るぐらい寒くて、20℃の設定温度をなんとか24℃まで上げてもらったんですがそれでも耐えられないくらいだったので閉口しました。
この日は通気口をガムテでふさぐとともに、あいたペットボトルに熱湯を詰めて抱いて寝るという作戦でなんとか無事に寝られましたが。

さて翌日は楽しい楽しい予備日です。
自転車のことは忘れて、のんびり台北観光だ~。

【環島】2024台湾一周 DAY6 池上~大里(17.7km)

昨日まで体調が微妙だった割に、池上での朝はすっきりした目覚め。
国道1号線の混雑を離れて空気がよくなったおかげかも。
しかも外に出てみると珍しいくらいの青空です。

だけど電車の予約はもう済ませてしまっているし、とりあえず近所をぶらっと走ってみることにしました。

池上の町を少し離れると水田が続くのどかな風景が広がっています。

田んぼの間のサイクリングロードを通って、金城武の木を目指します。

なぜかこのあたりは観光客がいっぱいで写真を撮るのが精いっぱいなくらいの混みようだったので驚きました。
(富良野のセブンスターの木などよりも混んでいます)
金城武、そんなに台湾で人気があるの?

謎を抱えたままのんびりと池上駅まで戻り、駅前にあるお店で有名な池上弁当を買うことにしました。

時間が早いだけあって店内はまだ閑散としています。
カウンターにいたおばちゃんに「弁当か?」と聞かれたので「そうだ」と答えると、まずここでお金を払って引換券をもらい、それをもって店の奥にある窓口で弁当をもらうというシステムでした。

食べ終わったフタの裏にメッセージを書いて壁に貼るのが流行っているのかな(衛生的にどうなのかな?)


駅前のベンチに腰掛けて、さあ実食です。

うん、これは確かに美味しい。
日ごろから北海道米を食べている自分でも、普通に美味しいと思えるお米でした。
屏東の駅で昨日買ったものとは格が違います。
具とお米のバランスも良くて大満足でした。

その後は自転車を輪行袋に詰めて花蓮へ。

ここでは乗り継ぎに2時間近くあったので、自転車を組み立ててまずは小籠包を食べに行くことに。

周家蒸餃


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エビの蒸餃を10個と小籠包(中央の肉まんみたいなやつ)を1個、それと金針筍片湯を注文しました。

ここの蒸し餃子は絶品でしたね~。
エビの身がごろっと入っていて食べ応えもあり、これで85元 = 425円は破格です。
小籠包は肉まんタイプだと聞いていたので控えめに1個だけにしたんですが、これもめちゃくちゃ美味しかったので1籠(10個)頼んでしまっても余裕で完食できた気がします(この日はあまり自転車に乗らないので我慢)。
金針というのはワスレクサというユリ科の植物の花だそうで、これも食感が面白くて良かったです。

このほかに特調檸檬汁を注文して持ち帰り、あとで列車の中で飲みました。

しまなみ海道に行ったときも思ったんですが、現地で搾りたてのレモンってなんでこんなに美味しく感じるんですかね。
駅構内で買ったおやき(タロ芋入り)との相性もばっちりでした。


この後は腹ごなしに道教の寺院までサイクリングをしたり、

駅に戻ってケーキを食べながら列車を待ちました。

花蓮からはサイクルトレインなので輪行袋は不要、そのまま自転車を持ち込めるのが便利。

この日は自分のほかに、欧米人のカップルも利用していましたが、こうやってロードバイクを直接載せられる車両は1編成に1車両しかないため、早めの予約が必要になります。


サイクルトレインを頭城で下り、ここから宿に向かって自走していきます。
今回の宿は大里という駅前にあるんですが、レビューを読むと最寄りのコンビニまで約3キロと、結構な田舎である予感がします。
そこでまずはファミマに寄って夕食と翌日の朝食を買い込みます。

(まさか台湾でもちいかわフェアをやっているとは)

それからしばらく走っていくと大渓という港町に差し掛かりました。
ここは割と大きな町で、飲食店が何軒もあります。
自転車を押し歩きしながらいくつかの店を覗いてみると一軒の店の威勢のいいおばちゃんが
「ひとりかい?」
と聞いてきたので、ちょうどよく夕食にありつけることになりました。

大渓秀梅現撈海鮮

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しかしここ、みんなで取り分けて食べる前提なのか、どれも結構なお値段がします。

とりあえず、台湾にきてまだ焼きそばを食べていないので海鮮炒麺を頼むことにしたんですが、もう一品を決めるのが難しい。
Google翻訳で画像を翻訳させても、固有名詞には弱いらしくて全然意味が通じない言葉しか出てこないのです。
というわけで、とりあえず正体が分かっている花枝丸も頼むことにしました。

焼きそばは太麺でしっとり系。

ソースというかタレというか、味付けがエビ味噌の風味がたっぷりでめちゃくちゃ美味しい。
完全に2人前以上のボリュームでしたが、ぺろりと平らげてしまいました。

さて、こうなると問題になるのが花枝丸です。
さすがにこの量の焼そばを食べてしまっては、胃の容量的に残りは一口か二口がいいところ。
これは包んでもらえるか聞いてみた方がいいなあ、と思いました。

ところが、花枝丸はいつまでたってもやってきません。
そこでさきほどのおばちゃんに「おれの花枝丸は? 注文したんだけど」と尋ねると一瞬きょとんとしたあとで菜単に目を通し「今作ってるからすぐできるよ!」と答えました。
こいつ、絶対忘れてたな……。
でもまあ逆にいいタイミングだったので「外帯で!」と渡りに船でお願いできたので逆にラッキーでした。

これは宿についたあとで夜食で食べたときの様子。

花枝丸はいかのつみれをあげたものなんですが、そのほかにエビせんべいもついてなかなかにボリューミーでした。


再び走り出して大里駅に到着し、この辺にあったはずだぞ、とスマホで場所を確認していると、宿の人が迎えに来てくれました。
メガネをかけたやさしそうな男性で、カタコトの日本語も駆使してコミュニケーションをとってくれたので助かりました。

大里駅青年旅館 Dali Yi Hostel 背包客桟

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ここは施設のレベルが高く、食堂は広いし電気ポットも冷蔵庫もガス台さえも完備。

外にある洗濯機を使ったら、3階に干せば送風機ですぐに乾くとのことでした(翌日に台北に戻るので使いませんでしたが)。
さらに近くの飲食店から出前を取ることも可能とのことで、食べ物が全然確保できないと聞いていたのに、と至れり尽くせりなおかげで肩透かしをくらうほどでした。
ベッドのカーテンが頭のあたりにしかなく、プライバシー的には微妙でしたが、今回は広い宿を独り占めできたので問題なしでした。

そんな感じで、この日はほとんど自転車に乗らず、電車で移動して体を休めていたおかげでかなり回復できました。

翌日は台北を目指して山越えもあるコースですが、自転車に乗る日は明日が最後なので、気合を入れて挑もうと思います。