PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

CHROME x Panaracerの新作コラボシューズKURSK AW PROを辛口レビュー

8月は現場責任者代理補佐みたいな微妙な立場で出先で働くことを頼まれて正直ちょっとウザかったのだけど、「朝6時から業務開始」との特典があったので快く引き受けることにした。

朝早いということは、自転車通勤ができるじゃないか!!!
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久々にDAHON routeを引っ張り出して早朝の市内に乗り出してみると、夜が明けたばかりの朝5時の空気はひんやりと涼しくて走りやすい。
北海道とはいえ夏場は朝も暑くて出勤してからの汗の始末なんかがめんどくさくて、今年は全然自転車通勤をしていなかったんだよね。
出勤が朝早い分帰りは日中になるけれど、そこで汗だくになっても家に帰ってシャワーを浴びるだけなので全然楽だった。
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帰宅時間が早いとソフトクリームを食べて帰れるというオマケもある。

自転車通勤の問題点

そんな感じで自転車通勤ライフをエンジョイしていたのだけど、ひとつ気になることが出てきた。
それは、自転車を漕いでいるとペダルが足の裏に食い込んでくること。

通勤時はメレルのスリッポンを履いている。

これは軽くて歩きやすいんだけど、その分ソールがペナペナなので、自転車に乗った時にはペダルを踏む力に耐えきれなくて歪んでしまうのだった。

というか去年自転車通勤していたときは全然気にならなかったので、この一年ロードバイクに乗っている間にだいぶ脚力が増強されていたのかもしれない。
こうなるとやはり折りたたみ自転車とはいえビンディングを装備して、金具でガッチリと固定しないと駄目なのかもしれないなあ、と思い始めた。
だけど、たまにしか使わないDAHON routeのペダルをわざわざ変えるのもめんどくさい。
仕方なく我慢しながら乗っていたところに、Twitterに一通のメッセージ・リクエストが届いた。

CHROMEからまさかの申し出が

それは、以前に通勤用のバックパックを探していて、超かっこいいバッグのメーカーとして印象に残っているCHROME社からメッセージ。
pikacycling.hateblo.jp
どんな用件だろうとドキドキしながら読んでみると、なんとなんと、このブログで商品を紹介してくれるのなら最新モデルを送ってくれるとのこと!!!
インフルエンサーの仲間入りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

しかもそれが、Panaracerとのコラボで作ったサイクリング用のカジュアルシューズだというのだからたまらない。
www.cyclesports.jp
それいま自分が一番欲しがってるやつじゃん!!!
小躍りしながら秒で了承して、届くのが楽しみすぎて眠れない日々を過ごした。

KURSK AW PROが到着!

2、3日後についに到着したので、早速開封してみた。
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届いたのを見て感動したのは、これが伝説と呼ばれるCHROMEビンディングシューズだったこと。

街乗り用にふさわしいクールな外観でいながらにしてSPD対応という羊の皮を被った狼のような旧モデルは惜しまれつつも長いこと廃盤となっており、ファンの間からは復活を期待する声が大きかったと聞く。
DAHON route専用で履くのならビンディングが無いほかのモデルでも全然良かったんだけど、ラインナップにこれがあるなら絶対KURSK AW PRO一択でしょう! と思った。

驚きの安定感

仕事終わりだったけれど幸いにしてまだ時間も早いので、早速靴を履き替えて近所にサイクリングに出かけることに。
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まず驚いたのはソールの安定感。
やはりフラットペダルだとギアチェンジだったり道路の段差だったりの振動で足がペダルから外れてしまいそうになるものなんだけど、KURSK AW PROはソールの溝がガッチリとペダルの刃を挟んで固定するので、これまでと安定感が段違いだった。
三ヶ島のペダルとの相性は抜群だね。

真面目な話、このグリップ力はSPDペダルの感覚にかなり近い。
漕いでいて「足がペダルに張り付いている?」と錯覚することもしばしばだった。
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さらに良かったのはこの分厚いソールのおかげで、ペダルを踏む力が逃げずにダイレクトに伝わっていくところ。
これまではグッと踏むと足の裏がぐにゃっとなって、ワンテンポ遅れてペダルが動くような印象だった。
それがKURSK AW PROに履き替えた途端、足を動かすとダイレクトにペダルが回るようになって驚いた。

力が伝わりやすくなった分速度も増して、平地だとDAHON routeの最大ギアである7速を踏み切ってしまうほど。
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前を走っているクロスバイクおじさんを鼻歌交じりに軽くぶち抜いたり、激坂でママチャリを押している学生を横目にスイスイ登ってみたり、靴を変えただけでパワーがワンランクアップしてしまった。

クロスバイクや折りたたみ自転車は普段着のまま気軽に乗れるところも利点なので、ビンディングペダルをつけてしまうと仰々しくなってしまう。
KURSK AW PRO外観こそ普通にかっこいいスニーカーなのに、自転車に乗るときの快適さもパワーも桁違いに上がるところは革命的に凄いと感じた。
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いやこれはDAHON route専用にするのはもったいない。
幸いなことにRaleigh CR-AにはフラットペダルとSPDの両面ペダルを装着しているので、KURSK AW PROを履いてロードバイクに乗った印象を、フラットペダルとSPDの両面から確かめてみようと思っている。