PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

AmazonPrimeワードローブでバックパックを選んだ

せっかく折りたたみ自転車を買ったので、自転車通勤にもチャレンジしてみようと思った。
スーツで自転車に乗るのはさすがに憚れるけど、うちの会社は初夏から秋にかけてクールビズになる。
それなら普通にGU ACTIVEを着ていけるので、自転車でも問題なかろう。

気合の入った自転車勢は一年中自転車通勤を(冬でも!)している人がいるけれど、さすがにそれは大変そうなのでパス。

しかし、スーツとワイシャツネクタイ姿は地球に優しくないよね。
儀礼的行事があるとき以外は夏クールビズ、冬ウォームビズにして欲しい。


それにしても、さすがにクールビズとは言え、通勤で使う服と仕事中の服は取り替えたほうがいい気がした。
あまりスポーティな格好で客前に出るのもあれだし、あとは下着のシャツも持っていくべきだろう。

そう考えると必要になってくるのはバックパックである。
そんなに大きいものでなくていいから、半袖シャツが無理ない折り方で収まって、あとは丸めた下着が入れば良い。

小さめで背中が蒸れず、通勤以外でも遠乗りのサイクリングに使えるようなバックパックを探してみた。


だけどネットで見ていてもサイズ感が全然わからないし、かといってアルペンなどのスポーツ用品店に行けば行ったで情報量が全然無い。
そんなジレンマに悩んでいたら、Amazonの「カートに入れる」のうえに妙な表示があることに気がついた。

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Prime wardrobe?
何じゃそりゃと思って調べてみたら、一度に6種類までのアイテムを7日間お試しできて、返送料は無料というサービスだった。

全部買わなくても完全無料とは凄い!!!
ネットショッピングの弱点を全て補うかのような神サービスにびっくりした。

おおむねアニメを見るためだけにAmazonプライムに入っていたのが、こんなところで役に立つとは。

というわけで、気になるバックパックを片っ端からカートに突っ込んで注文してみた。

[クローム] ECHO BRAVO (2019年モデル) エコブラバックパック 17L ブラック

今回注文した中で一番ビジネスマンっぽくてクールでかっこよかったのがこれ。

ガッチリしていて収納力もあり、ワイシャツをシワなく収納できそうだった。

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自転車ツーキニストに嬉しい、ヘルメットの収納ストラップも完備。

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ちょっと惜しいのは背中の当たる部分の通気が弱そうなところ。

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普通にかなり良さそうだったんだけど、ちょっと大きすぎたので今回は断念。
自分が都会に住むアーバンなビジネスマンだったらこれにしたと思う。

しかし見た目はかなり気に入ったので、ビジネスバッグを買い換えるときなどはCHROMEのバッグには注目していきたい。

[deuter] ギガ フラット ギガフラット グラファイト

こちらはドイツのスポーツ用品メーカー、ドイターの商品。
ギガフラットの名前のとおり、背中がフラットでノートパソコンを持ち運びしやすいようになっているのが特徴。
平らな分、書類や着替えも無理なく運べそうな気がした。
さらに、CHROMEに比べて背中に当たる部分がメッシュになっていて蒸れなさそうなのが好感触。
これはちょっと大きすぎたけど、ドイター製品は結構いいかもしれない。

[deuter] レース X 12 D3207118-7000 ブラック

こちらは同じドイターでも、もっとサイクリング寄りの商品。
容量が12リットルと小さすぎる気がしたけど、シャツ一枚くらいなら普通に収まる。

蒸れ対策がギガフラットよりもさらに本格的になっているうえ、レインカバーつきだったりハイドレーションシステムにも対応していたり、かなり本格的で良かった。
これは最終候補に残しておこう。

[ティンバック2] リュック リフトトートパック OS 604-3

レースX12とほぼ同じ大きさで、向こうは10,000円、こちらは6,000円とお手頃な値段になっている。
ドイターほどじゃないけれど背面はしっかりメッシュになっているし、いろんな機能はないけれど収納力はあって、かなりの好印象。

これも最終候補の一つかな。


このほかにサロモン製品をふたつほど頼んでいたのだけど、どちらもやっぱり山用で、自転車通勤にもサイクリングにも、使えないことはないけれどあまり向いていない感じだった。

というわけで、レースX12とティムバック2の一騎打ちとなった。

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背負ってみたり下ろしてみたり、鏡の前でぐるぐる回ってみたりして相当迷った。

決めきれずにネットの口コミをもう一度確認してみると、レースX12よりも、レースEXPという上級グレードのほうが評判がいいようだ。

背面がメッシュどころかアーチ状になっていてまったく背中に接しないから蒸れないだとか、レインカバーだけじゃなくヘルメット収納ネットが標準装備とか、それでいて容量は11-20リットルと、X12に比べて多少余裕がある。

しかし、確かレースEXPは13,000円くらいしたから諦めて10,000円のレースX12を注文したんだよな……。
と思いつつレースEXPのページを確認したら、10,000円になってる!!!
今だ! 注文だ!!!

結局ドイターのエアー レースEXPを注文することとし、Amazonプライムワードローブで注文した商品はすべて返送することにしたのだった。

レースEXPを愛用中

さんざん悩んで買ったレースEXPは評判通り良いものだった。
会社に行くときはガチ漕ぎしないから別として、帰りに全速力かつ遠回りして息を切らせて帰っても、背中が全然蒸れない。
むしろ前傾姿勢でスピードを出しているときのほうが涼しく感じる。

かといってホールド性は高く、5kgぐらいの荷物を背負って全身に重みが分散されるのか、肩に負担がかからない。
通勤用のメッセンジャーバッグ(財布と鍵しか入ってない)で肩が痛くなっていた頃が嘘みたいだ。

容量はやっぱり少ないけれど、衣類ならクルクル丸めれば一泊分ぐらい入りそう。
通勤でも遠乗りでも活用できて、なかなか良い商品だった。


しかしPrimeワードローブ、これだけ好き勝手試しても無料とか神サービスすぎでしょ……。

実店舗に行って何種類も手にとって眺めたり色んなものを入れたり出したり、挙句の果てにその場でネットの評判を見始めたりしたら100パー追い出されるし、しかもそれで結局買わないなんてことを言ったら一生出禁にされてもおかしくない。
かといって単に通販で買うと思っていたのと違ったり、サイズ感が今一つだったり、実物を見ないで決めるというのはめちゃくちゃ難しい。
もちろんお客様都合で返品になると普通は送料を負担しなきゃいけなくなるわけだしね。

それが全部無料でできちゃうって、Amazonすごいな、としみじみ思った。
まあ、結局ワードローブでは買わなかったけど、他で売上が上がったのでアマゾン的には引き分けでしょう。