PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

【しまなみ海道ライド】Day0 準備編

3月に入ってからというもの、ずっと天気予報をにらみ続ける日々が続いていた。
せっかく旅費をかけて憧れのしまなみ海道に行くのに、雨が降ったらどうしようもない。
前もって飛行機とホテル、そしてオレンジフェリーの予約をとっておいて、週末が雨の予報になるたびに一週間ずつ予約を後にズラしていくだけの悲しい人生。
しかも、雨の予報を見て泣きながら予約を変更していたのに、実際当日になってみると全然晴れていて、TLにはしまなみ海道を楽しそうに走るサイクリストの写真がズラズラと並んでいるという悲劇にも襲われた。

しかしようやく4月の頭になって、土日ともに前後もずっと晴れるという完璧なタイミングがやってきた。
これでもう予約は確定ということで、高まるテンションで必要な用品を次から次へと買い漁っていた。

横型輪行袋

今回は飛行機で伊丹空港まで飛ぶので、そのために使う輪行袋が必要となる。
自分で手で持って歩く電車輪行とは違って飛行機では貨物室に投げ込まれることになるので、より丈夫なものを使用するのがセオリーなんだとか。
そこでよく使われるのが、分厚い緩衝材が入った大型のもの。

しかしこれ、まず値段が高いし、かさばるし、容易に持ち運びもできない。
基本的にこれは、海外のレースにカーボンロードを持っていく人のためのグッズだろう。
こちとら頑丈さが売りのクロモリロードちゃんだし、天下のANA様がそこまで雑に扱わないだろうという甘い予想の元、今回は後輪を付けたまま収納できる横型輪行袋を買ってみた。

収納したときのサイズは巨大になってしまうけれど、後輪を付けたままなのでディレイラーへの被害は最小限に抑えられるところがメリット。
サドルバッグやらフレームバッグをつけたまま、前輪を取り外して縛って袋に入れるだけでOKだから、ものの2、3分で準備完了となるのも素晴らしい。

 

実際に使ってみた感想としては、ANAの人も対応に慣れており、スムーズに預け入れができた。
飛行機の中で横倒しにした時の向きを聞かれるので、ロゴがある側にハンドルを切って前輪を挟み込んでおくとよいと思う。

あと、今回買った輪行袋には前輪を入れる袋もついてくるのだけど、個人的にはいらないと思う。
その代わり、ヘルメットや手袋などなど、降りてすぐ使うようなものをこの袋に突っ込んでおくと手荷物が少なくなって捗る。

色々と突っ込んだ結果、預け入れ総重量は13.6kgと、さすがに重い。

でもまあクロモリロードに乗っているとヒルクライムで遅くても「自転車が重いから仕方ないね」と言い訳ができるところが利点だったりする。
これでカーボンロードに乗り換えたりなんかしたら、Stravaアカウントに鍵をかけないと生きていけなくなってしまう。

横型輪行袋の最大の弱点は、縦型のものに比べて収納した後のサイズもかなりでかいところ。
ライド中に持っていけないレベルの大きさだったので、今回は空港のロッカーに預けることにした。
3泊4日で1,200円ほど取られるけれど、重さと体積を考えたら止むを得ない措置である。

カスク

ロードバイク用のグッズで車体本体の次にかさばるものといえば、ヘルメット。
自分が旅行で使っているバックパックのドイターには背面にヘルメットを固定するためのストラップがついているんだけど、背中が出っ張って物に当たりやすいし、すぐに外れて落としてしまう。

というわけで、しまなみ海道はゆるポタなわけだし、皮ヘルメットのカスクを買ってみた。

小さく収納できるし手袋、帽子、サングラスを巻き込んで束ねられるので大変良かった。
ガチで走るときには危なくて使ってられないけれど、今後は通勤でDAHON routeを使うときなどに使用していきたい。

CHROMEビンディングシューズ

あと、今回買ったものじゃないけれど旅行で使うために用意したのが以前CHROMEさんからいただいたビンディングシューズ。
pikacycling.hateblo.jp
見た目がカジュアルなうえ、金具が完全に靴の内側に入っていて歩いていてもカチャカチャ言わないので大変捗る。

しまなみ海道では大山神社などの観光地でわざわざSPD-SLをスリッパに履き替えている猛者に遭遇したけれど、別に根性で速く走りたいわけでもない自分は、このくらいので十分だったりする。

ワークマンのワークスーツ

サイジャのまま飛行機に乗るのが憚られたのと、まだこの時期の北海道はみぞれが降るレベルで寒いので、飛行機&大阪ライド用にワークマンのスーツを買ってみた。
www.workman.co.jp
伸縮性が素晴らしくて自転車通勤にもってこいだし、全色そろえてみたくなるくらい気に入った。
CHROMEのシューズとカスク相まって、完全にカジュアルスタイルになるところが大変よろしい。

Insta360 go2

そしてこれが最終兵器、ここまで練習を重ねてきたInsta360 go2である。

動画の方はちゃんと編集してあとからアップするとして、手振れにも強いし軽量だし、かなり活躍できたと思う。
ずーっと撮りっぱなしではなく、ちょっと感動するような風景や景色が大きく変わった時などにポチっと1分だけ撮影するのが便利だった。
自撮りしないタイプの人ならこれで十分だと思う。


そんな感じで、旅費以外にもいろいろ散財してしまったけれど今後も使えるものばかりなので、先行投資と考えれば罪悪感はゼロだ。
というわけで、次回からいよいよしまなみ海道編がスタート。
初日は地獄の大阪縦断が待ち構えている!!!