PikaCycling

Raleigh CR-Aでブルベに出たり、GIANT XTC SLRで雪山を走ったり。「ゆるポタで行こう」はすべて詐欺です!

GIANT SLR XTC 29er 1が納車!!!

冬に自転車に乗れないことが切なくて、グラベルロードを買うつもりが半額特価のMTBと出会ってしまい、オーナーになることを決意したというのが前回までのあらすじ。
DAHONからはじまってラレーCR-Aもそうだったけど、自転車が欲しくてショップに行くといつも自分が欲しそうなものがあるんだよなあ。
www.giant.co.jp
今回買うことになったMTBは、ハードテイルというフロントフォークのみサスペンションが付いているモデル。
本格的に山道を攻めるのならリアにもサスペンションがあるフルサスがいいらしいんですが、ハードテイルの方がパワーロスが少ない分、登りや平坦区間で走りやすいとのこと。
200kmくらいなら走ってみたいし、近所のトレイルに至るまでの道も自走したいし、MTBのレースに出るわけでもないのでこのくらいでちょうど良さそうです。

納車されてすぐに、家の近くにある農道を軽く走ってきました。

ロードバイクでは避けたくなってしまうようなグラベルに入ってみると、異次元の乗り心地に思わず笑いが出ました。
クリンチャーなので2気圧くらいなんですが、それでもフワフワで毛布の上を走っているかのような感触です。

その代わり舗装路を走るのはやっぱりダルいかな〜。
通勤用にするのならスリックタイヤを履きたいところ。
そしてやっぱりフラットバーハンドルは長距離を走るのにしんどそうな雰囲気があります。
いつも通勤で使っているDAHON Routeもフラットバーなんですが、MTBだと幅がやたらに広く、腕が肩幅よりも広くなるのが疲れる原因かもしれません。
とはいえ、ドロップハンドルに換装しようとするとコンポーネントから全部交換しなければならないので現実的ではありません。
調べてみると、コーナーバーというドロップバー風のポジションを取れるハンドルバーがちょっと良さそうです。

store.bluelug.com

これも結構大掛かりな交換になるので、まず1年くらい乗ってみることにして、とりあえずバーエンドバーをつけてみることにしました。

TIOGAのPower Studs 5というバーエンドバーを、グリップの内側に取り付けてバーセンターバーにしてみました。

こんな短いバーなんですが、取り付けてみると驚くほどに走りが快適になりました。
手首を返せるだけで姿勢は全然楽だし、腕も体の内側に入るので空気抵抗も減って、平坦を巡航する際に劇的に楽になりました。

その他に買ったのはゼファールの前後フェンダーセット。

リアは見た目がかっこいいけどこの形式だとサドルバッグがつけられないのが微妙。

そしてフロントはサスペンションに取り付けるタイプなのでタイヤとの隙間が広いのがちょっとなあ……。
サシペンションの穴に下から差し込むため、衝撃を受けて下に落ちてくる形なのも不安材料です。
どちらも下から持ち上げるタイプにすれば良かったかも。

そして個人的な必需品がキックスタンド。

駐輪場に停めるのなら是非つけておきたかったんですが、ジャイアントはチェーンステイにダボ穴もないし、というかMTBはチェーンステイがめちゃくちゃ太いし、なかなか既存のもので対応するものが無さそうで参りました。

本当は中華製のアイテムはあんまり使いたくなかったんですが、チェーンステイを挟む部分が丸ではなく、角形になっているというレビューを読んでこちらを買ってみました。

装着してみたところ、バッチリ固定できたので良かったです。
ディスクブレーキにも対応しているし、ペダルとの干渉もないし、それに何よりシートステイトの2箇所でガッチリ固定できているので安心。
通勤でも使えるようになって満足です。

ついでに傷がつく前にフレームプロテクターを貼っておきました。

キックスタンドを挟む部分には3Mの表面保護テープを。これは本当はラレーを買った時に買ってあったんですが、横着して貼らないうちに傷だらけになってしまうという(泣
今回は転ばぬ先に貼れたので結果オーライかな。

ちなみにペダルはいつも使い慣れている片面SPDのペダルを購入。

しかし謎なのが、MTBのペダルというと両面フラットペダルがトレンドらしいことでした。
確かにグラベルに入るとすぐに足を外したくなるシチュエーションも多いんですが、SPDがMTB用、SPD-SLがロード用なんじゃなかったの???
まあビンディングがあった方が長距離も走りやすいし、しばらく乗って様子を見てみようと思います。


MTB氏、最初はサイズのデカさにびっくりしたり(軽自動車に積むのは大変)、やっぱりグラベルロードにすれば良かったかなあ、という迷いもあったんですが、色々とパーツをつけていくうちにだんだんと愛着が湧いてきました。
というわけで次回はいよいよ、本格的な山道に入ってみることにします。
いつも徒歩で登っていた山に、自転車で登れるのか!?