北海道の12月といえば雪が積もってしまって、もはや外でロードバイクに乗ろうなんて考えられない環境にある。
冬季間でもファットバイクやMTBでヒルクライムする人もいるけれど、そのために自転車を増やすならロードバイク買った方がいいしなあ、と思っているので、冬は徒歩ヒルクライマーとなる自分だ。
冬登山はガッチリとした装備をしてても簡単に死んじゃうので、自分の場合は家から近場にあって、携帯電話の電波も通じやすい低山に限られる。
朝登ってお昼には下ってくるくらいがベスト。
冬の登山のいいところはいろいろあって、まず虫がいない。熊も出ない。道端の雑草も雪で覆われていて歩きやすいなどなど。
もちろん気温は低いんだけど、この点は意外と軽装でも大丈夫だったりする。
山を登っていれば体が発熱するため、外からの冷たい空気さえ防いでしまえば快適なのだった。
そんな感じでまずはシーズン最初ということもあり、函館山へ。
装備的には、インナーにミレーのメッシュ、アウターにはワークマンのイナレムと、ロードバイクで着るものとほぼ変わらない。
そーゆー点もあって気軽に始められるのが良い。
靴だけはちゃんとしていないと登れないので、モンベルのゴアテックス登山靴を使っている。
それと今回からアイススパイクを導入。
今回は平日暖かったため、ふもとの方は全然雪がない状態だった。
それでも2合目くらいになるとようやく道が雪で覆われて雰囲気が出てきた。
そんな感じで中盤まで登って、いままで通ったことがない薬師山コースへ。
戦時中の要塞が残っているけど、ところどころ老朽化で崩れかかって立ち入り禁止になっているのが残念。
これも史跡として整備したらいいのにね。
史跡を抜けると自動車用の登山道に合流して、あとは山頂を目指す。
この登山道は冬季間は通行止めで、夏も自転車やバイクは通行禁止になっている。
以前ツールド北海道のゴールが函館山山頂になったときがあって、その時は市民ランナーが登れたらしい。
old.cyclesports.jp
コロナ対策も緩んで、テキトーになってきたし、いずれまたそんなイベントがやってこないかなあ。
山頂に着くとロープウェイが営業中だったため、意外と観光客がいた。
山頂駅が空いているとトイレや売店も使えるので大変便利。
ここで本日の行動食、魚むすびの登場。
魚のすり身ともち米を炊き上げたもので、ソーセージのようなパッケージングで手も汚さずに食べられるし、常温保存がきくので嬉しい。
羊羹ばかりだと口の中が甘くなるので大変助かる。
www.maruha-nichiro.co.jp
冷めると美味しくないため、シャツのポケットに入れておくのが吉。
ロードバイクに乗りながら空けられるパッケージだったら箱で買っていたなあ。
そうでなくても、海外に行くときに持っていくと食欲が出そうな気がした。
失敗だったのがコーヒー。
山頂で飲むためにインスタントコーヒーを作ってサーモスに入れてきたんだけど、沸騰したお湯を使ってしまったせいで熱すぎて飲めなかった。
サーモスの保温力を侮っていたぜ。
下山後は黄河で汁なし担々麺。
炭水化物は控えているんだけど運動したからたまにはね。
にしてもここの担々麺、全然赤くなくて汁なし担々麺というより汁あり焼きそば(辛口)というビジュアルなんだけど地味に美味い。
野菜が大量に入っているのも好感触。
最近は担々麺に凝っていて、彩辛の汁なし担々麺はこんな感じ。
標準的なビジュアルで、ベーシックに美味い。
そぼろ丼に混ぜ込んであるザーサイがいい味を出している。
最近オープンした担々麺専門店SHIBIREの汁あり担々麺はこちら。
ここはもともとが塩ラーメン専門店だっただけあってスープもちゃんと美味しいのが強み。
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冬はどうしてもラーメンを食べたくなってしまうので、なるべく運動して脂肪を増やさないように気を付けていきたいと思っている。