PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

函館山初日の出登山

いささか旧聞に属する話になってしまうんだけど、今年の正月は函館山に初日の出を拝みに行ってきた。
いつもは紅白を見ながらだらだらとお酒を飲んで、そのまま年が明けたら夜中のうちに神社に初もうでという流れだったんだけど、せっかく冬登山にハマっているところだから夜中に登ってみるのも楽しそうなんじゃないかな、と思ってしまったのが発端。
あとは直前にヤマノススメNSを見終えて、富士山御来光に感動したというのもあるw

そんなわけで大みそかは妻の実家に挨拶に行って夕飯もそこそこに退散し、お正月番組を見ることもなく普段通りに就寝。
1月1日は4時に起きて身支度を整えて5時半には函館山麓の駐車場に到着した。

毎年かなりの人が初日の出登山に挑戦しているはずだけど、意外なことに駐車場にはまだ全然余裕があった。
あとで分かるのだけどこの日に登山口から登る人は稀で、だいたいは自動車道の方を歩いたり走ったりして登るっぽいので、ほかのところに停めているのかもしれない。

当然まだ真夜中なので山道は真っ暗なんだけど、ヘッドライトまでは持っていなかったので代わりに自転車の小型ヘッドライトをバックパックの肩紐のところにとりつけて、ショルダーライトとした。

ロードバイクと違って登山の場合はルーメンが低くても構わないので、軽量タイプを使えるから捗る。
(いちおうジェントスも持ってきたけど使わなかった)

冬の雪山と言えども函館山なので難易度は☆1。
前にも後ろにも他の登山客がいて、見上げれば山頂に向かう人の明かりが点々と見えている。

闇と静寂の中、自分たちが雪を踏みしめる音だけが響く……と書きたかったのだけど、実際は明け方なのでカラスの鳴き声が響き渡っていてあまり風情はなかったw

およそ1時間くらいで山頂に到着。

すでに何十人もの人が山頂で日の出を待っていた。
けれど自分たちのように登山な格好で来ている人は半分以下で、それ以外の人は普通にダウンジャケットを羽織っただけの軽装。
正月に仲間や家族で集まって、ノリで登ってきたのだろうか。
当然そんな格好だと山頂では寒すぎるので、壁の凹みに集まっててんとう虫のように暖をとっていたのが面白かったw

こんな真っ暗だったのも、30分くらいでこの明るさに。

この時間になるとさらに人が増えてきて、あろうことかランニング姿の集団までやってきた。
函館走ろう会の人たちらしいけど、車道を走って登ってきて、帰りはまた走り降りるのか! 転ばないのか!?


初日の出の方は雲が出ていたせいでかろうじて太陽を拝むことができたという感じ。
今年はちょっとした大イベントが待っているので、旅の無事を祈っておいた。

下山後は谷地頭温泉で温まり、続けてコメダのモーニング。

コーヒーいっぱいの値段でパンがついてくるのはお得すぎる。
去年は自転車通勤の日はスタバのソイラテをマイボトルに詰めてもらうのがマイブームだったけれど、コメダのモーニングにするというのも悪くないなあ。

そんな感じで正月の初日の出登山は、真夜中に登るという非日常な行為のわりに危険もなくて楽しかった。
来年もまた挑戦してみたいと思う。