PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

【スノーシュー体験】大沼森林公園スノーハイク

冬の間は自転車に乗れないから最近は近所の山をハイキングして気を紛らわせていたんだけど、せっかく雪山を歩くんだったらもうちょっと行動範囲を広くしてみたい、という欲望が湧いてきた。
登山靴でもだいたいの道は歩いていけるんだけど、整備された登山道の、人がたくさん歩いたトレースの上じゃないと絶望的に沈んでいくんだということを、前回汐首山を登ってみて気がついた。
一歩でも道を逸れたり、もしくは山頂でトレース跡が消えてしまったりすると、ズボズボと膝まで沈んでしまう。
いわゆる「ツボ足」だと、歩いて行ける範囲が極端に狭いんだということが分かった。

雪が積もったところを歩くのならば、思いつくのは「かんじき」。

そして最近流行っているのがそれを近代的に性能アップした「スノーシュー」。

その存在自体は知っていたんだけど、むかしスキーをやっていたので山をあえて自分の足で登る人の心境が信じられず、完全にスルーしていた。
ところがロードバイクに乗ってヒルクライムをやってきたせいだろうか、山登り、楽しいじゃん、という気持ちになってきて、俄然興味が湧いてきたのだった。

しかしながらこのスノーシューというやつ、結構高い。
それなりのモデルだと3万円以上は普通にするし、そこまでお金を出して買うほどのものなのかな、という気がしていた。

普段登っている函館山とかのメジャーな雪低山だと登山靴で十分。
ズブズブと埋まっていくような雪深いところを歩いていくためのアイテムということになると、ソロで行くには危険が危ない山になってしまう。
あくまで本業はロードバイク、冬山ハイクは余技に過ぎないので、そこまで命をかけて取り組む気はなく、日帰りでサクッと登れる山にしか行かないつもりの自分だ。

そんなわけなので、いきなり買ってみるよりもレンタルで体験できないものかな、と探してみると、大沼国際セミナーハウスで貸し出ししているというのを見つけた。
onumaseminar.jp
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しかもレンタル料金は破格の300円!!!

駅前の方にある大沼国際交流プラザ(名前がややこしい)のほうではひとり4,500円でガイド付きツアーをやっているそうだけど、今回はスノーシューの履き心地を試したいだけだったので、セミハの方に行くことにした。

大沼国際セミナーハウス

この日は運良く晴天だったので、早起きしてオープンの8時半直後に到着。
手続きは住所氏名と電話番号を書くだけ。
インストラクターのおじさんに300円払って、登山靴への取り付け方を教えてもらう。

セミナーハウスの裏の森林公園には一応コースが設定されているんだけど、好きなように歩いて良いらしい。
家に帰って地図で見てみると、ハウスの裏手は川と線路で囲まれているので限界まで歩いても安心なのだった。

事前に知ってたらもっと無茶に歩いていたのに……。

ということで出発。
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スノーシューキャプテンスタッグのTYPE2かな。
www.dcm-ekurashi.com
スノーシューの取り付けは簡単で、バックルをぱちぱちと締めていくだけ。
外すときはリリースボタンをつまむだけなので、グロープをはめながらでも楽勝だった。

というわけで早速歩いてみる。
普段雪道を歩くときはトレース跡を正確に踏んでいくんだけど、スノーシューを履いているとトレース跡が狭すぎて、逆に歩きにくい。
なのでズボズボと横にそれて道と並行して歩いてみることにしたんだけど、ツボ足のようには沈まないので十分に歩いて行ける。
それでも両足におもりが付いた状態だし、地面を引きずって歩く分抵抗もあるので慣れるまでは結構しんどい。
しかし、ストックをえいやっと雪の中にぶっさしてみると、ほとんど柄のところまで沈んでしまった。
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こーゆーところをツボ足で来ようとすると腰まで埋まってしまいかねないので、なるほど実際効果があるものなのだな、と実感。

ちょっと歩くとわき道にそれていく足跡があったのでついて行ってみることにした。
林の中を進んでいくと川に出たので一休み。
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そんな感じで、コースを無視して縦横無尽に林の中を歩いてみると、これがなかなか楽しい。
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こんな誰も踏み入れていない雪まみれの場所でも気軽に入って行けるところがスノーシューの心強いところ。

夏場にこーゆーところに来ようと思うと、ささやぶの中を漕いでいかなきゃならないし暑いし虫は出るし蛇もいるし熊も出るんだけど、冬の山はそういった心配が一切ないところが良い。
野生動物は少ないかもしれないけどキツツキをはじめとする野鳥は元気だし、エゾリスは冬眠しないし、そして雪上に残るいろんな動物たちの足跡が楽しめるのも冬ならではだ。
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まあ、冬山は死にやすいけど、GPS持って人が良く歩く場所に行く程度なら問題ないだろう。
(死ぬような冬山では夏でも人が死ぬ)

風で曲がった木が雪に埋もれた天然のアーチ。
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大岩。
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そんな感じで適当にわき道に入ったりしていたらあっという間に1時間たったので、そろそろ戻ろうと思ってコースに復帰してザクザクと歩いていくと、コースにスキーが滑走したあとが新しく増えていた。
踏み込んだところの跡がウロコ状になっていたので、歩くスキーかな。
と思っていると、反対側から現れたスキーヤー二人組がさっそうと横を滑りぬけていった。

むーん。

さっきまで「スノーシュー楽しくて良さそうだぜ」と思っていたけど、どうせなら滑れる方が楽しくね? と思ってしまった。
これは来シーズンまでの検討課題だなあ……。

そんな感じで1時間半のスノーシュー体験は終了。
それにしても300円はコスパ良すぎ。
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大沼国際セミナーハウスでスノーシューを格安で貸し出していることはWebで検索してもなかなか出てこないので、うまく広まるといいと思う。

もっとお金出して七飯スキー場の上までゴンドラで行って山の上を歩くプランなんかもあるけれど、それは自分で買ってから自前で行く方がいいかな。
これからオフシーズンになれば飽きて売っぱらっちゃったのスノーシューヤフオクとかに安く出回るだろうし、そこでゲットして来シーズンから始めよう。

〆はすぐそばにあるちゃっぷ林館へ。
ys-kaisyo.co.jp
ここはサイクリングの帰りにもよく立ち寄っているんだけど、今回はちょうどお昼だったので併設する食堂で名物の「たらこラーメン」をいただいた。
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とろみのある汁の中で麺がごろっと一塊になっていて、口の中をやけどするくらい熱いので注意が必要(やけどした)。
食べ進めると唾液の酵素でとろみがしゃばしゃばになるので食べやすくなってくる(とろみは無くても良いのでは)。
そんな感じで麺はまあまあなんだけど、ライスが劇的に美味い。
最初ラーメンの上に載っているたらこはご飯の上に移すよう指示されるんだけど、れんげでラーメンスープをすくって、ご飯とたらこを一緒に食べると美味しすぎて震えるほどだった(糖質制限で。
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そんな感じで初めてのスノーシュー体験は、確かに面白かったんだけど微妙に違和感が残る体験となった。
どうせなら下りでは滑り降りれるような、山スキーとかの方が自分には向いているかもしれない。
もう冬は終わるのでここから色々頑張るつもりはないけれど、次の冬に向けて真面目に考える必要があるかもしれないなあ。