ようやく仕事の方は繁忙期が終わって自転車に乗りまくれるぞと思っていたら、北海道はずっと雨続きで全然走りに行ける気配がなかった。
初夏の北海道は気温も湿度もちょうどよくてサイクリングシーズンだったのが、最近は北海道南部でも普通に梅雨入りしてしまうので困ってしまう。
さらには天気予報も全然当たらず、前の日になっても見当違いなことを言っているので辛い。
この休みもずっと雨の予報だったのでふて寝を決め込んでいて、7時ころにのそのそと起きだしてみると、豪雨の予報はどこへやら、すっかり晴れ渡っているではないか。
こんなことならもっと早起きしておけばよかったと思っても後の祭り。
仕方がないので近所まで走りに行くことにした。
8月頭にはニセコHANAZONOヒルクライムに参加することにしていたので、ちょっくら地元でヒルクライムしておくのも悪くないだろうと城岱スカイラインまで足を延ばしてみた。
ニセコのイベントは日本三大ヒルクライムに数えられるほど有名な大会なので、そこにクロモリロードなんかで参加することに気後れもあるのだけど、最下位だとか足切りだとかにならなければ参加する意義はあるだろうと考えているので、気軽に登って楽しんで来ようと思っている。
快晴すぎてヒルクライムには暑すぎるくらいの気温だったけれど、風がさわやかだったのでそこそこ好タイムでゴール。
いやー、ようやく梅雨明けだね。
城岱スカイラインの頂上の展望台にはきれいなトイレも自販機も、そしてなによりゴミ箱もあるので最高だ。
しかも自販機はCoke on pay対応だから素晴らしい。
積極的にコーラを飲んでお金を落としていきたい。
あとは至高のダウンヒルから新道沿いの長い長い緩やかな下り坂を経て新はこだて北斗駅前へ。
夏場のサイクリングにはソフ活がつきものなので、今日は目新しいところを求めて駅前に隣接するお土産屋さんに寄ってみることに決めていたのだ。
hokutoinfo.com
中に入ってびっくりしたのは、店内が大きな荷物を抱えた旅行客でいっぱいだったこと。
コロナ前からここは人がガラガラでほとんど開店休業状態みたいなイメージだったのに、行動制限が無くなっていきなり観光客が戻ってきていたのだった。
こりゃ感染者数が右肩上がりなわけだわ、と思いつつ、そそくさとソフトクリームを購入して外へと退散した。
この日のお目当てはトマトソフトクリーム。
北斗市はトマトの名産地として有名なので、前回食べた昆布ソフトクリームと同様のご当地ソフトクリーム。
トマトとミルクの組み合わせは一見ミスマッチに思えるけれど、トマトの持つ酸味と旨味がソフトクリームの甘みと調和していてかなり美味しかった。
トマトと匹敵するぐらいグルタミン酸を含む果物はメロンぐらいしかないので、下手するとメロンとトマトがフルーツ系ソフトクリームの2大巨頭となる可能性までありうる。
そんな感じで今回のソフ活ライドは終了。
北海道とはいえ夏は暑いし、下手に遠出すると観光客の餌食になりそうなシーズンでもあるし、イベントがない週はこうやって地元をぶらぶらするのが無難かもしれない。