PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

輪行で奥津軽を一周してきた 〜前編〜

新幹線料金が半額になると聞いて、居ても立ってもいられなくなって輪行を決めてしまった私だ。

北海道新幹線で行ける一番近い本州は奥津軽いまべつ駅
そこから竜飛岬を経由して十三湖から蟹田に転身し、奥津軽をぐるっと一周してみようというのが今回のルートだ。

計画した行程はこんな感じ。

時間 場所 距離
6:39 新函館北斗駅 -
7:26 奥津軽いまべつ駅 -
8:55 竜飛岬 22.4km
10:16 道の駅こどまり 20.3km
12:42 道の駅十三湖 36.3km
14:31 蟹田 27.4km
16:17 高野崎 26.4km
17:08 奥津軽いまべつ 12.8km
19:01 奥津軽いまべつ駅 -
19:47 新函館北斗駅 -

すべて15km/hで計算すると総走行距離145.6kmなので約10時間。
帰りの新幹線の2時間前に着く計算となる。
自分は距離150km獲得標高1,000mくらいのルートを8時間弱で走るので10時間は余裕すぎではあるんだけど、知らない土地だし地続きですらないのでかなりマージンを取った。

服装はいつもの温泉ライドを参考に、サイクルジャージを2つ持っていくことにした。
行きに着ていったジャージを途中の温泉で着替えれば、さっぱりした格好で帰りの新幹線に乗ることができるという寸法だ。

新函館北斗駅

自転車は前日にパッキングして、当日の朝は車に積み込むだけにしておいた。
新函館北斗駅は無料駐車場から駅まで結構歩かされるので地味にキツイ。
輪行袋全体の重さは、付属品を足して15kgくらいあるんじゃないかな。
バックパックの肩紐の上から担いでも肩に食い込んできて辛かった。
輪行袋を担いで数百メートル歩くよりも、家から20km走って駅の入口横で組み立てたほうが楽なんじゃないかと思ってしまった。

新幹線の駅はどこでもだいたい広いエレベータがあるので輪行しやすくて良い。
eチケットを使ってiPhoneのみで乗り込めるのも輪行では助かる。

席は車両の一番うしろを予約して、その背後に輪行袋を置いておくという作戦。
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コロナ禍のおかげで1車両に2人くらいしか乗ってなかったので超余裕だった。

奥津軽いまべつ駅

新幹線が走り出してから1時間足らずで奥津軽いまべつ駅に到着。
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新幹線はめっちゃ速いし静かだし、電源もあるしとにかく楽。
これで片道2,800円は超安い。
お先にトクだ値スペシャルが使える3月末までに乗っておかないとソンだね。


奥津軽いまべつ駅新函館北斗駅と同じくらい閑散としていており、誰もいない屋内駐車場の隅っこで自転車を組み立てた。
収納に比べたら組み立ては超簡単。
駐車場内にエンドレスで「工事関係者は車を止めるな」というアナウンスが延々流れ続けているのだけが地味に辛かった……。

輪行の問題は持ったときに重いことだけだろうか。
ツールボトルや鍵は無駄に重いので、バックパックに入れたほう楽かもしれない。

はじめての青森ライド

最初の目的地は「ごらんあれが竜飛岬北の外れと」でおなじみの竜飛岬。
しかし、北の外れと言うけれど本州最北端は大間崎では? という疑問がある。
いずれ下北半島も走ってみる必要がありそうだ。

奥津軽いまべつ駅を飛び出して、まずは今別のファミマに寄った。
ここでボトルに水と氷を入れて、補給用にゼリーも購入。

最初の目的地である竜飛岬まではわずか20kmくらいしかないのだけど、猛烈な北風に苦しめられて20km/hも出ない有様。
こういうときはDHバーが欲しくなる。


幸い、初めて走る青森の風景は目新しく、ぽたぽた漕いでも飽きることはなかった。
普段から道内の漁村周りを走っているんだけど青森のそれとは結構違っていた。
特徴的だったのは漁村をバイパスする橋と防波堤とが一体化していて、船着き場が内側にあるところ。
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北海道だとこういう構造はあまり見ない気がする。

階段国道339号

まずは海岸線を通って竜飛崎の前にある帯島へ。
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さて、ここから挑むのが日本で唯一の「国道なのに階段」、国道339号だ。
あとから整備するつもりで暫定的に階段を国道にしてみたら、観光名所になっちゃったからそのままでいっか、となし崩し的に国道なのが笑える。

trafficnews.jp

しかし、自転車で登ろうとすると笑い事じゃあない。
MTBerな人は担いで登るらしいけれど……、と怖気づきながら階段に近寄ってみたところ、階段の片側がスロープになっており、押していけば存外簡単に登れることが分かった。
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観光客の人は上でバスを降りて階段を降り、バスは下で迎えに来るスタイルなので登りのお客さんは極端に少ない。
そういう意味では、ロードバイクを押して登るのに向いているとも言える。

振り向くと北海道が見えるのが笑える。
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北海道から青森を見ることが普通なので、逆に自分が北海道を見ているという状況がちょっとおかしい。

ちなみに階段国道をあえて自転車で登るバカ物好きはあまりいないらしく、Stravaによると現段階で世界5位の記録保持者となった。
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こんな記録はもう2度と見ることはないと思うのでスクショを取っておく。

階段国道を登り終えるとさらに階段村道があるのだけど、もういい加減階段はノーサンキューだったので、坂道を迂回して竜飛崎まで向かった(これはこれでキツいが押すよりはマシ)。

竜飛崎に到着!

龍飛埼灯台灯台カードをゲットしたので自撮りをすべく頑張っていたところに、観光客のおじさんが一人でやってきたので写真をお願いした。
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旅の恥はかき捨てとはこういう局面で使うことわざだなあ。

というところで今回はここまで。
次回はこの旅の最難関である竜泊ラインに挑戦するところからお送りしたい。