PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

BRM1105ウナギ600【東京観光編】

今回は600kmブルベ完走後のあれやこれやなど。

ゴールしてからしばらくはコンビニの前に座り込んでへばっていた。
最後100kmくらいはアベレージこそ時速15㎞だったけど、信号ダッシュで頑張りすぎたせいで体中のスタミナを全部使い切った感じ。

それでも10分くらい休んでいたら動く気力が出てきたので、ホテルに戻ってロードバイク輪行袋に収納して部屋に戻った。
東横インなので従業員用の通用口の方に置かせてもらうこともできそうだったけど、部屋まで持ち込んだ方が荷物の整理がしやすくて捗る。
基本的に、大手チェーン店のホテルならば、袋にさえ詰めちゃえば持ち込み拒否されることはないと分かってきた。

東横インは設備もきれいでランドリーもあるし、わりということないんだけど朝食が豚の餌級なのは勘弁してほしいところ。
最終日だけ朝食を食べに行ったけど、たんぱく質が茹でウィンナーと肉団子のみ、ほかはキャベツの千切りと酸っぱい春雨ぐらいで、まったく食指が動かなくて参った。
まあ、納豆と白飯とみそ汁だけありゃいいんだけどね。


部屋に戻ってまずは着ているものを全部洗濯して、洗濯が終わるまでは起きていたけど乾燥に入って寝落ち。
起きたら22時を回っており、周りの飲食店は軒並み閉まっていたので痛む足を引きずりながら昨日(じゃなかった一昨日だ)に引き続きジョナサンへ。
地元にはないチェーン店なので連チャンでも許せる。

秋の限定セットのうち、前回はカキフライセットを頼んだので今回はステーキセットを注文。

しかしファミレスのステーキは筋張っていて食えたもんじゃなかった。
ラストオーダーが迫る中、おつまみカキフライも注文して事なきを得た。


翌日は疲れ具合を見て軽く観光してから帰る予定で、元気だったら横浜に行ってガンダムを遠くから眺めたり中華でも食べて輪行で戻ろうかとも思っていたのだけど、歩くと辛いので川崎巡りに変更。

まずは多摩川沿いを走って川崎大師の仲見世へ。

とんからとんと包丁を鳴らして飴を切っているのがこちらの名物らしい。
交通量の多い道を走って排ガスでのどをやられていたので、咳止め飴を購入。
その後突き当りまで行ったところでローディの群れが一軒の店に入っていったのでふらふらと後をついていくと、葛餅ならぬ久寿餅のお店だったので期せずしてご当地スイーツをゲット。


その後は境内を見て回って、昼食は川崎屋へ。

ここは将棋の永瀬王座の生家ということもあり、将棋ファンなら一度は寄ってみたい聖地として有名。

正直なところファンのひいき目で美味い美味いと言われているんじゃないかと15%ぐらい思っていたんだけど、ちゃんと家系でスープはガツンと豚臭くてめちゃくちゃ美味しかった。

くきわかめのトッピングも嬉しい。


空港に戻る途中では、そういえば初日に大鳥居にブルベの無事を祈ってちゃんとゴールできたわけだしと、穴森稲荷神社にお参りに行くことにした。

ここでは二人組のローディから
「そのロードバイクいい色ですね」
と話しかけられたんだけど、普段なら
「稲荷神社の鳥居に合ってていいでしょうwww」
ぐらいの軽口をたたくんだけど、疲労が残りすぎていたので
「あ、ありがとうございます」
ぐらいしか返せず後悔した。

ここでのお目当てはANAとのコラボの御朱印帳。

表紙が透かし彫りで、海と空の部分にはラメが入っていてめちゃくちゃ奇麗。
単体で3,500円で、
「4,000円出すと限定の御朱印も追加できますよ」
と言われ、7,500円は高いなあと思いながら了承したら普通にトータルで4,000円だったので良かった。

ここは敷地内にお百度参り用の山があったりと都会らしい工夫があって、結構楽しいスポットだった。
必勝祈願の砂を持ち帰れるとのことだったけれど、備え置きの紙袋だとこぼれてしまうし、ジップロックか何か持ってきた方がいいかもしれない。


最後は大鳥居まで戻って、ベンチで海を眺めながらまったりと。

空港から出るときに使ったアンダーパスを使って中に入れたのはいいけれど、立体交差で行きとは使える道が違うのでまた散々迷った。

それと自転車の預け入れは、羽田空港は自動預入機がメインだけどそっちだと入らないので、ずっと手前のAカウンターを使う必要があってかなり歩かされた。
さらには検査員が来るまで10分くらい待たされた上、ツールボトルを取り出して見せろとかめんどくさいことを言われるのでなかなか大変。
函館空港だと大きめの金属探知機を通して終了なので、だいぶ楽だった。


自転車を預けた後はお土産を買ったりして、残りの時間はANA JCBワイドゴールドカードの威力を発揮してラウンジで休憩。
パワーラウンジとはよく名付けたもので、自分の前に乳児連れの親子三人組が入ろうとして一人1,100円というのを聞いて引き返していた。
パワーラウンジ、力ある者が集いし場所……!

疲れを取るためにマッサージ屋さんにでも入ろうと思っていたんだけど、いまはやりの無重力マッサージ(12分300円)が普通に良かった。
アキレス腱の痛みも家に帰ってロキソニンテープを張ったら治ったし、人のマッサージが効くというのも気持ちの問題だと思う。

飛行機に乗って北海道に戻ると、雨あがりなせいもあって鬼のように寒く、サイクリングシーズンの終わりを感じさせた。
東京だとほぼ通年乗れて良いが、だけどあの交通戦争に巻き込まれるのは辛い。
藪から飛び出してくるエゾシカやらヒグマやらに警戒しているくらいの方がよっぽど平和でいい。
田舎ネズミと都会ネズミの寓話じゃないけれど、たまに行くぐらいが自分にはあっているのだろう。


とりあえず無事に600kmを完走して、残るは400,300,200の3本。
春からは負けられない戦いが始まるので、それまで体がなまらないよう、しっかりZWIFTでトレーニングを続けていこうと思う。