新年度初ブルベは地元開催!
しかも天気は薄曇りという絶好のブルベ日和。
前の日に恵山方面をちらっと走ってきた感じだとめちゃくちゃな暴風に翻弄されそうな予感がしたけど、まあまさか一日中向かい風ということはあるまい(フラグ
スタート地点の元町公園まで自走しても良かったんだけど、日暮れると寒そうだから職場の駐車場まで自動車で行くことにして、まずはすき家で朝食を。
すき家では牛まぜのっけ朝食(380円)に納豆(90円)を追加するのがジャスティス。
前半戦はオクラ+納豆でご飯を半分まで食べてから、紅ショウガ+温玉+牛小鉢で食べきるのが正攻法。
間違えて納豆まぜのっけ朝食(360円)に牛小鉢(170円)を追加してしまうと同じ内容なのに60円も高くなってしまうので要注意だ。
スタート地点に到着したのはミーティングぎりぎり前の6:30。
地元民が一番遅く来るというのはあるあるだと思う。
受付をして参加者を見回していると、鉄夫さんを見つけたので早速今日の打ち上げの打ち合わせをした。
この前のブログで「終わった後に打ち上げしたいな~」と書いていたら嬉しいことにお声がけされたので、今日のブルベはなおいっそうウキウキ気分だった。
すると「910さんも向こうにいますよ」と、鉄夫さんのリプの後に返信を返してくれた910さんを紹介された。
twitter.com
(おお、ほぼ初対面で話しかけるのは厳しいぞ)
と思いながらも挨拶してみたら、とても気さくに答えてくれたので安心した。
910さんはゆっくり走るから20時ゴール予定だというので打ち上げしている時間があるか微妙だったけど、まあ流れでなんとかなるでしょう。
ほかにもTwitterでよく見かける参加者(某びあんきさんや某直江上さんなど)を見かけたりしたのだけど、3人で話しているうちにミーティングが始まってしまった。
そのうちに地元ランドヌールのKさんも到着。
話しかけようと思っていたんだけど他にお仲間がいたりしたので諦めて、トイレに行って戻ってきたところでゆっくりさんに声をかけていただいた。
twitter.com
(ゆっくりさんはハンドル名に似合わず結構速い)
そんな感じであれよあれよという間にスタート時間になり、車検を受けてスタート。
序盤で何人か追い越しつつ、最初だけでも思って鉄夫さんのペースに合わせて頑張って走ってみた。
追い風の影響もあって平地ではなんとかついて行けるけど、高松町の空港へ登るところで引き離されて、戸井のバイパスの坂では完全に見失うほど距離をあけられてしまった。
どうも自分は上り坂が弱すぎる。
平地巡行なら効率よく回していけるんだけど、ちょっとでもパワーが必要になるとガクンとスピードが落ちてしまう。
普通に筋力不足なのと、体重がまだ重すぎるのかなあ。
ブルベがある週でも平日はZWIFTやるようにしないとダメだな。
それでもPC1までは鬼のような追い風でほぼ40km/hくらいで駆け抜けて、PCのオープン時間前に着きそうな勢いで到着してしまった。
ここではゼリーと肉まんをゲットして足早にリスタート。
PCでの休息時間を最小限にすることで時間を稼ぐ作戦だったんだけど、恵山の登りで鉄夫さん他数名にぶち抜かされてしまった。
まあ、上りでは焦らず自分のペースで乗り越えるほかない。
山越えをして心拍数が上がったのと、日が高くなって気温も高くなってきたので当初から予定していた南茅部のセコマに止まってジャージの内側に着ていたインナーを脱ぎ、ネックウォーマーも外してしまった。
ついでにホットシェフで梅ひじきおにぎり(梅の酸味が良い)を買ったり水を買い足したりしてリスタート。
そういえば最近はマスクを着けなくてもコンビニに入れるようになったので捗る。
これまではジャージのポケットに入れっぱなしでヨレヨレになって感染防止効果もへったくれもないようなものを、形だけでも装着しなければならない無意味さに辟易していたので良かった。
南茅部から砂原までは延々と海岸線を北上するだけ、なんだけど、さっきまでの追い風はどこへやら横風向かい風が吹き荒れる暴風ゾーンになってしまった。
幸いなことにDHバーがあるので身を低めて耐え続けたのだけど、そのせいで後半、もっと向かい風が強い区間で前傾姿勢を取るのが嫌になってしまった。
まだ前傾の時に使う筋肉が鍛えられていないので、長時間多用することができないみたいだ。
悟空と悟飯が精神と時の部屋で修行するときに、「スーパーサイヤ人でいることが普通にならないとダメだ」と、ご飯を食べるときも寝るときもスーパーサイヤ人状態でいたけれど、DHバーでも同様に常に前傾姿勢でそれが普通になるくらいにならなければならないのだろう。
砂原から森まで、駒ケ岳北側区間ではより向かい風が強くなったのでだいぶ体にこたえた。
道の駅で休んでいこうかなと思ったけれど激混みだったし昼食スポットまでもうじきだし、ここはじっと我慢の子。
森町までたどり着いて、当初予定していた雅茶一は駐車場がいっぱいだったし冷えた体に生の海鮮を食べるのは胃腸に良くないだろうと思い直して、すぐそばにある東光亭へ。
店の前には何組かのお客さんが待っていたけれどテーブル席待ちだったのですんなりとカウンターへ着席。
注文したのは味噌ラーメン。
ラードがたっぷり浮いていて熱々のスープが冷えた体に嬉しい。
チャーシューが出し殻みたいなバサバサタイプなのは残念だけど、味噌がとにかく美味いので許した。
しかしここの隠れ人気メニューはカレーラーメンなんだとか。
来年の函館200ではそっちにしてみようかな(もしくは次郎長にしてみるか)。
昼食後はすぐにPC2があって、スイーツを食べていたら素敵なランドナーのおじさまが到着。
シルバーのフレームにWレバー、昔ながらの空気入れも装備して、かなりそそられるスタイルだった。
本当はいろいろ話を聞きたいところだったけど、ローソンでうちカフェを食べてしまった後だったので先を急いでしまった。
ブルベを走っていればいつかまた出会えることがあるだろう(Stravaでフォローしたし)。
森から大沼までの区間は地獄の国道5号を通るんだけど、覚悟していた通り激込みでラッキーピエロ前では入店待ちの車列が一車線ふさいだりしていてまさに地獄の5丁目という感じだった。
どうにか大沼公園に入って一息ついて(沼の家の前にも鬼行列ができているのを横目に)走っていると、後ろから声をかけられた。
振り返り見ると、なんとゆっくりさんではないか!
いつの間に追い越されたのだろう(ラーメンを食べている間だろうけど)。
すぐそばのPC3で話を聞くと、目当てのパン屋が休業だったのでトラピスト修道院の前にある「風の丘」でピザを食べるのだという。
おしゃれそうだけどもうラーメン食べちゃったので、そこはプライベートで行くことにしよう。
PC3に到着! 残り60kmなのでゆっくりしてます😆 pic.twitter.com/dJz3A2vuiv
— pika-cycling@BRM513北海道300kmトトロ (@PikaCycling) May 4, 2023
ちなみにこのツイートは「ゆっくりさんと一緒である」ことを匂わせていたんだけど果てして何人が気が付いただろうw
一眼レフカメラを担いで風景を収めながら走るというのは風流で良いなあ。
レッドブルを飲み終えて、ゆっくりさんと別れてリスタート。
残りはもう60㎞しかないので、完全にゆるポタモードである。
北斗市の、あまり通りなれない裏道を通って海岸線に出ると再びの強烈な向い風!
この日は丸一日西風に恵まれていたようで、トラピストまでのわずか10kmが死ぬほど長く感じた。
175km地点で鉄夫さんとすれ違ったので、おおよそ1時間くらい差がついたようだ。
昼食をコンビニ飯にすれば追いつけるかもよ~と言われたけれど、それはポリシーに反するからなあ。
というか、今回のブルベではラレーちゃんの調子がすこぶる良かった。
メンテナンスの時にBBをアルテグラに変えた影響が大きいのかな?
向かい風で厳しいはずなのに、なんかよく回るしどんどん進む。
ブルベ用にグラベルロードを買う予定だったけど、納期未定になっちゃったし、もう諦めちゃってラレーちゃんにアルテグラDi2を装備した方が良いじゃないかなあ。
リムブレーキモデル最後のDi2だし、買っておいても損はないだろうし。
本日一番の向かい風の中、そんなことを考えているうちにトラピスト修道院に到着。
風に逆らって走ってきたおかげで体温も高くなっていたので、無事にソフトクリームにありつけた。
乳脂肪分が多くてめちゃくちゃに美味いwww
今日ここでソフトクリーム食べた人の中で、一番おいしく感じてるんじゃなかろうかwww
ブルベはレースと違って、こういう遊びがあるところがいいんだよなあ。
あとは淡々と来た道を戻ってゴールを目指すだけ。
北斗市のあいだは追い風が快調だったんだけど、最終盤の港町埠頭こ線橋&ともえ大橋は「いやがらせか!」と叫びたくなるほどの向かい風で往生した。
ほんと、道中の3/4くらいは向かい風だったんじゃないかなあ。
そんな感じで観光客でごった返す赤レンガ前を通って無事にゴール。
元町公園の階段下がゴール地点らしく、うえからスチュワートさんが顔を出して「16時50分ゴールデスネ」と声をかけてきたのがちょっと面白かった。
元町公園は山から吹き下ろす風がめちゃくちゃ強くて待機しているふたりはものすごく寒そうだった。
当然先にゴールしていた面々も帰ってしまっているし、せっかくだからスタッフといろいろ話をしたかったんだけどコーラをふたくち飲んだところで急に冷えが回ってきたので退散することに。
にしても、これだけ向かい風に苦しめられつつラーメンとソフトクリームを食べて、ぎりぎりAVE20km/hで帰ってこられたのは良かった。
急ぎすぎても遊びが無いし、だいたいこのくらいの時間を目標に帰ってくるようにしたいなあ。
次に開催されるトトロ300は7時スタートで、去年は21時すぎに帰ってきたので、今年も7+15時間で22時までに戻ってこれるように頑張りたい。
そんな感じで新年度最初のブルベは天気にも恵まれて(風にはほんろうされたけど)楽しいライドになりました。
次のブルベも頑張るぞい!
函館200お疲れ様会
で、終わらないのが今回のブルベ。
そう、終了後には打ち上げが待っているのだ!
鉄夫さんは自分より1時間以上早く到着してホテルに戻っているので自分も帰宅して洗濯したりシャワーを浴びて910さんのゴールを待った。
「到着は20時になるよ~」とのことだったけど、平坦ブルベのおかげかかなり早めにゴールされたようだったので、再び車を出して函館駅前方面に向かった。
で、問題はお店である。
奇しくもGWで、ハイパー観光地の函館ではたいがいの店が猛混雑。
お気に入りの店に片っ端から電話をかけるも満員御礼の嵐。
(こうなったら最悪セコマで総菜を買ってグリーンベルトで車座になるしかないか……)
そう思いかけたとき、職場の飲み会で使ったことがある割烹料理店のことを思い出した。
ダメもとで電話してみると、なんと空いているとのこと!
鉄夫さんは肉がいいし、910さんはイカとモツが食べられないというけれど、まあ海産物を出しときゃ何とかなるだろうとお店を決定。
そんなこんなで無事に乾杯!
みんなツイッタラーなので乾杯の時に全員スマホを構えるのが笑える。
メニューを見ながら悩んでいたら女将さんが
「とりあえず3人でコースを2人前頼んで、足りなかったら単品で頼めますよ」
というのでお言葉に甘えることに。
結果として2人前で全然おなか一杯に慣れたので良かった。
(たぶん自分一人で丸一人前食べてたと思うけどw)
それにしても、北海道のブルベを走ってきた人たちなので会話が途切れることが無くて本当に楽しかった。
一緒に参加したブルベの思い出を、並走はしなくても同じコースを走っただけで分かち合えるって素晴らしいことだと思った。
まだ挑戦していない北海道の600km、1000kmといった未知の領域についても参考になる話がたくさん聞けて良かったし、ふたりにはお誘いに乗ってもらって感謝しかない。
話が盛り上がりまくっているうちに2時間が経過し、他のお客さんがみんな帰って店主とおかみさんがぼんやりテレビを見ながら時間をつぶしているのが見えたので慌てて帰り支度をしたけれど、下手したらあと2時間は話し続けられただろうなあ。
どちらにしても200キロのブルベじゃないとなかなか打ち上げもできないし(300kmでは深夜になるし、400kmでは疲れ果てていてそれどころではないw)、また来年も機会があったら場を設けてみたいなあ、なんて思っているのでした。