自転車を買うか迷っている時にタロットカードで「運命の輪」が出るという最高の運勢に背中を押されて、翌日の仕事終わりには終業のベルとともに脱兎のごとく職場を飛び出してショップへと向かった。
なるべく平静を装った顔で
「迷ったんですけどやっぱり買いますわ〜」
と店員に伝えると、
「ちょうどよかった。昨日クロモリロードが欲しいってお客さんが来て、迷って帰ったところだったんですよ」
と言われて仰天してしまった。
好事魔多し、だな。
しかしロードバイクというものは大根を買うみたいにお金を払って持って帰られるものではないらしい。
店頭に並んでいるものは「とりあえず形にした」程度のもので、実際に乗るにはボルトを締めたりブレーキや変速の微調整をしたり、グリスアップをしたりだとか整備が必要なので、一週間後に取りに来いという話だった。
DAHONrouteのときは翌日の夕方にはできあがっていたので、えらい違いがある。
とりあえずその場で、用品をこまごまと購入。
まずはキックスタンドだ。
フレームに傷をつけないよう、リアエンドに挟み込むタイプのものにした。
ライトは自転車の色に合わせて、レザインの赤に決めた。
鍵については、ABUSのブレードロックを買おうと思っていたのだけど、
高いし重すぎるので諦めて、DAHON routeのチェーンロックとU字ロックを使いまわしすることとした。pikacycling.hateblo.jp
ガチ自転車泥棒に狙われたらどんな鍵でも一発なので、あんまり頑張りすぎても意味がない。
ロードバイクを長時間外においておくことは考えにくいから、このぐらいが落とし所なんじゃないかな、と思う。
あとはトピークのドリンクホルダーを購入。
だいたいこれくらいあれば走り出せるだろう。