PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

急遽揃えたブルベ的装備

期せずしてブルベに参加することになったわけだけど、200kmも走るとなると通常のロングライドとは違った装備が必要となる。
というわけで今回は、自分の備忘録も兼ねて初めてのブルベに持っていったものについて整理したいと思う。
時系列的には既にブルベを終えたあとなので、反省点もついでに書くことにする。

反射ベスト

まずは実際に買ったものから紹介してみる。
反射ベストは必須なので、いろいろなブログ(というかブルベ人)を参考にSalzmann 3Mをチョイスした。

だけどこれはちょっと失敗だったな。
ポケットがたくさんついていて収納できるのは便利なんだけど、裾が長くて腰から下がバタついたり、膝にあたったりするのが気になる。
それと、厚みがあって折りたたんでもコンパクトにならないので持ち運ぶのに邪魔くさい。

というわけでこれはオークションで売ってしまって、次回に向けてR250のを買い直すことにした。

これだと収納力が少ない代わりに、裾が短くてペダリングの邪魔にならないのが良い。

Salzmannの反射テープは水に濡れると光らなくなるのに比べ、こちらは雨でも反射するというのが決め手となった。
来年のブルベにはこれを着ていこう。

おにぎりリフレクター

これは義務ではないんだけど、夜間での被視認性確保のため、サドルバッグには三角の反射板、通常おにぎりリフレクターをぶら下げた。

これは昼間でもかなり目立つので、普段のロングライドでも着けて走るようにしている。

テールライト

テールライトは常日頃からダブル装備なので問題なし。

リフレックスオートは反射板内蔵なので、もとから付いている赤色反射板を置き換えられる所が良い。
(最悪点灯しなくても役に立つ)
蓋が外れやすい問題は、モビロンバンドを上下に巻くことで解決した。
日清紡 モビロンバンド 透明 50本入

日清紡 モビロンバンド 透明 50本入

  • メディア: オフィス用品
こいつはサブ機として使用し、夜間は温存、日中になったらトンネル内で点滅させる。

防水性が著しく高いタイトはメインライトとして使用。

夜間はこれを点灯させ、日中は電源オフにして電池を温存させる作戦。

ライトを2灯装備しろというのは常に2灯点灯させろという意味じゃないしね(ないよね?)。
どちらも単4電池対応で融通がきくし、急な電池切れにも対応しやすいところがブルベ向き。

ヘッドライト

ヘッドライトはいつものレザインの他に、中華LEDライトを買った。

はじめに買ったレザインのライトは電池の持ちがたいしたことないので、18650電池を使えるこいつをメインとした。
性能的にはバッチリ明るく、ナイトライドでも問題なく路面を照らすことができた。

電池の持ちは低光量にしても5〜6時間くらいなので1本で一晩中使うのは厳しい。
だけど別に充電池を2本買えばトータル7,000円で本体×2電池×4となり、無給電でも20〜24時間点灯可能という万全な体制を築けるので、大変にコスパがいいと思った。

ホルダーはベルクロで止める安いやつを購入。

激しい下り坂では揺れて傾くので、ホルダーはもうちょっといいのを買ったほうが良かったかも。
18650電池を使った自転車用のライトが出ると嬉しいのだが。

ちなみに車検のとき、前の日まで常時点滅させて使っていたレザインがうんともすんともいわなくなって超焦った。

(後日、買った自転車屋さんで新品に交換してもらった)
この中華LEDライトは2本セットで売られていて、2本とも持っていっていたので事なきを得た。
2灯用意しろと言われたら3灯持っていかないとヤバいね。
そういう意味でも中華製安物ライトは捗る。

ヘルメットライト

ヘッドライト/テールライトの他に、ヘルメットに取り付けるライトも購入した。

前後にライトが付いていて、非常に目立つ。
が、シルエットがチョンマゲみたいになるのは玉に瑕。

ロードバイクに乗り慣れるとヘルメットを被ったまま平気でコンビニに入るようになるんだけど、その時にもピカピカ点滅させてしまってたのはさすがにバツが悪かった。
ここまで揃えればもはや不夜城と言っても過言ではないだろう。

Etrex 30x

方向音痴の救世主、GARMIN
もはやこれなしにロングライドできない体になってしまった。

単3電池を使うので不意の電池切れにも対応しやすいところがブルベで最強と言われる所以。

前の日から使っていたのでコースの途中で電池が切れてしまったけれど、その場で新しい電池に入れ替えてしまえば何事もなかったかのように続きから案内してくれたので心強かった。

サドルバッグ

バックパックを背負うと体への負担が大きいので、ブルベ中ははサドルバッグ一本で勝負することにした。

しかし輪行袋と、防水のインナーバッグにモバイルバッテリーや電池などを入れてみたら6リットルがほぼ一杯になってしまった。

財布などはいつもどおりウェストポーチに入れたんだけど、200kmも走るとそれさえも邪魔に感じてくる。
ブルベに使うなら10リットルのものにするか、もしくはフレームバッグやトップチューブバッグを追加したほうがいいかもしれないと思った。

ボトル

水のボトルを2本持つという人も多いけれど、定期的にコンビニがあるコースなのでいつも通りツールボトルと水のボトルの二刀流で挑むこととした。
水のボトルはポディウムアイス。

容量が多いのでだいたい100kmくらいはこれ一本でイケる。
PCに入る前に残量を確認して、足りないようであれば水を買い足すとスムーズ。

ツールボトルにはチューブとポンプとインフレーターのほか、サイドカットに備えてタイヤブートも入れて万全の体制を取った。

PARKTOOL(パークツール) タイヤブート 3枚入 TB-2

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  • 発売日: 2012/03/09
  • メディア: スポーツ用品

補給食

基本的に1時間に1回のペースで何かしら食べることにしているので、これもPC毎に2つ買えば間に合う。
基本的にゼリーとプロテインバーを食べることが多い。
こればかり食べていると口の中が甘くなってきてしまうので、そーゆーときはナッツバーが便利だった。

ナッツ系で言うと天狗堂のくるみ餅もオススメ。

天狗堂 くるみ餅 1本×12袋

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  • メディア: 食品&飲料
甘すぎず、くるみの香ばしさもあって気分転換になる。
(しかもエネモチよりもかなり安い)

聞くところによると、チーズちくわなんかも味変できていいらしい。
ただ、炭水化物が少なそうなのがネックかな。
カレー味とかラーメン味みたいな餅があれば最高なのだが。


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持っていけばよかったもの

どうしてもというわけじゃないけれどあればよかったと思ったのは、替えのグローブとインナー(上)。
走っているうちに汗をかいて匂ってくるので、どうにも気持ち悪い。
最悪インナーは脱いでしまえばいいんだけど、グローブはもうひとつ持っていけばよかったと思った。


そんな感じで、できる限り最小限度の装備で挑むことにした。
とはいえ、青森から弘前までは2泊3日分の着替えやらをバックパックに入れて行かなければならないのでかなりの重装備ではある。
あとから思えば自動車にロードバイクを積んでフェリーで行けば楽だったかもしれないけど、車中泊も辛いしね。

という感じで青森ブルベの準備編はここまで。
次回からは青森ブルベの模様をお送りします!