折りたたみ自転車を買って「おりたたぶ」を読んでいたら、他にも折りたたみ自転車に乗った女子が出てくる作品があると聞いて、アニメ「ろんぐらいだぁず!」を見始めた。
しかしこのアニメ、色々とやばすぎる。
主人公の女子大生が買おうとすると折りたたみ自転車がドイツ製のBD-1で、15万円という価格にびっくりして、ホームセンターで激安のを買ってしまうのだった。
それはポンティアック・ファイアーバード!
我が家の自転車事情。 | 三宅大志のブログ
タイヤは16インチしかないし、重さは16kgもあるし、スペック的に全然走らない。
思わずテレビの前で「せめてDAHONを買え!」と叫んでしまった。
その後、なんやかんやで自転車女子と仲良くなって一緒にツーリングに行ったりするのだけど、周りは当然ロードバイク。
どこに行くにもみんなに遅れるし、坂道は辛いしで散々な目にあってしまう。
なんて酷いアニメなんだ! と涙を流し、ダホンルートを買っておけばまだマシだったのに! とテレビの前で歯噛みした。
話は進んでやっぱりロードバイクが欲しくなり、サイクルショップで型落ちのロードバイクに一目惚れして、8万円を「安い!」と即決したりして、金銭感覚が狂ってズブズブと沼にはまっていくという恐ろしいアニメだった。
そして、折りたたみ自転車を買って「ロードバイクもほしいなあ」と思っている自分からすると、主人公の亜美ちゃんが他人とは思えなくなってしまった。
自転車をいきなり2台持ちってどうなんだ、先月DAHONrouteを買ったばかりだぞ、と迷っていた自分の、目からウロコがぽろりと落ちた。
亜美ちゃんはロードバイクを買っても、普段使いにはしっかりとポン太くんを使っている。
ロードを買い足しても、折りたたみ自転車を愛情を持って使うことの大切さを我々に教えてくれる神アニメだったのだ。
確かに通勤にロードを使うことはないから、DAHON routeに乗らなくなることはない。
妻と市内をサイクリングするときも出番だし、2台あっても両方使えるじゃん!
しかも、このタイミングで定額給付金10万円の入金があった。
そもそもこれがあったからDAHONrouteを衝動買したわけなんだけど、今となってはロードバイクの購入資金にしか見えない。
この回を見てから、寝ても覚めてもラレーのことを考えるようになってしまった。
やはり運命かもしれない
だけど、まだ迷っていたのでタロットカードを引いてみることにした。
占いは若い頃にちょっとかじったことがあるので、なにか迷ったことがあったら引いてみる習慣がついているのだ。
そうしたら、出てきたカードが凄かった。
核心にWheel of Fortuneが出るだと!
自転車を買うか迷っている時に!?
このカードって、ろんぐらいだぁずで亜美ちゃんたちが結成したチーム、フォルトゥナのモデルになってる女神じゃないですかー!
偶然にしてもうまく出来すぎていて、笑いと震えが同時に来た。
すべてのカードが自転車を買えと背中を押してくる。
タロット占いは時々こういう、潜在意識を反映させたのかって結果が出てくるところがヤバいんだよなあ。
というわけで、早速翌日にラレーを買いに行くことにした。善は急げだ!