PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

テールライトばらばら事件

最近落し物が多くて厄払いをするべきか迷うレベルなんだけど、この前の石狩200ではテールライトが脱落してしまった。

走行途中になにか落ちる音がして停車してみると、TIGHTの中身だけが消えていたのだった。
路上に落ちてたのはリチウム乾電池の1本だけで、残りは崖下に転がってしまったらしく跡形もなかった。

もともとキャットアイのテールライトはバラバラになりやすいのばっかりで、当初使っていたリフレックスオートは何度も蓋が脱落すして往生した。
輪ゴムで縛るといいというのでやってみたけど、結局中で電池が外れて暴れると縛っていてもバラバラになってしまった(函館200でも分解された)。
ブルベの最中に壊れると面倒なので、今では通勤用DAHONに取り付けてある(反射板代わりにもなるし大変よろしい)。

そんなトラウマがあったためにネジで留めるタイプのTIGHTを購入したのだけど、

こいつもやっぱりバラバラになってしまったのだ。
出発前に充電した電池を入れて閉めてあるので、ねじの締め忘れとかではない。
というか、自分は200kmブルベでも400km装備で行くと決めたのでテールライトは2灯装備だし、もう一個のTIGHTはネジがきつく閉まっていたので片方だけ閉めてないとかはあり得ないんだけどなあ。

購入履歴を調べてみると初代TIGHTちゃんは2020年に購入。
ちょうどリフレックスオートに失望した時期だったので計算が合う。

もうひとつは300kmブルベに出るために追加したものなので、2022年になって購入。
そして今回脱落したのは2020年に購入したものだった。
ということは2年も使うとネジがゆるゆるになってしまう可能性がある。
雌ネジも雄ネジもプラスチックだし、走るたびに電池交換していれば劣化してしまうのだろう。
2年たったら緩み防止剤を塗るとかなんとかした方がいいかもしれない。

さすがにTIGHTを縦にゴムバンドで締めるのは意味わからんし、ビニールテープで巻くと電池交換しにくいので嫌だ。
なので、どうせ蓋がぶっ飛ぶんだったらこれでいいじゃん、とOMNI5を2つ購入。

OMNI5のいいところは、フタが単なるフタなところ。
TIGHTは分割できる部分に乾電池がおさまって重いため、振動で飛び出してしまったんじゃないかと思う。
同様にリフレックスオートはフタが大きいせいで外れやすい。
OMNI5なら電池は車体に固定する側にあるし、サイズも小さいから外れる心配は他の2機種に比べて少なそうだ。

充電式ならこんな心配しなくていいんだけど、やっぱりロングライドを走るとなると手軽に交換できる電池式の方が安心なんだよね。
再びバラバラになることがないよう、祈りながらしばらくオムニ5を使ってみる予定だ。

新しいロードバイクを買いたいような買いたくないような、コンポを乗せ換えようかそのままでもいいかモニョモニョした気持ち

冬になると北海道では雪が積もって走られなくなるので、自転車屋さんに持っていってメンテしてもらうのが通例となっている。
うちのラレーCR-Aは2020に買って3シーズン、これまで自分でしかメンテしていないので、一度オーバーホールしてもらうのが良さそうだ。
特に来年は大きな目標もあるし、きちんとプロの目で一度見てもらった方がいいだろう。

消耗品的にはインナーケーブルはそろそろ交換してもいい気がしている。

自分でもできないことはないけれど、以前にリアメカのインナーをSTIレバーの中に詰まらせて大変なことになったので、ショップに頼む以上お願いした方が無難な気がする。

ブレーキシューは自分で交換できるし、パーツも買ってあるので十分。
タイヤとチューブは1シーズンごとに替えることにしているので(年間5,000~6,000キロ走る)、これは来シーズンのはじめでも良さそう。
チェーンは今年交換しているし、スプロケットもZONDAを買った時に新調しているのでまだ大丈夫そうだ。

大きな部品では、チェーンリングの歯が気になっている。
チェーンが伸びたまま走ったせいで歯先が丸まってきているので、そろそろ交換時期かもしれない。
とはいえSORAちゃんは元の部品が安いので、全交換でも10,000円くらい、リングの交換だけなら3,000円ほどなので許容範囲ではある。

ちょっと気になっているのはショートクランク化。
アームの長さを通常サイズの170mmから165mmに短くすることで、ロングライン度が楽になるという風説がある。

身長÷10が適正長さと言われているけど日本人は足が短いので、短めにした方が体形に合っている、らしい。
クランクなら自分で買って交換できるし、もし交換を勧められたらDIYしてみようと思っている。

コンポーネントを替えるかどうか

しかし、せっかく自転車屋さんに預けるのならば、もっと大掛かりな改造をしてもいいのでは? と考えてしまう。
たとえばコンポを旧105か、いっそのことアルテグラにしてしまうとか。
アルテグラでも15万円くらいなので、手が届かない金額ではない。

今はディスクホイール化・Di2化が進んでいるので、リムブレーキでワイヤー変速には未来がないとまで言われている。
とはいえまだまだ走っているロードバイクは旧型の方が多いのだから、あと10年は普通に供給されるだろう。
ならば今からそんなに神経質にならなくても、11速で満足しておいてもいいんじゃないかな。

しかし、旧型アルテに15万円を出すのなら、新型105の背中が見えてくる。
新105はディスクのみ対応だけど、ブレーキだけアルテグラにすることでCR-Aにも装着できるそうだ。
600kmブルベを走ってみると、40時間ブラケットを握り続けた手の疲労度はとんでもなくて、なるほどスイッチ一つで変速できるDi2は便利なのだな、と初めて理解できた。
20万円チョイチョイで夢のDi2にできるのならば、そんなに悪い話ではないように思える。

夢はさらに高く大きく

しかしコンポに20~30万円出すのなら、もうカーボンロードの完成車買っちゃったほうが安くね? と悪魔がささやきだす。
ディスクブレーキで電動シフトのカーボンロードなら、たとえばDomane SL6 gen4だったら定価で60万円だし。
www.trekbikes.com

既製品で嫌なら憧れのパナチタンを買っても50万円くらいだし、いっそオーダーフレームも手が届く値段だ。

なんで急に太っ腹になっているかというと、新車(自動車の方)を買うための積み立てが目標額を突破してしまったから。
ローンの金利を払うのが嫌で、現金一括払いにするため毎月こつこつお金を貯めているんだけど、肝心の自動車の方はまだ元気だし、取り急ぎ乗り換える事情もない。
なのでひゃくまんえんくらいポーンと使ってもバチが当たることはないんだけど、考え無しに使っちゃうというのも考え物だ。

ロードバイクを複数台持つこと

基本的に自分の場合はラレーちゃん1台でブルベからヒルクライムからなんでも走ってしまうし、KOMを目指すわけじゃないので軽いバイクがどうしても必要かと言われるとそうでもなかったりもする。
用途が違うといってもロードバイクには変わりないしね。

じゃあ全然違う用途のものを、というのも難しい。
グラベルロードはちょっと欲しかったんだけど、軽いわけじゃないし舗装路での巡航速度は下がるし、中途半端感が否めない。
ニセコグラベルに出るための専用機になりそう)

MTBも楽しそうだけど、北海道でソロで林道に入ったらヒグマの餌食になりかねないし、グループライドがメインになるんだったらぼっちの自分には厳しい。

冬も走れるファットバイクは楽しかったけど、冬の間にそんなに乗るか? と考えたら2、3回がいいとこだと思う。
雪が降ったら歩いたり山を登るくらいの方が手軽でいいしね。

そんな感じで、冷静に考えると「買い増し」は難しい。
現実的に見えてくるのは「買い替え」だけど、例えばラレーちゃんを通勤用に下ろしてみたいなことを考えるのはまだ時期尚早な感じがする。

買い替えになるのなら新バイクは必然的にいいコンポになるわけだし、あえてラレーちゃんを改造することもないのかな、と。
コンポについては来年あたりティアグラが11速にリニューアルするのでは(情報筋)という噂もあるし、そのタイミングを見計らってでもいい気がする。

冬になって自転車に乗れない季節になってくると物欲が湧いてくるようで、それで去年はZONDAを買ってしまった。
pikacycling.hateblo.jp
ただしZONDAのコスパは異次元級で、新しい自転車を一台買うくらいに新鮮に速さを感じられたし、実際にタイムも劇的に伸びたので実質無料と言っていいぐらいだった。
パーツを変えたぐらいでこんなに楽しめるのだったら、それに越したことはない。

というわけで今年の冬のメンテでは、コンポまでは行かないけれど自分では交換し難いちょいとしたパーツの交換をお願いするくらいで我慢しておこうと思う。
新車を買うなら来年の秋以降かな。

BRM1002北海道200km石狩

2021年9月11日はBRM200が始まってから100年の節目の時だった。
ところが去年はコロナ禍によりまさかの延期。
去年はひとりさみしく八雲を走ってソフトクリームなんかを食べていたなあ。
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しかしようやく今年になって、1年と1か月ぶり、待ちに待った100周年記念ブルべがいよいよ開催されることになった!
なんと参加者は100名超!
大人の事情か、R札幌が開催する記念ブルべ(2022年の9月11日に実施された旭川200)とは時期を大きくずらしたおかげでちょっとしたお祭り騒ぎだった。

200kmブルベ名物のエントリー峠もあり、定員で締め切られてDNSという方もいた模様。


AJ北海道のスタッフさんのシャレが痛烈すぎて笑ったw
まあ、自分も旭川200ではエントリー峠で脱落したんだけどね。
(今回は前年に申し込んでいたので無事にクリア)


出発が早朝だったこともあり、前乗りして札幌に宿泊。
駐車場は40台分しか確保してないとの情報があり、しかもスタート地点は札幌から25kmもあるので自走組も少なかろうと思い、ホテルを4時半に出発して、まずは松屋で朝食を。

ねぎトロロはトロロのせいで味が薄くなってイマイチだったかな。
味噌汁を豚汁にしたのも指しすぎだった。

5時30分頃に到着するとすでに6割ほど駐車場は埋まっており、それでもなんとか間に合ったので自転車を組み立ててオイルを注入。
今回は前日に寄ったサイクルショップで良いものを手に入れていた。

このクロスで丁寧に拭いた後で、チェーンルブをスプレーしてクロスのきれいなところで余分なオイルをさっとふき取れば完了。
遠征の時はこの方が手軽でいいかもしれない。

まだ時間があったので、石狩灯台灯台カードも無事にゲット。

そんなことをしているうちに受付が始まった。

人数が多いせいで7:00、7:10、7:20の組に別れてスタートだったんだけど、幸先よく7時の組をゲット。
どうも自分の走り方は他の方とペースが合わず、上りでちぎられては平地で追い抜いての繰り返しとなるため、単独先行逃げが脚質にあっているのだった。

ブリーフィングではこのコースは2005年5月7日に開催されたAJ北海道最初のブルベだったのだけど、積雪でキャンセルになってしまった因縁があるとのこと。
当時エントリーした人のうち2名が今回も参加しているとのことで、つくづくロードバイク趣味というのは息が長いものだなあ、と実感。

その後は全員で記念撮影。

これだけたくさんの参加者が集まるブルベなんて、北海道ではそうそう無いだろうなあ。
300kmの記念ブルべの時は、自分が参加したAJ北海道トトロ300は60人、R札幌の当丸コースターは14人だったから、二手に分かれたとはいえさすがに距離が延びると人数が少なくなってしまう。
来年は400kmも100周年になるらしいけど、あわせて何人になるかな。

スタート

スタート前はやはりバタバタしていて、ふだんTwitterで交流しているT女史の姿を見かけたけれどついぞ声をかけれずじまい。
あっという間に7時になったので走り出した。

今回のコースは峠らしい峠が一つもない超絶平坦爆笑ルートなので、取り急ぎお昼ご飯までは平坦番長の名をほしいままにするべくペースを上げて走ることにした。

先頭をめちゃくちゃ速い人が走っていくので、それにペースを合わせて30km/hオーバーでびゃんびゃんと走る。
浜益までの海岸線は適度にアップダウンがあるため、下りで勢いをつけてダンシングで乗り切れる坂はいいけれど、そうでない場所ではめちゃくちゃ千切られてしまうので脚力の差を感じてしまう。
息せき切って追いつくと先頭の彼は優雅に写真撮影タイムで、それを追い越してはまた追い抜かれるというありさまだった。

あとで聞くとその方とは北の国から400の時にバイクで応援に来ていた方で、吹上温泉のところでお会いしていたという。
たしか前日までオホーツク1300を走っていたというから、そりゃ超人にはかなわんよね。

それでも浜益までのセグメントでは今年トップ10を記録したのでだいぶ嬉しい。


PC1

そんなこんなで3番手くらいにPC1に到着。
スタート前には「(先にスタートするから)コンビニの飯を全部食ってやる」とツイートしてたけど、前の日にご飯おかわり自由のとんかつ屋で炊き込みご飯を3杯食べていたせいでまったく空腹にならず、水だけ買ってボトルに補充。
下手にポカリなどを買うよりも、適宜アミノバイタルの粉末を溶かしていった方が飲み飽きないことが分かってきた。

気温が高いので本当は氷が買いたかったのだけど、釣り場が近いせいかクーラーボックス用の角氷しかなくて時間を無駄にしてしまった。


ここから先は新十津川に向けて山間部を走るのだけど、ここもめちゃくちゃなだらかな斜面だし、ひとっこ一人も見かけないので小野田坂道ばりに歌いながら走っていたら、ここのセグメントでも今年トップ10入り。

やはり平坦はいい。

5%くらいの斜度になるとゴギャっと遅くなるのだけど、これはやはり重さのせいだから仕方がない。
ZONDAに変える前は3%くらいでも辛かったしなあ。

今回は面倒だからと400kmブルベ装備で来たけれど、タイム重視で軽装で来てたらさらに10%くらい速く走れただろうと思う。
でも函館200のときみたいなことがあったら困るし、どうせ重い装備だって200㎞は走るわけなんだから、毎回長距離装備でもいいんじゃないかな、とは思っている。

PC2からは「せっかくブルベ」

ファミマはイートインスペースもあり、最速を目指すのならそれもありだけど、せっかくブルベで来たんだから地元の美味しいものを食べていきたい。
そう、「せっかくブルベ」の始まりだ!

ここでは補給用にゼリーを買うだけに済ませて、新十津川物産館の2階にある「くじら」へ。
www.shintotsukawa.com

来る前は地元の地酒の酒粕を使った酒粕塩ラーメンが良さそうだと思っていたんだけど、名物は「とりめん&めはりずし」だというので注文。
どちらもまったく聞き覚えのないメニューだったので何が来るのか分からなかったんだけど、とりめんは親子丼の具がかかったにゅうめん(暖かいそうめん)。
めはりずしは全く「寿司」要素がない、高菜で巻かれた炊き込みご飯のおにぎりだった(目を張るほどでかい!)。

とりめんは普通に美味しいし、長距離走ってきた胃にも優しくてベストチョイス。
だけどめはりずしは普通におにぎり3個分ぐらいのサイズはあるし、しかも炊き込みご飯は前の日に3杯食べて食傷気味だったので辛い。
せめて中身がちらし寿司なら海鮮が入ってなくても酢飯でさわやかに食べられたのになあ、と思いながら無念のDNF。
ゴール後に聞いたら、頼めばラップに包んで持ち帰りさせてくれたというので無念さが極まる。

新十津川にはあまり飲食店がないせいで、ここも自分が入った後からどんどんお客さんが増えてきており、12時前に入店できた特権だった。

その後は近くのセコマで水を補給するなどして、余裕をもって再スタート。

通過チェックへ

PC2からは折り返しコースになるんだけど、往路の人とすれちがうのでたくさんの参加者と手を振りあえてめちゃくちゃ楽しかった。
これは記念ブルべにふさわしいコース設定だなあ。

途中で3人組のローディに追いついたので、無理に足を使わず後ろについて楽させてもらうことに。
ところがしばらく走っていると、カランカランと何かが落ちる音がして、止まって確かめるとテールライトの中身が一つなくなっていた!

キャットアイのタイトを使っていたんだけど、ネジのしまり具合が全然タイトじゃなかった件。

まあ、200kmだし一灯でいいやと再スタートを切った。
しばらく行くとさっきの3人組のうちの一人を追い抜いて、さらに進んで残る2人組に追いついた。
こうなると良くあるパターンが、下り~平地で前走者に追いついてしまってブレーキをかけざるをえず、平地の勢いを活かせないまま登りに差し掛かって突き放されるという辛い時間だ。
ふくらはぎを見る感じ前の二人はめちゃくちゃな強者のオーラを出していたんだけど、ペースが合わないのでギャッと追い越すことにした。

往復路重複区間が終わってフクロウ湖に向かって左折し、ここからがようやくの山岳部分。
最初の坂の斜度が結構きつくて往生していたら、さっきの二人組の若い方が
「速いですね~」
と声をかけながら一瞬で坂を上り切って見えなくなってしまった。
ガチ勢の心に火を付けてしまったらしい。

斜度があるのは最初だけで、あとはアップダウンばかりなので鼻歌交じりに通過チェックポイントに到着。
青山中央案内所がどこなのかどんな建物なのかまったく見当がついてなかったので微妙に不安だったw

ここではクイズチェックに回答するため、ドクターペッパーを飲んで一休み。

PC3へ

さて、今回の目的はブルベを完走することももちろんなんだけど、ロードバイクを買いたての時に参加したイベントで寄ったNO SOFT NO LIFEのソフトクリームを食べることが第一目標だった。
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当時はダム周辺の坂でひいこらしていたくらいの初心者ローディだったのに、今じゃあ平坦と変わらなく感じるようになるとは、成長したものだなあ。

そういやあのときもキャットアイリフレックスオートがバラバラになったのだった。

2年ぶりに食べる別海町のミルクを使ったソフトクリームは格別に美味い。

そういや、去年知床峠に行ったときはリアル別海町のソフトクリームを食べていた。
pikacycling.hateblo.jp
北海道内のソフトクリームはかなり食べてきているけれど、別海町の牛乳を使ったソフトクリームは他とはちょっと違う、独特の旨味があるのでぜひともお試しいただきたい。

PC3~ゴール

PC3にたどりつくと先ほど追い抜いて行った強者2人が休憩中だった。
「お疲れ様でーす」
と挨拶すると、
「もしかして、Pikaさんですか?」
と尋ねられたのでTwitterかなと思ったら、十和田200を走った後にStravaでフォローした方だった。
めちゃくちゃ速かったので
「めちゃくちゃ速いですね~」
と言ったら、
「いやあ、ぼく平坦は苦手なんですよ」
というとんでもないことを言い出したので爆笑してしまった。
苦手であのスピードとは度し難い。

乗っているバイクも異常にカッコよくて、スリムなパイプとホリゾンタルの形状から「クロモリかな?」と思ったんだけど、ゴール後に他の人に聞いたらカーボンのパイプをラグ接合したモデルなんだとか(彼はめちゃくちゃ早いことで有名なのでみんな知っている)。
30年前のモデルだそうだけれど、まったく古さを感じさせないデザインだったなあ。


次に新しいロードバイクを買うとしたらチタンフレームが良さそうだと思っていたけど、ラグカーボンもいいなあ。

問題はこういう伝統的なスタイルの新車が出ていないから中古になっちゃうということ。
調べてみると滋賀県のMacchi Cycleという会社がクロモリフレームのパイプだけカーボンにしたロードバイクのオーダーを受けているという。

やべえこれめちゃくちゃカッコよすぎる……。
ディスクブレーキにして105のDi2にしたら完璧なんじゃないかな……。

ゴール

次に乗りたいバイクのことを考えていたらいつの間にかゴール。

記念メダルも無事にゲットできて良かった。

今回のコースが最高なのはゴール後にダイレクトに温泉に行けるところ。
banya-no-yu.com

源泉かけ流しで泉質も良く、ほんとに天国ブルベだった。
湯上りに鉄夫氏から江差町のランドヌールのゆっくりさんを紹介してもらったり、ジブぽんさんやちぶおさんなどいつもTwitterで拝見している方々と直接会うことができて良かった。

あと、余談だけどTwitterではいつも変顔ばかりのちぶおさんの真顔が見れたのは収穫だったw

そんな感じで100周年記念ブルべは天気も良ければコースも走りやすく、たくさんの方々と交流もできて自分にとっても記念すべきブルベになった。
200周年の時も元気に参加したいものだ。

秋晴れ海鮮丼ライド

今年のシルバーウィークは今後に向けて節約する必要があったので、天気の悪い日は基本的にスプラトゥーン3に励むなどしていた。

最終日の日曜日は晴れの予報だったのでライドに行く準備をしていたんだけど、どうもこれは晴れすぎていて、生半可な場所を走るのはもったいないような気がしてきた。
第一候補は乙部町の塩とんこつラーメン嶋だったんだけど、あまり映えない渡島中山峠を延々と上り下りするのはどうにも癪だ。
なので割り切って城岱スカイライン経由で亀田半島を南北に縦断し、森町まで行ってしまうことにした。

Vivosmart5の心拍転送モードはかなり使える

走り出してすぐ、ハートレートモニターからの信号を受信できていないことに気が付いた。
純正のベルトが壊れてしまってAmazonで安いのを買ったんだけど、何回か使ったらセンサー部分がべろりと剥がれてしまって以来不調が続いていたので、ついに寿命が来たのかもしれない。

そこで今回は、腕につけているVivosmart5の心拍転送モードを試してみることにした。

GarminのスマートウォッチならではのANT+つきなので可能な技だけど、「電池をものすごく消耗するよ」という警告が出るので今まで使えるのを控えていた。

しかししかし実際に使ってみると思ったほどではなく、朝7時から夕方の4時まで9時間使って残量は90%。
90時間は無理だとしても70~80時間くらいはハートレートモニターとして使えそうなので、これなら十分にブルベでも使えそうだ。

XOSSのアームバンド型は同じく光で心拍数を測定するタイプで、連続使用可能時間は20時間とかなり心もとない。

肝心の精度もなかなかのもので、急坂をダンシングで登るときはきちんと数値が跳ね上がっている。

以前試したときはナビがGarminConnectだったのでGPSの取得タイミングにずれが生じておかしなことになっていたけれど、eTrexに転送するならその点もばっちり。
そーゆー意味でもGarmin Vivosmart5はかなり使えるスマートウォッチであることが分かった。

最高の秋晴れ

その後はゆるゆると城岱スカイラインを登って展望台に到着。

いや~最高だね。ロードバイクに乗ってて良かったと思える瞬間だ。
ヒルクライムして脳内麻薬出ているから、実際はこの写真の512倍くらい美しく見えているからね。

時間が早すぎて展望台の営業はまだ始まっていなかったため、裏城を下っていつもの山川牧場へ。

この日は気温が高かったのでいつものシェークではなく、前から気になっていたイチゴの果肉入りソフトクリーム。

シェークは急いでる時でも飲みやすくっていいんだけど、普通のアイスはさすがにめちゃくちゃ美味い。
果肉がミックスされた部分と純ソフトの部分が層になっているので、ハーフを注文したみたいに食べ飽きなくて良い。


アイスを食べて元気が出たので大沼を軽く一周。

一周で13kmくらいしかない平坦区間なので、普通にAVE30km/hで走れるから楽しい。

しかし先週同様やはり右足のふくらはぎがちょっと痛い。
先週に引き続いてさらに1cmくらいサドルを下げたら軽減されたけれど、次週のブルベがちょっと心配だ。


そのあとでちょっと一休みしようと思ったんだけど、大沼のあたりは自販機はたくさんあるくせにどの店もゴミ箱を置かないので憤慨。
物を売るなら売った後のことも考えろよなー。

諦めてセブンイレブンに向かい(ゴミ箱があって素敵)、最近はやりのカレーパンとガラナで補給。

ブルベじゃなくてもブルベ飯みたいなのになりがちだな。
というかセブンのカレーパンは美味しくて好き。
ドーナツはちょっとひどくて(ミスドに比べてパサパサだし粉まみれで車の中で食べにくい)すぐに存在自体が抹消されてしまったけれど、カレーパンは続いてほしいものだ。


だいぶ時間調整できたのでここから北上して森町を目指す。
目的地は雅茶一の森町海鮮丼である。
moricci.or.jp

開店の15分前に到着するとすでに待っている人がいて、その後ろに並んで無事注文を終えた。

これで980円はヤバい。
味的には熊石の寿司処かきたの方がランクは上だけど、ここは家から100km未満とほど近いし、年一で食べに来たいところだ。


店を出てから思い出したのは帰りのこと。
この日は17時から出かける予定があるのでなるはやで帰らなければならない。
となると南茅部周りでのんびり帰ることもできないし、日曜日で5号線も激混みだったので大沼トンネル経由も走り難い。
では結論的に、裏城岱を登らなければならないということだ。

函館側から登る城岱スカイラインは景色も良くて斜度もそれほどでもない走りやすいコースなんだけど、大沼側から登る裏城岱は10%超えの傾斜が幾度となく続く激坂マニア垂涎のヒルクライムコースなのだ。
前に一度走ってこりごりだったのでずっと避けていたんだけど、覚悟を決めて登ることにした。

だけど登ってみれば、確かに傾斜はきついけれどまあ登れなくはない。
めちゃくちゃスローペースでも、足つきせずに登り切れたのはやはり北の国から400で十勝岳を登り切った記憶があるからだろう。
経験だけが、人を強くする。


そんな感じで150kmくらいのゆるポタは終了。
函館はひとやま越えるといろいろ走りやすいコースが待ち受けていてなかなか良い。
今年はイベント遠征続きだった反動で、自発的に車載でどこかに出かけるのが億劫になってしまっているけど、まあきちんと距離を走っているうちは問題ないだろう。
ロードバイクに乗れる季節もあと1か月余りなので、毎週末頑張っていきたいところだ。

DAHON routeにSPDペダルを装着

前回ラレーCR-Aに軽量SPDペダルのPD-ES600を取り付けたので、
pikacycling.hateblo.jp
あまった片面SPDのPD-EH500DAHON route号に取り付けることにした話の続編です。

ルートちゃんは初期のころから折りたたみ自転車用ペダルの定番、MKSのFD-7を取り付けていた。

ワンプッシュで折りたたみができて大変便利な製品ではあるのだけど、折りたたみ自転車に3年乗っていると大変な事実に気づいてしまった。
それは
「折りたたみ自転車、意外と折りたたまない」
ということ。

これは一軒家も外物置もある人限定の話かもしれないけど、そうでなくてもオンシーズンの晴れた日には毎日乗るよ、という場合は毎回折りたたむとかめんどうくさくてできない。
冬になって乗らなくなって、スキーを取り出すのに邪魔くさいなーと思ってからようやく畳むぐらい。
言ってみれば初代ガンダムGアーマーに変形するぐらいの頻度でしか畳まなくなってしまうのだった。

ということでFD-7は外してしまうことに。
PD-EH500とは違ってペダルレンチではなくアーレンキーで回すタイプだったので、外すときには特に気を使った。
やはり右側は結構固着していて、ラレーの時と同様につま先でペダルを、かかとで六角レンチを踏んで外すことになった。

早速PD-EH500を取り付けて近所まで買い物に出かけたんだけど、異次元ってぐらい走りが違う。

どうしてもフラットペダルだと「踏む」ペダリングになってしまうのですぐに足の筋肉が痛くなったものだった。
それがSPDになると「回す」ペダリングを自然に行うことができるので、自然と高回転になって負荷が少なくなった。

平日に通勤でDAHONを使って休みの日にラレーに乗ると、このペダリングの差にずっと違和感をおぼえていた。
最初のうちは「使う筋肉が違う方がトレーニングになる」とか思おうとしてたんだけど、月曜から金曜までずっと晴れてて5日連続とか乗っちゃうと変な癖がついてしまってダメだった。

SPDペダルのいいところは、引き足が使えるということよりも足の荷重を速やかに抜くことができ、さらに上死点からスムーズに力を加えてやれる点だ。
足とペダルが固定されているから力を抜いてもペダルから足が離れないし、それこそ円を描くようにクランクを回していける。
ビンディングあってこそのスポーツ自転車なのだなあ、と感心した。

あとやっぱりクローム社のSPDシューズはカッコいい。

クリートが床と鳴ることもないし見た目には本当に普通のスニーカーにしか見えないし、これがあってのDAHON routeビンディング化計画だった。

これからミニベロのペダルを買えようという人は、定番のFD-7より片面フラット片面SPDのPD-EH500がマジでオススメかもしれない。

折り畳み自転車を無理におりたたむ必要はないのではないか

DAHON routeを買って3年がたつけれど、そもそも折りたたみ自転車は折りたたむ必要がないのではないか、と思い始めてきた。

折りたためれば便利かというとどうも微妙なのだ。
けっきょくは容積は変わらないから幅が出るだけだし、輪行するならロードバイクの方が軽いし、旅先での機動力も段違いだ。

でもタイヤ径が小さいメリットというのは確かにあって、省スペースで場所を取らないし、駐輪場でも隙間に突っ込みやすい。
20インチもあれば路面の段差も平気だし、なによりタイヤが太いので街中を走る分にはロードバイクより楽だ。

だからロードバイクとミニベロを2台持つのは賢いと思うんだけど、折りたたみ機能がある分重くて構造的に弱くなってしまうことを考えれば、折りたためない純粋なミニベロを買った方が長い目で見たら得かもしれないとは思った。

「折りたためるからなんかあった時に得だ!」
とは思わない方がいいぞ、ということ。

特にDAHON Routeはお得すぎるスペックのせいで廃盤となってしまい、代わりにhitが廉価版として現れた。

でもこのHIT、Routeの7速より少ない6速だし、ホイールベースも短いしで、かなりしょんぼりするスペックだ。
それだったら10万円以内のクロスバイクなりMTBを買った方が、ロードバイクと2台持ちするのだったら幸せになれるような気がするなあ。

せたなカレーライド

9月18日は函館400の開催日だったんだけど、台風と前線の影響で丸一日雨の予報となっていたので素直にDNSすることにした。
旭川の時みたいに遠征してたら頑張るんだけど、地元だとそこまでモチベが上がらない。
というか400kmの認定はその時に取っちゃってるしね。

函館300で一緒に走った地元のKさんには、この前に城岱スカイラインで会った時に「一緒に走りましょう!」とか言ってたのにほんとに申し訳ない、とは思うんだけど、やる気のないのに走っても危ないし。
あとでKさんから聞いたところによると当日は24時間中15時間くらい雨だったとのことで、やっぱり行かなくて正解だったかな~、と。

そんなわけで三連休の後半2日は大雨の予報で、最初の土曜日だけが晴れていたのであきらめて地元をサイクリングしてくることにした。
そうなると行き先は八雲しかない。

いつもの場所に車を止めて、ちょっと眠かったのでスマホで今日の昼に行こうと思っていた塩とんこつラーメン嶋を検索すると、まさかの臨時休業で万事休す。
乙部方面に行くのは翌週に取っておいて、この日は瀬棚へ向かうこととした。

雲石峠では余裕のPR更新。
やっぱりBBを掃除してプーリーも交換して新車のような走りがよみがえったのが大きい。
あとは前回交換した片面SPDペダルのPD-ES600、これが非常にいい。

両面SPDと比べて重量も軽いし、これはかなりいいんじゃなかろうか。


熊石に下りてくると、海沿いは南からの湿った風のせいでむわっと不当に暑い。
そのわりに温い風の隙間にはひんやりとした乾いた空気の層があったりして、台風の影響によるかりそめの夏なのだということを実感させられた。
熊石といえばいつもだったら寿司処かきたで海鮮丼としゃれこみたいところだったんだけど、開店時間の1時間前についてしまったのでスルーしてどんどんと北上。

9月だから当然だけど、夏の終わりの匂いがする海だった。


11時ころ、せたな町に入ってすぐのセコマで休憩。

このレモネードが結構美味い。
というかセコマはローカルドリンクが侮れなくて、今年は他にも滝上町産和ミントを使ったミントソーダが激うまだったなあ。
ホットシェフの大きいおにぎりはコンビニチェーンで一番美味いし、セコマはロングライドのお供に助かっている。

このあとはいつもの太田神社の前を通り、

SPDシューズじゃなきゃ登ってるのになー(棒」
と嘆いて走り去るという定番ネタ。

でもまあ、一人じゃあ登りたくない階段だ。

この日は湿度高めで曇天模様だったけれど、ときどき晴れ間が差してせたなブルーの海を堪能できてよかった。

ブルベで忍耐するのもたまには楽しいけれど、基本は楽しくゆるポタしていたいと思ってしまう。

途中に岩で囲まれた謎の入江があり、ここで海水浴したら楽しそうだなあ、と思った。

なんか養殖とかしてて漁師にどやされても嫌なのでスルー。

ここまで追い風で順調に漕いできたのだけど、微妙にふくらはぎの裏側が痛み出した。
いままでは膝が痛くなるのが常だったのだけど、この前シートポストを外した時にサドルを高くしすぎたせいか変な力がかかってしまっているようだ。
休憩中に低くしてみたけど一度痛めた筋肉はなかなか回復せず、むしろこのポジションで400kmブルベに出ていたら雨の中でDNFしていた公算が高かっただろうなあ、などと自分を慰めてみる。


本当は北檜山区についたら立象山ヒルクライムからの村上牧場でアイスをキメるつもりだったけれど、足は痛いし暑すぎてバテ気味だし、無理せず昼食をとることにした。

ここらへんだと温泉ホテルきたひやまの中にあるレストランまこまないが無難なんだけど、前にも行ったことがあるのでたまたま目についた「みつわ食堂」に入ってみることにした。
setanavi.jp

いかにも町の定食屋という雰囲気で店内は雑然としているけれどほぼ満席。
そんな中で老夫婦+おじいさんの3人で忙しく切り盛りしていた。
注文したのはせたな町イチオシのせたなカレー。

正直暑かったので冷やし中華とかにしたかったんだけど、推されているのを注文するのが無難だろうと思って選んだ。

ところがこれが大正解。
カレーの味は函館にある元祖小いけに近い、昔ながらの洋食風。
米も歯ごたえがあってルーと良くからんで普通に美味し。

もちろんホタテのフライはゴロゴロと大ぶりで食べでがあるし、普通にボリューミーだし、思わぬ大収穫祭だった。


あとは帰宅するだけなのでここから南下して「全サイクリスト道道793行け」でおなじみの道道793号旭台今金線に向かったら、なんと通行止め!

調べてみると8月16日から土砂崩れの恐れありで通れなくなっていたのだった。
そういえば電光掲示板にそんなこと書いてあったような気もしたけど、完全に無視してしまっていた。

仕方がないので迂回を試みる。
少し遠回りすると道道263号八雲今金線があるらしい。
始点の今金町まで戻るのは面倒だったため、地図上で不安になるくらい細い町道を通っていくと、未舗装路もなくなんなくショートカットに成功。
しかしこちらの道路は見通しも悪く風景も全然楽しめないただの坂道だったのは残念すぎた。

登り切ってしまえば残りの30㎞は下り基調で楽勝なんだけど、足は痛いし日暮れも迫っているのでちょっと焦った。
いちおうヘッドライトもテールライトもブルベ用のを1灯ずつ装着しているからナイトライドに不安があるわけじゃないけれど、特に用もないのに無暗に夜中走るのは遠慮しておきたい。

それでもなんとか日没前にスタート地点に戻ってくることができた。
この後はいつもの「和の湯」に行って、普段よりも長めに使って足の筋肉をよくもみほぐしておいた。
次のブルベには右足の調子を万全にしてから挑むことにしたい。

600kmブルベを走り切るための装備

さて、今回参加するBRM1105東京600ウナギが初めての600㎞ブルベなわけなんだけど、特別な準備はあまりいらないような気がしている。
要は300kmブルベ2回分みたいな感覚なので、これまでの装備でほぼほぼ十分だと思う。

ランドヌ東京ローカルルールへの対応

ランドヌ東京にはローカルルールがあって、どんな距離でも

  1. 前照灯2灯装備
  2. ヘルメット尾灯装備
  3. 尾灯2灯使用

という決まりになっている。
自分は200㎞でも全部用意しているので大きな問題はないんだけど、ちょっと気になるのが「尾灯を2灯使用」の部分。

尾灯点滅不可は後ろのライダーを幻惑するから分からなくもないんだけど、点灯で2灯以上使用するとは、「点灯×点灯」以外は認められないんだろうか、という疑念がある。
前照灯は2灯装備とあるから、夜間は1灯だけつけていてもOKだろうと分かる。
ところが尾灯は「使用」となっているので、2灯以上を夜間は常に点灯する必要があるように読み取れる。

さらに「尾灯は自転車本体に確実に固定された2灯以上(2灯とも点滅不可)を使用」という文言を見て行くと、自転車本体に確実に固定されていない、サドルバッグに取り付けた尾灯であれば点滅していてもルールの範囲外であろうという気もする。
自分は夜間用の2灯のほかに、サドルバッグに取り付けたラピッドミニを点滅させているんだけど、もしこれを夜間も点滅させたとしても直ちにルール違反で失格とはならないのではないか。

でもまあ、めんどくさいので普通に2灯ともに点灯させる作戦で行くのだが。
テールライトはこの前バラバラになってしまった旧TIGHTちゃんの代わりに、OMNI5を2つ購入しておいたので、自転車には生き残ったTIGHTとOMNI5の2つを装着、もう一つのOMNI5は予備として持参していくことにする。

前照灯はGENTOS

前照灯については旭川400で雨の中やら真夜中の峠でも活躍してくれたGENTOSを2灯装備。

そのほかに普段近所を走るときに着けている小型のものも予備として持っていく予定なんだけど、最近気になっているのがこれ。

単3電池式のヘッドライトなので、予備として持っていくには軽量でいいんじゃなかろうか。

ヘルメット尾灯

ヘルメットライトはキャットアイのDUPLEXを使っているので今回も持っていく予定。

ただしこれ、ヘルメットに装着するとちょんまげみたいになるのが微妙にカッコ悪い。
前方を照らす必要がないのなら純粋なヘルメット尾灯でもいいんだけど、

ボタン電池を使うのはちょっと嫌だ。
だったらラピッドミニを後頭部にぶら下げて光らせてしまえ、という意見もあるので、一応予備として持参する予定。

ウェアなど

折り返しの浜名湖でホテルを取る予定はないので、ドロップバッグの運用はできない。
着替えとしてビブとインナーを一着ずつ持っていけばいいかな。
行きは飛行機の中からいつものパールイズミを着て行ってそのまま出発し、帰りにこの前買ったカステリのNano Flexに履き替える作戦。

11月上旬の関東がどのくらい寒いのかよく分からないけど、念のため防寒着は持っていった方が無難かもしれない。
そうなると、イナレム、テムレス、防水靴下の三点セットが入るのでかなりかさばることになりそう。

さらに今回迷っているのが輪行袋の存在。
飛行機で行くから横型輪行袋が無難なんだけど、それだとDNFしたときに電車に乗れないから縦型を使おうと思っている。

が、ということは輪行袋をずっと持ち歩かなくてはならないというわけで、これはこれで荷物になるからめんどい。

400kmを走った時の装備がこんな感じなので、輪行袋が増えると結構厳しい。

フレームバッグなどがあればモバイルバッテリーを入れておいて、雨濡れの不安なく走行中に充電させられるので捗るなあ、などと思っている。

DHバーを買うかどうか

迷っているのがDHバー。

空気抵抗を下げることができるので、今回のウナギみたいな平地主体のブルベでは効果を発揮しそうだ。
あと、いまさら気づいたんだけどウナギというネーミングは、浜名湖まで行くからだけじゃなくってコースの形が鰻に似ているというダブルミーニングかもしれない。
ridewithgps.com

それはさておき。
北海道のブルベでは結構な人がDHバーを付けている。
信号が少なく、平地ではスピードが出しやすいので確かに良さそうだ。
でも個人的には重量増が気になるんだよねえ。
平地はバーが無くても人並みの速さで走れているし、ただでさえ苦手な坂がさらに大変になりそうだ。

クラブによってはブルベで使えなかったり、使えてもブレーキレバーより前に出てたらダメだとかいろいろ制限があるのもめんどい。
というわけで、600km走って手がしんどいようだったら次回以降の課題として導入を検討することにしたい。