北海道にも本格的なサイクリングシーズンがやってきて先々週から走り始めていて、そろそろ車に自転車を積み込んで遠出の時期ですかな、と思った瞬間に天気が悪いというタイミングの悪さ。
本当なら大沼公園あたりを走ろうと思っていたんだけど、夏ならまだしもこの肌寒い季節だと雨に降られたら完全に風邪を引いてしまう。
そんなわけで、最近作られた空港道路の周りをめぐるとともに、市内の山の中をぐるぐると駆け巡ってみることにした。
函館空港IC
空港の周りはインターチェンジの出口ができてかなり様変わりしてしまっていた。
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もともとの道路の上に自動車専用道がドカンと作られたため、その脇に新しく側道ができた。
車通りもほとんどないうえに道は新しいので、セグメントとして登録しようと思っている。
この側道がずっと続いていればいいんだけどそんなことはないので、しかたなく一般道に降りて日吉ICを目指した。
日吉IC
新しくできた道路はすでに車で走ったんだけど、眺めはいいし道は新しいし、自転車で走られないのが本当に惜しい。
年に一度、自転車の日とかは自動車通行禁止にしてしまって、自転車に走らせたりイベントやらレースやらを開けばいいんじゃないかな。
そういうのがSDGsって言うんじゃないかな、知らんけど。
全然知らなかったけれど臨空工業団地線も新しくなっていて、山を削って橋を作ってかなり登りやすくなっていた。
ここも休日ならば車通りが少ないので、ちょいとしたヒルクライムができそう。
臨空工業団地クリテリウムとか開催できないかな。
四稜郭へ
この後は一旦下がってから東山を、七五郎沢の最終処分場を目掛けて再びヒルクライム。
東山は頂上にはラブホテル街、中腹にはニュータウン、麓には墓園やゴミ処理場があって、ちょいとした人生の縮図となっている。
このまま東山墓園線を下ってしまうと街の中心部に戻ってしまうので、放光寺線(勝手に命名)を通って陣川に抜ける。
陣川という地名は「陣屋と川がある」のが由来なんだろうか、四稜郭という史跡がある。
世界的にも有名な五稜郭とは違って、盛り土がしてあるだけの超絶地味な施設だけれど、トイレがあるのでサイクリストには助かる。
桜の木があるので花見の時期に登ってきてもいいかもしれない。
新中野ダム
陣川を下ったら赤川函館線を登って新中野ダムを目指す。
ここはSTRAVAのセグメントになっているので頑張りたかったんだけど、なにせ2つか3つくらい山を超えてきているため足が売り切れ気味なので、ノロノロと這い上がった。
途中でガチっぽいローディに追い越されたけれど、気にしない気にしない。
裏夜景スポット
続きは未来大学までの坂を登って、四季の森公園の脇を進んでいった先にある裏夜景スポット。
昼間だと地味だなあ。せめて晴れていれば……。
城岱スカイライン
このあとは函館新道の下道をえんえんと登って、城岱スカイラインの入り口を目指した。
4月24日まで通行止めだってさ(知ってた
通行止め解禁になる4月18日には函館サイクリング協会主催の城岱ヒルクライムが開催されることになっている。
去年はコロナ禍でイベントが全然開けず寂しい思いをしたけれど、むしろその間にパワーアップもしたし、こちらの準備は万端とも言える。
イベントの模様はたぶん再来週くらいにアップされるかも。
七飯 大勝軒
そんな感じで本日の目的地である大勝軒に到着。
開店の11時に合わせて15分前に到着するようペース配分してきたんだけど、店の前にはすでに行列が。
ラーメンの種類は醤油ラーメン一択で、麺の量とトッピング(卵・ワンタン)の有無だけを選べるという男気仕様。
これがまあめちゃくちゃ美味いわけですよ。
濃厚な魚介の出汁と、ほんのり香る柚子の香りの組み合わせが最高。
無化調のラーメンは喉が渇かないから、サイクリング途中に食べるのに向いているんだよねえ。
ずっと同じ味を食べてくると途中で味覚が麻痺してくるので、別盛りの卵にスープを足して溶いてから、つけ麺のようにして食べるとまた美味しい。
卵にラー油を加えて味変してもイケる。
函館市内も走れるところがいっぱいあった
そんな感じで、市内も臨空工業団地や東山、陣川あたりは結構自転車で走りやすくて良かった。
ローシーズンは市内近郊を走るのが無難でいいかもね。