春の陽気に包まれていた四国から帰って、次に向かったのは雪に覆われた青森でした。
地元のサイクリング仲間のKさんが去年の4月に八甲田ゴールドラインを走った記録をStravaにあげていたのがきっかけ。
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道の両サイドを雪壁に囲まれていてまさに絶景!
来年は行きたいなあ、と言っていたらとんとん拍子に一緒に走りに行くことになりました。
津軽海峡フェリー
いつも青森に渡るときは新幹線を使うんですが、今回はKさんに合わせてフェリーで行くことにしました。
フェリーのメリットはなんといっても運賃が安いこと!
新幹線だと片道で7,600円かかるのが、フェリーだと2,860円で済んじゃうので助かります。
自転車は輪行袋に入れてしまえば追加料金も不要なので、手間的にも一緒です。
シャワーも無料で使えるし、お得で手軽で青森が一気に近く感じました。
唯一の問題は、朝に青森に着くためには朝の3:20に出発しなければならないこと。
ほとんど徹夜で行かなきゃならないというのはちょっとしんどかったです。
一番安いスタンダードはいわゆる雑魚寝席になるんですが、10人くらい入れる部屋が大量にあるので、ほぼほぼ1グループで1部屋を独占できちゃうのは良かったです。
睡眠不足を解消するためには、3時間強の航海時間をさっさと寝て過ごすのが良さそう。
オレンジフェリーのようにレストランはないんですが、冷食の自販機は完備。
(24時間じゃないコンビニの外にこーゆー自販機があれば助かるんだけどなあ……)
ここではウニバターおにぎりを食べて血糖値を上げて速やかに眠りにつきました。
青森といえば朝ラーメン
寝ているうちに青森に入港。
船だから輪行解除が早い横型輪行袋で来れば良かったかな。
(最近ほとんど使ってないので存在を忘れていた)
でもまあ船だったらPEKOさんの非常用を使って良かったかも。
まずは駅前の長尾中華そばで腹ごしらえ。
naga-chu.com
濃厚煮干しラーメンに納豆ごはんの組み合わせが最強に美味い!!!

思わず帰りにおみやげで買ってしまいました。しかしKさんに教えてもらってユニバースで購入した煮干しラーメンスープが激ウマ!!!
www.todaq.com
特にこれは蕎麦にも合うし、また青森に行ったら大量に購入するつもりです。
ここで北海道FlècheのメンバーであるMさんと合流。
地元民の先導のもとで八甲田山を目指します。
市内中心部から少し離れただけでこの雪壁!
まだまだ感動するには早いとのことで、否が応にも期待は高まります。
八甲田山
まだ中腹だというのに、なんだこの雪壁はー!!!
明け方は曇りがちだった空模様も、すっかりと晴れて完全なサイクリング日和。
R札幌の十和田クラシック200で通過したことがある道も、すっかり雪景色で全くの別世界。
そして谷地温泉からが本当の雪壁の始まり。
1か月かけて掘り進めたという雪の回廊は、まさに感動の一言ですわ。
高さはなんと8m!
ラッキーだったのはこんなに良い天気だったのはこの日だけで、その後は雨が降って沈んだり汚れたりしてこれほどの雪壁は拝めなかった模様です。
ちなみにKさんが持っているのはInsta360 X4。
この日ばかりは自分も持ってくるべきだったなあ。
そんな感じで笠松峠に到着。
標高は1,040mもありますが、その高さを全く苦にするところがないヒルクライムでした。
酸ヶ湯温泉を経由して下山
この後は酸ヶ湯温泉で昼食タイム。
ここは無難に山菜そば。
ひとりだったら温泉に入ってたところ(タオルは持ってきていた)けど、常識的なメンバーが2人もいたのでここは自重ですw
ここから1,000mを一気に下っていくところが最大の難関。
身体が冷え切ってしまったらどうしようかと思っていたんですが、いったん城ヶ倉大橋を経由して、そこから登り返して少し身体が温まったので事なきをえました。
青森市内ではスタバによっておしゃべりタイムをへて、
AーFactoryとユニバースでお土産を大量購入。
青森を100%堪能できた1日でした。
特にこの日はMさんと顔合わせできたことが良かったです。
Kさんの友達とはいえ、フレッシュで一緒に走るメンバーと当日に初対面だとちょっとアレですしね。
実際会ってみるととても気さくで話しやすい上、四国も台湾も一周していて自分と似たような自転車旅人だったこと。
そして笑っちゃったのが一昨年のニセコHANAZONOヒルクライムで年代別3位になったことがあるとのことで、去年4位に入ったKAZチャリさんとの共通点があったところでした。
フレッシュ中にヒルクライム競争が始まらないといいなあ……。
それと偶然にもこの日、AJ北海道のゆーさんもほぼ同じコースで八甲田に来ていたというのをあとで知ってびっくり。
今年度から函館住みだというし、みんなで走りに行ける機会があったらいいなあ。