職場でメンタルヘルス講習会なるものがあったので行ってきたんだけど、そこでなかなか面白いことを聞いてきた。
なんと、「高強度の運動が抑うつ状態の予防に効く」とのこと。
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運動療法というのは昔からあったみたいなんだけど、最新の研究によると有酸素運動よりも筋トレのようなレジスタンス運動が効くことが分かってきたんだそうだ。
ということはつまり、ロードバイクは身体の健康のみならず、精神の安定にも繋がるということだ。
最大心拍数の8割以上に上げたり、筋肉痛になるような激しい運動をするのがいいというんだけど、ちょいとした坂を登ればすぐに心拍数が上がるし、ふともももパンパンになる。
もしかしたら身体のダメージが回復する過程でメンタルの方も一緒に癒やされるのかもしれない。
冬になると日照時間が減って冬季鬱になる人も増えるし、外に出て運動をする機会も減るから気をつけてと言うんだけど、この時期は週5か週4でZWIFTしているのでむしろ調子が良かったりする。
それともうひとつメンタルヘルスの先生が言っていたのは、休みの日には仕事や家庭のことをすっかり忘れてリフレッシュするのが大事だということ。
たとえば時間を忘れて取り組めるような趣味を持ってみたり、住んでいる街を離れて遠くに出かけて美しい風景を眺めてみたりだとか。
それを聞きながら、
「それってまさにロードバイク趣味のことじゃん」
と思ってしまった。
雪解けから冬までのあいだは毎週のようにロードバイクを抱えて地方に走りに行き、ペダルを回している間の心は俗世間のことから離れてまさに忘我の境地。
そして、ロードバイクに乗っているときの「いま”ここ”１００％に集中する」という行為そのものが最近流行りのマインドフルネスに繋がっているという話も聞いたことがある。
長距離を走っているといろんなことを考える。
道路の段差に気がついたり、遠くに広がる山並みに心を奪われたり、あるいはいま取り掛かっている仕事のことに思いを馳せたり。
そんな雑念が湧いてきつつも、すぐに走ることに意識を集中させる行為、まさにそれが瞑想でやっていることだったりする。
旅先で美しい風景に出会って感動したり、ヒルクライムに挑戦して以前の自分の記録と比べて一喜一憂したり、そういった感情の動きが心のしなやかさ、レジリエンスを高めることにもつながるそうだ。
最後に講師が言っていたのは、質の高い睡眠を十分に取ることだったんだけど、これはもう言わずもがなで、朝５時に起きて運動するから夜の１０時には眠くなるし、布団に入ったら即・爆・睡だ。
そんな感じで、メンタルヘルス講習会を受けて分かったことは、ロードバイクがココロとカラダの健康に大変よろしいということだけだった。
ロードバイクが精神衛生上よくなさそうなところをあげるとしたら、「機材マウント」くらいかな＼(^o^)／
ZONDAが買いたいといえば秒速で「ディープリムのカーボンホイールを買えよ、これ以上速くなりたくないのならば別だがなｗ」というリプライがつく世界だしｗｗｗ
まあ、そーゆーこともスパイスとしつつ、健康で末永くサイクルライフを満喫したいと思っている。
