PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

ニセコHANAZONOヒルクライム【前編】

宗谷岬600の次の目標はニセコHANAZONOヒルクライム!
だったんですが、実は不安材料が多々ありまして……。

まずひとつめは体重を絞り切れていなかったこと。
ベスト体重は(というかここ数年の下限値は)68kgくらいで、おととしも去年も夏前までにそこまで減らしていたんですが、今年は絞り切れずに72kg。
4kgの荷重は結構厳しい。
ブルベを走るときには、どうせもともと重装備で走るので全然関係ないんですが、ことヒルクライムレースとなるとこの影響は大きすぎます。
朝はベースフードを1袋とプロテイン、昼はオートミールヨーグルト弁当とカロリー控えめで生きているんですが、夜に晩酌をしちゃうのがなあ……。

もうひとつの懸念材料は、ZWIFTをさぼっているのでパワーがダダ落ちしていること。
春くらいに恵山に行ったとき、「ついでに恵山の山頂まで登ってやろうか!」とチャレンジしたんですが、なんかもう全然筋力がなくて途中でギブアップしてしまったことがありました。
去年に比べても相当体力が落ちているので、いいタイムを出せるかどうか相当不安です。
というわけで、HANAZONOに行く前の週は地元のヒルクライムの聖地、城岱スカイラインに行ってみることにしました。

山頂までコーラを飲みに行く

そんなわけで城岱牧場のふもとに到着。

今日はDHバーを外して荷物も少ないヒルクライム仕様(それでも約10kgほど)。
「今日は全力で行くぞ!」
と意気込んではみたものの、エンジンの回転数が上がらない感じで調子は悪くないけれどイマイチ本気を出しきれない走り。
それと、踏み込むときにタイヤがねばつくような感じがします。
重さで後ろから引っ張られている感覚というか、パワーがうまく路面に伝わっていないような雰囲気。
これは、後輪がグラベルキングだからかも?

表面が鮫皮みたいにザラザラしているからグリップが低いのかしらん。

そんな感じで今日の結果は37分。
5月に走った時は40分だったので、体重を3kg落として3分速くなった感じです。
いい調子だと35分を切って、ベストタイムは31分なので、タイヤのせいもあるけれど、普通にパワー不足&ウェイトオーバーがそのまま結果に直結しているのかも。
ちょっと今年のHANAZONOはタイムに期待はできなさそうだなあ。

山頂でそんなことを考えていると、隣のビアンキのオーナーの方も展望台で休憩していたので雑談になりました。
ニセコHANAZONOヒルクライムのM-1クラスに出場するとのことで、聞けば70歳にしてサロマ湖100kmマラソン(走る方だ!)を完走するほどの猛者だとのこと。
ロードバイクの方はちょっと苦手で、と謙遜するけれど、まあまず間違いなく自分よりは速いでしょうw

ブルベにも函館200と400に参加したことがあるそうで、今年はどうしようか検討中とのことでした。
自分は2年前は雨天DNS、去年は体調不良でDNFしているので、今年こそ頑張りたい、と思っているんだけどこればっかりはどうなるかなあ。
とある事情により夏休みが余ってしまったので、もしかしたら9月のその時期は旅行に行くかもしれないし。

この日は七飯町まで下ったところにある、ラーメンめんきちで流行りの昆布水つけ麺を。

やはり夏はつけ麺に限りますな!
それにしても昆布水は発明すぎる。
(そしてこんなことをしているから体重が減らない)

HANAZONO前日

そして一週間はすぎて本番の前日。
ニセコは当日朝に出ても間に合わないことはないんですが、トリフィートホテルは安いし、前日に試走もしておきたいし、そして会いたい人もいろいろいたので前泊としました。

まず第一目標は、この日開催されている江差600の迎撃に向かうこと。
これもちょっと出てみたい気もしたんですが、札幌を出て江差で折り返しというコースは個人的にはちょっと微妙だったので出場せず。
だってわざわざ札幌まで行ってスタートして、家の近くまで来てまた札幌に戻って、ゴール後はまた函館に戻るという自転車と自動車で2往復ですよ。
それはさすがに意味が分からなかったけど、今回はなんとフレッシュ日本橋でリーダーを務めてくれたMOTOさんが遠征してくるというので、途中で迎撃すべく早めに家を出発しました。
pikacycling.hateblo.jp
倶知安に着いたのは11時ころで、ちょっと間に合わないかと思ったら運良くMOTOさんがひとつ手前のセコマで昼食をとっていたので運よく間に合いました。

ここではTwitterのキャンペーンで当たったあんこBarを差し入れ。

これ、甘いだけじゃなくてさわやかさもあって美味しいんですよねえ。
shop.tau-hiroshima.jp
来年は普通に箱買いしてみよう。

出場しているはずの鉄夫さんもなぜかPCにおり、聞けば序盤早々にメカトラが発生してDNF、でも荷物は江差に送ってあるからドライブしつつPCの見回りをして、最後はゴールで受付のお手伝いをするとのこと。
あいかわらずブルベ参加者の鑑のような人だなあ。
一緒に江差まで行こうという誘いを振り切って、自分はHANAZONOヒルクライムの試走へ向かいます。

受付に向かうと、ちょうどさきほど試走を終えたばかりのKAZチャリさんも戻ってきたので一緒に受付完了。

ここでTシャツなどをもらえるので、荷物になるから車で来た方がいいですね。

KAZチャリさんとは前夜祭で合流するので、ここで分かれて一人で試走に向かいます。
本番前なのであまり無理はせず、心拍数を170までで抑える作戦で行きます。

ニセコHANAZONOヒルクライムのコースは序盤はなだらか、後半のゲート付近から本格的な坂がはじまります。
序盤は結構ハイペースですが、そこに無理についていくと後半ばててしまうのが難しいところ。
なので今回は心拍数に注目して、疲れすぎないように完走するという作戦でした。

そんな感じで試走のタイムは1時間ジャスト。
抑え気味に走ったとはいえ、これまで挑戦した中では最遅。
本番はここから心拍数を10上げて、どれだけ攻められるかな。

帰りは高橋牧場でソフトクリームをゲット。

たしかラムレーズンとクッキー&クリームだったかな。
これはめちゃくちゃ美味しかったなあ。
翌日も寄ろうと思っていたのにすっかり忘れてしまっているというw

前夜祭

この後はBrytonのサイコンに道なき道を進ませそうになったりもしたけど無事に宿にチェックイン。

ニセコと言えばトリフィート。
torifito.jp
安くて施設もきれいで良いところなんだけど、廊下とアコーディオンカーテンで仕切られているだけなので夜うるさいのだけは難点。
中国人とか平気で夜中でも大声でしゃべってるからなあ。

ここで同じ宿に泊まっているKAZチャリさんと合流して前夜祭へ。
この時間帯は謎の豪雨に見舞われて大変だったんですが、本当に大変だったのは江差600の参加者の方だろうなあ(そうとうに降られたらしい)。

というわけで焼肉大仁門へ。

相変わらず美味しかったけど、ちょっと値上げしている?

びみょーに観光地価格だった気がします。
ここに比べたらフレッシュ北海道で食べた本別町のカウキングの方が安くて美味かったね~、と思い出話に花が咲きました。

そんな感じで前半はここまで。
次回はニセコHANAZONOヒルクライム本番!
このたるんだ体でどこまでタイムを延ばせるか!?
期待はできないけれど乞うご期待!