PikaCycling

Raleigh CR-Aでブルベに出たり、GIANT XTC SLRで雪山を走ったり。「ゆるポタで行こう」はすべて詐欺です!

街乗りMTBのススメ

2025年を振り返って、どうしてもこの一言だけはみんなに伝えたい。
「MTBはいいぞ!」

ショップの片隅で大処分価格で売られていたGIANT XTC SLRをゲットしてから一年、この短い期間で完全に元を取っておつりが出ちゃいましたね……。
pikacycling.hateblo.jp
 
ロードバイクアドベントカレンダー2025、今年は2日前に「四国一周自転車旅行まとめ」を書かせてもらったんですが、ちょうど今日がMTBを納車して一年目という記念日にあたるので、さらにもうひと枠使わせてもらうことにしました。
adventar.org

MTBのここがいい

本当に、初めてロードバイクを買って乗った時以上に感動しているのでそのまま思いを言葉にすると「とにかく買え、買えば分かる」しか出てこないんですが、なんとか言語化してみます。
 

走る場所を選ばない

なんといってもMTBの良いところはコレ。

太いタイヤとフロントサスペンション、ディスクブレーキのおかげで、舗装路、グラベル、雪道と、走る場所を選びません。
まさにオールテレインバイク。
もちろん、凍った湖の上だとか雪が積もったゲレンデみたいな無理な路面もありますが、それは専用機の範疇なので、MTBは「究極の汎用機」、どこでもそれなりに走れるという万能さが魅力です。
 

イベントが盛りだくさん

ある意味でロードバイクも「舗装路専用機」なので、ロードバイクだけしか持っていないと出られないイベントが結構あるんですね。
それはもちろん、グラベルイベント。

北海道ではニセコグラベル、そらちグルメフォンド、十勝グラベルという三大グラベルイベントがあるのに、それに出られないだなんて人生の損失みたいなもんですよ。
randonneurssapporo.net
2025年はアイスブルベもあったし、これらのイベントで出られただけでも元が取れた感じでした。
(来年はあるのかな……?)
 
さらにMTBの良いところは、舗装路のイベントでも「MTBクラス」が別に用意されているところだったりします。

今年のニセコHANAZONOヒルクライムはMTBで出場しましたが、参加台数が少ないので必然的に順位がヒトケタになるのが地味に気分がいいというw
登りだとロードバイク比1割増くらいのタイムで走れるイメージですね。
 

意外と速い

そしてMTBは鈍重に見えて、走り出してしまえば平坦では意外と巡航速度が出るという嬉しい気づきがありました。
レースではないサイクルイベントくらいでは全然ロードバイクについていけるので、グラベルイベントでは並みいるグラベルロードたちと一緒のペースで走れるし、MTBで出走したブルベ、恵庭200は雨と峠だらけにも関わらず11時間30分で完走。

フロントサスが荒れた路面の衝撃を逃がしてくれるので、むしろロードバイクで走るよりも体への負担感は少なかったです。
 

MTBは最強の通勤自転車だ!

ブルベやグラベルイベントへの参加ももちろんなんですが、個人的に一番恩恵があったのが自転車通勤。

(#じてつー)
 
以前は折りたたみ自転車のDAHON Routeで自転車通勤していたんですが、ちょっと雲行きが悪いとか、前の日に飲みすぎたからとか、何かと理由をつけて乗らない日が多くて、週に1度くらいしか使ってなかったんですよね。
ところがMTBになってからは、よほどの大雨や帰りに大物を買うとき以外はほぼほぼMTBを使うようになりました。
 
この2台の違いは何かと考えると、一番大きいのがショックの少なさ。
ド太いタイヤとフロントエアサスペンションのおかげで路面からの衝撃はほとんど吸収されてしまうので、町中で走るストレスが段違いです。
段といえば路面の段差やデコボコなんかも全然気にせず乗り越えられるというのはめちゃくちゃ楽。
 
通勤といえばクロスバイクの方が一般的ですが、MTBを「サスペンション付きのクロスバイク」と考えればむしろ普通。
タイヤを変えるだけで通勤/グラベルイベント/雪道までなんでもこなせるMTBの方が実は断然コスパがいいのでした。
 

これはやっとけ! マスト改造ポイント

しかしそんな完璧にとも思えるMTBにも、通勤に使うためには大きな落とし穴があったのです。
 
知ってましたか? MTBが「普通自転車」じゃないということを。
www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp
道路交通法施行規則に「普通自転車の大きさ等」が定められているのですが、

車体の大きさ
長さ 190センチメートル以内
幅 60センチメートル以内
車体の構造
4輪以下であること。
側車をつけていないこと。(補助輪は除く)
運転者以外の乗車装置を備えていないこと。(幼児用乗車装置を除く)
ブレーキが、走行中容易に操作できる位置にあること。
歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。

この規定に収まるサイズの自転車は「普通自転車」として、「自転車通行可」の道路標識がある歩道を走行することが認められるのです。
 
ところがMTBはハンドル幅が長いため、この制限から外れてしまうのでした!
pikacycling.hateblo.jp
以前にステム交換した際についでにハンドルを短いものに変更していたのもこれが理由だったり。
自転車は基本的に車道を通行するものですが、めちゃくちゃ交通量が多い国道だったり狭いトンネルの中だったりすると、緊急避難的に歩道に逃げたくなるときがあります。
そんなときでも、一般的なMTB普通自転車でないので、押し歩きをして「みなし歩行者」でなければ歩道を通行できないのでした。
 
2026年4月から道路交通法の改正で自転車に向けられる視線が厳しくなるので、街乗り用にMTBを使うのであれば、まずはハンドルの幅を60cmに収めるのは必須。

5,000円以内で買えるうえ、交換も難しくないのでオススメです。
 

ロードバイク Advent Calendar 2025

12月3日の記事は門川彩雷さんの「 オーダーフレームHGSBTでSR600KRをキャンプしながら走ってみた」でした。

aylana.blog.fc2.com

12月5日の記事はばる先生の「「TPUチューブの乗り心地を数値化する」実験レポート」です。

[cannonball24.com