PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

駒ケ岳一周たらこライド

いよいよサイクルシーズン開幕を迎えた北海道は、空もさわやかに晴れ上がり、絶好の週末を迎えた、の、だけど、北海道民は雪が溶けたらまず自動車のタイヤ交換という必須イベントが待ち受けているため、土曜日は丸一日それで潰れてしまった。

運よく日曜日も続けて晴れの予報だったのでどこに行こうかと調べていると、Twitterを見ていたら土曜日に大沼をランで(!)一周している猛者がいたので真似してみることにした。

大沼は海沿いに比べて標高が高いため、沼もまだ凍っていて空気はキリリと冷えているけれど、びっくりするように抜けた青空のおかげでむしろ暖かいくらいだった。

というか、ワークマンのイージスはマジで性能が高い。
workman.jp
積雪の冷気を帯びた風が容赦なく吹き付けても、まさにイージスの盾のように完全にシャットアウト。
ガチなローディはこんな寒い日でもピチピチルックで走っているけれど、ゆるポタおじさんの私は風邪をひいてしまうのが怖いし、多少空気抵抗があってもイージスを着ていたい。

そんな感じでまたーりと漕いで砂原の道の駅へ。

いつもあまり期待しないで寄っているんだけど、なんだかこの日はお客さんが多い。
試しに中に入ってみるとお土産屋さんも充実して、飲み物やお弁当まで販売されるようになっていた。

今回はこの先の鹿部でご飯を食べる予定だったのでイカ飯やらホタテご飯は泣く泣くパスしたけれど、とりあえず駒ケ岳乳業のコーヒー牛乳をゲット。

普段は甘いから普通の白い牛乳を飲むけれど、サイクリング中にあっては糖分は貴重なエネルギー源だし、牛乳のたんぱく質疲労した筋肉に、コーヒーのカフェインはペダルを回し続ける退屈さから脳を目覚めさせ、まさにコーヒー牛乳はサイクリストのための完全栄養食品といっても過言ではない。

それと、今回の道の駅での写真はInsta360go2で撮影した動画をトリミングしたものだったりする。
うまく撮るにはまだまだ修行が必要だけど、いちいちスマホを取り出して撮影する手間が省けて大変捗る。


そのあとは海沿いの気持ちいい道を駆け抜けて、11時過ぎに鹿部の道の駅に到着。

駐車場はこの時間でもほぼ満車で、ちょっと辺鄙なところにあるわりに非常に人気が高くて驚いた。
もしかしたら札幌から降りてきて大沼に寄って、そこから鹿部、南茅部と道の駅を渡って函館市内に行くコースが流行っているのかな。
だから途中で経由しない砂原と恵山の道の駅が比較的さびれている、と考えると理解しやすい。

そして残念ながら、お目当ての”タラスミ”は売り切れ。

大きすぎてそのままでは売り物にならないタラコを、カラスミの要領で熟成乾燥させたという新商品なんだけど、人気すぎてもはや幻の商品になっているのだった。

仕方がないので食堂でプレミアムたらこ定食でも食べてやろうと思ったら、こちらも大混雑だった。
席を確保してから注文しろと書いてあるけれど、別棟の研修室にも席があるというので臆せず窓口へ。
すると、いま混んでいるからだいたい20分以上かかるというではないか。

普段だったらあきらめるところなんだけど、今日はもう大沼に帰るだけしか予定がないのでとりあえず注文し、その間に間欠泉を見てくることにした。

鹿部の道の駅には間欠泉公園が隣接しており、自分は数十年前にまだ無料だった時代にしか見たことがなかった。
10分おきくらいで吹き上がるので、時間をつぶすのにはちょうどいい。
(Insta360で撮りたかったというのも大きい)

だけど実際に見てみると、「出たね~」以上の感想が出てこない。
子どものころはもっと大きく見えていたんだけどなあ(月並み感
しかも、Insta360で撮影していたら、スタンドが風で倒れてしまうというハプニングまで。
streamable.com

そのあと足湯に使ったりしてなんやかんやしていたら20分経って、食堂に戻ると自分の2つ前の番号が呼ばれたところだったのでちょうどいいタイミングだった。


それから5分くらいして出てきたプレミアムたらこ定食を持って、いったん外に出て研修棟へ。
こっちの棟にはほかにお客さんはおらず、のびのびとディスタンスを取って食べることができて良かった。

タラコ定食のはずなのに、茶色く輝くカレイの煮つけの存在感は完全に主役を食ってしまっている(カレイはこれから食われるのだが)。
タモリ流の煮つけに近く、カレイの身はとろりと白く、周りの煮汁の味がこってりとしているタイプ。
この食べ方が一番カレイを美味しく食べられるんだよねー。
薄い煮汁で身が染まるくらいに煮込んでしまうタイプもあるけれど、それだとカレイがぼそぼその大和煮になってしまう。

夏場だと「せっかくだから海鮮丼食べたいなあ」と思うものだけど、まだ肌寒いこんな季節にはカレイの煮つけの旨味が染みる。


そんな感じでまったりと過ごして、あとはのんびりと大沼までポタリング

帰りにいつもの彫刻公園によって一休み。

距離的には70㎞と短かったけど、まだ雪に包まれた姿が神々しい駒ケ岳をずっと横目に初春の引き締まった風を受け、新鮮な気持ちでサイクリングを楽しむことができて良かった。

というわけで今回の動画。
streamable.com

車載動画はタイムラプスと普通の速さを組み合わせて、あとは胸につけたときの動画と写真を入れ込んでいくと、だんだんそれっぽくなってきた。
風景が大きく変わった時にとりあえず1分撮っておくと良さそうだ。

あとはiMovieを使って字幕を入れたり、AI読み上げソフトで音声を入れていけばユーチューバーになれそうな感じがする。

おまけに今回のRelive。

動画を編集するのも手間がかかるので、手軽なReliveも捨て難いんだよなあ。
こうして見返すとコースを俯瞰できて悪くない。

だけどちょっと自転車関連にお金を使いすぎな気もしなくもないので、大望のために節約を考えていかないとならないかな、などと思っている。