PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

BRM717北海道200km新十津川

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いつかのブログで当丸コースター300に参加すると言ったな。
あれは嘘だ。
いや、正直な話エントリーはしたものの、獲得標高6,000メートルという途方も無い高さにビビってしまったのだ。

根室知床網走ライドで400kmほど走ったものの、獲得標高は2,000メートルのほぼ平坦路。
知床峠知床五湖以外は湿地帯や海外線を走るだけだったので楽勝だったのだが、その3倍の高さを3/4の距離で走るとなったらほとんど山じゃん!!!
最悪DNF覚悟でスタートする気ではいたんだけど、雲行きも怪しくなってきたし、登りで苦しいわ雨に降られるわ挙句の果てに完走できないわでは、ロードバイクが嫌いになってしまいそうだった。

そんなわけで天気を言い訳にしてDNSすることとしたのだが、職場の方に夏休みを取ると伝えていたのにどうしようか、という問題が出てきた。
前泊後泊で金曜日と月曜日にお休みを取っていたのに、近所をポタリングするのはもったいない。

そこで思い出したのが新十津川のN2BRMだった。

N2BRMは普通のブルベと違って無人で行われ、決められた期間の中で自由なタイミングで走っていいという特徴がある。
もともとは5月の予定でエントリーしていたのが、コロナの影響で7月に伸びてしまっていたのをすっかり忘れていた。
もともと7月は津軽半島一周→知床→当丸コースターというふうに予定を組んでいたので入る隙間が無かったんだけどね。

幸いなことに新十津川200は獲得標高600mの劇的平坦コースなので、まず確実に完走が見込まれる。
この前に函館200を走って以来のブルベだったので、ちょろっと挑戦してみることにした。
pikacycling.hateblo.jp

夏休みをとって金曜日の朝5時に出発することとし、木曜の仕事終わりに車にロードバイクを積み込んで家を出た。
夜中は車通りがスムーズで、爆走するトラックの後ろについてゆるゆると札幌に到着。
夜の11時からから朝4時位までしか滞在しないので、ホテルは取らずに快活クラブへと向かった。
弘前のブルベのときも快活クラブに滞在したけど、座席がフラットでシャワーも無料で使えてたいへん捗る。

あと、今年買ったスマートウォッチのMi band6は振動アラームが使えるので大変便利。

真夜中に目覚ましをかけても他の人の迷惑にならなくて済むので、漫画喫茶のみならずドミトリーに泊まるときなんかも便利だった。

無事に起床して準備を整えてさあスタート地点に行こうと思ったところでつまずいたのが駐車場の確保。
郊外だから公園でもどこでもなんとかなるだろうと甘く見ていたのだが、大都会札幌市は厳しくて閉園時間中はどこもしっかりと門を閉ざしていた。
しばらくウロウロしているうちに、24時間500円の駐車場を見つけたのでそこに停めることにした。
今後も札幌発着のブルベに参加する機会は多いだろうと思われるので、事前に調べておきたいところだ。

出発

スタート地点のローソンにたどりついて、まずは水と氷とゼリーを買って、レシートを忘れず確保して出発準備。
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今回はN2BRMなのでオンラインブルベカードを使用することになる。
レシートの写真を撮って、出発時間を記入して出走手続きを行うと、あとは好きな時間に出発してOK。
その後は通過チェックポイントの写真を撮影し、ゴール後にアップロードすればいいという手順になっている。

2週間も出走期間があって時間も自由、しかも平日なので絶対自分ひとりだろうと思っていたら、反射ベストを着た女性ローディがやってきた。
新十津川ですか?」
「今日は風が強そうですね」
くらいの軽い会話を交わしてお先に出発。

通過チェックポイント1

最初のチェックポイントである美唄市の旧桜井亭までは市街地と農村の中間みたいな感じで、整備されたまっすぐな道が長々と続いている割に信号が多く、スピードが乗ってきたところで赤信号で停まらされる微妙にストレスがたまる道。
道南とか知床とか津軽に比べると交通量も信号量もかなりに多い。
あと、eTrexのメモリをリセットするのを忘れていたので、走っている途中で頻繁にルートが表示されなくなって困った。
初めて走る道だから土地勘もなく、なんどかミスコースしたりスマホでキューシートを確認したりもして、結構なタイムロスとなった。
そんなこんなでCP1に到着。
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ここで7時なので57.3kmをだいたい2時間10分くらいのペース。
まだ涼しくて走りやすい時間の割に、あまりタイムを稼げなかったという印象。

通過チェックポイント2

今回のブルベは廃線となった札沼線を巡るのがテーマになっているので、先を急ぎつつも線路の様子を写真に撮ったりしながら進む。
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長閑で大変良い眺めなんだけど、このずっと先ではレールの撤去作業が急ピッチで進んでいた。
江差線などは廃線になったあともただ放置されているのに、工事費をかけてどんどん撤去するのはなにか理由があるのだろうかと思って調べると、どうやらこの線路が田んぼを分断して効率が悪いため、すぐに潰してしまって水田にしてしまうらしい。
サイクリングロードになったりしたら夢があって良いと思ったんだけど、利用先があるのなら売らないと損だしなあ。

そんな感じでCP2の新十津川駅(旧新十津川駅?)にたどり着くと、すでに駅舎は跡形もなく、
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ウンマップを背景に通過チェック写真を撮った。
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N2BRMが始まった当初は駅の撤去作業が始まっていて、徐々に取り壊されていき、最終日近くになるとただの更地になっているという、無くなっていく経緯が見られる不思議なポイントになっていたという。
自分よりあとに出発した方が到着したときには、タウンマップさえも撤去が始まっていたと言うから凄い。


途中で氷を買い足したりして到着時間は8時19分。
この時間になると朝まで空を覆っていた雲が一掃され、気温がバリバリと上がっていくことを予感させる日差しの強さに戦々恐々としていた。

ここでカニカマなどを食べて栄養補給。
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以前スポーツカニカマを買ったんだけど、最近はコンビニでもタンパク質を重視したカニカマが売られているので捗る。

通過チェックポイント3

折返しの石狩追分郵便局までには道の駅をいくつも通過するんだけど、まだ時間が早すぎて面白みがなさそうだったので全スルー。
観光ライドを楽しむのならばもっと出発時間を遅くしたほうが捗るんだけど、なにぶん暑さが厳しくなってきたので、5時出発でも結構厳しかった。
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101.4km地点にたどり着いたのは8時59分だったので3時間50分くらい。
平均25km/hなのでかなり速そうに思えるけれど、実は強烈な追い風のおかげだったので笑えない。

前日まで東北地方を襲っていた台風の影響で、南からの熱くて強い風が吹き付けてきていた。
ということはここからの復路は、死ぬほど真っ直ぐで平坦な道を延々と、ハイパー強力な向かい風に逆らって進まなければならないということを意味している。

無風ならこんなに美味しい道はないのだけど、今日に限っては下ハンを握って身を低くしても15km/hがやっとという苦行。
時折横風になるとふっと25km/hくらい出るので、けして自分が鈍いわけではないのだ(力強く断言)
こーゆー日はTTバーが欲しくなるなあ。

PC1 セブンイレブン砂川豊沼店

暑いし風が強いしですっかり疲労困憊していたので、途中のセコマで冷やしおろしそばを食べて休憩。
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本来ならPC1で休むところを、すっかりあきらめムードである。
それでもそばつゆの塩分でかなり元気が出てきたので、再びロードバイクに乗り込む。
今回はかなり熱中症の危険が高かった気がする。
VAAMは4本とも飲んだのでだいたい2リットル、その他にコンビニに停まるたびにアクエリアスを一気飲みしたのが4回だから2リットル、そのほかに氷水を2リットルくらい飲んだけれど、ライド中全然おしっこが出なかった。
出ても濃いのがちょろっとくらいで、摂取した水分が全部汗になって流れ出てしまったのかもしれない。

130km地点にあるPC1についた時間が11時4分だったので、6時間15分ほど経過。
行きの貯金をほとんど使い切った計算となる。
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風に負けないよう、翼を授けてもらって先を急ぐ。

通過チェックポイント4

ここまで平坦ばかりで向かい風に苦しめられていたところ、ここから急に山へと方向転換して農免道路ヒルクライムへ。
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逆に風が強い日は登りのほうが楽かもしれない。
平地よりもタイムロスが少ないし、向かい風で少しは涼しいし。

156km地点の樺戸林道入口に到着したのが12時46分だったので、だいたい8時間くらい。
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なんとか平均20km/hくらいで来ることができたので、残り5時間30分はゆるポタ観光ライドとすることにした。

観光ライド

まずは月形町にある樺戸集治監へ。
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先週に網走監獄に行ったばかりなので実績解除しておきたかった。
あとは三笠市標茶町帯広市の3箇所を回ればクリア。

その後は月形町名物の焼き鳥を食べに農協の直売店へ。


これがめちゃくちゃ美味い。
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ライド中の補給食といえば糖分ばかりに集中しがちだけど、肉の脂は「勇気・元気・やる気」を回復させてくれる気がした。
モツ串が「今日は小さいから5本で300円」というので断念して鳥と豚にしたけれど、全然ペロッと食べちゃってたかもしれない。

とどめは「かばと製麺所」でうどん。


営業時間が15時までだと言うので死ぬ気で頑張って14時45分にたどり着いたけれど、その苦労は完全に報われた。
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うどんはモチッとしているけれど決して固くなく、心地よい歯ごたえのコシがあって完璧だし、かけつゆも爽やかに美味い。
うっかり2玉頼んでしまって「ここまで170km走ってきてうどん2玉は食えないだろう」と後悔していたのだが、いつの間にかぺろりと平らげていた。

特筆すべきは天ぷらで、メニューボードには数え切れないくらいいろんな種類のタネが並んでいて、どれも揚げたてサクサクで届くのが嬉しい。
最初はかしわ天だけにしようと思っていたのを「ナスフェアだから」と勧められてマー坊ナスという謎の細長いナスも頼んでみたら非常に美味しかった。
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今回は「ぶっかけ」「かけ」「しょうゆ」の「かけ」にしたので、次回は「ぶっかけ」にチャレンジしてみたい。

そして〆はロイズふと美工場直売店のソフトクリーム。
www.royce.com

普段はバニラ一択の自分が、注文する際に脳内にピキューンと予感が走ってミックスを注文したのが大正義。
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チョコの風味が濃厚で脳にビリビリくるほど美味く、長時間耐えて走ってきた疲れが雲散霧消するようだった。
生チョコで有名なロイズなのだからチョコとのミックスを頼まなければ何のために食べに行ったのかわからないよね~。

その後は交通量がめちゃくちゃ多い札幌市内をのんびり流してゴール。
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16時39分にゴールで、Stravaによるとトータル11時間47分だったらしい。
後半遊んだ割にはまあまあのタイムだと思う。

弘前200のときは脇目もふらずに走って10時間30分だったので、逆にこうやって観光を加えて制限時間に余裕を持って走るほうが自分には向いている気がした。
そもそも記録を狙えるほどに早いわけではないし、せっかく遠出するのだから美味しいものを食べないとモチベーションも上がらないしなあ。

というわけで今回のRelive。

Relive 'BRM717新十津川200'


平坦だから楽だろうと思って参加してみたものの、思わぬ逆風(そのままの意味)に襲われて意外と大変だった。
そうは言っても200kmくらいなら全然無理なく走れることが確かめられたのは良かった。
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本当はもっと長い距離も挑戦してみたいんだけど、そうなると走行時間が長くなるので、行きと帰りのことを考えるとなかなか参加が難しかったりする。
北海道のブルベは大体札幌を中心に発着するので、道南住みだと毎回が遠征になってしまう。
そういう意味ではN2BRMがもっと増えて、日程に自由度が増してくれるととても嬉しいのだが。
どうせソロでとぼとぼ走るのだし、仲間同士でトレイン組んできゃっきゃうふふしながら走っているのを見たくないだけという説もあるw

一応、次のブルベ参加予定は9月11日のブルベ100周年記念イベントと、その翌週の函館400となる。
それまでにまだまだ長い距離を走っておいて、少しでも実力をつけておきたいところだ。