PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

GARMIN Etrex 30xを購入した

近場を走るときはいいけれど、遠出して知らない道を走るときはかなりの頻度で道に迷う。
わりと方向音痴な上に、直感で押し進んでしまう性格なので困ったものだ。

しかし、自分一人で走っているときならいざしらず、ブルベに出ようとするならばルート通りに走るというのは必須条件となる。
いちおう、キューシートという紙の図を見ながらでも走れないことはないというのだけど、走りながら紙を見て距離を判断して、というのは至難の業だと思う。
昔はそうだったかもしれないけれど、この令和の時代にそれをやるのはほとんど趣味の世界だろう。

自動車のラリーならコパイロットが読み上げてくれるけれど、自転車には助手席がないため、ブルベに出場する人はナビを装着しているとのこと。
スマホもナビにはなるけれど電池のもちが悪いし、雨風に耐える必要もあるし、それになによりスマホを壊してしまったら一大事だ。
そんなわけで、自転車用のナビ付きサイコンを使うというのが鉄板らしい。

しかしそれには大きな問題点が一つあった。
それは、値段が物凄く高いのということ。
下手すりゃ中華製のタフネススマホを一台買えるレベル。

ナビと言えばGARMINだけど、ハイエンドのEdge1030plusは86,000円もする。

中くらいのEdge530でも37,800円。

ガーミン Edge 530 本体のみ ブラック

ガーミン Edge 530 本体のみ ブラック

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一番安いEgde130plusは20,800円とギリ手が届く値段だけど、地図を表示させられないのが厳しい。


GARMIN以外のメーカーだと、台湾のBrytonがお値打ち価格らしい。
調べてみると、Bryton Rider 450Eは画面はモノクロだけど18,700円でナビが付いているのでかなりコスパがいい。


なんでこんなに価格差があるのか調べてみたら、どうやらGARMINはきちんとした日本製の地図を使っていて、BrytonはOpenStreetMapというWikipediaみたいなフリーの地図を使っているのが要因らしい。
日本語地図のSDカードはそれだけで20,000円近くするので、
GARMIN Edge530 — 日本語地図 ≒ Bryton Rider 450E
という図式が成り立ちそう。

そう考えると実はガーミン意外とコスパ良くね?

ブルベにはEtrexがいいらしい

そう思ってさらにGARMINで探してみると、ブルベで使うナビではEdgeシリーズよりも、トレッキングに使われるEtrexシリーズのほうが向いているとの評判を読んだ。
Edgeシリーズが充電池なのに対してEtrexは単3電池2本駆動なので電池切れのときにも対処しやすい、とのこと。

液晶はカラーでナビが付いて、並行輸入版を買えば22,800円で済むという破格の値段にビビッときた。

というわけでいろいろと悩んだ結果、Etrex 30xを購入することに決定。

ひとつ下のモデルの20xと比べて、3,000円差で電子コンパスがついていたりANT+やBleutoothでケイデンスセンサーなどと同期できるところが決め手となった。

新機種の22xや32xも並行輸入版はかなり安く買えるのだけど、違いは本体メモリの多寡だけだというので、30xでも問題なさげ。

eTrex 32x

eTrex 32x

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アクセサリ類もあわせて購入

Etrex単体では自転車に取り付けられないので、ホルダーも一緒に購入した。

しかしこれ、つけるのも外すのも一苦労で、しかもその割に強い振動がかかるとたやすく本体が脱落してしまうというヤバい代物。
実は30xの前にebayで22xを買ったんだけど、それは落として壊してしまった(泣

本体の蓋にネジで穴を開けてEdge用のホルダーにつけるのが確実らしいんだけど、なぜか別売りの蓋が全然手に入らない。
唯一無二のを壊すわけにはイカないので、蓋の在庫が復活したら試してみることにする。


落としたら泣いちゃうのでストラップは絶対必要!!!

手元にあったPeak Design製のデジカメ用ハンドストラップをつけてみたらいい感じだった。

これはアンカーリンクというシステムでストラップと本体が接続されており、ワンタッチで外せるけれど引張方向の力には強くて外れにくいという画期的な機構を搭載している。
手首の大きさに合わせてストラップの長さを調整できるようになっており、ハンドルを通したあとで締めることができて捗る。


あとは気休めに本体カバーを購入。

こんな感じで必要なものを買い揃えた。
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並行輸入版だったのでうまく使えるか不安だったんだけど、わりかし簡単に地図をインストールして実際のライドでも使えるようになったので、次回以降はそのやり方について紹介したいと思う。