今回600キロブルベに参加するにあたって、新兵器を導入していた。
https://www.tokyolife.co.jp/shop/twstore/060-0159-0619-1921
それがアピデュラのRACING FRAME PACK 2.4L。
ランドヌ東京のN2BRMではリモートブルベカードを使うため、iPhoneの充電を常に気にしている必要があった。
通過チェックポイントでは事前に用意するフォトチェックフレームと合わせて、レシートとか店名を一緒に撮影して、ゴール後にGoogleドライブから提出する必要がある。
これまでモバイルバッテリーはトップチューブバッグに入れていたんだけど、20000mAhの巨大なものなので、これとiPhoneを入れたらいっぱいになってしまう。
本来トップチューブバッグには補給食を入れてライド中に食べたいので、どちらを優先するかというジレンマを抱えていた。
それともう一つ、色々と電化製品を持っていくにあたって、どこか安全に充電できるスペースが欲しかった。
サドルバッグはぎゅうぎゅうに閉めてしまうのでイヤホンは入れられないし、トップチューブバッグは真上にジッパーがあるため微妙に雨濡れに弱そうだった。
特にAftershokzは充電の端子がマグネットで心許なく、なるべくゆったりしたところで充電させてあげたい。
そこで、ジッパーがサイドにあって防水対策が十分なフレームバッグを購入することになった。
トップがアピデュラなのでフレームもお揃いにしたんだけど、残念ながら微妙に色が違ってしまった。
アピデュラのバッグにはExpeditionとRaceの2系統があって、前者がグレー、後者がブラックとなっている。
で、Expeditionのフレームバッグ(3リットル)がこちら。
これはトップチューブの下を全部使ってしまうので、これだとボトルの納め方が難しくなる。
対するRaceのフレームバッグ(2.4㍑)はこう。
後部が斜めにカットされているおかげで、飲み物のボトルをシートポスト側のホルダーに入れることができる。
この違いが大きかったので、涙を呑んでRaceモデルにすることになってしまったのだった。
トップチューブバッグの方をメルカリで売ってしまって、こちらも黒のレーシングモデルにしてしまおうかと画策している。
それはともかく、ドリンクをシートポスト側にした影響は実際使ってみるとそれほど感じなかった。
ブルベではそんなにめちゃくちゃ漕ぎまくるわけじゃないから、ドリンクを飲みたいときにちょっと回すのを止めて取り出せばいいしね。
ブルベ中には主に家電製品入れとして、電池やモバイルバッテリー、予備のライトや骨伝導イヤホンを入れておいた。
それだけだと中身がスカスカなので、後半は交換用の手袋だったりウィンドブレーカーだったり、軽いちょっとしたものを突っ込んだりできて結構便利。
中のものを出し入れするには停車する必要があるけれど、サドルバッグに比べてアクセスが断然楽なので良かった。
フレームバッグにはベロに隠れて両サイドにジッパーがあり、右手側がメインの荷室、左手側は仕切りがあって薄い小物入れになっている。
左手側は容量がほとんどないから、どうせなら両側からアクセスできた方が便利そうだったんだけど、使い終わった充電池をとりあえず突っ込んでおくくらいの使い方をした。
メインの荷室からはコードを引き出す穴もついていて、サイコンや前照灯に充電しながらの使い方もできるようになっていて、かなり考えられた作りで感心した。
走りへの影響はほぼなし。
ダンシングしても足に当たらないし、重心が下にあるから装備が増えていても全然気にならないし、フレームバッグ、マジで便利。
逆に遠距離じゃないのならトップチューブいらんかもしれない。
問題は、これを機にサドルバッグもアピデュラに変えちゃくなっているところ。
https://www.tokyolife.co.jp/shop/twstore/060-0159-1233-1922
どうせなら全部同じメーカーで揃えた方がかっこいいしなあ。
トピークのバッグローダーよりも軽いしダンシングでの揺れも少ないらしいのでかなり迷っている。