スポーツの日の三連休は札幌で今季ラストのブルベが行われるなどTLは賑やかな感じだったけれど、自分はちょっと今後の遠大なる計画に向けて節約する必要があったため、地元をぶらっとサイクリングするにとどめておいた。
しかし最近は地元ばかりを走りすぎていてちょっと物足らない。
ブログのネタにもならないとモチベが上がらないなあ、と悩んでいたところ、そういえば前から行こうと思っていた野湯があるではないか、ということを思い出した。
恵山は活火山で温泉がたくさんあり、北側の旧椴法華村側には幻の温泉と言われている水無海浜温泉がある。
www.hakobura.jp
ここは春先などにライド途中で寄って足湯を堪能するのが個人的な定番スポット。
もうひとつ、南側の旧恵山町側には、御崎海浜温泉、通称めくされの湯と言われる秘湯があるのだった。
hikyou.jp
しかしここ、Googleマップのクチコミを読むと怖いおじさんに追い返されたりしていてなかなかにハードルが高そう。
しかしだいたい悪さをするのは管外からの旅行者であり、ロードバイクで出かけるならば完全に地元民なわけだし問題は無かろう。
そう思い込んで出かけることにした。
この日は天気は良かったけれど秋の風がやや冷たく、秋冬装備が必要だった。
防寒着についてはモンベルがいいとかラファがいいとか色々聞くんだけど、どれも上着だけで2万円とか3万円とかするのでちょっと手が出ない。
そしたらPBKでカステリがめちゃくちゃ安くなっていたので、思い切ってまとめ買いをしていた。
購入したのはまずNANO FLEX PRO RACE BIBSHORT。
ウェットコンディションでも対応ということでナノフレックスを購入。
足の長さが合わないと思うのであえてタイツではなくビブショーツとして、ふくらはぎはレッグウォーマーで防御する構え。
これは石狩200にも履いて行ったんだけど、当日は結構気温が高く、でも裏起毛のわりに快適に過ごせたので良かった。
秋風も完全に防いでくれるので寒い時期にはちょうど良さそう。
北海道は厳寒期には雪が積もってしまうので、逆にガチな寒冷装備はいらなかったりするのだ。
上はTUTTO NANO RoS JERSEY。
172cm70kgの中肉中背スタイルだと、ビブショーツはLサイズでちょうどよかったがジャージはLだと袖が余ってしまうことが判明。
通販の罠だけど着れないことはないので使っていくつもり。
次回以降はMサイズを注文する予定。
最後はSQUADRA STRETCH JACKET。
薄手で軽いし防風性能もあるので、お守り代わりに持っていくには最適。
こんな感じで4点買っても3万円くらいだったのでだいぶお安い(価値観が狂っている)。
もう今後は全身カステリでいいや。
そんな感じで風は冷たいけれど快適なサイクリングを決めて恵山のふもとまで到着。
ここから椴法華まで(未舗装路でも)道があれば面白いんだけどなあ。
行き止まりからちょっと戻ったところに御崎海浜温泉があった。
見たところ誰もおらなそうだったので一安心。
温泉にはこのようにフタがしてあって、浸かる最小限だけ開けて入るように指示が書いてある。
泉質はめちゃくちゃいい。
秋の日差しが燦燦と照り付ける中、潮騒を聞きながらとっぷりと浸かる温泉は最高すぎる。
ボイラーが壊れて市内や札幌の愛好者からの支援を受けて改修したんだとか。
町内の人が大事に使っている温泉だから、マナー良く利用したいものだね。
温泉で癒された後はなぜか「海沿いを走っているばかりでは獲得標高が足りないな」など訳の分からないことを思ったので恵山ヒルクライム。
ここは斜度10%超えの激坂が続くヤバい道なんだけど、どうにかこうにか足つきせずにゴール。
まだ紅葉には早い時期で、観光客もまばらだったので良かった。
というか激坂は登りよりも下りの方がブレーキを酷使するから大変だったりする。
握力が無くなるくらいレバーを握りしめてしまった。
ちょうどよく時間調整できたので、お昼は恵山の道の駅にある菜の花で、今回は日替わりハンバーグ定食。
地元のひこま豚を使ったハンバーグと、地魚のフライが美味しくて食べでがある。
刺身定食の方が映えるんだけど、この時期はツブと海老とタコだったりして面白みがないので、どうせならマグロが取れる時期に注文したいところだ。
お昼ご飯を食べたら帰るだけなんだけど、海岸線は風が強めだったので鉄山周りで帰函。
今年はたくさんブルベを走ったせいで、このくらいの斜度だとヒルクライムとも思えない感じに感覚が狂ってしまっているのでヤバい。
丘を越えて体温が上がったので今季ラストのソフ活をすべく函館牛乳へ。
美味しいけれど、さすがにもうハーフサイズだね~。
そんな感じで地元ライドは軽く終了。
だんだんと秋めいてきてサイクリングシーズンも終わりに使づいているけど、新しく導入したカステリのジャージを頼りに残り少ない季節もサイクリングを楽しんでいきたい。