PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

BRM504北海道200㎞函館【攻略編】

いよいよ待ちに待ったブルベシーズンの到来だー!!!

北海道はすっかり春模様なんだけど、自分はといえば3月4月と仕事に追われて全く自転車に乗れず(泣
スタートダッシュには出遅れてしまったけれど、ここからが2023年の幕開けと言ってもいいだろう。

しかも最初に参戦するのがホームグラウンドである函館というのも縁起がいい。
sappwind.sakura.ne.jp
さらに今回は新コースとなり、いままでは北斗市をスタートして松前半島をぐるっと回る(どこが函館やねん)というコースだったのが、今年は元町公園をスタートして戸井、恵山、椴法華、南茅部と合併4町村を巡る、まさにザ・函館という雰囲気なので負けられない。
どの道も走り慣れてはいるけれど、全部を通して走ったことはないので慎重に計画を立てておく必要があるだろう。

去年の函館200では序盤のパンク&寒さで心が折れてDNFしたという苦い経験もある。
距離が短いとはいえ甘い気持ちで挑まないようにしなくてはならないだろう。

装備について

今年は開花が早かったので桜が散り終わっている季節になろうと思うけれど、まだまだ寒いのが北海道。
体温が下がるとやる気もなくなるので、普通に冬装備で行こうと思う。

下はカステリのSorpasso Ros 防風ビブタイツ。

海外メーカーだから足が余ったら嫌だなあと思って敬遠していたんだけど、思い切って買ってみたら意外とぴったりサイズでよかった。

シューズはNorthwave - Raptor Arctic GTX ウィンターブーツ。

マイナス10℃まで対応のうえ、2月の関東の昼間でも特に暑すぎるということがなかったので、北海道の5月はこのくらい暖かくても大丈夫だろうと思う。

さらに今回からはDHバーも導入していく予定。

重量増になるけれど今回のコースはド平坦&海岸線が多いので、空力性能アップが物を言うはず。

以下は地元民らしくコース解説などをしていこうと思う。

スタート地点 元町公園

スタート地点も函館らしく、旧公会堂前にある元町公園になった。
www.hakobura.jp
ロケーションは素晴らしいんだけど、周りに駐車場が全然ないぞ……。
車で来る人にはちょっと不便かもしれない。

ここから国道278号、通称漁火通りを走って海岸線をひた走り、恵山を目指す。
多少交通量は多いけれど、空港を過ぎてしまえば走りやすくなる。

おすすめの写真スポットは旧戸井線の橋梁跡(25㎞地点)。

本州までの最短距離看板も映える(が、反対車線)

PC1 セブンイレブン渡島恵山

最初のPCは38.2km地点のセブンイレブン
このすぐ後に道の駅もあるんだけど、時間も早いし距離が近すぎるからスルーでいいかな。

恵山や椴法華のおもしろスポットはスルーして、あとは延々と海岸線をひた走るだけ。

スタートから66km地点にセコマがあるので、ここで小休止するのもいいかも。

これを逃すと次は100km地点の砂原のセブンイレブンか、120km地点のPC2しかないのでヤバい。

ここでの撮影スポットは世界遺産の垣ノ島遺跡。

本当は大船遺跡の方が映えるんだけど、コースは手前で曲がっているのはちょっと残念。

南茅部から北上して、鹿部の道の駅にはおみやげがたくさんあったりあったり間欠泉も見れたりするんだけど、コースから微妙に逸れているのが惜しい。

ここから先は左手に駒ヶ岳を眺めながらの楽しいライドになるんだけど、道が地味に腐っていてパンクしやすいので要注意。


だいたい森町に着いたあたりが昼ごはん時だと思われるが、ここでの選択が悩ましい。
なんといっても鉄板は雅茶一の海鮮丼であろう。

安いし美味いし最強なんだけど、人気店だしGWだしで、行列ができている可能性が高い。

であれば森駅前の柴田商店でいか飯を買うというのも良い選択肢だと思う。


PC2 ローソン森町富士見店

PC2から先は地獄の国道5号を少し走って大沼へ向かう。
オススメは駒ケ岳茶房のソフトクリームなんだけど、まだちょっと時期が早いかな~。

大沼に入ったら名物の大沼団子を食べてほしいところなんだけど、平らな器に入って爪楊枝で刺して食べるタイプなので、補給食にはちょっと向いていないうえ、容器が密封されていないから持ち運びにも不便なのでオススメはしない。

大沼公園線を越えて最難関である大沼トンネルがある。
ここはドライバーの頭が全員おかしくなっているスポットなので、車道を走るのはマジでオススメしない。
自分は断固として歩道を走りますわ。

歩道は99%対向車が走ってこないので、ダウンヒルだけどスピードを出さないようにして下れば問題なし。
5号線を右折して峠下線に入ってしまえば落ち着いてくるのでオススメ。

ここから先はのんびりとした農村地帯を抜けて、鈴木牧場のソフトクリームも美味しいんだけどまだ時期が早いなあ……。

これが7月だったら全補給食ソフトクリームでもいいのに。

そうこうしているうちにセメント工場を越えて再び海沿いへ。
そしてクライマックスに待っているのがトラピスト修道院

当然ここではソフトクリームを食べたいところ。

なのだが、175km地点にあるので普通に走って17時。
売店の営業時間が終わる間際というのもあるし、ソフトクリームを食べるには気温も下がり始めている気がする。
(ここは根性で食べたい)

ここでUターンして再び函館市内を目指すんだけど、最終盤に難所が2箇所。
それは、「港町埠頭こ線橋」と

「ともえ大橋」、2つの橋である。

どちらも自転車で走って構わないんだけど、微妙に道幅が狭く、しかも18時にもなると薄暗いのでちょっと危ない。
歩道を走るか、なんだったら国道227号を普通に走った方が安全なんじゃないかなあ……。

そんな感じで、後半のコース設定に不安を覚えるけれどグルメと平坦を楽しめる初心者向きで楽しいコースになると思う。

せっかくだから走り終わった後で打ち上げなんかにも行きたいなあ……。
函館まで遠征でいらっしゃって後泊する方がいたらTwitter経由ででもぜひぜひお声がけください(^^)b