PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

水無海浜温泉ライド

土日に天気が悪いからと平日に休みをとってニセコまでエコーラインを走りに行き、休みはのんびり読書にでも励んで晴耕雨読とでも洒落込むか、と油断していたらあれよあれよという間に天気予報が目まぐるしく変化して、いつの間にかド晴天の予報になっていた。
こうなれば走りに行く以外の選択肢はないのだが、遠出をしたばかりなので近所でゆるポタだろうと考え、亀田半島下半分一周ライドと決定。
前回のニセコが100km弱と短距離だったので、今回100km走れば週に200kmでちょうどいいだろう、ということで出発。

矢別ダムまでの上りは追い風に恵まれて非常に快適&快適。
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上りなら遅いんだから追いも向かいもないだろうと思っていたんだけど、ゆるい上りだと普通にAve30km/hペースになっていたのでびっくり。
でもまあ、平地で追い風のほうがありがたいやね。

川汲峠を越えて南茅部に入っても好調なペダリングはやまず、足を止めるのももったいない感じでガンガンと南下した。
調子がいいときは走るほうが楽しくて写真を撮ろうという気にもなれず、こうやってあとからブログを書くときに苦労するのだった(汗

水無海浜温泉へ

しかしこの日はもともと温泉ライドでゆるポタの予定だったので取れ高に大きな問題はなかった。
椴法華に入ると市街地へと反れて、恵山灯台を脇目にさらに奥に進んで水無海浜温泉に到着。
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前にも来たことがあるけれど、ここは干潮のときのみ湯船が現れるという幻の温泉。
www.hakobura.jp
自然の湧出口が海岸沿いにあったから存在するという、120%天然の温泉なのだった。
そんなわけでせっかく来ても満潮だと入られないため、事前にHPから入浴可能時刻を調べておくのが吉。
www.city.hakodate.hokkaido.jp
今回は7:00~16:00となっていたが、スタートとエンドの1時間くらいは海水の割合が多くて「ぬるい塩水かな」くらいになってしまうので注意が必要。
この日は9時ころに到着したので、ちょうどいいお湯の量になっていた。
というわけで下半身レーパンのまま入浴。
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こーゆーところはほぼほぼ無人なんだけど、稀に観光客がドヤドヤと物見遊山で訪れることがあるので全裸はちょっとはばかられる。
替えのレーパンと上半身のインナーさえ持ってくれば割とさっぱりするので、北海道の野湯を堪能したい時にはレーパン入浴をオススメ。
海岸沿いなのでフナムシが数億匹くらいウヨウヨしているけれど、基本的に人に踏まれるようなノロマではないので、タオルで牽制しつつゆっくり歩いていけば蜘蛛の子を散らす用に逃げていくし無害ではある。

お湯を堪能して恵山に向けて坂を登り始めると、思った以上に向かい風を強く感じた。
天気もいいし本当だったら恵山の山頂まで登ってやろうかとも思っていたんだけど、この日は雨が降るだろうと思って午後から映画を見に行く予定を入れていたので、間に合わなくなるのもマズい。
山は逃げないのだからまた次の機会でもいいだろうと思うことにして真っ直ぐ帰ることにした。

というわけでなとわえさんの道の駅でアイス休憩。
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昆布ソフトクリームは糖分だけじゃなく、海藻のミネラル分も補給できてサイクリストのための完全栄養食品だと感じる。

ついでにいい感じの補給食を2本ゲット。
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丸缶羊羹でお馴染みの五勝手屋羊羹のものではなく、別のメーカーのもの。
五勝手屋羊羹は函館マラソンの時だけ限定でこのサイズの小さいものを作っているんだけど、そのせいで商機を逃している気がする。
スポーツようかんも悪くないけど、やっぱりこういうちゃんとした羊羹の方が味自体は全然良い。

日陰でぼんやりしていたら、サイクリストの二人組から話しかけられ、同じショップを利用している地元の人達だったので話が盛り上がって楽しかった。
コロナ前は地元の自転車屋主催で青森一泊イベントとかもあったりしたらしい。
それはちょっと楽しそうだなあ。

あと、どのくらい走るのか聞かれて
「この前の200kmブルベは8時間50分でしたよ」
と答えると
(こいつ、SORA組みのクロモリエントリーロードなんかに乗っている割に、意外と早いぞ)
みたいな目で見られたので良かった。←完全なる妄想
まあ、ハイエンドなカーボンロードに乗ったら8時間切る自信はあるけどね ←自意識過剰

いつも辺境の地ばかりを走っているのでたまに地元を走るとほかのサイクリストの人と交流ができて楽しかった。
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そんな感じで100km5時間程度のゆるポタだったけど、温泉にも入ったし交流もできたし有意義なライドだった。
本音を言うと地元のあたりは道もあまり良くなくて積極的に走りたいとは思わないのだけど、毎週毎週遠征というのも大変なので、遠近交互に織り交ぜて走っていくのはアリかな、とは思った。