ニセコHANAZONOヒルクライムに出場してチェーンにもだいぶ負荷がかかったろうし、前に交換してからちょうど一年くらいたっているから良い機会だと思って交換してしまうことにした。
SORAは9速なのでチェーンに表も裏もなく、前についていたチェーンと長さをそろえてチェーンカッターで切ってコネクトピンで接続するだけ。
まあここらへんはロードバイク乗りとして常識のテクニックだ。
実はプーリーへの通し方を間違えて
(やべえ、新品のチェーン切らないと戻せないじゃん)
と冷や汗をかいたのだけど、プーリーも簡単にバラせることに気が付いてことなくを得た。
バラしてみて気が付いたんだけど、プーリーは金属じゃなく樹脂パーツで、見るからに削れて摩耗しているような気がした。
調べてみるとだいたいチェーン交換1回か2回くらいで交換するのがベターなんだとか。
これもちょうどいいタイミングだったので、プーリーを買って交換してみることにした。
交換するプーリーについて
ディレイラーからクランクまで伸びるチェーンを文字通り引っ張って(プルして)チェーンの張りをいい感じに調整するのがプーリーの役割だ。
駆動力的には寄与しているわけじゃないんだけど、ここがスムーズに動くとパワーロスが少なくなるということで、各社からいろんなパーツが出ている。
ビッグプーリー
「プーリー 交換」で検索すると良く出てくるのがビックプーリー。
歯車の径を大きくすることでチェーンの曲がりを減らし、抵抗を少なくするのが目的なのだとか。
純正がめちゃ安
いろいろとお金をつぎ込めそうなアイテムがあるのが分かったところで純正を検索してみると、わずか数百円で2枚セットの物を買えることが分かった。
これならチェーン交換2回につき1回交換しても財布へのダメージは少ないし、純正でいいんじゃね???新旧プーリー比較
早速届いたものを見てみると、確かにこれまで使っていた方は歯車の葉が摩耗しているし、サビと汚れで回転がスムーズじゃないのが分かった。
交換の手順は簡単で、自転車をひっくり返してプーリーのネジをアーレンキーで緩めるだけ。
プレートユニットごと外れるので、あとは同じように新しいプーリーを装着すればOK.
と思っていたんだけど実は落とし穴があって、この2枚の歯車、じつは別物で装着する場所も違うらしい。
上側(スプロケットに近い方)にあるのがガイドプーリーで、こちらは回転方向の決まりがない歯車。
下側(クランクに近い方)にあるのがテンションプーリーで、裏表が決まっている方。
案の定逆に取り付けていたので、再確認して正しく取り付けた。
チェーンを交換したあともペダリングにざらつく感じがあって違和感だったんだけど、プーリーまで変えたおかげでだいぶスムーズに廻るようになった。
変に高いパーツを買うよりも純正品をこまめに取り替えたほうがお財布にも優しいし、性能的にも十分かもしれないね。