PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

盤石山荘温泉ライド

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北海道には梅雨がないと言われているけれど、最南端の渡島・檜山地方は本州の気象の影響を色濃く受けており、やはり5月の中下旬から雨模様の日が多くなる。
サイクリスト殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の3日も降れば良い、とはよく言ったもので(言ってない)、週間天気予報を睨みつけつつ週末の予報に一喜一憂する日々が続いていた。
そしてついに現れた「土日ともに晴れ」の予報。
お天気ガチャ界のSSRの到来に喜び勇んで、前回の八雲でのリベンジを果たすべく、颯爽と早起きして出かけることになった。

車は噴火湾パノラマパークにデポして、ミルクロードを通って八雲町の市街地を目指す。
前回ここに車を停めたときは素直に国道を通ったのだけど、道は狭いし車はスピードを出しているし路面状況も酷いので大変だった。
ミルクロードはその名の通り牧場脇を抜けるのどかな道路なので、丘陵地帯を駆け抜けるためアップダウンは激しいけれど150倍くらい走りやすい。
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八雲町市街地から雲石峠を目指していくと、雨の水曜日に走ってしまったときと比べると格段にダンプトラックの交通量が少なくて捗った。
自分はわりと平日に休みが取れる人だけれども、主要な工事がある土日でないとやはり快適なサイクリングとはいかないようだ。

そんな感じで頂上まで到着。
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この非常電話、どこに繋がるのか謎だなあ。

このあとは雄叫びを上げながら雲石峠を駆け下り、一瞬で熊石に到着。
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以前に雲石峠~八厚やまぶきラインを攻めたときはここで一旦北上してコンビニで補給したんだけど、この日はダブルボトル体制で、一本はスポドリ、もう一本には冷水を入れてきていたので無補給で乙部を目指す。

スポドリは最悪ぬるくても飲めないことはないし、ボトルに匂いが移るので普通のを使用。

これにVAAMの粉末を混ぜると普通の水がスポドリに変身!

冷水は体を冷やすのに有用なので、高性能なキャメルバックのポディウムアイスは水専用。

家を出るときに氷でいっぱいにすると、自動車での移動時間を含めて5~6時間は氷が残っているので有能。
保冷力4倍は伊達じゃない!

乙部といえば湧き水なので、途中にある「といの水」で水分補給もばっちり。
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マジでサイクリスト天国だわ乙部町は。

そういえばあとで知ったんだけど、乙部町の国道で土砂崩れがあったらしい。
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ちょうどこの日通ったところだったんだけど、1.8kmの通行止めに対して迂回路が138kmとか常軌を逸していて笑った。
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一日ズレていたら完全に引き返さざるを得なかったんだなあ。
道道を通って迂回できたような気がするけれど)

しかしこの日は風が強めで参った。
向かい風の方は身を低くしてそれなりにスピードを抑えて走ればなんとかなるけれど、横風は困る。
歩道にぶつかったら落車間違いなしだし、中央寄りを走ると自動車には邪魔にされるし、交通量が少ないから良かったもののなかなかに神経を使った。

そんな感じで疲労困憊したところで「ラーメン嶋」に到着。
siotonkotu-sima.jimdofree.com

本当は完全無補給ライドの予定でいたんだけど、せっかくラーメン嶋の脇を通るのにここのとんこつラーメンを食べないとかありえないから、と誘惑に負けてしまった。
まあ、湧水がオアシスならばここは「心のオアシス」みたいなものだから仕方がない。
濃厚なのにさっぱりとした豚骨スープが全身に染み渡って、汗で流れ出たミネラル分を存分に補ってくれる。
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豚丼は言ってみれば食べるプロテインみたいなものだから、自粛なんてしちゃいられない。
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向かいの乙部町役場には公衆トイレもあるので、乙部町をサイクリングするにあたっては必ず立ち寄らなければならないマストスポットなのだった。

小休止中にEpicRideWeatherで復路の風向きを確認。
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あとは追い風でラクラクに帰ることができそうだ。

八雲町と厚沢部を結ぶ八厚やまびこラインは、雲石峠と比べて道幅は狭いけれど交通量は格段に少なく、車通りも少ないのでたいへん捗る。
ただ、完全に南西に背を向けて走ることになるので少々背中が暑い。
ワークマンのサイクルジャージはポケットが多くて機能的で好きなんだけど、やはりこうなると背面が真っ黒であることの欠点が浮き彫りになってしまうのだった。

やまびこトンネルを超えると下り基調のゆるいアップダウンが続く気持ちのいい道に入る。
途中で銀婚湯とパシフィックホテル清流園というふたつの温泉に挟まれるけれど、そこは華麗にスルーして目指すは盤石山荘だ。

盤石山荘とは

盤石山荘は上の湯温泉郷の下の方にある無料で無人の温泉施設。
onsen.nifty.com

函館市内の焼肉屋さんの所有地で、好意で無料開放しているのだった。
表通りから未舗装路を1kmくらい登ったところにあるためロードバイクで行くにはちょっと厳しいのだけど、グラベルキングに履き替えた愛車には隙が無かった。
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北海道内は人口に対して道路が長すぎてメンテナンスが行き届いていないことが多く、そんな悪路を乗り切るためのグラベルキング導入だったけれど、その名の通り未舗装路でこそ真の威力を発揮した。
pikacycling.hateblo.jp

MTBのようにハイスピードでダウンヒルをするのではないかぎり、マイペースでガタガタ道を走る分には安定感は十分だと感じた。
峠道を走ると脇道に楽しそうな林道が伸びていて見かけるたびに「グラベルロードもいいなあ」とは思うのだけど、ガチでヒグマがいるのでちょっと厳しい。

そんなこんなで盤石温泉に到着。
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外観はあばら家だけど、温泉のお湯の素晴らしさは一級品。
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入浴者ノートを見るとだいたい一日に1組か2組くらいのペースらしく、この日は12時に前のお客さんが来たっきりだったらしい。
バッティングしたら外で待つことになるけれど、その可能性はかなり低そうだ。
一応ドアには鍵がかかるので安心。
替えのジャージを持ってこなかったけれど、とりあえずお湯に浸かって全身を清められただけでもかなりさっぱりできてよかった。
温泉天国の後は地獄の国道5号が待っている。
ここは道幅は狭く路肩の状況も悪くドライバーの頭もおかしくなっている区域なので、危険極まりない。
迂回しようにも野田追川を越える橋が一本しか無いので、ここを通るしか無いというのが辛いところだ。

それでも野田追に入ってしまえば再びミルクロードに同流できるので、あとはまったりと牧場の間のアップダウンを楽しむだけ。
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これは優勝ですわ。

というわけで今回のRelive。

Relive '盤石山荘温泉ライド'


やっぱり八雲周りは安定感があっていい。
絶対的な楽しさはニセコには劣るけれど、函館付近の混雑しているガタガタ道を走るのに比べて数段快適だし、眺めもいいし食べ物も美味い。
家からそこそこ近いのも良いので、今後も定番のサイクリングスポットになるだろう。