四国一周旅行も今日からいよいよロードバイクで実走!
のはずが、とにかくめちゃくちゃ寒い!
っていうか雪降ってるしwww
EpicRideWeatherによると、体感気温はマイナス5度らしい。
冬場の自転車通勤で鍛えてなければ、あきらめて電車に乗っちゃう寒さだぜ……。
これを見越して冬用のジャージを着ていたし、フェイスガードにグローブの下にニトリル手袋をはめて耐寒装備は完璧。
問題は、四国一周チャレンジに応募した際にもらった公式ジャージを着れなかったこと。
これ、四国以外を走るときに着ることあるのか……?
そして実際的な問題は、走っている間は体が発熱しているからいいけれど、足を止めると死ぬほど寒いということ!
ちょうど瀬戸内海側で対岸が見えたり、良さげな景色もあったんだけどひたすら前に進むのみ。
丸亀製麺でおなじまない丸亀市に入ったので、丸亀城を見ようと計画していたんだけどとにかく寒いので目当てのうどん屋に直行することにしました。
麺処 綿谷 丸亀店
かなりの有名店らしく、第5駐車場まであったかな?
その駐車場を案内する看板は見えても店の場所がわからず、周囲をだいぶさまよいました。
www.maruwa-wataya.com
行列ができる店ですが、月曜の8時30分なのでまだ余裕がありました。
注文したのはイチオシメニューのスペシャルぶっかけうどんと、とり天。
ここはめちゃくちゃ美味しかったですね。
うどんの歯ごたえもパリッとしているし、レモンを絞ればさわやかに味変できてGOOD。
甘辛く煮つけられた豚肉と牛肉のバランスも良く、これは確かに人気店ですね。
まさに並んでも食べたい味でした。
道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園
お店を出て、最初のスタンプ地点であるうたづ臨海公園を目指します。
到着するも、広い敷地内のどこにスタンプ台があるのかわからない……。
さまよい続けてようやくそれらしき建物を発見して入ってみると、スタンプ台は窓口の内側にあって、しかも施錠されている!?
あわててスタンプ台紙をよく読むと、「月曜日 定休」の文字がorz
スタンプだけでも外に置いておいてほしかったなあ。
道の駅によってはトイレに置いたり、早く開くお店に移設してあったりするパターンもありました。
うたづ臨海公園も、情報によるとスタンプを押した紙が近くにあるはずだとのことですが、あったかなあ……。
どちらにしてもスタンプ台の場所は、もう少しわかりやすく記載してほしいと思いました。
衝撃の事実 ~四国一周が完成しない!?~
さらにここで四国一周チャレンジのスタンプ台紙をよく読んでいくと(先に読んでおけ)、衝撃の事実が判明しました。
それは、スタンプで完走認定をもらうためには、愛媛県内3カ所以上・香川県内3カ所以上・徳島県内2カ所以上・高知県内3カ所以上の合計15カ所以上が必要とのこと。
香川県のうち、とよはまとことひきは初日に輪行してきたのでパス。
ふれあいパークみのはどうせ開店時間前だからとパスをして、押す予定だったのはうたづ臨海公園、源平の里むれ、津田の松原の3箇所でした。
しかしうたづがアウトとなると、一気に厳しくなってきました。
GPSの実証データ500km以上で、なおかつ四国4県を通過していればいいとはいえ、この先データが破損しないとも限らないわけで。
初日の分を最終日に持ってくることも考えていたんですが、松山から観音寺までの区間は、今治以降が虚無なんですよね……。
道の駅もずっとないし、微妙に内陸側を走ることになるので風景も期待できない。
だから最終日はせっかくだからしまなみ海道を半分走って往復しようか、などと(ここまで走る間に)考えていたのでした。
しかしスタンプも集めておきたい。
そうなるとやはり最終日に頑張って140km走って、観音寺の2箇所をゲットせざるを得ないなあ。
源平の里むれ
そんな悲壮な決意を胸に走っていたので、計画では寄る予定だった瀬戸大橋もスルー。
とにかく寒いので、高松市も高松城も高松うどんもスルーし、ひたすらに漕いで里むれに到着。
さっきうどんを食べてからまだ3時間しかたってないけど、カロリーが枯渇しそうだったのでここで早めの昼食(これで本日3食目)。
小鉢がたくさん並んで美味しそうだったけど、並んでいるということは冷めているわけだし、ここはスルーして名物のハマチ漬け丼をゲット。
これは間違いなく美味いやつ。
値段が3桁なのもうれしいし、冷えた体にお味噌汁が染みる。
ここで四国一周中と思しきサイクリスト集団を発見したんですが、自分のようなロードバイクパッキングな人は少数で、ほとんどがランドナースタイルだったかな。
同じ方向を走っていたらまずロードバイクには追い付かないし追いつかれないというのもあると思いますが。
道の駅 津田の松原
その後30分ほどですぐに次のスタンプポイントに到着。
道の駅間が10kmしか離れてないって、さすがに近すぎでは?
今治~観音寺までの70kmの空白地帯にひとつ増やしてほしいぜ……。
うどん屋が隣接していて結構な混み具合だったので気になったけど、さすがにハマチ丼を食べたばかりなのでここはスルー。
徳島県に突入!
午後に入って人類が生きていける気温になったころに徳島県に突入しました。
ここからは幹線道路を離れて海岸線のルートになるので、見晴らしはいいけれどアップダウンが続くのが割と曲者。
特にこの鏡島に至る山道は結構なヒルクライムでした。
さてここでは本日唯一の観光マストスポット、鳴門大橋に向かいます。
やっぱりずっと走ってばかりだとブルベと変わらないので、「地元の名産品を食べる」「有名な観光地に立ち寄る」をノルマにしていました。
寒くてスイーツ関係を食べられなかったのはちょっと残念だったなあ。
鳴門 渦の道
鳴門大橋の端っこは渦潮が見られる展望施設があるので立ち寄ってみました。
難点は、渦潮は結構沖の方で発生するのでそこまで歩かされるところ。
やはり自転車旅ではSPDシューズが必須です。
渦潮のベストな時間帯から少し過ぎていましたが、それでも迫力満点な大渦を見られて良かったです。
大鳴門橋は2027年をめどに徳島から淡路島まで自転車で走れるようになるとのことですが、このトラス桁内を走れるそうなので、うまく行くと渦潮を眺めながらサイクリングが楽しめそうですね。
(完成したころにまた来ようかな)
加賀須野橋を経由して徳島市内へ
鳴門海峡を満喫した後は、南下して加賀須野橋へ向かいました。
船が通るときに中央部分が昇開するタイプの可動橋では日本最大とのこと。
ただし、開閉時間は管理事務所に聞かないと分からないとのことで、開いてるところを見られなかったのは残念(というか、分かっててもその時間に来るのは難しい)。
四国にはこのほか手結港可動橋と長浜大橋の2つの可動橋があるとのことで、旅の間にコンプリートすることを目標にしています。
ja.wikipedia.org
徳島ラーメン麺王
午前中に大食いしたもののそのあとでご飯を食べていなかったのでそろそろ空腹を感じてきたのと、16時を過ぎて本格的に寒くなってきたので、ホテルにチェックインする前に徳島ラーメンを食べておくことにしました。
7-men.com
注文したのは看板メニューの麺王ラーメンに生卵と半チャーハン。
甘めの豚骨醤油味で、なんというかどことなくうどんっぽい雰囲気。
肉うどんのラーメンバージョンという感じで美味しいです。
しかしこの生卵はどうやって使うのが正解なんだろう。
やはり月見うどんのように人それぞれの食べ方があるのかもしれないなあ。
東横INN徳島駅前
徳島ではBooking.comでいい感じの宿を見つけられなかったので、繁華街にあって勝手知ったる東横INNにしてみました。
駐輪場はドアの向こうの従業員用かな、とウロウロしてると駐車場係の方から「フロントに聞いてみて」との指示が。
そこでフロントに行って「四国一周自転車旅行中で……」と申し出てみると、なんと、「どうぞ、客室に入れてください」とのお返事が。
マジか!!!
東横INNで客室に入れられるだと!!!
すげーわ四国。
これまで10回くらい使ってたけど、こんな神対応は徳島駅前の東横INNが初めてですわ。
ただし注意点として、エレベータが1基しかないため朝の時間はまずロードバイクは乗せられないということ。
(徳島は大都会なので朝早く出発するビジネスマンが多い)
仕方なく5階から(朝食時間帯のみ開放されている)非常階段を使って降りたんですが、下りとはいえなかなかしんどかったです。
朝食前の時間に自転車だけ降ろしておくのが正解かも。
ここの東横INNは朝食の品数が多めなのも良かったですね。
とりあえず納豆があればうれしい派の私です。
とりけん 駅前店
徳島の地元料理がおいしいという評判の一鴻が満席だったため、鶏肉料理が食べられるという焼き鳥屋さんに入店。
結果的にリーズナブルで美味しかったので正解かも。先に鶏雑炊と漬物が来てしまうのはご愛敬。

もも炭火焼きは親鳥の歯ごたえがバリバリとしていて旨み。

ラストに登場したのはニンニクの素揚げ!

今日は一日中寒い中を走ってきたので、スタミナをつけていく作戦。
そんな感じで実走一日目を終えたのですが、ほんとこの日は寒すぎて、香川から徳島まではひたすらに走っていたことしか思い出にありません。
瀬戸内海沿岸、特に徳島県は鳴門大橋があって経済の中心となっていることもあり、交通量も多かったりあまり眺めがよくなかったりするので結構しんどかったですね。
せっかく追い風だったし、もう少し暖かければ城とか見る余裕もあったんですが……。
というわけで翌日は徳島を出発して高知県入り。
室戸岬を目指してひたすらに南下していきます。
翌日はこの寒さに加えて猛烈な向かい風が予想されているのが厳しいところ。
果たして無事に宿に到着することができるのか!?
次回の更新をご期待あれ!