PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

熊石豪華海鮮丼ライド

三連休は出だしが天気が微妙だったり、地元で花火大会があったりしたので無理して遠出はせず、おとなしく家でZWIFTをするなどしていた。


(ZWIFTで100km走るのは大変すぎた)

最終日の海の日だけは雨が降らなさそうだったけれど、それでもドピーカンという感じではなかったので地元をサイクリングしようと考えた。
近所だったら恵山南茅部あたりか、とも思ったんだけどそれだと代わり映えがしない。
かといって自動車輪行するほどでもない。
そういえばいつだったか、地元ランドヌールのKさんがサイクリングして海鮮丼を食べていたなあ、ということを思い出し、熊石までなら距離的にも往復で200kmくらいなのでちょっと走ってみることにした。

新函館北斗駅

家を出てまずは市外を目指す。
この日はRider750SEの自動ルート作成機能を使ってみたんだけど、やはりというか案の定というか、OpenStreetMapのルート作成機能を使っているらしく、全然使い物にならない。
RWGPSで一度でもルートを引いてみると分かるんだけど、OSMは「国道を絶対走らせないマン」なので厄介なのだ。

自分でもOSMの編集をするんだけど、国道は自転車が通れるかどうかのタグが設定されていない(多分ハイウェイ扱い)なのが問題っぽい。
ひとつずつ直すと手間なのでRWGPSでは交通手段を「自動車」に設定して引いているんだけど、Rider750SEは普通に自転車設定なんだろうなあ。
OSMの方を一括で直す方法があれば試してみたいと思っている。

そんなわけでルートを完全無視して、函館新道の側道を通って新函館北斗駅へ。

ここは夜になるとずーしーほっきーたちがライトアップされて不気味きれいなのでオススメ。

道の駅あっさぶ

ここから渡島中山峠を越えて厚沢部へと抜ける。
この日は祝日なのにもかかわらず、月曜なせいなのかやたらと道路工事が多くて閉口した。
しかも片側交互通行が峠のてっぺんにあるのでヤバい。
自動車たちの一番後ろからスタートするんだけど、反対側車線で待っている車のために、ヒルクライムレースかってくらい漕がされてしまった。

なだらかな下りを終えて麓に着いたので、道の駅でソフトクリーム&コロッケを補給。

この日は結構暑くて、といっても26℃くらいだからこれで暑いなんて言ってたら内地民から一発ずつ殴られかねない暑さではあるんだけど、それでもソフトクリームの美味しさが極まっていた。
特筆すべきは一緒に食べた、ひこま豚スパイシーコロッケの激ウマさなんだけど、残念ながら写真に撮っていないという。

乙部迂回路

江差の街から海岸線を北上し始めると、ドン曇りもしくは霧雨模様になってきたのでむしろ涼しくて走りやすかった。

この前の函館300のPCになっていたセコマをクリアして、例の乙部の崩落現場までやってきた。
確か去年来た時には山越えのショートカットができていたはずだよなあ、と思いつつ、うっかり「国道は右折」の看板に従って迂回してしまい、15kmほど走らされる羽目に。
応急復旧短絡路を通れば3kmで済んだので、かなりタイムロスしてしまった。

余裕があったら熊の湯に寄ってから昼食にするつもりが、なんだかんだで予定より20kmも多く走ってしまったので今回は断念。
それほど汗もかいてないし、そのまま店へと向かった。

寿司処かきた

いよいよお目当ての寿司処かきたさんに到着すると、店の前にはライダーたちの一団がたむろしていてただならぬ雰囲気。
ここまで走ってきて満員だったら泣いちゃうぞ、と思いながら慌てて店の中に入って確認すると、一人ならカウンターが開いているとのことでほっと一息。
こーゆー時は一人旅の良さを感じるけれど、ここの良さが浸透してしまっているので予約必須かもなあ。
sushi-kakita.com

メニューもリニューアルされて、ランチメニューの海鮮丼や玉手箱は姿を消していた。
(祝日だったからか? でもあとから来たお客さんには「ランチは無いです。グランドメニューだけです」としか言ってなかったしなあ)
豪華海鮮丼3,100円は、それでも十分にお得。

さっきまで水槽に入って動いていた活アワビに、ウニも2粒入ってこれは大勝利。
同じ値段で熊石ドデカ盛り海鮮丼というのもあり、質を取るか質も量も取るか悩みどころだった。

本当はウニ丼もあって相当迷ったんだけど、先週食べたばかりでさすがにバチが当たると思ってスルーしたのだった。

帰り道をどうするか問題

やはり家から120km走って食べる海鮮丼が世界で一番美味い、などと思いながら熊石のセコマに寄って、水分補給とともに往路の検討をした。
ここからだと、雲石峠を越えて八雲から帰るコースもあるんだけど、そうすると交通量の多い国道5号を走るのがちょっと嫌だ。

同じ道を往復して帰るのは面白みに欠けるけれど、帰りは短い方の迂回路を通ればいいし、渡島中山峠の片側交互通行も、今度は下りになるから楽勝だ。
というわけで来た道を延々と戻って帰ることにした。
帰りは特に面白いこともなく、ところどころコンビニで休んで補給するだけなので特筆することもなく七飯町まで戻ってきた。

ここまでだいたい200kmを10時間半ペースなので、ちょっとゆっくりめ。
一人で走るとどうしても遅めになるね。

なないろななえの道の駅に到着すると、中学生か高校生くらいの少年2人と入れ違いになった。
その後コーラを飲み終えてからリスタートすると、函館新道の側道を走っているのが見えたので時速40kmでオーバーテイクするという大人げないところを見せてみたりw

その後、今度は目の前にチョイノリが見えたので「こいつくらいならカモれるやろ」とダッシュしてみたけれど、普通に40km/h以上出すので全然ダメだった。
法定速度、仕事しろ!

そんな感じで往復230kmのゆるポタグルメライドは終了。
あまり急がなかったおかげもあってノー疲労で完走できたのが良かった。
Stravaにアップロードしたところ前述のKさんから「函館から熊石はちょうどいい距離ですよね」とリプライが来たので、「片道100㎞をちょうどいいとかいう人は逸般人ですよw」と返しておいた。

ちなみにDi2のバッテリーちゃんだけど、前回は500km走って60%だったのが、この日までZWIFT3時間と230km走って残量は50%まで減った。
減るとしたらここから急転直下なのかな。
流石にここから週末のトカプチ400を走る勇気はないので、ようやっと充電する気になった。
とりあえず、800kmくらいは十分に走られるみたいなので、PBPでの充電は復路のルデアックで間に合いそう。
まあ、そこまで辿り着けるかどうかは神のみぞ知る、なんだけど。