ここはロードバイクのブログですが、冬の間は雪の中でアクティビティを楽しむことにしたのあしからず。
これまでTwitterに流れるロードバイク画像を羨ましく思いながら「いいね!」を押すだけのマシーンだった自分が、冬画像を投稿することで「逆に雪もいいじゃん!」と思われるようになってWIN-WINなのであった。
というわけで先週に引き続いて函館山冬登山チャレンジ。
前回は旧登山道をまっすぐ登って山頂を目指したけれど、今回は麓からぐるっとおおきく一周して、千畳敷コースを通ってみることにした。
寝坊して10時くらいに駐車場にたどり着くと、すでに車はいっぱいでかろうじて1台分だけ空きがあった。
逆に下山する12時ころには車もまばらだったので、むしろ暖かくなった午後から登り始めたほうが楽かもしれない。
で、登り始める段になって手袋を忘れてきたことに気づいた。
前回はコンデジのSDカードを忘れるし、毎回うっかりが多い。
この前来た時はここから旧登山道を登ったけれど、今回は徒歩で七曲入り口を目指すため、エゾダテ山コースを登り始めた。
あまり人は通らないコースみたいだけどそれでもしっかりと山道は踏み固められていて安心。
ちょびっとは急だけど汐見山コースに比べれば余裕のよっちゃんである。
途中で新選組でおなじみの碧血碑があったので記念撮影。
このまま進んでも良かったんだけど、手袋がないのが気になったので麓にあるコンビニまで行くことに。
支笏湖ファットバイク体験でインストラクターのお姉さんがニトリルの防水手袋を着用していたのを見たので購入してみた(たまたま割引になっていた)。
手の中の湿気は抜けるし雪がついても濡れないしで、かなり良いぞ! と思ったら、実はこのテムレスはガチな登山者からも人気のアイテムだったとのこと。
これは良い買い物をしたぜ!
ついでに肉まんを食べて再出発し、市街地をトボトボと歩いて立待岬を目指した。
夏場は観光客でいっぱいの立待岬も、この時期はさすがに誰もいなくて捗る。
しかし吹きっさらしで寒いので、そそくさと退散して山に戻って登山道入口へ。
七曲コースの名前のとおり進んでは曲がりを繰り返しながら急坂をのぼっていくと、そこをショートカットして滑り降りている跡が何箇所もあって「マナーの悪いやつはどこにでもいるな」と嘆息。
地蔵山の頂上も例のごとく木々が生い茂っていてそれほど見晴らしは良くないけれど、海上に雲の切れ間から光が差し込んでいる眺めは良かった。
ここから国土交通省のアンテナまで歩いて、どら焼きを食べて一休み。
このすぐ先にある千畳敷には、冬でも使えるトイレがあるので助かる。
そのままテクテクと進んでいくと山の上に進む分岐があり、このあたりには戦闘指令所跡があったはずだと思い出したので千畳敷まで戻ることになってしまうけどせっかくなので登ってみることにした。
レンガ作りの要塞跡はあるけれど雪にうもって中までは入っていけなさそう。
それを横目に千畳敷の上くらいまで進んでみると、雪の中にぽっかりと指令所跡があるのが見えた。
普通に人が入った跡も残っているので、自分も降りてみることに。
中はガランとしていて、寒いけれど風も当たらないので過ごしやすく、どらやきその2を食べて一休み。
それにしても、歩いている時はいいけど足を止めるとすぐに汗冷えをする。
この日はアウターにワークマンのイージスR-600透湿レインスーツSTRETCHを着て、中に冷感インナーとネルシャツを着てきたんだけど、レインスーツは特に防寒でなくても全然寒くないので優秀だった。
スキーウェアより軽いし伸縮性もあってかなり使い心地がいい。
しかし歩いているうちに出た汗がインナーに染みると途端に寒くなってくるので、やはり良さげなインナーは買っておいたほうが無難な気がした。
一枚持っておけば春秋にロードバイクに乗るときも使えるだろうから、早めに購入しておきたい。
あと、テムレスくんは水を通さないのはいいけれど防寒性が低いので普通に手が寒いし、中ボアが湿気てくるとどんどん汗冷えしてくるのもまいった。
これについてはインナーにウールの手袋を履くといいというので、次回試してみようと思う。
あとはザクザクと進んで、つつじ山に向かう分岐があったのだけどこの日はだいぶ歩いたので次回のお楽しみとし、旧登山道を下って駐車場まで戻った。
次に来る時は旧登山道~薬師山~つつじ山コースにしようかな。
というわけで今回のRelive。
登山でカロリーを消費してしまったので、それを補うべくJIROラーメンをモリモリと食す。
野菜たっぷりだし、アブラも乳化されているからダイエットにも最適だね(?)
そして〆は西ききょう健康グランドへ。
www.recruit-hokkaido-jalan.jp
ここはヒューム管(下水に使われるどでかいパイプ)を地面に埋め込んで浴槽にしているかなりテキトーな感じの温泉なんだけど、泉質がめちゃくちゃ最高でビビった。
特にこの寒い時期は露天風呂で、激アツの湯船に耐えてからベンチで冷気に当たるとサウナよりもギンギンに整う。
露天風呂には絶妙に低い温度の、永遠に入っていられるレベルから1ランクだけ冷たいギリギリの水風呂もあって、高温、中温、水風呂の3箇所を無限にループできて捗る。
そんな感じで、2度めの函館山登山もかなり楽しかった。
この調子で違う山にも登ってみようかな~、という欲望は湧いている。
元スキー場だった横津岳とかはいまでも山スキーの人が多いから安心だし、いつもはロードバイクで登っている城岱スカイラインなんかも、徒歩で登ってみたらまた違う楽しみがあるかもしれない。
雪解けまでの一ヶ月、まだまだいろんな雪との楽しみ方を追求していきたい。