PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

ゾンダにタイヤとスプロケットを取り付け

ProBikeKitで買ったZONDAが予定より10日も早く届いたんだけど、
pikacycling.hateblo.jp
一緒に注文したタイヤとチューブは予定日の1日遅れになってからようやく到着した。

注文は同じなのに届く日がまちまちだったのは、配送会社の違いのせいかもしれない。
ホイールは大物だったせいか、イギリスのロイヤルメールでの発送となり、国際スピード郵便で到着した。
一方、タイヤとチューブはPostNLなるオランダの運送会社が取り扱っていたので、その分遅くなったんじゃないかな、と思っている。
それでも年内に届いてくれたので、正月休みを利用して取付作業を行うことができたのは良かった。
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タイヤ取付

せっかくの軽量ホイールにふさわしいタイヤを、ということで選んだのはコンチネンタルのGP5000。

Tom's Cyclingのアンケートでも堂々の1位だったので、まず間違いはない。
www.youtube.com

定価だと1本9,000円くらいする高級タイヤだけど、ProBikeKitだと2本セットがそれ以下の値段で買えちゃうので素敵だ。
その代わり、このくらいの高級タイヤともなると回転方向に気をつけなければならないのでちょっと気を使った。
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右側面にローテーションの向きを表す表示があるので、見落とさないようにしたい。

それと、リアホイールはフリーボディの向きがあるからわかるけど、実はフロントのホイールにも向きがあるらしい。
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こんな感じで、乗車した時にカンパニョーロのロゴが正位置で見えるようにするのが正しいようだ。

で、これからタイヤを実際に嵌め込んでいくんですけど、ロードバイク乗りなら100人中99人くらいが
「タイヤの脱着は嫌」
というと思うんですよ、自分もそうだし。

だからめちゃくちゃ覚悟して挑んだんだけど、拍子抜けするくらいあっさりと嵌まってしまった。
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ラレーCR-Aに最初からついていたコンチネンタルのウルトラスポーツは、パンク修理の時にあまりに嵌まらなさすぎてタイヤレバーを使ってしまった。
パンクが嫌で絶対にパンクしないという触れ込みで買ったグラベルキングは、そもそもが硬くて取り付けるのに鬼のように苦労した。

だけどコンチGP5000は全然苦労するところがなくて、手のひらだけでニュルンと入っちゃったので感動した。
こんなに簡単だったら毎週でもハメハメするわ(したくないけど)。

GP5000が嵌めやすかったのは単に個体差のおかげかも知れないけれど、もしかしたら、長いことロードバイクに触ったりロードバイクのことを考えているせいで、「解像度が上がった」のかもしれないと思った。
いままでネットの記事とかユーチューブとかを見ながら見様見真似で作業していたけれど、単に作業手順をコピーするんじゃなくて、何のためにそれをしているのかが、ロードバイクに触れる時間が長くなったことによって理解が深まったような気がする。

例えば最初にタイヤの中にチューブを入れたら、バルブを押し込んで根元の部分を挟まれないようにすることとか。
あとは最後に嵌めにくくなった時、対角線側のタイヤをもんでビードを落としてやることとか。
確かに解説にもそう書かれているんだけど、何のためにやっているのか理解できないままに作業をするのと、
「なるほどそういうことか!」
と分かってから作業するのとでは、効率が違うのだと感じた。

いまならクソ硬いグラベルキングもにゅるりんとハメられちゃうかもしれない(無理だと思うけど)。

スプロケットの取り付け

こんな感じで最難関と思われるタイヤの取り付けが上手く行ったので、あとは余裕のよっちゃんかと思われた。
なにせこちらには、クリスマスプレゼントで買ってもらった工具キットがあるのだった。

ゾンダに9速のスプロケットをつけるには、付属のスペーサーを使う必要がある。
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スペーサーをフリーボディにはめ込んだら、あとは溝に合わせてスプロケットを取り付けるんだけど、この時にグリスを塗るか塗らないかには諸説あるらしい。
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一応シマノのプレミアムグリスは買ってあったんだけど、フリーボディがアルミの場合は要らないというのが定説と聞いたので今回はパス。

最後に締め付け工具を使うのだけど、自分の買った工具キットはアタッチメントがやたらに多くて探すのに難儀してしまった。
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スプロケに固定用金具をぶっ刺して、それに合う1/2インチのアダプタを付けて、そこにL字のレンチを取り付けてようやく回すことができる。
専用工具があったほうが楽ではあるんだけど、いちおうこのセットでも対応できるので痛し痒しといったところ。
あとはこれを使って金具がガチガチと音を立てるまで閉めればとりあえず完了となる。

こちらがビフォーアフター
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スポークのG3組と、銀色に光るスプロケットイカしてるね。

体重計に乗って比べてみると前後輪それぞれ350gほど軽くなっていたので、結構な軽量化になった。
体重計だと誤差が大きいので本当はもっと軽くなっている、と思う。
(バネばかりがあれば良かったんだけど)
バネ下重量は本体重量に比べて4倍から15倍くらいの軽量化効果があるというので(随分適当な話だ)、3kgから10kgくらいは軽くなった模様。

本当は早く軽量化の効果を確かめてみたいんだけど、3月くらいまでは雪が溶けないのでまだまだお預けなのが残念。
いっそ成人の日の3連休とかを使ってしまなみ海道行ってやろうかとも思ったんだけど、雪がないだけで普通に寒いっぽいので断念。
せっかく行くのならもっと良い時期にしないともったいないので、それまではバーチャル界で頑張ることにしよう。