ZWIFTのお試し期間が終わってしまったので、課金するつもりではあったけれどこの隙間を生かしてOnelapで遊んでみた。
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Onelapは中国が誇るバーチャルトレーナーで、最近ではOnelap Japanを立ち上げて日本での展開を狙うZWIFTキラーの最右翼だ。
アンバサダーに人気ユーチューバーのあむちゃんを迎えるなど、かなり力を入れているようだ。
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対応機種はWin、Android、iOSのみ
さっそく遊んでみるためアプリをダウンロードしようとするも、Macは対象外だったのでテンションガタ落ち。
このためにわざわざBootcampを立ち上げる気にもなれないので、ひとまずiPhoneにインストールしてMacにミラーリングすることにした。CGのレベルが低い
iPhoneとElite SUITOとの連携はうまくいったので、とりあえずコースを自由に走ってみた。
なんだろうこの荒涼な大地は……。
まあ、道路さえあれば目的は事足りるんだけど、風景のあまりの寂しさにテンションが下がる。
何もない道をしばらく走っているとやがて住宅が見えてきて歓喜するも、安っぽい洋風の家がぽつらぽつらと建っているだけでなんの盛り上がりもなく再び荒野へ。
中華製アプリなんだったらいっそのこと万里の長城の上を走るとか、深センや上海の高層ビル群のあいだを駆け抜けるとかすればもっと雰囲気が出たのにね。
とりあえず走ってみて衝撃を受けたのは、人の動きのカクカクさ加減。
足を回転させてペダルを回すので真後ろから見れば足が上下しているように見えるのは当然なんだけど、本当に足しか動かないのは不気味の一言。
なんというかOnelapはアーケードゲームのハングオンを、さらに地味にした感じに見える。
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ちなみにZWIFTだと道路の割れ目が細かく表現されていて、かなりリアルだ。
自転車は速度感的に派手さはないけれど、書き込みを増やすことで情報量を増やして飽きさせないようにしているんだなあ、と感じた。
そんな感じで、Onelapは10分くらいプレイしたところで耐えきれずギブアップ。
CGの出来がひどいのはiPhoneで起動したからで、もしかしたらWindowsだともっとオブジェクトが多いのかもしれないけど、あまり期待はできなさそうだ。
Onelapの月額500円はZwiftの1/3だけど、「ザ・安かろう悪かろう」なのでちょっと辛い。
むしろいっそコースを見ないで、トレーニングモードでワット数だけ見て走るのだったらいいかもしれないけれど、それだったらElite謹製のMy e-training(年額2,000円)で事足りるからなあ。
というわけで、まだちょっとOnelapはβテストの域を出ないかな、という印象。
今後もっとCGが良くなって、Stravaとの自動連携ができて、トレーニング分析をブラウザから確認できて、Macにも対応して(重要)、みたいなアップデートがされたら再チャレンジしたい。