PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

Raleigh CRAで赤井川村を走ってきた

前の週からチャレンジランに向けて万全の(?)準備をしていたのだけど、週末の天気予報は無情にも雨。
しかも開催日が近づくにつれてどんどんと悪化していき、金曜日になるとついに「暴風雨」となったことから、DNSを決心した。

参加料の3,000円はもったいないけど、大雨の中で無理して怪我でもしたらたまらない。
と思っていたら主催者側から中止の発表があった。
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どちらにしてもお金は戻ってこないけれど、それはまあ、次回のイベントで豪華なエイドでも配ってくれたらいいさね。

日曜日に走る予定がなくなったことから、急遽週末の予定を練り直すことになった。
雨雲は南から北上してくるため、地元は土日とも雨だけど、雨雲より先に北に向かえばなんとかなりそう。
羊蹄山より北まで行かなければ雨雲を追い越せないので結構遠いけど、家にいたって2日間ごろ寝するしかないので遠征してみることにした。


狙いは国道393号、通称メープル街道だ。
www.otaru-journal.com
小樽から倶知安までを結ぶ国道なんだけど、今まで自動車でも走ったことがなかった。
いつも札幌まで行くときは、倶知安から余市経由になる国道5号を使っていたので、存在自体を全然意識していなかった。

先日のツアーオブカムイの帰りに
「小樽から倶知安まで直行できるじゃん!」
と気づいて走ってみたら、車で登るのも大変な山道で、しかも登った後の眺めは絶景だし、2008年に開通してまだ道がきれいだしで、ロードバイクで走るには最適な道だと感じた。
というわけで今回は、倶知安からメープル街道を通って小樽に抜けて、そこからフルーツ街道を通って余市まで行き、最後は国道5号を使って戻ってくるというコースを計画した。

倶知安を出発

倶知安では倶登山川のほとりにある「くとさんパーク駐車場」に車をデポして出発。
雨雲を追い越して北上したのだけど、このあたりもだいぶモクモクしていて好天とは言い難い。

暗雲立ち込めるスタートになったけれど、国道393号に入ると軽い上りがあって、両サイドに田んぼが広がるのどかな光景に癒やされた。
風景がのどかな割に地名は扶桑だとか大和だとか、艦これみたいで物騒なのが面白い。

動物注意の看板が、ここらへんだとタヌキになるようだ。
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地域差があるのでいろんな写真をコレクションしてみたい。

樺立トンネルのあたりが本日の最高標高地点だけど、倶知安自体の標高が200mあるのであまり登った感はないかな。
するするっと赤井川村まで到着。

道の駅赤井川

「あかりんちゃん」なるゆるきゃらにお出迎えされたので早速写真を。
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赤井川村だからと「あかいくん(どついたるねん)」みたいなキャラではなく、萌えに全振りしてあって安心した。

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  • 発売日: 2002/05/24
  • メディア: DVD

天気も悪いしのんびり行こうと思ってジェラートでもキメようかと思ったら、なぜか券売機のダブルが消されてシングルのみの販売になっていたので躊躇した。
ジェラートはダブルじゃないと味変できないしなあ、と店内を散策していると、逆サイドにあったもう1店で「メープルビーズソフト」なる謎のソフトクリームを出していたので衝動買いした。

見た目は完全にイクラ丼(丼ではない)。
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だけどこれがなかなか美味しい。
ハニーではなくメープルだからか知らないけど、コーヒーみたいな焙煎されたような風味がする。
頭の中で「コーヒー豆(ビーンズ)をハチミツ漬けにしたものか?」と勝手に誤解していたせいかもしれないけど。
メープルシロップは樹液を煮詰めて作るので、カラメルみたいな風味が出るのだろうか。
ビーズのプチプチ感も面白いしソフトクリームとの混ぜ具合で味変もできるし、なかなかのスマッシュヒットだった。

小樽行きを断念して余市

道の駅を出て、さあ登るぞ! と走り始めたら、霧雨どころではないマジ雨が降ってきた。
慌てて道の駅まで戻ると、小樽方面の空は真っ暗だけど、余市がある西の空はまだ明るく見えた。

そこでコースを道道36号に変更し、今回のところは小樽は諦めて余市に直行することにした。


赤井川村カルデラの中にある村なので出るにも入るにも一山越えていかなければならない。
余市川への峠には「冷水トンネル」があったんだけど、脇道に「カルデラ展望台」への案内板があったのでついそっちに向かってしまった。
トンネルを通れば登る量は格段に少ないというのに、あえて峠を越えていく旧道を通るとは酔狂なものである。

ただ、調子に乗って登った割にカルデラ展望台は木々が生い茂っていて、あまり展望には適した感じではなかった。
土曜日だというのに役場の人がたくさん集まっていて、ドローンのテストをしていて楽しそうだったけど、まず肉眼で風景が見えるように木を切って欲しいぜ。
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もうちょっと先に行ったところから写真を撮ったけど、晴れていたらもうちょっと絶景だったんだろうなあ。

余市で燻製三昧

余市で寄りたかったのは燻製屋 南保留太郎商店。
nptomedon.com
Googleマップを開いたらスターをつけていたので、過去の自分が何かの拍子に「行きたい」と思って保存していたのだろう。
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店に着いてみると、開店直後の時間帯だというのに次から次にお客さんがやってきていて、かなりの人気店だということが分かった。
ホタテやサーモン、豆腐などの燻製を買い込んで、ミッション完了! と思ったら店の隣に「燻製茶房 燻香廊(けむかろう)」というレストランがあるのを見つけた。
twitter.com
ここは南保留太郎の二代目が経営していて、燻製屋の燻製を使った洒落た料理を出すらしい。

本来なら余市町内に戻って毛利宇宙飛行士の宇宙の湯に入って、柿崎商店で海鮮丼を食べたりフルティコでジェラートを食べる計画だったのだが、天気も悪いし早めに切り上げたかったので、ここで昼食と洒落込むこととした。


店内に入ると嘘喰いの夜行さんみたいなダンディな紳士にお出迎えされてたじろいだ。
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燻製料理の店 燻香廊(小樽/余市/積丹 創作料理)の料理人 南保 敬二 氏 | ヒトサラ
実はこの人が二代目の南保さんらしい。

メニューはどれも美味しそうでかなり迷う。
とりあえず、豚肉のビタミンB1とトマトの酸味がライド中には最適だろうと考え(考えすぎ)、ポークチョップを注文。
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豚肉に燻製の風味が程よくついて、なおかつしっとりと柔らかくて絶品。
家で燻製を作ろうとすると「温燻」になって水分が飛んでジャーキーみたいになってしまうけれど、時間をかけてじっくり燻した冷燻だと、こういうしっとりな仕上がりになるのだね。

セットで頼んだパンとサラダもとても美味しい。
サラダにはタコの燻製が使われていてこれも噛みしめるたびに味が染み出してきて優勝だった。

しかしワインが飲みたい!
けんたさんの動画を見ていたら、イタリアのサイクルイベントではエイドで赤ワインが出るらしい。
www.youtube.com
生まれ変わったらイタリア人になりたいぜ。

倶知安へ帰る

このあとは粛々と国道5号を通って倶知安へ。
道内一周民には「地獄の5号」として知られているけれど、長万部から余市までのルートは比較的おとなしく、せいぜい煉獄レベル。

交通量がそこそこ多いため路面も荒れ気味で、しかも一直線で下りではスピードが出やすいのでかなり注意が必要だと感じた。
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仁木町から共和町までに至る稲穂峠は合数表示があるマジ峠なので結構しんどい。
だけど本当にしんどかったのは、稲穂峠を越えたあとに現れる共和町から倶知安までの登り。
終わったと思ってからの連続の登りは精神的にも肉体的にも難関だった。

というわけで今回のRelive。

ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯で〆

ほうほうの体で駐車場までたどり着き、自転車を積み込んだあとは以前から気になっていたニセコ駅前の綺羅乃湯へと向かった。
www16.plala.or.jp
施設は真新しくてとても綺麗。
入浴料500円でシャンプー・ボディソープが完備で、レンタルタオルのサービスもあり、かなり便利。

温泉の泉質は循環ろ過なのでまあまあ。
源泉かけ流しのジャグジーは奇数日が男性、偶数日が女性とのことで、奇数日に狙ってくるのもアリか。

サウナは道内では珍しい、ロウリュストーンを使うタイプだったのが嬉しい。
水を掛けると一気に室内が真っ白に曇って、熱量が激しくなる。
BGMが地元のラジオニセコというのもニクい。

ただ、水風呂が激狭&ぬるいのだけはいただけない。
サウナがいいだけあって非常に残念だ。


問題は、ここから家までのロングドライブ3時間半だ。
倶知安はサイクリングの起点として最高だけど、往復7時間は厳しいんだよね。
むしろ移住を考えたくなるレベル。
2025年に新幹線が開通したら倶知安まで輪行できるようになるから便利になるかな。