Raleigh CRAで洞爺湖一周してきた

札幌で行われる某イベントに参加しようと思っていたら、偶然次の日にサイクルイベントが開催されることを知り、自転車を積んで出かけることになった。

初日は移動日だったんだけど、札幌に着いてもコロナ禍でどこに行くこともできない。
ならば行く途中でひとっ走りしてこようというのがロードバイク乗りというものだ。

函館から札幌に行くルートは主に３つ。
ひとつは国道5号を抜けてニセコ・小樽経由で行くパターン。
このルートは割と好きなんだけど、ニセコは単体でも行くだろうから今回はパス。

なかなか単体では行かない場所となると、支笏湖経由で千歳周りで行くパターン。
ここならまず日帰りでは行かないのでコースを調べてみた。
ところが運の悪いことに、支笏湖の西側、道道７８号支笏湖線は全面通行止めだった。
www.welcome-to-chitose.jp
ここを通れないとなると遠回りして100kmオーバーになってしまうので今回は断念。
いつか道が直ってから再チャレンジしようと思う。

というわけで今回は洞爺湖を回ってみることにした。

仲洞爺温泉へ

車をデポしたのは、あえて函館とは反対側にある仲洞爺のキャンプ場。
ここには温泉とうどん屋があるので、ライド後にさっぱりしてご飯も食べてしまえという作戦。
sobetsu-kanko.com
キャンプ場がコロナの影響で閉鎖されており、車がほとんどいなくて停め放題だった。

洞爺湖は周囲約37kmで、大沼のだいたい2倍くらい。
でっかい大沼くらいの感じだろうという先入観があったんだけど、うーん、これは、洞爺湖のほうがだいぶいいね。

まず景色がいい。
大沼は道路からすぐ沼が見えるところはほとんどないけれど、洞爺湖は湖畔の直ぐ側を走るので常に左側に中島を望むことができる。

この中島が、遠近感をもって存在感をアピールしてくるのがとても良かった。

そして交通量が少ない。
繁華街に限れば車通りがあるけれど、逆に言えばそこだけ注意すれば、残りの9割はほぼ無人。

大沼は一周15kmと手軽なために観光客のレンタサイクルが無謀運転していたりするけれど、洞爺湖の47kmという距離は一般人にとって無謀に思える距離なのだろう。

それから道路状況が大変良い。

大沼よりも舗装の状態がよく、かなり快適に走ることができた。
登るのが苦にならないレベルのなだらかな登りしかないので、感覚的には平地か下り坂しかないくらい感じ。

しかしこれでは全く疲れないので物足りなく、せっかくだから昭和新山に登ってみることにした。
その登り口で偶然ひまわり畑を見つけたので記念撮影。

をしていたら、テレビカメラがやってきた。
どうやらこのひまわり畑は、観光客を呼び込むために地元の人が育てたものらしい。
当然そんな事情も知らないなかで偶然来てしまって、それでもなんとかしどろもどろに答えたけれど、結局本放送では使われないという笑える結果になった。

取材受けたけど使われなかったひまわり畑のニュース🤣🤣🤣
/ 壮瞥町の洞爺湖畔でひまわり見頃｜NHK 北海道のニュース https://t.co/rsQDUTRrhU
— pika-cycling (@PikaCycling) August 22, 2020

そんなこともつゆ知らず、昭和新山駐車場までの坂道をひた登る私だ。

コロナ禍の影響か店もやっていたりいなかったり（平日だったからかも）、どちらにしても有珠山ロープウェイにでも乗らなければここはあまり見どころはない。
これだったら逆周りをして、噴火遺構を回った方が楽しそうだ（次回への課題）。

このまま洞爺湖に下っても面白くないので、伊達の方まで降りてから、ぐるっと回って壮瞥町にある清水農園さんでジェラートを食べてきた。
tomatoya-shimizu.net
シングル350円、ダブルで400円なので当然ダブルを注文。

名物のトマトのジェラートが爽快で良かった。
蕎麦の実のバニラは一口目こそ「おお、蕎麦の味だ」と思うけどあとは普通かな。
コーンが湿気り気味でイマイチなのは、観光客減少で売れ行きが下がっているからだろうか、などと考えた。

そこからは一山越えて洞爺湖に戻って仲洞爺温泉へ。
洞爺湖の東湖畔は車通りもほとんどなく、鬱蒼と木が生い茂っている中をうねうねと進むので、走っていてかなり楽しかった。

途中の洞爺発電所で記念撮影。
ダムだけじゃなくて発電所でもカードを配っているんだね。
www.denkishimbun.com
でもどこで配布しているかは不明だったのでゲットできず。
灯台のように、入り口のところにQRコードを貼っておけばいいのに、と思った。