PikaCycling

Raleigh CR-Aでブルベに出たり、GIANT XTC SLRで雪山を走ったり。「ゆるポタで行こう」はすべて詐欺です!

エンメアッカのチタンロードが納車!

ついに手元に届きましたわ……。

2020年からロードバイクに乗り始めて今年で丸6年になります。
ここまでクロモリロードのラレーCR-Aをお供に30,000kmくらい走ってきました。

こいつはエントリーロードのくせに相当良いバイクで、丈夫で乗り心地がよく、PBPの1,200kmを完走させてくれたうえに見た目もいいというよくもまあ最初にこんな素晴らしいロードバイクに出会わせてくれたなと思うしかないのですが、長いこと乗っていると徐々に不満というか、欲が出てきました。

この要望を満たすのはフルオーダーのチタングラベルロードしかない!

体に合ったフレームが欲しい

一番の理由がこれで、一目ぼれで買ったから仕方ないんですが体に対してフレームサイズが小さすぎるんですね。
つま先も当たるし、抱え込むような窮屈な姿勢で乗らなければならない。
完全に自分の体にあったフレームが欲しい、と思ったのがそもそもの始まりでした。
 

ディスクブレーキが欲しい

ふたつめはやっぱりディスクブレーキ。
MTBを買って実感したんですが、やっぱし制動力は段違いですよ。
こんなことをツイートすると「安いディスクブレーキよりは効く」「やっぱりVブレーキだよね」「お前のリムブレーキが腐っている」などの手斧が飛んできて楽しいんですが、どう考えてもディスクブレーキが強い。
長い下り坂でも軽い力でしっかり効いてくれるし、特に雨の恵庭200をMTBで走ってみてブルベで乗るならディスクブレーキ一択だな、と思いました。

錆びないフレームが欲しい

これもブルベ乗りならではのあるなるなんですが、どうしても雨の中を走らなければならないことがままあるんですよ。
クロモリは鉄で出来ているから一生ものだという話も聞くんですが、素材が鉄ということはつまり、錆びる。
定期的にフレーム内にさび止めを噴いてやる必要があるし、油断しているとシートポストが電触して取り返しのつかない自体になりかねないし、見た目は好きだけど鉄という素材と一生付き合っていくのはしんどいかな、と。
 

クロモリの乗り心地と丈夫さは変えがたい

とはいえ、クロモリの乗り心地とバネ感は捨てがたい。
カーボンロードも何度か試乗させてもらったんですが、面白みがないというか真面目でつまらないというか、そして何より数キロ軽いくらいだと平坦を走っていても何にも感じないんですよね。

そんなわけで、次に買うのならばフルオーダーのチタンフレームしかないな! と決心したわけです。
 

2025年10月 宮古市へ

そこで自宅から最寄りのビルダー、エンメアッカまでひた走り、
pikacycling.hateblo.jp
舗装路なら1,000kmを楽に走れてグラベルもスノーも走れる真のオールロードバイクを注文してきたわけです。
ここまでが前回までのあらすじ(長い
 

2026年2月 パイプが入荷

エンメアッカさんで体のサイズを測ってもらったり、一緒に並走してもらってライディングポジションを見てもらって、当初の予定では12月くらいにパーツがそろう予定が資材不足につき遅れに遅れて2月の頭にようやく到着。

しかしここからの作業は速く、2月中旬には溶接が完了。

 

2026年3月 仕上げ終了

それから研磨の業者に発送して、陽極酸化とロゴ入れが終わったのが3月中旬。

トップチューブのWintermuteはSF小説、ニューロマンサーから。

冬寂って冬に走るバイクにぴったりな名前じゃないですか(自画自賛
 

2026年4月 ショップに到着

この間にラレーをメンテナンスに出すとともに、コンポを元のSORAに戻してもらいました。
通勤用自転車になるのにDi2はもったいないし、チタンフレームにあうんじゃないかとうっかりMAVICのキシリウムSLヘリテージを衝動買いしてしまって新コンポを買えなくなったという理由も(泣

めちゃくちゃかっこいいからいいんですけどね!!!
 
フレームを地元のショップに送ってもらい、ある程度までは作業が進んだんですが、盲点だったのはブレーキです。

Di2化したときにRDだけ105、それ以外はアルテグラにしていたのでSTIはリムブレーキ用。
油圧ディスクブレーキにしても良かったんですが、STIレバー&油圧ブレーキよりも、STIはそのままでEqualの機械式ブレーキにした方がトータルで安かったのでそうしたんですが、まさか3ヶ月経っても入荷しないとは!!!
 
そのせいで韓国はまあいいとして、お披露目になるはずだった函館200もパスすることになってしまいました(泣
 

2026年5月 納車

そんなあれやこれやもありつつ、注文から約半年を経てついに完成!

乗った感想などは次回にお送りするとして、実際どのくらい金額がかかったのかまずは発表しておきましょうか……。
 

フルオーダーのチタングラベルロードのお値段

まずフレームの定価が340,000円に、ディスクブレーキ化、ダボ穴の追加などで計382,500円。
そしてフォークがOBS-GBD1.5THで63,580円。

フレームセットでだいたい45万円といったところ。
 
ディスクブレーキ用のホイール、キシリウムSLヘリテージが14万円。完全に見た目だけで買ったんだけど、アルミホイールとしてはかなり高性能なんだとか。

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リムが波打ってフランベルジュみたいになっているのは軽量化と空力性能向上のためだったり、スポークが平面になっていて刃のように風を切ったりだとか、装着してからはじめて知るというからねw
軽さはカーボンに負けるけれど、固いカーボンリムに比べてバネのようにたわむので、最終盤まで足を残せるというのはブルベに向いているかもしれません。
唯一の懸念は、MAVICのID360ハブなので1,000kmに1回、もしくは雨天走行後にハブを外してグリスを塗り直す必要があるところ。

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動画もあるしそんなに難しくなさそうなんだけど、グリスがびっくりするほど高い。1.5gで1,000円って、1km走るごとに1円消費するってこと……?
ワイズロードで100g入りの瓶が5,000円で売られていたので、とりあえずそっちを購入しました。
 
タイヤはグラベルキングにしようと思っていたんですが、サイズが5mm刻みで30Cのつぎが35Cだったため、間をとってピレリのP7の32Cにしてみました。これがかなり具合が良くて、グリップ力もあってエアボリュームが増した分乗り心地もよくなりました。
いまのところ、乗り心地がよくなった原因がフレームがチタンになったからなのかタイヤを太くしたせいなのかまったく不明ですw
タイヤを太くて重くした分、チューブはTPUにして軽量化を図っています。
 
ベルはバーエンドに仕込むタイプ。

見た目はいいけど走行中にゆるんでくるので、道中に落としてなくさないかどうか不安だ(汗 
サドルはいつものRe.med3。

4,500円だけどパッドがしっかりしていて、ロングライド向きのデザインになっているので気に入っています。ショートノズルは普通のサドルに比べて心持ち前にセッティングした方がいいのかも。
最初のうちはペダルまでの距離が遠いせいかアキレス腱を痛めていました。
 
地味な推しポイントは、ついにアピデュラのレーシングシリーズで揃えられたところ。

そしてトップチューブバッグはボルトオン!
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ラレーの時はパイプが丸いせいで頻繁にずれてきたけれど、ボルトオンなのでズレとも無縁で快適そのもの。
こういうボルト穴を自由に追加できるところがオーダーフレームの良いところですね。
地味にダウンチューブ下にも穴を開けてあるんですが、これは1,000km以上走るとき用かなあ。

シートポストとハンドルバーはもともとラレーについていたものを流用したから無料、ペダルももともと使っていた片面SPDを取り付けたので無料。
ほかに必要だったのはコラム上下とチェーン、バーテープ、タイヤ、ワイヤー類などなどの消耗品なので、トータルでだいたい70万円くらいですね。
 
価格帯的にはスペシャライズドのルーベやTrekのDomaneあたり、ハイエンドではないけれどミドルグレードの最上位くらいの価格ですね。
コンポを一からそろえてカーボンホイールを履かせていたら100万円オーバーかと考えるとなかなかいい趣味だなあ(嘆息
実際はちょっとずつ支出しているので、ここまで払っている感覚がないというのも恐ろしいところ。
まあ、昨年度は運良く(運悪く?)550時間くらい残業したのでこーゆー散財が出来るのも今回限りですね。
 
一生もののロードバイクを買ったから、あとは長生きすればするほどお得だゼ!
次回はいよいよシェイクダウン! チタンロードで厚沢部を駆け抜けた模様をお送りします。