冬のアクティビティと言えば登山ともう一つ、スノーハイクがある。
去年はこれで冬の間通行止めになっている道を徒歩でヒルクライムするなどして楽しんでいた。
が、ひとつ問題があって、スキーの形をしている割に滑走性能が低いのだ。
スノーハイクには2種類あって、ひとつは裏面にシール(アザラシ=シールの毛皮のようなシールが貼られている)があるタイプ(いま持っているほう)
そしてもう一つはノルディックスキーのようにうろこ状になっているタイプ。
シールタイプはいくら登攀性が高いと言ってもゲレンデを直登できるほどではない。
しかも自分は閉鎖された道路しか歩かないわけだし、滑走性が高いであろうウロコタイプの方も試してみたい、と思った。
そこでシールタイプのものをメルカリに出してみたところ、期待以上の価格で売れてしまった。
さらにウロコタイプのスノーハイクは去年のモデルのクリアランスセールをやっていたので、結局ほぼ等価で買い替えることができたのでとんとん拍子に事は進んだ。
というわけで城岱スカイラインである。
裏面にはこんな感じにうろこがびっしり。
さて、実際に登ってみた感じは、ウロコタイプでも特にずり落ちるということもなく普通に上がっていけた。
が、滑走しやすいかというと特にそんなこともなく、シールタイプと比べても誤差くらいにしか感じなかった。
だけど今年は山の方でも雪が少なく、路面の上に張った氷の上に薄く雪がのっかっている状態で、普通のスキーと言えどもまともに滑られなさそうな雰囲気だったのでまだ甲乙つけがたい。
もうちょっと雪が降った頃にまた試してみたいところだ。
片道7kmを2時間半かけて登頂。
時速3km/hだから歩く速さよりも少し遅いくらい。
ちなみに同じ道を下りでは1時間ちょいだったので、およそ倍の速度が出ていた。
これはスノーハイクの効果がよく出ていたと思う。
サーモスにはセブンイレブンのホットコーヒー、そして補給食には美鈴の珈琲餅。
フランスにはこれを全種類持って行けば良かったぜ。
しかしこの日は天気が悪く、足を止めているとめちゃくちゃ冷えてきたので早々に退散することにした。
登山スタイルの服装だと足を止めると凍え死にそうになるのがなあ。
まるで、泳ぐのを停めると死ぬマグロのようだ。
大野平野に偉大な弧を描く北海道新幹線もよく見える。
くだっていたら、自分のトレースの上にキツネの足跡が乗っかっていた。
やつら、雪の上を歩くとしんどいから横着してるな。
体が冷えたので下山後は、ソーキそばを食べて沖縄の陽光を体内にチャージ。
本場の沖縄そばに比べると「美味すぎる」感が否めないけど、普通に美味い。
オープン当初に比べて少し客足も落ち着いてきたので、だいぶ行きやすくなってきた。
これは去年の記録だけど、年を越してだいぶ雪が降ってきたのでそろそろいい感じになってきているかな。
今週末あたり、またどこかの山に登りに行こう。