PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

2024Flèche Hokkaido参加計画

フレッシュ、フレッシュ、フレーッシュ! 夏の扉を開けて♪(古い)

今回のテーマであるフレッシュは新鮮な方じゃなくて(ましてや肉の方じゃなくて)、フランス語の「矢」を意味するFleche。
フレシェット弾の方、といえばわかりやすいかもしれない。
www.audax-japan.org

ブルベにおけるフレッシュとは、3~5人が1チームとなって、24時間以内に360km以上を走破してナイスプレイスを目指すイベントのことを指している。
ろんぐらいだぁす!でも目標として語られていたのもあって「いつかはFleche」という気持ちを持っていた。

が、ネックとなるのがチーム戦というところ。
だいたいいつもソロで行動しているので、仲間と一緒に、というのがやたらとハードルが高い。
AR日本橋では毎年フレッシュを開催しているのでチャンスはあったんだけど、遠征になっちゃうし時期も北海道のブルベシーズン前で体ができあがっていないこともあり、躊躇していた。

ところが2024シーズンからは状況がちょっと違ってきた。
というのも、去年自分はPBPを走っていることもあり、Randonneur5000の表彰が見えてきているのだ。
www.audax-japan.org

ランドヌール5000とは、名前のとおりブルベで5,000km走ることがその条件なんだけど、そこにはPBPの完走が必須なのだった。
とりあえずPBPは完走したからいいとして、その他の条件として1,000kmブルベと、そして今回のテーマであるFlecheの認定を4年以内に取得する必要がある。

1,000kmの方は天気が良ければなんとかなるだろうからなんとかするとして、自分の力だけではなんともならないのがFlecheの方だ。
そんなわけで「今年は本州に遠征してでも出場するぜ」と心に決めていたところ、PBPでご一緒したMOTOさんからお声がけいただいて、スルスルっとメンバーが決まってしまった。

これで安心だぜとうかれていたら、なんと今年はAJ北海道でもFlecheを開催するとのこと。
しかも時期は6月15日だというから絶好のサイクリングシーズンである。
本来フレッシュはイースターの時期に開催されるんだけど、3月31日だと北海道はまだ雪が降っていて走られる状況じゃない。
でも日本の場合は「日本ではイースターに関わらずサイクリング・シーズンの初め、天候が悪くも良くもない時期を選ぶことができ、出発時刻は主催者が時間帯を指定することができる。」とされていることから、本州のとは時期をわけて開催されるのだろう。

北海道で開催される以上、自分がコミュ力を駆使して仲間を集めるしかない! と奮闘したところ、函館からはKさんとSさん、旭川のブロガーKAZちゃりさん、そしてKAZちゃりさんの紹介で同じく旭川からOさんがメンバーに加わってくれることになった。
まだ先の話で仕事の方もどうなるか分からず(自分もその時期に突発的な事件が発生しそうな確率が10%くらいある)、絶対出場できると決まったわけではないけれど、ひとまず目途がついたので一安心できた。
これが完全にひとりぼっちで「あー、出たかったなあ」と指をくわえて見ているのと、仲間を集めて準備万端にした結果ダメだった、というのでは、悔しさの質が全然違うしね。

Flecheのコースを考える

さて、フレッシュが通常のブルベを大きく異なるところは、コースを自分で決めなければならないというところ。
今回はゴールが旭川市のどこかになる予定なので、旭川から360kmくらい離れたところをスタート地点にする(そして矢のようにまっすぐに目的地を目指す)のが正攻法のようだ。

しかし我々は遠征組で、そのために札幌スタートにするといろいろとめんどい。
(札幌の人たちはそれでいいかもしれないけど)
あと、チーム旭川の二人も旭川発着の方が都合がいいだろう。

一応ルール上は、ループや往復のパターンも認められているらしい。

この場合に問題となるのがフレッシュのルールのひとつである、「22時間ルール」。
フレッシュにはスタートしてから22時間目から24時間目までの2時間で最低25km走らなければならないという縛りがあるので、あんまり早く走ってしまうとゴールから先に行けるところが無くなってしまうのだった。

だけどそれで納得したのは、RWGPSにあるフレッシュのルートがだいたい400kmになっていること。
最初から400㎞でゴールに戻ってくるようにコースを作っておけば、22時間の証憑を取る場所が375~335kmあたりに広く設定できるので対応しやすくなるのだろう。
(その代わり、24時間で到達した場所からナイスプレイスまで何十キロか走らなければならない)

そういう意味では旭川400か北の国から400のコースをベースにもにょもにょっといじってやればそれっぽくなりそうな気がした。
特に旭川400は去年走ってないし(同日に行われたトカプチに参加)、北の国からと違って地獄の十勝岳を登らなくていい分楽かもしれない。

旭川400コース上にあるコンビニエンスをゴールから逆算していくと、こんな感じになる。

走行距離 コンビニ 前のコンビニからの距離
393km A ローソン旭川西神楽北1条店 29km
362km B ローソン上富良野店 28km
334km C セイコーマート富良野山部店 -

なので原理的には22時間でC、24時間でBでもいいし、22時間でB、24時間でAのパターンも可能っぽい。
だけどBの距離が360kmギリギリすぎてちょっと危うい。

また、旭川400のコースをよく見てみると、セブンイレブン新得町南店の部分で同じ道を使っており、これはフレッシュの場合は禁則事項とされている。
なのでここのポイントをグーっと南に下げて、セブンイレブン十勝清水本通10丁目店にすれば、だいたい10㎞くらい増えるから安牌なんじゃなかろうか。

そんな感じで、申し込みは3月開始なのでまだ先の話ではあるけれど着々と準備を進めている。
あと考えなきゃならないのはチーム名だなあ。
函館と旭川の連合軍になるから、チーム中核市か? それともどちらもラーメンで有名だから「らぁめんず」くらいでいいかもしれない。
それは他の人と相談してから決めることにしようw