PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

40代になったらロードバイクに乗るべき3つの理由

こんにちは!
40代ゆるポタローディのPikaと申します。
普段はロードバイクで走ったり旅行したことを書いているのですが、今回はロードバイク Advent Calendar2022ということで趣向を変えて、ロードバイクに乗るべき3つの理由について取り上げていきたいと思います。
adventar.org

ロードバイクは健康にいい

自分がロードバイクを購入したのは今から3年前。
40代を迎えて体力的にもピークを過ぎ、残りの人生あとは下り坂か……と思っていたところでした。
ところが、ロードバイクと出会ったおかげで180度の大転換。
毎年の健康診断後に健康年齢が送られてくるんですが、毎年1歳ずつ若くなっているので自分でも驚いています。

実際に同じコースを走って比べても、タイムが毎年縮んでいくので肉体のピークはまだまだ先にあるんだなあ、と実感しています。

かといって毎日毎日ハードなトレーニングをしてるかといえば、そんなことは全然なく、基本的に週末のうち、土曜日か日曜日のどちらかに長距離を走るくらい。
春から秋にかけては天気のいい日に自転車通勤をする程度なので、本当に趣味の範疇でしかありません。


逆に職場の同年代の人に話を聞くと、毎日ウォーキングをしたり、自転車通勤をしているのに全然痩せないという話をよく聞きます。
1回のロングライドと比べても、週5で朝晩運動していたらそれほど大きな差では無いはず。
ところが職場で行われた講習会でお医者さんから話を聞くと、あながちおかしなことでもないのだとか。
というのも、ただ漫然と歩いたりしているだけでは、消費されるカロリーは基礎代謝とほとんど変わらない。
心拍数を上げたり汗をダラダラかくような激しい運動をする方がトレーニング効果は高く、肉体年齢も若返っていくとのことでした。

ロードバイクで長い距離を走ろうとすると坂があってヒルクライムをしたり、平坦な道を走っていても向かい風で強烈な負荷がかかったりします。
実際問題、日に焼けて体形がシュッとしたら実年齢よりもだいぶ若く見られることが増えてきました。
たくさん汗をかいて老廃物を排出するから加齢臭も減ってくるし、肉体の外も中も若返った感じがします。

ロードバイクメンタルヘルスにいい

その講習会でお医者さんが言っていたのはもう一つ、トレーニングによってメンタルヘルスの向上にも繋がるというお話でした。
激しい運動をすると筋肉が断裂して筋肉痛が起こります。
実はこの時、筋肉を治す過程で出るホルモンが、精神的な疲労をも回復することが分かって来たそうです。
悩み事があったら運動して疲れて早く寝るのが一番だという話がありますが、そこにはこんな秘密があったんですね。

さらにメンタルヘルスにいいとされている行動は、職場や自分が住んでいる街、なんなら家族からも離れて一人になることだと言っていました。
どうしても、知っている風景の中にいるとそこから嫌な記憶を連想してしまう。
だからひとりで遠くに出かけて風景を眺めたり、美味しいものを食べたりして、今いる場所から別世界に行くのがいいとのこと。
それを聞きながら自分は
「それって、自転車旅そのものじゃん」
と思っていました。

家から50kmも走れば海も山も、

海の幸も山の幸も楽しめる。

自転車を担いで電車に乗れば、知床峠だってすぐに行ける。

楽しい仲間にも会える。

ロードバイクに乗ると楽しい→楽しいからまた乗る、の繰り返しで、精神的にも肉体的にも健康にならざるを得ない環境になってしまうのです。

ロードバイクは意外とお金がかからない

で、気になるのはお金の話ですよね。
ロードバイクって250万円くらいするんでしょ?」
って聞かれることもあるんですけど、それは自動車趣味の人に「フェラーリって2,500万円くらいするんでしょ?」と聞くようなもの。
ロードバイクの車体本体価格はピンキリで、たしかに100万円を超すようなものもあるけれど、自分が乗っているラレーCR-Aは10万8千円でした。

CRA Carlton-A / カールトンA
ロードバイクとしてはほとんど最安値で、フレームは重い鉄を使ったクロモリだし、ギアの枚数も最上級モデルの12速に比べて3枚も少ない9速のモデル。
でも、ぶっちゃけて言えばロードバイクの値段と性能は、素人が乗る分には誤差くらいしかないので全然大丈夫。
ヒルクライムレースで1位になることは難しいけど、600kmを40時間以内で走るくらいなら余裕で可能なのでオススメです。

いまは円安のせいで値上がりしちゃっているけど、だいたい15万円くらいがスタートライン。
そのほかにヘルメット、ベル、ライト、シューズなんかを揃えてだいたい20万円くらいが目安になると思います。

この金額を聞いたときに
「あー、20万円くらいなら手が出るなあ」
と思っちゃうのが40代男子w
キャンプでも釣りでも登山でも、なにかいっぱしの趣味を始めようと思うとそのくらいのお金がかかるものだという相場観があると話が早くて済みますね。
なぜこの記事が「40歳になったら」なのかというと、やっぱりちょっとお金がかかる趣味なので、ある程度生活に余裕があった方がいい。
冬のボーナスの半分くらい使って始められると考えると分かりやすいかも。

まとめ

そんな感じで、お金がかからないと言ったらウソになるけど、まあまあ常識的な金額の範囲内で楽しめるうえ、健康にもいいし、日に焼けて見た目もすっきりするし、若く見られるようになるし、加齢臭ともおさらばできるし、コスパを考えたらめちゃくちゃ効率がいい趣味がロードバイクです。

そして、40代くらいがこれから始めるのにちょうどいい年齢。
ここらへんが肉体のピークかなと思っていたところで、さらにまだ成長できるんだ! と思うと明日を生きる活力にもなります。

最近は世界的なロードバイクブームのせいで品不足が起きており、注文してから入荷するまで数か月待ちなんてのがザラになっています。
冬のうちから選んでおけば、春先の一番いい時期から乗り始められるのでむしろロードバイクを選び出すのなら今がチャンスだったりします。

というわけで次回は、「40代から楽しめるロードバイクの楽しみ方」について紹介したいと思います。


ロードバイク Advent Calendar 2022には楽しい記事がたくさん掲載されるので自分も楽しみにしています。

昨日12月5日分はくろみつ@ニオブ鋼の自転車使いさんの「ARいわきの旗揚げブルベ『二関めぐり200』に出てみよう!」でした。
www.kuromitsukuromitsu.com
ARいわき、いつか新幹線に乗って参加してみたいです!

明日12月7日はばるさんの「東京自転車歴史フォーラムで研究発表を行った話」です。
cannonball24.com
ブルベやPBPの記事は参考になることばかり、パーツレビューも楽しみにして読んでいるんですが、やはり本業はキャノンボール
500km超を24時間以内でというのは自分には無理ゲーなので挑戦には後ろ向きですが、パワポ資料は読み応えがありました。