朝食に食べていたこんにゃく麺の在庫が尽きてしまったので、新たな可能性を探るべく考えていた。
というか、一ヶ月続けて食べていたらこんにゃく麺を体が受け付けなくなってしまった。
そこで思いついたのがダイエット中の食事として超定番の「鶏ハム」。
高タンパク低脂質でしかも安価という三拍子揃った鶏むね肉を加熱して作る超シンプルな代物だ。
難しいのは加熱の仕方で、温めすぎると肉の細胞から水分が染み出してしまってパサパサになるし、加熱が足りないと半生で、食中毒の危険さえも出てきてしまう。
ここで役に立つのが我が家の秘密兵器、低温調理器である。

アイリスオーヤマ 低温調理器 真空調理器 スロークッカー IPX7防水 低温調理器具 防水機能搭載 レシピブック付き ブラック LTC-01
- 発売日: 2019/10/17
- メディア: ホーム&キッチン
こいつを鍋に突っ込むとお湯の温度を一定に保ってくれるので、そこにジップロックで閉じた食材を入れてやるだけで簡単に低温調理ができてしまうというスグレモノ。
時間も温度もぴったり測れるため、炊飯器やヨーグルトメーカーで作るのに比べると失敗の危険性は限りなくゼロに近い。
低温調理鶏ハムの作り方
作り方は非常にシンプルで、まず鶏むね肉を1kg買ってきて、皮を剥いで一口サイズに切り分ける。
余った皮は細かく刻んで、フライパンで炒めて黒瀬スパイスをまぶすと激ウマなのでオススメ。
刻んだ鶏むね肉はボウルに移してごま油、塩、ショウガを加えて揉み込んで、200gずつジップロックに小分けする。
あとはこれをAnovaをセットした鍋に入れて、59℃で90分加熱したら完成。
粗熱をとったら冷蔵庫に入れておけば、一週間は食べられる。
鶏ハムの食べ方
鶏ハムを食べるときはだいたい、クノールのカップスープに入れている。
150ccのお湯を沸かして卵1個と鶏ハム1パックを加え、その間にプロテインをシェイクしているといい感じに火が通ってくるのでそこにスープの粉末を入れて混ぜるだけ。
こんにゃくラーメンに比べて短時間で作れて、しかも美味しくてヘルシー。
夕飯のおかずが物足りないときに棒々鶏的に食べてもいいし、冷蔵庫にあると何かと便利で捗る。
ついでにローストビーフも作ってしまおう
ANOVAを使うと同じ鍋で違う食材を加熱しても味が混ざらないので、ついでに同じ温度、同じ時間で作れるローストビーフも一緒に作ってしまう。
(実は59℃・90分というのはローストビーフ用のセッティングだったりする)
こっちは鶏ハムよりももっと簡単で、表面に黒瀬スパイスをまぶして揉み込んだなら、少量のオリーブオイルと一緒にジップロックに入れるだけ。
出来上がったら表面をフライパン(鶏皮を炒めるのに使ったやつ)で焦げ目を作って、10分間放置したら完成。
晩酌のつまみにしても低脂肪でヘルシーだから心置きなく食べられる。
黒瀬スパイスのおかげで超本格的な味になって素晴らしい。
こーゆーの食べちゃうと市販のローストビーフなんて食べられないね。
そんな感じで、低温調理器はいいぞ! というお話でした。

- 作者:脇 雅世
- 発売日: 2020/12/18
- メディア: 単行本