PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

鹿肉が美味すぎる件

冬はエゾシカの猟期で新鮮な肉が手に入りやすいのでこの時期になると毎年通販で買っていたんだけど、家の近くに直売所ができたというので寄ってみることにした。
sauvage-de-hakodate.com
店内、というか事務室には店番のお兄さんがおり、ショーケースとかは無く欲しい肉の種類を伝えると隣接する冷凍小屋から持ってきてくれるという仕組みだった。
ローストビーフ風にしたいというと、ある程度厚みがある方がいいのでシンタマがいいだろうとのこと。

HPで見た通販の価格に比べるとかなりと値引きしてあり、1,000円未満切り捨てぐらいのざっくりとした価格になっていてかなりお買い得だった。
ロースやヒレで1kg4,000円、シンタマやランプは3,000円だったかな。

ところが野生のものなので、持ってきてもらった肉は1.5kgもあり、いきなりステーキと違って切り分けてもらうわけにもいかないし、予想の5割増しの量を買うことになった。
(が、一瞬で消費してしまったので全く問題なかった)

そしてこの肉、よく見ると1月18日捕獲&加工と、買いに行く2日前に獲れたばかりの新鮮なものであった。
留守番のお兄さんが番をしていたということは、店主は狩りに出かけていたのかもしれないなあ。

とりあえず冷蔵庫に入れて3日間かけてじっくり解凍。
手で外せるような部位はむしり取ってステーキに、残った塊は半分をローストベニソン、半分を赤ワイン煮込みにすることにした。

鹿肉のステーキ

ステーキはだいたい3枚分とれたので、1枚は赤ワインに漬けこみ、残る2枚は普通に焼いてみることにした。
コショウをした肉を台所に放置して常温に戻してから、表面のドリップを拭いて塩をして、ニンニクオイルで片面を3分、裏返して2分。

あとはアルミホイルに包んで放置。
その間に漬け汁に使った赤ワインと、バルサミコ酢、醤油、バター、砂糖を加えてトロっとするまで煮詰めてソースを作っておくと無駄がない。

さっそく食べてみると、これがめちゃくちゃ美味い。
後味には鹿肉らしい風味もきっちりあって、完璧な仕上がりだった。
赤ワインに漬けこんだ方のステーキは、さらにジビエの風味と赤ワインの酸味がマッチして相当レベル高く出来上がっていた。

鹿肉のステーキというと、駅前の居酒屋では100gないくらいの量で2,500円くらい取られるので、コスパも最高にいい。
安いし自分で焼いた方が美味いというからたまらない。
赤ワインソースも美味しいけれど、塩コショウにわさびで食べるのが野性味があって好きだなあ。

そしてヤバかったのが薫製醤油の相性との良さ。

鹿肉のワイルド感とスモーキーな風味がまじわると無限にワインが飲めるwww

ローストベニソン

次に塊肉をローストしていくんだけど、ここで登場するのが低温調理機。

ローストビーフはオーブンでじっくり焼くなりフライパンで焼いて寝かせるのが正しい手法なんだけど、それだと火入れが難しすぎる。
パサパサになったり生焼けだったり、肉を割ってみるまで分からないのはリスクが大きい。

真空調理器を使うと正しい温度と時間で肉の内側まで計算通りに火入れができるので手放せない。
今回は潰したニンニクとローリエとともに、ジップロックに入れて59℃で3時間。

粗熱を取って冷蔵庫で寝かして、翌日にニンニクオイルで表面に焦げ目をつけていき、切り分けたところがこれ。

赤く見えるところも完全に火入れが済んでおり、生感はゼロ。
素人でもここまでしっかり仕上げられるところが低温調理の魅力だ。

焼いて作るローストビーフは保存すると冷たい状態で切り分けられて提供されるけど、これだと最後に焼き目を付けて仕上げるので、温かいのを食べられるところも良い。

ソースはステーキのときに作ったレシピに、ジップロックに残ったドリップを加えてみたらさらに濃厚になって最高だった。
一方で無難にわさび醤油で食べるのも反則級に美味くて、一瞬で食べつくしてしまった。

残った鹿肉はビーフシチュー風に仕上げてみたんだけど、ここまで生肉状態で置いておいたせいで結構なジビエ感が出てしまい、悪くはないけどちょっと普通だった(店だとこのぐらいでも出てくるけれど)。
どうせならステーキ後の肉はいったん全部真空調理にしてしまって、その後ローストしたりシチューに入れたりしたほうが新鮮さをキープできていいかもしれない。

総評

1.5kgで4,500円という値段に最初はびっくりしたものの、実際に料理してしまうと食べやすくてあっという間になくなってしまったし、肉質から考えるとコスパはめちゃくちゃ良かった。
ていうか、ステーキ屋に行くぐらいなら自分で焼いた方が安くて美味いまである。
月一くらいで買いに行くとして、今度はロースかランプあたりを買いに行きたいなあ。

【環島】あわや旅行中止!?

台湾一周の計画を着々と練っていたんだけど、ある日上司からゴールデンウィークの谷間に重大な仕事が入ると聞かされて一気に血の気が引いた。
まあ、自分がいなくたって替えが効かないこともないんだけど、それは「お前がそれをやらないんだったら何のために働いてるの」レベルの行事なのでどうしても飛ばせない。
あかん、詰んだわ。

と、思ったんだけど、冷静になるとまだリカバリが効くことに気がついた。
連休で休めないからと、3月の春分の日まわりで一気に有休をとることにすればいいし、飛行機のチケットも(手数料はかかったけど)無事に手配できたし、なんとか旅行中止にはならずに済んだ。

しかしよく考えてみると今回の変更は渡りに船だったかもしれない。
まず天の利としては、やべー仕事の方はちゃんと自分が務められることができたこと。
地の利としては、台湾は3月くらいが一番、暑くもないし雨も少ないし、サイクリングに向いている季節だということ。
そして人の利として、連休最初に開催される函館200に出場して、北海道フレッシュに一緒に参加する予定のふたりと顔を合わせられそうなこと。
やっぱりいきなり本番の前に、3人だけでもグループライドして足を合わせておきたいしね。

一方で3月25日まで台湾に行って、すぐ翌週には東京でフレッシュ日本橋に参加するという強行軍ではあるけれど、むしろ新年度初ブルベの前の良い予行練習になるかもしれない。

飛行機輪行について

そんなわけで日程も確定したことだし、本腰を入れて計画を進めていくことにした。
まず飛行機輪行については、今回利用するスターラックス航空には次のような規定が書かれていた。

これだけ読むと自分が持って行った「輪行箱か輪行袋に入れたロードバイク」を、スターラックス航空がさらに「密閉した箱に入れて輸送」するように読める。
なにかしら別の木箱的なものに入れて他の荷物とは分けて配送するのかしらん、と問い合わせてみたところ、たぶん翻訳のミスらしくて後段の「密閉した箱」も前段の輪行箱のことを指すだけのことらしい。
そんなわけで、説明書きも速攻で以下のように変更された。

問い合わせに対してこれだけ迅速に対応できるとは、かなり良い航空会社なのかもしれない。

しかしとりあえずは、やっぱり輪行にあたってはバイクポータープロを使った方が無難っぽいようだ。
ということは旅行中に輪行箱を預かってもらう必要があるんだけど、そもそも小物を持ち込むのにスーツケースがあった方が楽なわけだし、預けられるホテルを探した方が手っ取り早いことも気づいた。

そこでBooking.comを使って台北駅近くのドミトリーに到着日の宿泊予約をして、
「一週間後に戻ってくるまで荷物を預かってくれるか?」
とメッセージを送ってみることにした。
一軒目はそもそもチェックインの締め切りが早すぎて無理だったんだけど、二軒目から
「1日50ドルかかるよ」
との返事があった。

1日7,500円? と仰天したんだけど、よく読むと50NT$、つまり台湾ドルで50元だったので250円くらいだった。
4日で2,000円なら頼まない手はない。

日程

日程案はこんな感じ。

初日は真夜中に着くので、翌朝に組み立てしてホテルに荷物を預けて出発し、無理ない範囲で新竹市まで移動。
3日目の嘉義市、4日目の高雄市は大都会なので、テキトーにBooking.comでドミトリーを探そうと思っている。
問題が5日目の最南端に到着した日で、都会から離れているので宿も少なそうという問題がある。
墾丁のあたりはリゾート地だから賑わっていると思うんだけど、翌日からのことを考えると少し距離を伸ばしておきたいところ。
そんなわけで、この日は四重渓という温泉地に泊ろうかな、と考えている(すこしお値段が高い)。
次の日は台東を通り越して池上弁当まで行って、自転車で走れない花蓮から蘇澳まで電車で輪行。
その日に泊る所もまだ未定なんだけど、どうせなら台湾の最東端で朝日を見るべく、蘇澳からなるべく北上しておきたいと思っている。
最後は十份を経由して最北端経由で台北市に戻り、最終日を予備日としてとっておくという計画。

ちょうどいまけんたさんが環島の動画を上げているので助かる、と思いきや、泊まる場所はおじさん3人で一軒家を使ってるし、立ち寄り先も自分のイメージとは違うからあんまり参考にならないかな。
www.youtube.com
でもまあ「台湾の自転車旅行はそんなに危なくないよ」というイメージを家人に説明するのには役立った。
今回はInsta360を有効活用してたくさん動画取ってくる予定だから、今度こそちゃんと編集してYoutubeにアップしてみよう。

ジムと海鮮丼の日々

ロードバイクをオーバーホールに出してしまうとZWIFTができず、運動不足になってしまう。
さいわい、市の体育館にはトレーニングルームがあるというので、試しに行ってみることにした。

www.zaidan-hakodate.com

利用料は400円とリーズナブル。
ただし、施設自体は本物のジムと比べると多少見劣りするかな。
まず面積自体が小さいので、準備運動をするスペースがあまりない。
トレッドミルの台数が少なくて奪い合いになりそうだった。

ロッカールームも狭くて他の人が着替えている後ろを通るのもやっとだし、シャワーは床のコンクリがダイレクトで、PBPで使ったブレストのシャワーを思い出した。
(ここはさすがに一人分ずつ区切られていたけど)

函館アリーナはオシャレにするべく建物の外周が楕円になっているため、部屋のスペースがかなり犠牲になっていると感じた。
メンテナンスもしずらいだろうし、公共施設は真四角に作るのにかぎるぜ。

時速8kmぐらいののんびりしたペースで走って、息が切れたら休んで、でだいたい6kmくらい走って終了。
このぐらいの距離なら外を走れば良いんだけど、冬用のランニングシューズを買うくらいならジムに行った方が安いので仕方がない。

体重が増えた状態で乗ると、腹の周りがTシャツでこすれて赤くなるのを知って愕然としてしまった。
やはりあと1、2か月かけてちゃんと減量せねばなるまい。

運動したからラーメンでも食べるか! と思ったけれど、減量の意味がないと思って予定を変更して刺身定食の店へ。


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これで1200円だからやめられないね!

この店は函館空港に入っている海鮮丼屋さんと系列で、そっちも美味しいんだけど本店の方がご飯がちゃんと美味しいのでオススメ。
(ここで炊いて空港に持って行っているのかな?)


函館アリーナのジムがイマイチだったので、平日はホリデイスポーツに行った。
ここは職場で提携しているため、1回500円で使えてかなりリーズナブルなのだ。

www.holiday-sc.jp

本場のジムはでかい鏡の前のヨガマットで十二分に柔軟ができるし、ランニングマシーンも余裕がある台数なうえにトレーニングメニューも豊富で大変に捗った。
さらに素晴らしいのが、天然温泉露天風呂つきなところ。
正直、風呂に入る目的で通っても元が取れるレベルだ。

そんな感じで、ZWIFTだけじゃなく、たまに自分の足で走ってみるのも楽しかった。
今年はトレーニングにランニングも取り入れてみようかな。
15km走れるようになったら、大沼湖畔一周マラソンにも参加してみたいかもしれない。

【環島】台湾に行きたいワン

死ぬまでにロードバイクで走ってみたいところはたくさんあるので、死ぬ前にできる限り走っておこうと思っている。
いつかいつかと思っていると急に死んだりするからね。

しまなみ海道は2年前に走ってきた。
pikacycling.hateblo.jp

パリブレストパリは去年完走。
pikacycling.hateblo.jp

ほかに行ってみたいところはたくさんあるけれど、パッと出てくるのは琵琶湖一周、淡路島一周、佐渡島一周などなど。
まあここらへんは距離が短いので後回しにするとして、まだ健康で休みもとりやすいうちに激しいところをクリアしておきたい。
そうなると有望なのが四国一周と台湾一周だ。
どちらも走行距離1000kmと、普通の人ならまず自転車で走ろうとは思わないくらい長い。
とはいえ、PBPの1,200kmに比べたらだいぶ短いし、制限時間も90時間ではないから難易度は相当低い。

とりあえずゴールデンウィークにどちらかに行くことにして、問題は旅費だ。
四国は大阪伊丹空港までマイルで行けばいいから、旅費はオレンジフェリー分で済むけれど、宿代と食費がけっこうかかるのでだいたい20万円くらいかかるだろう。
台湾は直行便が出ていて往復8万円くらい、ただし(日本と比べて多少)物価が少し安いのでトータルでかかる金額は同じくらいだと思われる。

どちらもそんなに安い金額でもないのでどうしようかなあ、と悩んでいたところに年末調整で所得税が戻ってきたんだけど、それを見て仰天した。
なんと、ボーナス1回分くらいの金額が返ってきたのだ。
去年は微妙に生活が厳しくて「これが物価高か……」と苦しんでいたのだけど、なんのことはない、異常に天引きされていただけのことだった。
なので、半分は住宅ローンの繰り上げ返済に回すとして、残り半分は自由に使っていいことになったので、旅費の問題はこれでクリアーになった。

さて、旅費でイーブンとなると、考えなければならないのは国際情勢だ。
先日行われた台湾の総裁選では独立派の与党民進党が勝利したので、中国との関係はより一層緊迫度を増している。

台湾一周というと以前はジャイアントが主催しているフォルモサ900ツアーに参加しようとも思っていた。
prtimes.jp
ただしこれは値段が高い(48万円)、日程が長い(10泊11日)、11月の平日に仕事を休む必要がある、と普通のサラリーマンが参加するには相当ハードルが高かった。
むしろPBPより参加が難しい。
1日の走行距離は100kmくらいと短いし、これは定年して65歳くらいになってのんびり参加するような感じだろう。

そうなると自然に行きやすいのはゴールデンウィークかお盆休み、もしくは正月休みだ。
(PBPはお盆休みを使って行けるのが尊い)
ただ、今年のお盆休みは襟裳岬1000に参加する予定だし、夏の台湾は死ぬほど暑いので自転車で走るのは不可能だろう。

そうなると正月かゴールデンウィークか。
気温を見てみると、1月でも本州よりは全然暑いので、日本人でも何人か台湾でサイクリングしている人がTwitter上で観測できた。
逆に5月は最高気温30度になったりして、絶妙に厳しいらしい。

ただ報道によると、5月20日に新総裁の就任式が行われるため、それまではとりあえず落ち着いているとのこと。
ここから先に何があるか分からないとなれば「5月の台湾は暑いしなあ」など言っている余裕はないので、早めに行っておく必要がありそうだった。

日程的には、4月27日に台湾入りして、4月28日から5月4日までちょうど一週間かけて一周し、5月5日は予備日、5月6日に帰国するというイメージ。
いわゆる環島のツアーは1日100km×10日くらいで回るものが多いんだけど、そこまで休みが取れないので毎日少しずつ多めに走っていくことにした。
それでも一日200km未満なので、体調が万全であれば無理がない距離だと思う。

残る課題は飛行機輪行について。
今回はスターラックス航空を利用するんだけど、何を使って輪行するか悩ましい。
国内線でANAを使う時は縦型輪行袋で行く。

パリに行ったときはプラ段輪行箱を使った。

安全を取るなら輪行箱の方が良さそうだけど、いろいろ課題が多い。
まず、組み立てがめんどいこと。
ほとんどバラバラにしないと箱に入らないので、分解・組み立て、どちらも1時間以上かかる。
さらに、旅行中この箱をどこかで預かってもらう必要も出てくる。

輪行袋の場合は輪行解除まで20分くらいだし、袋自体もそのまま持ち運んでしまえばいいので手間がかからない。
その分、輸送中に自転車が壊れてしまうかもしれないという危険性はあるのだけどね。

ただ、うーん、こう言っちゃあなんだけど、箱を使ったからって壊れるときは壊れると思う。
パリの時は輪行箱だらけだったから箱同士うまく重なっていたから良かったけれど、輪行箱1つとその他の荷物の組み合わせだったら、どうなるか分からない。
渋滞の最後尾にいてトラックに追突されたら軽自動車だろうがなんだろうがぺしゃんこになっちゃうじゃん、というのと近い。

でもまあ、せっかく長い休みを取っているのに破損などのトラブルで時間を喰うのは辛すぎる。
次善の策として、OS-500をメルカリで買うというのも考えたけどアレも輪行箱に入れるのと同じくらい手間がかかりそう(そして旅行中預けなければならないのも一緒)なので却下。
とりあえず輪行箱を使う作戦でいくとして、スーツケースとダンボール箱を預かってくれるホテルを探すところからはじめよう。

汐首山ホースハイク

冬の登山の楽しみというと、汐首山の馬に会いに行くことがある。
かつて馬喰たちが使役していた荷物運びの道産子たちが逃げ出して、いわゆる「野良馬」として自生しているのだ。
そんな野生馬たちのため、ニンジンを担いで山を登って餌やりをしてくるのを冬のたしなみとしている。

去年の暮れにいちど、スーパーで見切り品のニンジンを買ってふもとまで行ったんだけど、そのときにはこんな看板があったので断念。

去年は見た覚えがないから、今年だけなのかな?
エゾシカの食害がかなりでているというからなあ。

というわけで年が明けてから再訪。
今度は立ち入り禁止の看板がない代わりに、馬に注意の看板が新設されていて笑った。

マジでめちゃくちゃ噛んでくるので、たしかに素人にはオススメできない。

今年の道南はほんとうにびっくりするぐらい雪が少なくて(その分札幌方面はドカ雪らしいけど)、家からこの山までもまったく道路に雪がない状態だった。

登山道もほとんど雪が無く、半分くらい登った頃からようやく積もっているという状態。

さて、山頂が見えてくると馬も姿を現し始めた。
鹿猟の銃声でおびえていたらどうしようと思っていたけど、杞憂だったようだ。

ニンジンが高かったので本日はバナナを持参。

ヒシアマゾン同様、馬はバナナも好物みたいだ。

めちゃくちゃ食べる。

白黒のポニーみたいな模様のやつは見覚えがある。

皮が食べにくいみたいだけど普通に皮ごと食べるね。

前に登った時は明らかに妊娠してそうな馬が何頭かいたけれど、仔馬の姿は見えない。

物おじしない親馬だけが表に出てくるのだろうか。

ふた袋分のバナナはあっという間に平らげられたので、先へ進むことにした。
ちょうどそのタイミングで第二弾の登山客がやってきたので、エサやりタイムが入れ替わって馬的にはちょうどよかったんじゃないか。

山頂の海に面した部分は平らになっていて、そこがレーダー基地になっている。
前に来た時はそこにも馬の集団がいたけど、今日は姿が見えなかった。

というか、ここにすんでいる馬の数は増えているんだろうか。
狩猟対象じゃないから増え放題なはずだけど、そんなうじゃうじゃと住んでいるような感じはない。
ある程度ヒグマに食べられてしまっているのか、それとも住環境が厳しくて、生きていくのがやっとなのかもしれない。

この日はめちゃくちゃ天気が良かったので、海を眺めながらまったりとコーヒータイム。
今回はセブンイレブンで、カフェラテに黒蜜を入れて持参。
www.eitaro.com
糖度がそうとう高くて、行動食向きだった。
(平日に飲んでいたら体重がヤバい)

一休みしているとどんどん雲行きが怪しくなってきたのでここで下山。
そんなに標高が高くないのでほんの1、2時間の軽い登山だったけど、まあ良い運動にはなる。

帰りは戸井に最近できた和菓子屋、あ月の花に寄った。
ojamap.wixsite.com
こんな田舎にあって超人気店で、朝にTwitterで見た黒豆大福もイチゴ大福も11時前だというのに売り切れてしまっていたので、普通の和菓子を購入。
次来るときは行きがけに寄るようにしないとダメだなあ。

ZWIFTは冬の季語

冬の間は自転車に乗れないので、必然的にZWIFTの日々となる。

とはいえ実走に比べて楽しいわけではないので、どうしてもやる気になれず11月は乗らずじまいだった。
そうして日々をだらだら過ごしていたんだけど、3月末にはフレッシュも控えているし、トレーニングしない訳にもいかない。

そんなことをしていたらZWIFTがお得な年間プランを発表。
www.cyclesports.jp
気合いを入れるために早速加入して、12月は毎日のようにがんばった!

乗り始めこそパワーは170wでもへばるくらいにヘロヘロだったんだけど、一ヶ月続けているうちに209wまで上昇!

これで3.0w/kgとなり、ようやく人並みのパワーを手に入れた!

と思ったのもつかの間だった。
久しぶりに(たぶん半年ぶりくらいに)体重計に乗ってみたら、だいたい70kg弱だろうと思っていた体重が5kg以上も増えていた(泣
10月11月と運動をさぼりぎみだったうえに、年末年始の暴飲暴食がたたったようだ。

というわけで今後の目標は2つ。

  1. 体重をできるだけ70kgに近づける
  2. パワーを225w以上に上げる

1,2ヶ月で5kg痩せるのはかなり無理ゲーだけど、パワーをあげていまの体重のまま3倍を目指すのはできなくもないはず。
1月もできるかぎりがんばっていこう。

城岱スカイラインスノーハイク

冬のアクティビティと言えば登山ともう一つ、スノーハイクがある。

去年はこれで冬の間通行止めになっている道を徒歩でヒルクライムするなどして楽しんでいた。

が、ひとつ問題があって、スキーの形をしている割に滑走性能が低いのだ。

スノーハイクには2種類あって、ひとつは裏面にシール(アザラシ=シールの毛皮のようなシールが貼られている)があるタイプ(いま持っているほう)

そしてもう一つはノルディックスキーのようにうろこ状になっているタイプ。

シールタイプはいくら登攀性が高いと言ってもゲレンデを直登できるほどではない。
しかも自分は閉鎖された道路しか歩かないわけだし、滑走性が高いであろうウロコタイプの方も試してみたい、と思った。

そこでシールタイプのものをメルカリに出してみたところ、期待以上の価格で売れてしまった。
さらにウロコタイプのスノーハイクは去年のモデルのクリアランスセールをやっていたので、結局ほぼ等価で買い替えることができたのでとんとん拍子に事は進んだ。

というわけで城岱スカイラインである。

裏面にはこんな感じにうろこがびっしり。

さて、実際に登ってみた感じは、ウロコタイプでも特にずり落ちるということもなく普通に上がっていけた。
が、滑走しやすいかというと特にそんなこともなく、シールタイプと比べても誤差くらいにしか感じなかった。
だけど今年は山の方でも雪が少なく、路面の上に張った氷の上に薄く雪がのっかっている状態で、普通のスキーと言えどもまともに滑られなさそうな雰囲気だったのでまだ甲乙つけがたい。

もうちょっと雪が降った頃にまた試してみたいところだ。

片道7kmを2時間半かけて登頂。

時速3km/hだから歩く速さよりも少し遅いくらい。
ちなみに同じ道を下りでは1時間ちょいだったので、およそ倍の速度が出ていた。
これはスノーハイクの効果がよく出ていたと思う。

サーモスにはセブンイレブンのホットコーヒー、そして補給食には美鈴の珈琲餅。

天狗堂宝船のキビ団子はいろんな味があるのが良い。
フランスにはこれを全種類持って行けば良かったぜ。

しかしこの日は天気が悪く、足を止めているとめちゃくちゃ冷えてきたので早々に退散することにした。
登山スタイルの服装だと足を止めると凍え死にそうになるのがなあ。
まるで、泳ぐのを停めると死ぬマグロのようだ。

大野平野に偉大な弧を描く北海道新幹線もよく見える。

くだっていたら、自分のトレースの上にキツネの足跡が乗っかっていた。

やつら、雪の上を歩くとしんどいから横着してるな。

体が冷えたので下山後は、ソーキそばを食べて沖縄の陽光を体内にチャージ。

本場の沖縄そばに比べると「美味すぎる」感が否めないけど、普通に美味い。
オープン当初に比べて少し客足も落ち着いてきたので、だいぶ行きやすくなってきた。


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これは去年の記録だけど、年を越してだいぶ雪が降ってきたのでそろそろいい感じになってきているかな。
今週末あたり、またどこかの山に登りに行こう。