PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

DAHON routeで富良野サイクリング

アジアからの観光客がいないタイミングを見計らって、7月の連休で旭川富良野方面で2泊3日の旅行をしてきた。
旭岳ロープウェイに乗ったり白金青い池に行ったり、ムカワリュウの標本を見たりアイヌ文化を味わってきたりと色々楽しいことはあったのだけど、このブログで取り上げるのは当然自転車の話題。
今回は折りたたみ自転車を2台積み込んで、富良野でサイクリングをしてきたときのお話。

富良野は自転車観光に力を入れていて、観光ガイドにもたくさんのサイクリングコースが掲載されている。
www.kamifurano.jp
自分一人でCRAを抱えていくなら100kmだろうが200kmだろうが走っちゃうのだけど、今回は妻が一緒なのでわりと短めの、30km程度のコースを走ってみることにした。


車は上富良野駅の裏にある町営駐車場にデポ。
ほとんど車が止まっておらず、エアコンをかけっぱなしで寝ている人(帰ってくるときにも寝てた)ぐらいしかいないので使いやすい。

失敗したのが荷物にスマホホルダーを入れるのを忘れてきたこと。
せっかくSportsTrackerにルートを入れたのに、走行中見ることができなくて難儀した。
適当にあたりをつけて出発してみたら、いきなり丘を越えることになって大変だった。

自分のDAHON routeならまだ余裕なんだけど、ブロンプトンは車輪が16インチしか無いので坂道に極端に弱い。
そのせいで、ほとんどの坂を押して歩くことになってしまった。

おかげで最初の目的地である四季彩の丘までの10kmで妻はかなりへばってしまって、内臓がぐるぐるすると言い出した。
www.shikisainooka.jp
脱水症状かもしれないと思い、持っていた塩タブレットと塩飴を食べさせると一気に元気になった。
「前にこっそり食べたときより全然美味しく感じる」
と驚いていたので、体が塩分を求めていたのかもしれない。
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四季彩の丘はラベンダーだけでなく花満開で、ノロッコに乗ったりして風景を楽しんだ。
これほどの景色なので駐車場は常に満車の状態で、自転車だと自在に停められて便利なんだけど、にしてもこの日は暑すぎた。
富良野は全般的に平地で、日光を遮るものが一切ないので、夏の時期に走るのは(早朝でなければ)厳しいと感じた。
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それでも隣接するうどん屋でサラダうどんやらカレー南蛮うどんを食べてスタミナをつけるとだいぶ回復したので、次の目的地のかんのファームまではすいすい進むことができた。
www.kanno-farm.com
ここではメロンシェークと、ラベンダーソフトを注文。
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どちらも
「めっちゃメロンだ!」
「ラベンダーの味だ!」
と驚くくらい素材の味がパワフルで大変良かった。
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ここでは家の庭に植えるためのキャットニップの種を購入。

キャットニップはシソ科なので猫にも安心。
さらに寒い地方でも育つというので気になっていた。
ここでは畑に植えられていて実際のイメージも想像できたし、なかなか売っていない種も扱っていたので助かった。


このあとジェットコースターの路に向かったのだが。
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来てみて分かったのは、そりゃアップダウンだらけだよね、ということ。
妻のシェファードシティを積んでくれば楽勝だったのだが、ブロンプトンでは如何ともし難かった。
やっぱり輪行袋を買おう。


最後はフラワーランドかみふらの。
flower-land.co.jp
最後の最後でかなりきつい上り坂があって大変だった。
ここは欲張らずにまっすぐ帰っても良かったかもしれない。
ただ風景は良くて、ウェディングドレスを着たカップルが3組くらい写真を撮っていた。
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というわけで、富良野のベストシーズンは7月だけど、暑いしアップダウンは多いし、特にミニベロでは厳しい感じだった。
ロードバイクで巡航速度が高ければまだ涼しいかもしれないけれど、にしても熱中症との戦いになりそう。

逆にこの記事をアップしている9月中旬くらいのほうが富良野サイクリングには向いているかもね。