7月の4連休はずーっと曇りの予報だった。
初日は松前半島を一周したし、2日目は天気が良くないなら家でゴロゴロしていようと思っていたのだけど、ちょうどよく晴れ上がってきたので妻と一緒にサイクリングに出かけることとした。
妻のシェファードシティを持っていこうと思ったのだけど、前輪を外しただけだとDAHON routeと2台積むのは厳しそうだったので、いつも通りブロンプトンを持っていくことにした。
昼ごはんはこの前行ったデラニマの姉妹店である、ランチオンランチを目指した。
ここには温泉もあるのでなんならここに車をデポして、ピザを食べる→自転車でアイスを食べに行く→戻って風呂に入る、という流れを目論んでいたのだけど、まさかの休業中でがっかり。場所が場所だけに経営が厳しいのかね。
それにしても大沼湖畔は、キャンパーたちが無秩序に路上駐車しまくっていて異常な状態だった。
駐車場も場所取りだらけで無法地帯。
キャンパーなんて基本的に自然派を気取っていながら率先して自然破壊するような連中ばかりだから(偏見)、マナーがいいはずもない。
路上でキタキツネがなにか食べており、よく見るとサキイカの袋を口に加えていた。
キャンパーが餌付けした盗まれたのか知らないけど、どちらにしても迷惑な話だ。
キャンプ場から離れた駐車場に車を置いて自転車に乗り換え、いつもの駒ケ岳茶房へと向かった。
komasabou.jugem.jp
前々回はラ・フランス、前回は桃のアイスを食べたけれど、同時に食べ比べてみたくなって妻を連れてきたのだった。
比べてみるとラ・フランス味のほうが風味が鮮烈で美味しい。
桃も悪くないけど、洋梨好きとしてはやっぱりラ・フランス味だなあ。
帰りは自転車を交換してみることにした。
ブロンプトンは6速あっても実質アウターかインナーの3速ずつしか使えないので、斜度に応じて適切なギア比を選ぶのは難しく、どちらかというとママチャリのようにパワーでぐいぐい踏んでいくタイプの自転車だと感じた。
それはそれで楽しいし、普段自転車に乗り慣れている男性には十分な性能だと思う。
ただ、一見おしゃれでも女性向きではないかな、と。
体がでかいイギリス人が体重でペダルを踏んでいくタイプの自転車だと思った。
あとびっくりしたのは、途中にある簡易舗装の軽グラベルを、ブロンプトンで走るのがめちゃくちゃ大変だったこと。
16インチくらいになると全然安定しないのね。
DAHONrouteはMTBみたいなぶっといタイヤを履いており、割と気軽に悪路に入っていけるので、油断していた。
ダホンに乗った妻は、ペダルが踏みやすいと言っていた。
クランク長はおなじ170mmでBB位置もあまり変わらないので、多分その違いはハンドルの位置によるものなんじゃないかな、と思った。
Routeは好きなところに高さを変えられるため、低くすると前傾姿勢になってペダルに体重をかけやすい。
ブロンプトンのMハンドルだとハンドル位置が高いため背筋をまっすぐ立てて乗るようになって、体重を推進力に変えにくいのだろう。
もしくは、MKSのペダルの剛性のおかげかもしれないけれど。
帰りはちゃっぷ林館で汗を流して、ケルンでハンバーグを食べて〆。
昼ごはんを食べていないのでご飯の代わりにハーフドリアを頼んだら、かなりおなかいっぱいになってしまった。次に来る時はハーフハンバーグでもいいかも。
なんだかんだで大沼は北海道を代表する観光地だけあって美味しいものも多いし走っていて楽しい。
次は紅葉のころに来ようかな。