Raleigh CRAに乗り始めて、とにかくひたすら長い距離を走るのが好きになった。
ラレーちゃんはクロモリフレームでSORAコンポなのでそれほど速い自転車ではないし、乗り手の自分もガチムチアスリートではないので無闇矢鱈とスピードを出すのは向いていない。
だけど疲れない程度の速度で延々と走るのは自分にもできるし、そうなるとまろやかな乗り心地のラレーちゃんの良さが光ってくる。
そんな我々にはどうやら”ブルベ”なるイベントが合っているようだ*1。
ブルベとは、フランス語で「認定」を意味する言葉で、決められたルートを制限時間内に走り切るというもの。
言ってみれば、自転車版のラリーに近い。
最短距離は200kmからで、これを13時間30分でゴールする必要がある。
ペースは時速15kmとゆっくりめだけど、その間でご飯を食べたりトイレに行ったりしなければならないので、意外と忙しい。
自分がこれまで走った松前半島一周の最長距離は140kmで、これをスタートからゴールまで休憩含め9時間半で走った。
残り60kmを4時間で走れば達成できるペースなので、そこそこ悪くない気がする。
平地の巡航速度が上がらないのが悩みどころなので、それを改善しつつ長い距離を走り続けていけば、来年の開催までには仕上がっているだろうと予想できる。
ただ、ブルベに参加するためにはロードバイク本体以外にもいろいろと必需品がある。
まず必要なのが反射ベスト。

Salzmann 3M マルチポケット 反射ベスト イエロー+ネイビー
- メディア: その他
サイクルウェアにはいろんなところに反射素材が使われているけれど、ブルベに出るためには完全に上半身を覆うようなベストの着用が義務付けられている。
これは時期が近くなったら買おう。
それと、前照灯や尾灯も複数個あったほうがいいらしい。
ブルベでよく使われているライトは、キャットアイのVolt800だ。
よく使われているには理由があって、ひとつには、高輝度のライトは低輝度(200ルーメン)で使うと長持ちし、一晩中点灯させていられるということ。
もうひとつは、Volt800は充電式だけどバッテリーを交換できるため、本体と予備バッテリーを持ち歩けば信頼性が高いということ。
ただ、Volt800は値段が10,000円オーバーとめちゃくちゃ高いのがネック。
そこで最近は18650充電池を使ったダイビング用のライトを前照灯として使うのがブームらしい。
価格は2本で3,000円未満とお求めやすいので、ちょっとお試しで買ってみようと思っている。
テールライトも地味に大事で、「点滅ではなく点灯」が義務付けられている事が多い。
いまは日中しか走らないので点滅モードで充電池を長持ちさせているけれど、ブルベのときしか使わないのだったら電池駆動のものを買っておくと良さそう。

キャットアイ(CAT EYE) テールライト タイト TIGHT TL-LD180-R ライト 自転車
- 発売日: 2019/11/15
- メディア: スポーツ用品
さらに、ヘルメットに取り付けるヘッドライト&テールライトも買っておきたいところだ。

キャットアイ(CAT EYE) ヘルメットライト DUPLEX SL-LD400 自転車
- メディア: スポーツ用品
ここまでの用品はそんなに高くないからいいんだけど、問題はナビ。
地図を表示させようとすると4万円以上とかになるので、どうにも手が出ない。

Garmin eTrex 20x 日本語仕様 city+山岳詳細地図
- メディア: エレクトロニクス
200kmくらいならスマホ&外部バッテリーで良さそうな気がする。
そこらへんはまあ、実際参加してみて「ぎゃー! やっぱりガーミンを買っておけばよかった(泣)」と、痛い目にあってからでも惜しくないだろう。
今年は北海道内のブルベはすべて中止になってしまったので、とりあえず来年に向けてちょこちょこと買い揃えていくつもりだ。