最近購入したGarmin製のスマートバンド、vivosmart5。
スマホの通知を知らせてくれたりといった一般的なスマートウォッチの機能を備えつつ、一番の魅力はアクティビティ周りの連携機能。本体にGPSは搭載していないものの光学式心拍計は備えているので、Garmin Connectと連携してスマホ側のGPSを利用し、手軽に記録を残せるところがとても便利。
通勤時にいちいち乳バンドとかつけたくないもんね。
GarminConnectにアクティビティを記録させると自動的にStravaにもアップロードされるというのも楽。
デフォルトでは自分のみ公開にしておいて通勤などの記録は見せないようにしつつ、サイクリングに出かけたときなどは昼ごはんを食べながら写真を追加して手軽に公開できるところが楽しい。
ガーミンコネクトの面白いのは、Livetrack機能。
アクティビティを開始すると連絡先に自動でリンクが送られて、それを開くといま現在走っているところがこんな感じに表示される。
遠出をしていると長時間連絡が取れなくなるわけだし、家人に心配をかけないよう現在位置を共有しておくと捗る。
vivosmart5側の電池消費は、7時間使って20%程度だったため理論上は30時間くらい使えそう。
400kmのブルベまでならこれでイケる。
問題は母艦であるスマホ側のバッテリー消費が増えないかどうか、というところなんだけど、意外とそんなに割合は高くなかった。
普通にradikoの消費量が激しいね。
ブルベ中はダウンロード済みのラジオクラウドを聴いているので多少マシではある。
問題はANA Pocketの使用量の多さだなあ。
だけどこいつは侮れないぐらい大量のマイルが稼げるので、特にブルベ中は使わないわけにはいかないのだ。この前の400kmブルベでは800マイルも稼いでくれたし、飛行機輪行を無料でやりたい自分にとっては必要不可欠のアプリだったりする。
iPhoneの人は今なら招待リンクから無料ダウンロードで、10000 ポイントをゲットできるので、もし興味があるなら使ってみてほしい。
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で、肝心のアクティビティの精度はどんなものかというと、これはまあ予想通りというか、スマホGPSでは専用機であるeTrex&ハートレーとモニターには及ばないという結果になった。
こちらはVivosmartでの記録。
GPSの信号を拾えない場面があって、そこだけ平らになってしまっている(26.4kmからの地点)。
こちらはeTrexでの記録。
一瞬降って(パワーがゼロになっている区間)からの登りでダンシングしているため、パワーの値が跳ね上がっているのがよくわかる。
実際の斜面とスピードがタイムラグなく同期しているので、後から見返しても走っていた場面を再現できるレベルで記録できていることがわかる。
Vivosmart側はGPSの受信タイミングと斜度にずれがあるため、パワーが平らに表示されてしまっているのだろう。
一方で心拍計の方はそれほど悪くない感じ。
今回はハートレートモニターの調子が悪く、ヒルクライムを始めても心拍数がずっと100以下だったりしてちょっとおかしかった。
ベルトを正確に取り付けていないとうまく測れないことがあって、ライド中にいじったりしてイライラすることもままある。
その点Vivosmartだと、多少タイムラグがあったりするものの、いつでもそれなりに計測してくれる安心感がある。
そーゆー意味でも弱点はGPSをスマホに頼らないとならない点かもしれない。
時計本体側にGPSを搭載しているInstinctだとどうなるかは気になるところだ。
そんな感じでアクティビティの記録に関してはまあまあ、通勤やポタリングには使える、というレベルだった。
でもまあ毎日装着して職場にもつけて行きやすいという意味ではバンド型を選んだので良い選択だったとは思っている。