PikaCycling

Raleigh CRAとDAHON routeを買ったばかりのサイクリング初心者。ポタポタとポタリングを楽しもうと思っています。

Mi Smart band6を購入した

前からずっとスマートウォッチが欲しくて仕方がなかったんだけど、なかなかどうにも決め手がなくて困っていた。

まず第一に、値段がどれも高い。
ちゃんとしたフィットネス性能を持っているものは、いいのになると7~8万円はするし、なかなか手が出ない。
一番手頃感があるGARMINのInstinctが長年の第一候補だったんだけど、これもやっぱり26,000円くらいする。

そして第二に、それだけ高いお金を払っても性能にいまいち納得できないことが多い。
見た目的には針があるスマートウォッチのVivomoveもかなり気になっていたんだけど、操作性が良くないとか、心拍数が微妙だとか聞いていたので二の足を踏んでいた。

MacBook AiriPhoneを使うマカーなのでApple Watchを選ぶのが自然っぽいのだけど、やはり毎日充電が必要なのはめんどい。

自動巻きの時計だって月曜日に巻き直すだけでいいんだぜ、という気がする。

そんな感じで、数万円出しても価格に見合ったものが手に入らないのではないか、という気持ちがだんだんと大きくなってきていた今日このごろだったんだけど、シャオミが新作のスマートウォッチを出したという記事を読んだ。
k-tai.watch.impress.co.jp
値段は1万円台、それでいて機能は盛りだくさんなので「じゃあこれでいいじゃん」という気分になった。
ところが記事を読み進めていくと、

「シャオミの体重計とMi Watchは違うアプリを使うので連携できない」
「同じアプリで連携するMi bandの新型が出たら買いたい」

みたいな記述があった。

体重計と連携、だと?

さらに調べていくと、体重計に乗るだけでスマートフォンに体重を記録できるシャオミのスマート体組成計が、なんと3,890円という破格の値段で出ているのだという。

これまで、毎朝体重を測るのはいいけれどそれをいちいちスマホにぽちぽちと入力するのがめんどうくさくてやめていたものが、アプリを立ち上げて体重計に乗るだけでいいとは凄まじい。
スマートフォンにMi Fit(どこかで聞いたことがある名前だ……)をインストールすると、Mi bandとも体組成計とも連携できるので、この組み合わせがベストっぽい。

というわけでまずは体組成計をポチッとして、届くまでの間でMi bandを検討することにした。

最新のMi band6は日本未発売

日本で売られている一番新しいMi bandのバージョンは5で、最近日本語版がリリースされたらしい。

ただ、本国ではすでにMi band6が出ており、その中でもグローバル版は日本語非対応だが日本の技適を通っていて使用可能であるという。

こちとら義務教育を済ませているので英語が表示できればたいした問題ではない。

5と6の大きな違いは「SpO2測定」に対応しているかどうか。
いま流行りのコロナにかかると血中酸素濃度が知らないうちに減っていつの間にか重篤化するとのことで、手軽に調べられるガジェットが欲しいと思っていたところだった。

さらに5に比べて6は液晶画面が50%ほど広くなり、5までは楕円のディスプレイの中央の長方形部分にしか表示できなかったものが、6では両端の半円部分まで表示区域になっているとのこと。
これはもう、買ってみるしかないでしょう。

使ってみた

一番安いのはAliExpressだったけど、いつ届くか分からないしパチモンをつかまされたら嫌なので(初めからパチモンだとモンだと分かっている物を買う場合はアリ)、エクスパンシスで購入。
送料込みで6,850円で、香港から4日で届いた。

段ボールから取り出してみると、箱がまずカッコいい!
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スマートウォッチはPebble TIME以来だったのでワクワクしながら開封

早速着けてみると、バンドはサラッとしていてなかなかの好印象。
ラバーのバンドよりもベタつかず、確かにフィットネス向けであるという感じがする。
ディスプレイがオフのときは見た目的にも全然悪目立ちせず、シンプルかつミニマルでなかなかいいデザインだと思う。
しかしそこはスマートウォッチ。
ウォッチフェイスを自由に変えられるところが大きな魅力だったりする。
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好きな写真を表示させるようなものは結構多いと思うけど、びっくりしたのはユーザーが勝手に作ったフェイスをインストールできるところ。
これじゃまるでPebble TIMEじゃん!

こちらのサイトに何百種類のデザインが並んでいて、眺めるだけでも楽しい。
amazfitwatchfaces.com
特にFalloutのPipboyデザインがお気に入り(絶対非公式)。
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AmaztoolというアプリをiPhoneにインストールすると、ユーザーが作った様々なウォッチフェイスを使用することができる。

AmazTools - Watchfaces & More

AmazTools - Watchfaces & More

  • Mattia Fochesato
  • ユーティリティ
  • 無料

パソコンでダウンロードした場合は、iPhoneにファイルを転送してからAmaztoolで開けば同様にインストールできる。
自分でもちょっと作ってみたいんだけど、Windowsじゃないと無理っぽいので断念。

かなり良い

フィットネス性能などはこれからおいおい試してみるとして、日常的に使うスマートバンドとしてはコスパ最強なのではないかと思った。
詳しいスペックや機能については詳しく書いてある記事を参考にしていただくとして、
japanese.engadget.com
一言でいうと、いま世の中にあるスマートウォッチとほとんど同じことができる。
なおかつ安く、電池の持ちもいい。

できない機能でパッと思いつくのは、お財布機能と、単体でGPSを積んでいないこと、単体で通話できないことくらいかな。
つまり、スマホを母艦で持ち歩く分には特に問題がない。
スマホさえ持ち歩きたくないランナー以外だったらこれで充分なんじゃないか。

腕時計一つになんでもやらせようとすると重く、値段が高く、電池の持ちも悪くなってしまう。
GPSはナビにやらせたほうがいいし、心拍数も正確に測るならハートレートモニターを使ったほうがいい。買い物だってスマホを使えばいいわけだし。
というわけで次回あたりは、実際にフィットネストラッカーとして使ってみた感想を書こうと思う。